JPH0120408Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0120408Y2 JPH0120408Y2 JP1982194256U JP19425682U JPH0120408Y2 JP H0120408 Y2 JPH0120408 Y2 JP H0120408Y2 JP 1982194256 U JP1982194256 U JP 1982194256U JP 19425682 U JP19425682 U JP 19425682U JP H0120408 Y2 JPH0120408 Y2 JP H0120408Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof panel
- roof
- truss
- housing unit
- girder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はユニツト住宅の屋根に関する。
従来より、ユニツト住宅の屋根はユニツトと別
個に運搬するため運送費が嵩むうえ、屋根葺き工
事に技術者の熟練さが必要であり、施工工数がか
かる等の難点がある。
個に運搬するため運送費が嵩むうえ、屋根葺き工
事に技術者の熟練さが必要であり、施工工数がか
かる等の難点がある。
また、当初から住宅ユニツトに屋根を取付ける
ことも考えられているが、大型住宅ユニツトの場
合には屋根の傾斜部分だけが高くなり運送上の制
約を受けるので、ユニツトの運送が極めて困難で
あつた。
ことも考えられているが、大型住宅ユニツトの場
合には屋根の傾斜部分だけが高くなり運送上の制
約を受けるので、ユニツトの運送が極めて困難で
あつた。
本考案はこれら従来の問題点を改良し、屋根パ
ネルを住宅ユニツトに載置したままで建築現場に
運び、現場で容易に屋根を形成できる住宅ユニツ
トの屋根を提供することを目的とする。
ネルを住宅ユニツトに載置したままで建築現場に
運び、現場で容易に屋根を形成できる住宅ユニツ
トの屋根を提供することを目的とする。
すなわち本考案のユニツト住宅の屋根は、屋根
パネルをトラスを介在せしめて設置するにあた
り、前記トラスのフレームの側縁部に屋根パネル
受具を突設するとともに、前記屋根パネルの側縁
部に前記トラスの屋根パネル受具と係合する取付
部を突設し、屋根パネルの幅よりもやや広い間隔
に複数のトラスを設置し、前記トラスの屋根パネ
ル受具と前記屋根パネルの取付部とを係合固定し
たことを特徴とする。
パネルをトラスを介在せしめて設置するにあた
り、前記トラスのフレームの側縁部に屋根パネル
受具を突設するとともに、前記屋根パネルの側縁
部に前記トラスの屋根パネル受具と係合する取付
部を突設し、屋根パネルの幅よりもやや広い間隔
に複数のトラスを設置し、前記トラスの屋根パネ
ル受具と前記屋根パネルの取付部とを係合固定し
たことを特徴とする。
以下本考案の詳細をその一実施例を示す図面に
よつて説明する。
よつて説明する。
第１図は本考案の一実施例を示す屋根パネルを
載置した住宅ユニツトの斜視図、第２図は本考案
の屋根の実施例を説明する斜視図、第３図は係合
部分の拡大説明図である。
載置した住宅ユニツトの斜視図、第２図は本考案
の屋根の実施例を説明する斜視図、第３図は係合
部分の拡大説明図である。
図において、符号１は略箱型形状に組み立てら
れた住宅ユニツトで、この住宅ユニツト１は通常
妻屋根梁２、桁屋根梁３からなる上梁と、妻床梁
４、桁床梁５からなる下梁を柱６で、枠組みして
略箱型形状に組立てられたものである。
れた住宅ユニツトで、この住宅ユニツト１は通常
妻屋根梁２、桁屋根梁３からなる上梁と、妻床梁
４、桁床梁５からなる下梁を柱６で、枠組みして
略箱型形状に組立てられたものである。
この住宅ユニツトの妻屋根梁２と桁屋根梁３の
うち、妻屋根梁２を柱６の上端および桁屋根梁３
よりやや下げて成形し、桁屋根梁３，３間に屋根
材が葺かれた屋根パネル７を装着するとともに妻
屋根梁２上にほぼ水平状態に載置する。この屋根
パネル７の一側縁またはその近傍が、柱６の上端
等を軸として枢着されていると屋根パネル７を傾
斜させるのに便利である。この屋根パネル７の側
縁部にはトラス１０の屋根パネル受具１１と係合
する取付部８が突設されている。
うち、妻屋根梁２を柱６の上端および桁屋根梁３
よりやや下げて成形し、桁屋根梁３，３間に屋根
材が葺かれた屋根パネル７を装着するとともに妻
屋根梁２上にほぼ水平状態に載置する。この屋根
パネル７の一側縁またはその近傍が、柱６の上端
等を軸として枢着されていると屋根パネル７を傾
斜させるのに便利である。この屋根パネル７の側
縁部にはトラス１０の屋根パネル受具１１と係合
する取付部８が突設されている。
このように構成された屋根パネル７を載置した
