JPH01210521A - 埋設コンクリート構造体の構築方法及び枠板 - Google Patents

埋設コンクリート構造体の構築方法及び枠板

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JPH01210521A
JPH01210521A JP3465588A JP3465588A JPH01210521A JP H01210521 A JPH01210521 A JP H01210521A JP 3465588 A JP3465588 A JP 3465588A JP 3465588 A JP3465588 A JP 3465588A JP H01210521 A JPH01210521 A JP H01210521A
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JP
Japan
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frame
concrete
framing
constructing
concrete structure
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JP3465588A
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Hidemaru Takeda
竹田 秀丸
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SANKEI KIKAKU KK
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SANKEI KIKAKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一産業上の利用分野− この発明は、地下に埋設ないし半埋設状態で構築される
コンクリート構造体の構築方法及び該方法に使用する枠
仮に関するもので、特に中規模の建築物の基礎の構築や
、擁壁ブロックの背部の補強層を形成するのに好適な方
法及び枠仮に関するものである。
一従来の技術と問題点− 現場で枠組みした型枠にコンクリートを流し込んでコン
クリート構造体を構築する際には、従来枠板としてベニ
ヤ板や鉄板が使用されており、コンクリート固化後この
ベニヤ板や鉄板は除去される。構築される構造体が埋設
構造体である場合には、コンクリート構造体を埋設する
ために設けた凹所に先に土を埋め戻すと枠板を除去する
ことが出来なくなるので、枠板を除去したあと土の埋め
戻しが行われる。従ってコンクリートが固化するまで土
の埋め戻しを行うことができず、工事に時間が掛かる。
特に第14図に示すように2段階のコンクリート打ちで
構築される基礎16(以下「2段基礎」という。)や、
第15図に示すように一段一段背部をコンクリートで固
めながら積重されるブロック擁壁26などでは、下段3
4を構築するのに用いた枠板を除去して土を埋め戻した
後でなければ上段35を施工することができないので、
非常に時間がかかり、擁壁などでは背後の斜面27が崩
壊する危険さえ伴う。
このような工期の延長を避けようとして、枠板としてベ
ニヤ板を用いた場合に稀にベニヤ板をそのまま土に埋設
してしまうこともあるが、ベニヤ板が腐食したあとコン
クリート構造体と土との間に隙間が残る危険があるので
、正式な工法としては承認されていない。
一方、一定形状の基礎を構築する方法として、その基礎
の外形形状を備えた例えば角筒状のコンクリートブロッ
クを成形し、該ブロックを現場に設置してその中にコン
クリートを流し込んだ後膣ブロック共埋設する工法が知
られている。しかしこの方法は、構築される基礎が小さ
いものである場合にのみ採用可能で、長く伸びる構造物
や面としての拡がりを持つ構造物を構築することは出来
ず、ブロックの製造や運搬にも費用がかかる問題がある
一発明が解決しようとする課題− そこでこの発明は、埋設コンクリート構造物を構築する
に際し、型枠内のコンクリートが固化する前に該構造物
周囲への土の埋め戻しや積重される上段の構造物の成形
を行うことができ、異なった形状寸法の構造物を単一の
枠板を用いて構築でき、且つ型枠を形成するための枠板
の製造、運搬が容易で従って経済的に実施することがで
きる工法及び該工法において使用される枠板を提供する
ことを課題としている。
一課題を解決するための手段− 本発明方法は、地表面17を掘削して凹所18.20を
形成し、該凹所に短辺2に連結金具取付部4を備えた矩
形コンクリート枠板1の複数枚を搬入し、連結金具6.
