JPH01208337A - 光フアイバ用母材の製造方法 - Google Patents

光フアイバ用母材の製造方法

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JPH01208337A
JPH01208337A JP63031944A JP3194488A JPH01208337A JP H01208337 A JPH01208337 A JP H01208337A JP 63031944 A JP63031944 A JP 63031944A JP 3194488 A JP3194488 A JP 3194488A JP H01208337 A JPH01208337 A JP H01208337A
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弘雄 金森
Gotaro Tanaka
豪太郎 田中
Masayuki Shigematsu
昌行 重松
Yuji Kubo
祐二 久保
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は長距離・低損失・大容量な光ファイバ伝送系と
して用いるのに最適な石英系であり広い波長域に亘り波
長分散が低く、しかも低損失な広波長域低分散光ファイ
バ用母材の製造方法だ関するものである。
〔従来の技術] 広波長域低分散光ファイバとは、ある波長域例えば1.
3〜1.6μm1lcわたって低分散であることから、
この範囲内の複数の波長の光を同時に(波長多重方式)
、しかも大量に伝送することのできる光ファイバである
。ここで低分散とは光による信号伝送容量上問題のない
とされる±6p8 / Km/nm以下の分散をいう。
このような広波長域低分散光ファイバとして第1図に示
すようなW型屈折率分布構造のものが提案されている。
同図において横軸は径方向長さ、縦軸は屈折率を示し、
1はコア、2は第1クラッド、6は第2クワツドであシ
、コア。
第2クラッド、第1クラッドの順だ屈折率が小さく々る
構造である。このようなW型屈折率分布構造を形成でき
るガラス材の組合せとしては、コア/第1クラッド/第
2クラッドが純粋石英(純粋51o2)/フッ素添加石
英(p−sto2) /フッ素添加石英(F−sto2
)のMeせ、或いはGeO2添加石英(GθOスーS 
i02 ) / 1’−5i02 / F−S i02
の組合せ、GeO2−8i○27F−+51o2/純粋
S10:の組合せ等が挙げられる。特に好ましくは第2
クラッド材として純粋5102を用いた構造で、第1ク
ラッド材が純粋5102 よシ低屈折率の例えばF−8
i02.コアが純粋5102より高屈折率の例えばGe
O2−8102からなるものである。
また広い波長域で波長分散を低くするためには、ファイ
バのプロファイル、すなわち屈折率差、コア、第1クラ
ッド、第2クラッドの径比等を設計通)に正確に実現す
ることが不可欠であり、特にコアと第1クラッドの径比
は重要で、波長1,3〜1.6μmの範囲で分散を±3
pa/nm / Km以下とするには、コア径/第1ク
ラッド径の径比を設計値に対し±0.03の精度で製造
する必要があることが判ってきた。ところで、光ファイ
バ用母材の製造方法の一つとしてVAD法(気相軸付法
)はよく知られた方法であり、低損失な光ファイバ用母
材を得られる、生産性が非常に高い、−本のバーナーに
よってGeO2を添加したガラス体を製造するときにそ
の屈折率分布の制御性に優れる、等の多くの利点を持っ
ている。
このVAD法による広波長域、低分散光ファイバ用母材
の製造方法として、従来、1本のコア合成用バーナーと
、複数本のクラッド合成用バーナーを用いてコア部スー
ト体の外周だクラッド部スート体を形成してゆき、コア
部及びクラッド部からなるスート体を作製し、該スート
体を加熱して脱水・透明化し、コア部及びクラッド部か
らなる透明ガラス母材を作製する方法が知られている(
特開昭62−116902号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来法のようにVAD法により複数
のバーナを用いて、複数の屈折率分布を得ることはかな
り困難であった。例えば、第1図に示すW型屈折率分布
を得ようとしても、コアと第1クラッド、第1クヲツド
と第2クラッドとの境界が階段状にならず、裾を引く為
に設計指示通りに正確にコア径/第1クラッド径比など
を得ることが非常に困雛であった。前記のように、広波
