JPH01205870A - チューブパネルの溶接方法 - Google Patents

チューブパネルの溶接方法

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Publication number
JPH01205870A
JPH01205870A JP3043388A JP3043388A JPH01205870A JP H01205870 A JPH01205870 A JP H01205870A JP 3043388 A JP3043388 A JP 3043388A JP 3043388 A JP3043388 A JP 3043388A JP H01205870 A JPH01205870 A JP H01205870A
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JP
Japan
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torches
welding
speed rotating
tube panel
distortion
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Application number
JP3043388A
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English (en)
Other versions
JPH0513030B2 (ja
Inventor
Kunihiro Nakajima
中嶋 邦宏
Masatake Kumamoto
熊本 昌毅
Motoyo Kurotori
黒鳥 元代
Shinichiro Eto
衛藤 信一郎
Yuji Sugitani
祐司 杉谷
Masatomo Murayama
雅智 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Publication of JPH01205870A publication Critical patent/JPH01205870A/ja
Publication of JPH0513030B2 publication Critical patent/JPH0513030B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、チューブパネルの溶接方法に関するもので
ある。
〔従来の技術] 従来、ボイラ等で第5図に示すチューブパネルが使用さ
れている。これは、平行に配置されたチューブ1に板状
の接続部材2の4隅部を溶接して形成されている。そし
て、従来は、第5図に示すように、まず接続部材2の表
側両端部を下向き溶接法によりチューブ1に溶接し、次
いで反転して裏側両端部を下向き溶接法により溶接して
製作している。
[解決しようとする課題] しかし、チューブ1と接続部材2とでは、剛性が異なる
こと、及び溶接熱による膨張の割合いが異なること等に
より溶接歪みが発生する。そこで、反転して表側溶接に
よる歪み取りをしてからから裏側溶接をする。そして、
裏側溶接による歪みを取るためにに、再度反転し、場合
によっては中間焼鈍をしてから歪み取りをしている。
上記のように従来の溶接方法は、下向き溶接であるため
少なくとも1回は反転する必要があり、歪み取りのため
更にもう1回反転させることが必要になる。また、歪み
取りのために多くの工数を必要とする等の問題がある。
この場合、歪み取りの工数を減らすために、強大な拘束
治具で拘束して溶接することにより歪み発生を少なくす
ることも考えられるが、そのための段取り工数が多くな
るという問題がある。
この発明は上記のような問題点を解消できるようにした
チューブパネルの溶接方法を提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] この発明のチューブパネルの溶接方法は、平行に配置し
た複数本のチューブの間を接続部材を介して接続してな
るチューブパネルの接続部材の4隅部をチューブに溶接
するに際し、表側2箇所の溶接部に対応して配設された
2本の下向きトーチと、裏側2tI所の溶接部に対応し
て配設さけれた2本の上向き高速回転アークトーチとに
より同時に溶接することを特徴とするものである。
[作用] 表側と裏側とを同時に溶接することにより、溶接による
熱応力がほぼ同時に対称に発生するため、歪みが殆ど発
生しない。こうして、歪み取りが不要になると共に、反
転を省略することができる。
また、裏側両端部を高速上向き回転アークトーチにより
溶接することにより、良好な隅肉溶接をすることができ
る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この例でのチューブ1の寸法は、外径63.5顛、肉厚
4顛であり、接続部材2の寸法は9幅19jIJI、厚
さ6uである。そして13本のチューブ1間にそれぞれ
接続部材2を介装して、幅約177Z1長さ12mのチ
ューブパネルとなるものである。
表側の溶接部に対応して2本のトーチ11.13が、ま
た裏側の溶接部に対応して2本のトーチ12.14が配
設されている。この場合は、4本のトーチの全てに高速
回転アークトーチを使用した。高速回転アークトーチは
、第4図に示すように、溶接ワイヤ6は電極ノズル5の
中心に送給され、通電チップ7の偏心孔により偏心され
ている。そして、電極ノズル5をモータで同心状に同一
方向に高速回転するようになっている。アークの高速回
転により、熱源が均一に周辺に分散され、周辺溶は込み
の増加、ビード表面の湾曲化がなされる。この結果、下
垂れビードの抑制による等膨化、アンダーカットの防止
、ビード表面の平滑化、溶接速度の向上(小脚長化)等
の効果を得ることができる。
4本のトーチは、第2図に示すように、それぞれ水平面
に対し60@傾斜している。そして、各トーチは溶接方
