JPH01197767A - 画像形成装置の駆動装置 - Google Patents

画像形成装置の駆動装置

Info

Publication number
JPH01197767A
JPH01197767A JP63021849A JP2184988A JPH01197767A JP H01197767 A JPH01197767 A JP H01197767A JP 63021849 A JP63021849 A JP 63021849A JP 2184988 A JP2184988 A JP 2184988A JP H01197767 A JPH01197767 A JP H01197767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
worm
lubricating oil
photoreceptor
image
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63021849A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobushi Toyofuku
暢史 豊福
Yasumori Nagahara
永原 康守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP63021849A priority Critical patent/JPH01197767A/ja
Publication of JPH01197767A publication Critical patent/JPH01197767A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、カラー画像形成装置において感光体の速度変
動を減少させうる駆動装置に関するものである。
(従来技術) 画像形成装置、特にレーザービーム等によりドツトを用
いて画像を形成するデジタル画像形成装置において、感
光体に発生する回転むらは紙送り方向である副走査方向
に画像濃度むらを起す原因となり、カラー画像形成装置
の場合、各画像の重なりにずれを生じ、色むらとなって
画像品質を低下させている。
このような感光体に発生する回転むらを防止する対策と
して、感光体軸にフライホイールを設ける手段(特開昭
57−70547号公報)、駆動伝達系の途中に振動吸
収部材を介する手段(特開昭56−137361号)等
が提案されている。
前者の場合、慣性負荷が増加するため、始動・停止時の
駆動部への負荷増大による耐久性の低下やモータの回転
制御(スローアップ、スローダウン)が複雑になり、装
置全体の重量増となる不具合を生じる。後者の場合は、
高周波による振動は吸収されるが、振動吸収部材の弾性
のために低周波での回転むらが発生し、感光体に負荷変
動があると新たな低周波での回転むらを生じる。
以上のように、従来、感光体の回転むらを取り除くため
に設けた手段によっても、他の問題を生じると共に特定
の振動に対する回転むらに対処することができず、特に
カラー画像形成装置において色ずれにより画像品質を低
下させている。
なお、この種の画像形成装置におけるギヤ駆動系の潤滑
剤としては、構成の簡単さ等からグリースが従来用いら
れている。
(発明の目的) 本発明は、ウオーム、ウオームホイールからなる駆動係
合部を感光体軸駆動系に備えた画像形成装置において、
該ウオーム駆動係合部の潤滑剤として潤滑油を用い、こ
の潤滑油により高周波帯域の速度変動を減少させ、濃度
むらを生じない画像を得る手段を提供することを目的と
する。
(発明の構成) 本発明は、前記目的を達成するために、感光体と、該感
光体の周囲には該感光体を帯電する帯電手段と、画像光
を感光体に投射する露光手段と、露光された静電潜像を
顕像化する現像手段と、該顕像を転写紙上に転写する転
写手段とを備え、感光体を支持する感光体支持軸と駆動
側との間に配置した駆動係合部を有する画像形成装置に
おいて、駆動係合部の一部を潤滑油に浸しうるオイル供
給部を設けると共に該潤滑油の粘度を300〜650 
cSt/ 37.8℃とすることを特徴とするものであ
る。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図には、本発明が適用される画像形成装置としてカ
ラー複写機が示されている。
カラー複写機は、原稿読み取りのためのスキャナ一部1
と、スキャナ一部1よりデジタル信号として出力される
画像信号を電気的に処理する画像処理部2と、画像処理