長域・低分散を実現するためには、特だその屈折率分布
を設計通りに正確に実現する必要があるので、この難点
の早急な解消が望まれているのが現状である。
本発明の目的は、上述した従来法の欠点を除去し、例え
ば1.3μm〜1.6μmの広い波長域で低分散であり
、この波長域の少なくとも2つの波長で波長分散が零で
あり、かつ低損失なシングルモードファイバを製造しう
る光ファイバ用母材の改良された製造方法を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記従来法のように複数バーナを用いてコア部
スート体とクツラド部スート体を同時に作製してゆく方
法にかえて、コア部、第1クラッド部、第2クツツド部
をそれぞれ別個に従来公知のVAD法によりスート体を
作製しこれを透明化する方法で用意しておき、次だガラ
スロツドとガラスパイプを加熱一体化する、いわゆるロ
ッドインチューブ法を利用してコア。
第1クヲツド、第2クラッドからなる第1図の屈折率分
布構造を設計値通りに実現する方法であり、詳しくはコ
ア用ロッドと第1クラッド用パイプを従来公知のロッド
インチューブ法で一体化しておき、第1クヲツド用材の
外周部を穿孔又は研削により除去し、エツチングして、
コア径と第1クラッド径比を精密に調製して所定値とす
るのである。また第1クラッド材と第2クラッド用パイ
プは加熱溶着後その倍率(第2クラッド外径/第1クラ
ッド外径)が3〜6倍となるように第2回目のロッドイ
ンチューブ法を実施することにより、その目的を達成で
きるものである。
すなわち本発明は、コア用ガラス材を、パイプ状で該コ
ア用ガラス材の屈折率より低い屈折率を有する第1クラ
ッド用ガラス材に挿入して加熱溶着するとと知よりガラ
ス棒とした後、該ガラス棒の第1クラッド用ガラス材部
分の外周部を除去することによりコア径と第1クヲツド
外径との比を所定値とした第1クヲツド母材を得て、次
に該第1クラッド母材をパイプ状でその屈折率が前記コ
ア用ガラス材のそれより低くかつ前記第1クラッド用ガ
ラス材のそれより高い第2クラッド用ガラス材に挿入し
て加熱溶着により一体化して第2クラッド外径/第1ク
ラッド外径(比)が3〜6倍である第2クラッド母材と
する工程を有すること尾よりW型屈折率分布を有し光伝
送に用いる波長域において低分散でかつ少なくとも2つ
の波長で波長分散が零である光ファイバ用母材を得るこ
とを特徴とする広波長域低分散光ファイバ用母材の製造
方法に関する。上記本発明における外周部の除去は研削
又はくり抜きとこれに続くエツチング処理により行なう
ことが特に好ましい。
本発明においてW型屈折率分布を実現するためのコア/
第1クラッド/第2クラッドのガラスの組み合せとして
は、例えば純粋石英/フッ素添加石英/フッ素添加石英
の組合せ、GaO2添加石英/フッ素添加石英/フッ素
添加石英の組合せ、Ge01 添加石英/フッ素添加石
英/純粋石英の組合せ等が挙げられるが、コアの屈折率
が最も高く、第1クラッドの屈折率が最も低く、第2ク
ラッドのそれが両者の中間となるような組合せであれば
よく、以上の例示に限定されるところはない。また、前
記のように、コア側からGe01添加石英/フッ素添加
石英/純粋石英である組合せは、本発明においても特に
好ましいものである。
以下に本発明の光ファイバ母材の製造方法を具体的に説
明するが、各部分材用のガラスロッド、ガラスパイプの
製造は例えば%’AD法等の従来公知の技術によればよ
く、次の説明の方法に限定されるものではない。
■ コア用ガラス材の作製 従来のVAD法を用いて、屈折率を上げるべ(Geo2
を含有する5102からなるスート体を形成し、該スー
ト体を加熱脱水処理、及び焼結することによシ、コア用
透明ガラス材を得る。スート合成用バーナに供給する原
料ガスとしては、例えばS i C14とGeat−を
、燃焼ガスとしてはH!を、助燃ガスとしては例えば0
□を用いる。GeO2の添加量はコアと第1クラッドの
屈折率比によシ決定するが、例えば5.7〜17.0重
量%程度の範囲である。得られたGe02−8102ス
一ト体は例えば塩素又は塩素化合物ガスと不活性ガスと
からなる雰囲気下約1000℃に保持することにより脱
水し、続いて不活性ガス雰囲気下1600〜1700℃
に加熱して焼結してGe0l−81’01ガラスからな
るコア用透明ガラス体を得、これを好ましくは電気抵抗
炉等の水素原子を含まない雰囲気中で加熱軟化させ、所
定径に延伸され九ロッド状のコア用197体を得る。
■ パイプ状第1クラッド用ガラス材の作製VAD法で