8、lOでその短辺2相互を連結して枠体7.7aを形
成し、該枠体の外側に土を埋め戻すと共に該枠体内にコ
ンクリートを流し込んで固化させ、上記枠体と一体のコ
ンクリート構造体を構築するものである。構築しようと
する構造物が丈高いものであれば、矩形コンクリート枠
板1aをその長辺3に浅い凹部5を備えたものとし、該
枠板の複数枚の短辺2相互を連結すると共に該凹部に嵌
着される合わせ金具14を介して上下に積重して枠体7
bを形成する。
上記方法において使用される枠板は、短辺2に連結金具
取付部4を有する矩形コンクリート枠板1とするか、ま
たは上記連結金具取付部と共に長辺3に合わせ金具嵌挿
用凹部5を有するコンクリート製枠板1aとする。
一作用一 連結金具取付部4を備えた矩形コンクリート枠体L1a
を埋設コンクリート構造体16.26を構築する現場ま
で運搬し、これを連結金具6.8、IOで所望の枠体7
.7a、7bを形成して、該枠体にコンクリートミルク
を流し込んでコンクリート構造体16.26を構築する
。従来の枠板と異なり、コンクリート固化後に除去する
必要がないから、先に土を埋め戻した後枠体7.7a、
7bにコンクリートミルクを流し込むことができ、従っ
てコンクリートが固化する前に積重される構造体の成形
をすることができる。
一実施例− 第1図および第2図は本発明の係る枠板の実施例を示し
たもので、図中、1.1aはコンクリート製の矩形の枠
板、2は枠板の短辺、3は枠板の長辺、4は短辺2に形
成されたボルト挿入孔、5は長辺3に形成された凹部で
ある。このような枠板1.1aは厚さ30m+*程度で
、その中には補強用金網が埋設されている。現実的な枠
板の縦の長さは300ないし500 mm、横の長さは
600ないし1200 mmで、例えば100龍きざみ
に各種の大きさのものを準備しておく。
つか形状の基礎を構築するには、第3.4図のように、
同一形状の4枚の枠板1・・・1を両隅で互いに直角に
付き合わせ、その付き合わせ部分をL形ボルト6で相互
に連結して枠体7を形成する。第5図および第6図は、
枠板相互の他の連結構造およびこれに使用する連結金具
を示したもので、L形連結板8を外側から添着し、これ
を枠板lのボルト挿通孔4に挿通したボルト9で固定し
たものである。
梁状の基礎(例えば地中梁)を構築するには、第7図に
示すように、枠板l・・・1を縦列方向に並べ、第8図
示のコ字形ボルト10と鋼板1)とで枠板相互を連結し
て一連の側壁12.12を対峙させ、この側壁12.1
2間に支え桟13を嵌挿して枠体7aを形成する。
擁壁の背面部を構築する場合のように丈高い枠体7bを
形成したいときには、第9図に示すように、長辺に凹部
5を設けた枠体1a・・1aを前述したような連結金具
10,1)により幅方向に連結すると共に、第1)図に
示す合わせ金具14を枠板1aの凹部5に嵌装して枠板
1a・・・1aを上下に連結して形成する。合わせ金具
14は、上下に互い違いに屈折したブレード部分14a
、14bで上下の枠Fi1a、1aを挟持し、上下の枠
板相互がずれを生ずることなく積重されるようにしたも
のである。第1θ図は、この合わせ金具により積重され
た枠板1aの縦断面図を示したものである。
次に第12図に示す2段基礎の場合を例にしてこの発明
の構築方法について説明する。先ず地表面17を掘削し
て凹所18を形成し、つか基礎19を配置する所を更に
掘削して下段の凹所20を形成する。次いで凹所20の
底面に割栗石22を敷設した後、均らしコンクリート層
23を打設し、その上に第3図示の枠体7を枠組みして
該枠体の外側に土を埋め戻す(第12図(b))。そし
てこの枠体7にコンクリートを流し込んだあと、凹所1
8の底面に凹所20と同様に割栗石を敷設して均らしコ
ンクリートを打設し、この上に第7図示の枠体7aを枠
組みする。そして枠体7aの外側に土を埋め戻したあと
枠体7aにコンクリートを流し込みながら支え桟13を
外していく (第12図(C))。コンクリートが固化
すると第12図に示すような2段基礎16が形成される
この発明方法の第2実施例として、第13図に基づき擁
壁26の構築方法を説明する。削られた斜面27の前方
に所定間隔を隔てて擁壁ブロック31を積み、斜面27
とブロック31との間に第9図示の枠体7bを枠組みす
る。ブロック31と枠体7bを適当な高さに積んだら、
該枠体7bとブロック31との間にコンクリートを流し
込み、同時に枠体7bと斜面27との間に割栗石30を
充填してゆく (第13図(a))。29は枠体7bと
斜面27との間に嵌挿された支え桟であり、この支え桟
は割栗石30を充填するときに除去される。以上の作業