住宅ユニツトは、通常トレーラーに載せ建築現場
に運ばれて、その複数個が基礎上又は一階の住宅
ユニツト上に設置される。このとき、第１図に示
すように、屋根パネル７が住宅ユニツトの桁屋根
梁３，３間に水平状態に装着されていても、住宅
ユニツトの桁屋根梁３上には、トラス１０の設置
場所が確保されている。そこで、屋根パネル７を
水平状態のままにして、住宅ユニツトの桁屋根梁
３上にトラス１０を設置する。つまり、設置する
トラス１０間の間隔は、屋根パネル７の幅よりも
やや広いものとなる。トラス１０が設置された
ら、枢着部を軸として屋根パネル７をクレーン
（図示せず）で引き起こし、屋根パネル７をトラ
ス１０に固定して屋根を形成するのである。
住宅ユニツトは、通常トレーラーに載せ建築現場
に運ばれて、その複数個が基礎上又は一階の住宅
ユニツト上に設置される。このとき、第１図に示
すように、屋根パネル７が住宅ユニツトの桁屋根
梁３，３間に水平状態に装着されていても、住宅
ユニツトの桁屋根梁３上には、トラス１０の設置
場所が確保されている。そこで、屋根パネル７を
水平状態のままにして、住宅ユニツトの桁屋根梁
３上にトラス１０を設置する。つまり、設置する
トラス１０間の間隔は、屋根パネル７の幅よりも
やや広いものとなる。トラス１０が設置された
ら、枢着部を軸として屋根パネル７をクレーン
（図示せず）で引き起こし、屋根パネル７をトラ
ス１０に固定して屋根を形成するのである。
トラス１０は、第２図に示すように、屋根パネ
ル７を傾斜させるフレーム９を有しており、その
フレーム９の両側縁部もしくは片側縁部に屋根パ
ネル受具１１が突設されている。この屋根パネル
受具１１は屋根パネル７の取付部８と係合するも
のである。トラス１０の下部はユニツトの桁屋根
梁３上に固定される。
ル７を傾斜させるフレーム９を有しており、その
フレーム９の両側縁部もしくは片側縁部に屋根パ
ネル受具１１が突設されている。この屋根パネル
受具１１は屋根パネル７の取付部８と係合するも
のである。トラス１０の下部はユニツトの桁屋根
梁３上に固定される。
図中、符号１２は棟継ぎ梁、１３は破風外壁で
ある。
ある。
屋根パネル７の取付部８と屋根パネル受具１１
の係合は、第３図に示すようにトラス１０の両側
縁部に突設された屋根パネル受具１１の上に屋根
パネル７の取付部８を載置し、これをピン１４で
止め固定する。この屋根パネル７の設置作業は、
屋根パネル７，７間に隙間があるので、屋根パネ
ル７の上下いずれでも容易に行なうことができる
のである。隣り合う屋根パネル７，７の隙間は、
トラス１０上の垂木の上、および屋根パネル７，
７の端部上にわたつて、野地板１５を敷設固定
し、その上に屋根パネル７のルーフイング１６を
延ばして敷設し、その上から被せ瓦１８で葺く。
１７は屋根パネル７の屋根瓦である。
の係合は、第３図に示すようにトラス１０の両側
縁部に突設された屋根パネル受具１１の上に屋根
パネル７の取付部８を載置し、これをピン１４で
止め固定する。この屋根パネル７の設置作業は、
屋根パネル７，７間に隙間があるので、屋根パネ
ル７の上下いずれでも容易に行なうことができる
のである。隣り合う屋根パネル７，７の隙間は、
トラス１０上の垂木の上、および屋根パネル７，
７の端部上にわたつて、野地板１５を敷設固定
し、その上に屋根パネル７のルーフイング１６を
延ばして敷設し、その上から被せ瓦１８で葺く。
１７は屋根パネル７の屋根瓦である。
上記のようにこの屋根パネル７の継部分は被せ
瓦１８等の屋根材を使用して接合すると好適であ
る。
瓦１８等の屋根材を使用して接合すると好適であ
る。
以上説明のように本考案は、屋根パネルとトラ
スとに分割されているので、分解して嵩ばらずに
輸送することができ、輸送費が大幅に節減され
る。
スとに分割されているので、分解して嵩ばらずに
輸送することができ、輸送費が大幅に節減され
る。
また、屋根パネルの幅よりもやや広い間隔に複
数のトラスを設置し、屋根パネルとトラスとを係
合固定しているので、屋根パネルを水平に仮置き
した状態で、その間にトラスを立設でき、作業性
がよく、しかも、屋根パネル間に隙間があるの
で、屋根パネル７の上下のいずれでも容易に組立
作業を行うことができ、施工性が極めてよい。さ
らに、屋根パネルとトラスとが、突設された受具
と取付部によつて係合固定されるようになつてい
るので、組立が容易である。
数のトラスを設置し、屋根パネルとトラスとを係
合固定しているので、屋根パネルを水平に仮置き
した状態で、その間にトラスを立設でき、作業性
がよく、しかも、屋根パネル間に隙間があるの
で、屋根パネル７の上下のいずれでも容易に組立
作業を行うことができ、施工性が極めてよい。さ
らに、屋根パネルとトラスとが、突設された受具
と取付部によつて係合固定されるようになつてい
るので、組立が容易である。
また、屋根パネルの幅に対応してトラスが設け