向に、物理的な制約から、はぼ100mmの間隔で、第
3図に示すように配列されている。
ワイヤには、FCAW(コアードワイヤ)1.2Il+
iを用い、シールドガスには炭酸ガスを用いた。溶接速
度は55On/minである。トーチ11.12の電流
は25OA、電圧は27vであり、トーチ13.14の
電流はIOA下げて240Aとした。そして、表側トー
チ11.13の回転速度は、スパッタの飛散を少なくす
るため、30H2とし、裏側トーチ12.14の回転速
度は50Hzとした。また、トーチ13は、接続部材が
トーチ11により加熱され溶鋼が流れ易くなっているの
で、後退角7°を持たせ溶鋼を後に盛り上げるようにし
ている。一方、トーチ14は重力によるビードの垂れ下
がりを抑制するため、前進角7″を持たせ溶鋼を前に流
すようにしている。
こうして、表側、裏側とも喉厚3顛の良好な隅肉溶接を
することができた。そして、局部的な溶接歪みを2m/
1m以内にすると共に、全体の歪みを従来の10011
11の1/10以下にすることができた。
なお、この例では、予めチューブ1と接続部材2とをそ
の先端部のみを仮付は溶接により接続しておき、第1図
に示すように、離間して配設された4トーチの溶接機を
2組用い、仮付けされたチューブパネルを牽引しつつ8
シームを同時溶接し、これを繰り返してチューブパネル
を製作している。
なお、上記実施例では、表側の下向きトーチにも高速回
転アークトーチを用いているが、下向き隅肉溶接には他
の適宜の溶接法を用いてもよい。
また上記実施例では、1シーム1トーチになっているが
、1シームに対しトーチをタンデムに配設してもよい。
[発明の効果] この発明のチューブパネルの溶接方法は上記のようなも
ので、表側と裏側を同時に溶接することにより、溶接歪
みの発生を防止し、面倒な歪み取り作業を無くすことが
できる。また、従来の片側溶接の場合のような反転を必
要とせず、製作工程の簡略化を図ることができる。また
、上向き溶接を高速回転アークトーチにより行うことに
より、裏側にも良好なビードの隅肉溶接をすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はそれぞれ本発明の一実施例におけるト
ーチの配設状態を示す説明図、第4図は高速回転アーク
トーチの説明図、第5図はチューブパネルの説明図であ
る。 1・・・チューブ 2・・・接続部材 11.13・・
・下向きトーチ 12.14・・・上向きトーチ出願人
代理人  弁理士 鈴江武彦 第1図 7゜ 7゜ 第2図    第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 平行に配置した複数本のチューブの間を接続部材を介し
    て接続してなるチューブパネルの接続部材の4隅部をチ
    ューブに溶接するに際し、表側2箇所の溶接部に対応し
    て配設された2本の下向きトーチと、裏側2箇所の溶接
    部に対応して配設さけれた2本の上向き高速回転アーク
    トーチとにより同時に溶接することを特徴とするチュー
    ブパネルの溶接方法。
JP3043388A 1988-02-12 1988-02-12 チューブパネルの溶接方法 Granted JPH01205870A (ja)

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JP3043388A JPH01205870A (ja) 1988-02-12 1988-02-12 チューブパネルの溶接方法

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JP3043388A JPH01205870A (ja) 1988-02-12 1988-02-12 チューブパネルの溶接方法

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JPH01205870A true JPH01205870A (ja) 1989-08-18
JPH0513030B2 JPH0513030B2 (ja) 1993-02-19

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ID=12303811

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JP3043388A Granted JPH01205870A (ja) 1988-02-12 1988-02-12 チューブパネルの溶接方法

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JP (1) JPH01205870A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5532445A (en) * 1994-02-14 1996-07-02 Abb Management Ag Apparatus and process for the longitudinal-side welding of tubes to flat steel bars

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5532445A (en) * 1994-02-14 1996-07-02 Abb Management Ag Apparatus and process for the longitudinal-side welding of tubes to flat steel bars

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JPH0513030B2 (ja) 1993-02-19

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