を繰り返して所定の高さの擁壁26を形成する。
一発明の効果− 請求項1または2の構築方法においては、埋設コンクリ
ート構造物を構築するに際し、枠体内のコンクリートが
固化する前に土や割栗石の埋め戻しができ、下段の構造
物が固化する前に上段の構造物の成形を行うこともでき
るので、施工期間を大幅に短縮することができる。
請求項3または4の枠板においては、現場打ちコンクリ
−1・と一体となる枠体を形成することができ、ベニヤ
板のように腐食することがなく、そのまま埋設すること
ができる。更に、異なった形状寸法の構築物を単一の枠
板を用いて構築でき、平板状であるから枠板の製造、運
搬が容易で従って経済的に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の枠板の第1及び第2実
施例の斜視図、第3図は、二の発明の枠板で形成したつ
か基礎構築用の枠体の斜視図1.第4図および第5図は
枠板相互の連結構造を示す部分断面図、第6図は連結金
具の一例を示す斜視図、第7図は地中梁構築用の枠体の
斜視図、第8図は該枠体における枠板相互の連結構造を
示す部分断面図、第9図は擁壁の枠板を左右上下に連結
して形成した枠体を示す斜視図、第10図は該枠体の積
重部分を示す部分断面図、第1)図は合わせ金具を示す
斜視図、第12図は2段基礎の斜視図およびその構築方
法を示す説明図、第13図は擁壁の構築方法を示す説明
図である。第14図は2段基礎の斜視図、第15図は従
来手段で構築途中の擁壁を示す説明図である。 図中、 1.1a:枠板      2:短辺 3:長辺       4:ボルト挿通孔5:凹部  
     6:L形ボルト?、7a、7b :枠体  
  8:連結板9:ボルト      10:コ字形ボ
ルト1):鋼板       14:合わせ金具17:
地表面      18:凹所

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地表面(17)を掘削して凹所(18)、(20
    )を形成し、短辺(2)に連結金具取付部(4)を備え
    た矩形コンクリート枠板(1)、(1a)の複数枚を該
    凹所に搬入し、連結金具(6)、(8)、(10)でそ
    の短辺(2)相互を連結して枠体(7)、(7a)を形
    成し、該枠体の外側に土を埋め戻すと共に該枠体内にコ
    ンクリートを流し込んで固化させ、上記枠体と一体のコ
    ンクリート構造体(16)を構築することを特徴とする
    、埋設コンクリート構造体の構築方法。
  2. (2)矩形コンクリート枠板(1a)が長辺(3)に浅
    い凹部(5)を備えたものであり、該枠板の複数枚の短
    辺(2)相互を連結すると共に該凹部に嵌着される合わ
    せ金具(14)を介して上下に積重して枠体(7b)を
    形成することを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載
    の埋設コンクリート構造体の構築方法。
  3. (3)短辺(2)に連結金具取付部(4)を有する矩形
    コンクリート枠板からなる、埋設コンクリート構造体構
    築用枠板。
  4. (4)矩形コンクリート枠板が長辺(3)に合わせ金具
    嵌挿用凹部(5)を有する、特許請求の範囲第3項記載
    の埋設コンクリート構造体構築用枠板。
JP3465588A 1988-02-16 1988-02-16 埋設コンクリート構造体の構築方法及び枠板 Pending JPH01210521A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012001884A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Infratec Co Ltd 既設コンクリート構造体、または既設コンクリートブロック構造体の埋設型枠
JP2012136824A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Shinichi Yuta 壁面構造
JP2012180657A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Shinichi Yuta 壁面構築方法
JP2012233323A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Shinichi Yuta 壁面構築方法

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