られているので、屋根パネルとトラスとによつ
て、構造強度が確保されてしかも屋根構造材が削
減される。
られているので、屋根パネルとトラスとによつ
て、構造強度が確保されてしかも屋根構造材が削
減される。
さらに屋根パネルに瓦等の屋根材まで葺かれて
あつても施工できるため、施工工数を短縮するこ
とができる。
あつても施工できるため、施工工数を短縮するこ
とができる。
第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２
図は本考案の使用例を示す斜視図、第３図は係合
部の拡大図である。 １……住宅ユニツト、２……妻屋根梁、３……
桁屋根梁、４……妻床梁、５……桁床梁、７……
屋根パネル、８……取付部、１０……トラス、１
１……屋根パネル受具。
図は本考案の使用例を示す斜視図、第３図は係合
部の拡大図である。 １……住宅ユニツト、２……妻屋根梁、３……
桁屋根梁、４……妻床梁、５……桁床梁、７……
屋根パネル、８……取付部、１０……トラス、１
１……屋根パネル受具。
Claims (1)
- 屋根パネルをトラスを介在せしめて設置するに
あたり、前記トラスのフレームの側縁部に屋根パ
ネル受具を突設するとともに、前記屋根パネルの
側縁部に前記トラスの屋根パネル受具と係合する
取付部を突設し、屋根パネルの幅よりもやや広い
間隔に複数のトラスを設置し、前記トラスの屋根
パネル受具と前記屋根パネルの取付部とを係合固
定したことを特徴とするユニツト住宅の屋根。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19425682U JPS5998003U (ja) | 1982-12-21 | 1982-12-21 | ユニツト住宅の屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19425682U JPS5998003U (ja) | 1982-12-21 | 1982-12-21 | ユニツト住宅の屋根 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5998003U JPS5998003U (ja) | 1984-07-03 |
| JPH0120408Y2 true JPH0120408Y2 (ja) | 1989-06-19 |
Family
ID=30417591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19425682U Granted JPS5998003U (ja) | 1982-12-21 | 1982-12-21 | ユニツト住宅の屋根 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5998003U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4894213A (ja) * | 1972-03-15 | 1973-12-05 | ||
| JPS5370519A (en) * | 1976-12-03 | 1978-06-23 | Hitachi Chemical Co Ltd | Method of making modular house with gradient roof |
| JPS54109210A (en) * | 1978-02-15 | 1979-08-27 | Matsushita Electric Works Ltd | Mounting device of roof panel |
-
1982
- 1982-12-21 JP JP19425682U patent/JPS5998003U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4894213A (ja) * | 1972-03-15 | 1973-12-05 | ||
| JPS5370519A (en) * | 1976-12-03 | 1978-06-23 | Hitachi Chemical Co Ltd | Method of making modular house with gradient roof |
| JPS54109210A (en) * | 1978-02-15 | 1979-08-27 | Matsushita Electric Works Ltd | Mounting device of roof panel |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5998003U (ja) | 1984-07-03 |
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