純粋S10!からなるスート体を作製し、該スート体を
S i p4 等のフッ素及び塩素系ガスを含む不活性
ガフ雰囲気下、約1100〜1200℃で加熱して該ス
ート体を脱水すると共にフッ素添加し、次に約1600
℃といったより高温に加熱して透明化し、F−8i02
からなる第1クラッド用ガラス体を得る。この時のフッ
素添加量はコアとの屈折率差に応じ決定される。該ガラ
ス体の中央に穿孔機等により穴を明けてパイプ状とし、
必要に応じて延伸した後に、SF6等のフッ素化合物ガ
スを流しつつ該パイプの外部より加熱することによシバ
イブ内表面をエツチングして平滑化し、F−8iO2か
ら々るパイプ状第1クラッド用ガラス材を得る。
■ コア用ガラス材とパイプ状第1クヲツド用ガラス材
の加熱・溶着 上記■で得たコア用ガラス材を、■で得たパイプ状第1
クラッド用ガラス材に挿入して公知技術により両者を加
熱・溶着するが、溶着できた時点でのコア径に対する第
1クラッド用ガラス材の外径の比(倍率という)が好ま
しくは3倍以上となるように加熱溶着する。
3倍より小で溶着する場合には、第1クラッド用材の肉
厚が薄いために1スアの近傍にOH基やその他の不純物
が侵入し易く、低損失化の防げとなり好ましくない。倍
率上限は6倍前後がコア径の変動による倍率への影響が
小さく好ましいが、外周除去を行なうのでとの°点は厳
密で危くてもよい。
■ コア径/第1クラッド外径(比)の調整(第1クラ
ッド母材の作製) 前記■で得られたコア材と第1クラッド用材からなるガ
ラス棒の外周部分を除去し、設計値のコア径/第1クラ
ッド外径となるようにする。具体的手段としては該ガラ
ス棒の中央部を穿孔機によりくり抜く、又は外周を研削
することによる。次に得られ九ロッド材を弗酸溶液等に
浸してより精密に所定の径比を実現するようエツチング
する。これは外周の機械的除去によりロッド材表面が粗
くなり、次工程での第2クラッド用パイプとの加熱−体
化後も界面が不均一でロス増を招くのを予防すると共に
、この除去工程により汚染されたロッド材表面を取り除
くためである。ただし、高濃度の弗酸で長時間にわたり
分厚くエツチングすると、ロッド材表面が不均一に削)
取られ逆効果となる。そこで、5〜20%の弗酸溶液を
用いて、[L1〜11111程度モツチングすることが
最も適当であることが判った。
以上により第1クラッド母材が得られる。
■ 第2クラッド層の形成 VAD法を用いて純810.からなるヌード体を形成し
、前記■と同様にガラス、化して、得られたガラス材を
加工しパイプ状の第2クヲ、ラド用材を得る。該第2ク
ラッド用ガラス材に前記し■で得た第1クラッド用母材
を挿入し、前記■と同様にして加熱・溶着するが、この
とき溶着後の第2クラッド外径/第1クラッド外径(比
)、すなわち倍率が3〜6倍の範囲内と々るようにする
。3倍以上とする理由は前記と同様であり、6倍を越え
る倍率ではコア径の変動が倍率だ大きく影響して、分散
、カットオフ波長に悪影曽を及ぼすため好ましくないか
らである。また、設計値が6倍以上を要求する場合には
、3〜6倍内で第2クラッド部を形成した後、さらに第
2クラッド部分をVAD法によるスート付は又はロッド
インチューブ法等で増径すればよい、。
以上の工程によ)、第1図に示したW型屈折率分布を精
密に実現した光ファイバ用母材を作製することができる
。さらに本発明による母材を線引きすることにより、広
波長域、低分散シングルモードファイバが得られること
ができた。なお、コアがGe01添加石英、第1クラッ
ドが?添加石英、第2クラッドが純粋石英の例で説明し
たが、この組合せに限定されるものではないことは、す
で疋説明のとおりである。
〔作用〕
本発明は、コア材、第1クラッド材、第2クラッド材の
各部分はVAp法により高品質なものを製造してゆき、
次にこれらを順次ロッドインチューブ法で加熱溶着して
一体化するもので、特にコア材と第1クラッド材は一体
化した後、その外周を研削し、エツチングすることで非
常に精密に第1クツツド外径/コア径比(倍率)を設計
どおシに実現しうる。第2クラッド層形成も同様であ)
、シかもロッドインチューブ倍率を3倍以上又は6〜6
倍の範囲とすることで、コア径の変動による設計倍率へ
の影響を小さくすることができる。
これはコア径をd1外径をDとするとき倍率はD/(l
で表される。コアにΔdの変動があると−き倍率D/ 
6+Δdは、Dが大である程下記(1)式のように大き
く変動するからである。
そして本発明者らの検討により、波長1.3μm〜1.
6μmの範囲で分散を±3ps/nm/Kmとするには
、コア径と第1クラッド径の比を±103以下の精度で
実現する必要があり、このためには上記ロッドインチュ
ーブでの倍率が3〜6倍の範囲内であることが必要であ
るとの結論を得たのである。
〔実施例〕
実施例1 本発明により第2図(Nに示す構造の広波長域低分散光
ファイバ用母材を作製した。Ge0l−8102(Δ1
=α59チ)からなり、外径五3Tmφのコア用ロッド
を、F−5i02 (Δ−=α39%)からなり外径1
&1+mφ、内径4ymφの第1クラッド用パイプ内に
挿入して外部から加熱し溶着一体化した。この時の倍率
は5.5倍である。得られたガラス体を穿孔機を用いて
中央部をくりぬキ10%弗酸溶液中でエツチングして外
径から5.8隠φの第1クラッド母材を得た。該母材の
コア径/第1クラッド径=157である。次に該第1ク
ラッド母材を外径25+mφ、内径a1■φの純粋51
02からなる第2クラッド用パイプと加熱・溶着一体化
させて外径24.4+mφのガラス母材を得た。
この時の倍率は4.2倍である。さらに得られたガラス
母材を外径17.8mφに延伸した後、VAD装置を用
いてこのガラス母材外周に純粋5102からなるスート
材を堆積させ、前記■と同様の条件で脱水・焼結して外
径55mφのガラス母材を得、このガラス母材を延伸し
て外径25隠φでコア径1.44騰φ、第1クヲツド径
2.54騰φ の第2図(jの構造の光ファイバ用母材
を得た。
次に、該光ファイバ用母材を線引きして外径125μm
の第2図(B)に示す構造の光ファイバを得た。なお、
第2図(〜、(B)において横軸は径方向長さであり、
縦軸は純石英に対する比屈折率差(Δn)である。この
光ファイバの伝送損失特性を第3図に示すが波長1.5
5μmでα24 dB/Kmと低損失であることがわか
る。同図において横軸は波長(μm)、縦軸は伝送損失
(an/Km)である。また該光ファイバの伝送損失特
性を横軸に波長(pm)、縦軸に分散(p s/n m
/Km )にとって第4図に実線で示すが、波長1.3
〜1.6μmの範囲で±p s / nm /Km以下
と非常に広い波長域で低分散であり、しかも2箇所で分
散が零であることが確認できた。さらにこの値は、第4
図に破線で示す、屈折率分布バフメータから理論的に算
出した波長分散特性理論値と非常によく一致することが
判シ、本発明の製造方法が設計時に要求した波長分散特
性を正確に実現できることが確認できた。
し発明の効果〕 従来、単なるWAD法では第1図のよりなW−型屈折率
分布を有する広波長域低損失光ファイバを得ることは困
難であった。本発明はコア部、第1クラッド部、第2ク
ラッド部をそれぞれ別個にWAD法等により作製してか
ら、設計通りの構造と表るようにコアKまず第1クラッ
ド部を一体化し、さらに第2クラッド部を一体化するこ
とにより、所期の屈折率差、サイズのW型屈折率分布構
造光ファイバ用母材を得ることができるので、設計時に
予想される波長分散特性を正確に実現し、しかも伝送損
失特性も優れる広波長域低分散光ファイバを効率よく製
造できる優れた方法である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係わる広波長域低損失光ファイバの屈
折率分布を示す図、第2図乃至第4図は本発明の実施例
で製造された光ファイバ用母材とこれから得た広波長域
低分散光ファイバの構造と特性を示す図であって、第2
図(A)は光ファイバ用母材のサイズと屈折率分布を示
す図、第2図(Blは光ファイバのサイズと屈折率分布
を示す図、第3図は光ファイバの伝送損失特性を示す図
、第4図は光ファイバの波長分散特性を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コア用ガラス材を、パイプ状で該コア用ガラス材
    の屈折率より低い屈折率を有する第1クラッド用ガラス
    材に挿入して加熱溶着することによりガラス棒とした後
    、該ガラス棒の第1クラッド用ガラス材部分の外周部を
    除去することによりコア径と第1クラッド外径との比を
    所定値とした第1クラッド母材を得て、次に該第1クラ
    ッド母材をパイプ状でその屈折率が前記コア用ガラス材
    のそれより低くかつ前記第1クラッド用ガラス材のそれ
    より高い第2クラッド用ガラス材に挿入して加熱溶着に
    より一体化して第2クラッド外径/第1クラッド外径(
    比)が3〜6倍である第2クラッド母材とする工程を有
    することによりW型屈折率分布を有し光伝送に用いる波
    長域において低分散でかつ少なくとも2つの波長で波長
    分散が零である光ファイバ用母材を得ることを特徴とす
    る広波長域低分散光ファイバ用母材の製造方法。
  2. (2)外周部の除去は研削又はくり抜きとこれに続くエ
    ッチング処理により行なうことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の光ファイバ用母材の製造方法。
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