部2よりの各色の画像記録情報に基づいて画像を複写紙
上に形成するプリンタ部3を有する。スキャナ一部1は
、原稿載置台4の上の原稿を走査照明するランプ5、例
えば螢光灯を有する。螢光灯5により照明されたときの
原稿からの反射光は、ミラー6、 7. 8により反射
されて結像レンズ9に入射される。結像レンズ9により
、画像光はダイクロイックプリズムlOに結像され、例
えばレッドR1グリーンG1ブルーBの3種類の波長の
光に分光され、各波長光ごとに受光器11、例えばレッ
ド用CCDIIR。
グリーン用CCDIIG、ブルー用CCDIIBに入射
される。各CCDIIR,IIG、IIBは、入射した
光をデジタル信号に変換して出力し、その出力は画像処
理部2において必要な処理を施して、各色の記録色情報
、例えばブラック(以下Bkと略称)、イエロー(Yと
略称)、マゼンタ(Mと略称)、シアン(Cと略称)の
各色の記録形成用の信号に変換される。
第1図にはBk、C,M、Yの4色を形成する例を示す
が、3色だけでカラー画像を形成することもできる。そ
の場合は第1図の例に対し記録装置を1組減らすことも
できる。
画像処理部2よりの信号は、プリンタ部3に人力され、
それぞれの色のレーザ光出射装置128に、12C,1
2M、12Yiご送られる。
プリンタ部には、図の例では4組の記録装置138に、
13C,13M、1°3Yが並んで配置されている。各
記録装置13はそれぞれ同じ構成部材よりなっているの
で、説明を簡単化するためC用の記録装置について説明
し、他の色については省略する。尚各色用について、同
じ部分には同じ符号を付し、各色の構成の区別をつける
ために、符号に各色を示す添字を付す。
記録装置13Cはレーザ光出射装置12Cの外に感光体
14C1例えば感光体ドラムを存する。
感光体14Cには、帯電チャージャ15Cル−ザ光出射
装置12Cによる露光装置、現像装置16C1転写チヤ
ージヤ17C等が公知の複写装置と同様に付設されてい
る。
帯電チャージャ15Cにより一様に帯電された感光体1
4Cは、レーザ光出射装置12Cによる露光により、シ
アン光像の潜像を形成し、現像装置16Cにより現像し
て顕像を形成する。給紙コロ18により給紙部19、例
えば2つの給紙カセットの何れかから供給される複写紙
は、レジストローラ20により先端を揃えられタイミン
グを合わせて転写ベルト21に送られる。転写ベルト2
1により搬送される複写紙は、それぞれ顕像を形成され
た感光体148に、14C,14M、14Yに順次送ら
れ、転写チャージャ17の作用下で顕像を転写される。
転写された複写紙は、定着ローラ22により定着され、
°排紙ローラ23により排紙される。
複写紙は、転写ベルト21に静電吸着されることにより
、転写ベルトの速度で精度よく搬送されることができる
次に、第1図に示される力)−複写機における感光体1
48に、14C,14M、14Yの駆動系が第2図に平
面図として示している。
モータ31の軸の回転により各感光体14は所定方向に
駆動される。すなわち、モータ31の軸はタイミングベ
ルト駆動部32を介してウオーム軸30の一端と連結さ
れ、ウオーム軸30には各感光体14を駆動するための
ウオーム29Bk。
29C,29M、28Yが設けられ、各感光体14側の
ウオームホイール288に、28C,28M、28Yと
咬み合っている。各ウオームホイール28と感光体14
との関連は夫々同じであるので、そのうちの一つについ
て述べる(この場合、各符号に付された各色別の添字を
省略する)。感光体はフランジ27を介して感光体支持
軸24と一体に固定され、該感光体支持軸24は本体側
板25に取付けられたサポータ26により回転自在に支
持されており、その一端にはウオーム29と咬み合うウ
オームホイール28を取付けている。
また、サポータ26には、ウオーム軸ブラケット33が
取付けられ、該ブラケット33にはウオーム軸支持部3
4が形成され、ウオーム軸30を支持している。
ウオームホイール28とウオーム29とが係合している
各ウオーム駆動部には、潤滑油を収容するオイル供給部
としての密閉オイル箱35が設けられている。この状態
を示す図面が第3図に示されている。
第3図において、感光体支持軸24の一端にウオームホ
イール28が固定され、この一部をオイル箱35内の潤
滑油37に浸され、歯面の潤滑を行ない、摩耗を防止し
ている。オイル箱35はカバー36により密閉状態に覆
われており、オイル箱35内に延出する部分の感光体支
持軸24の周りにはスラスト止め用カラー38が設けら
れ、オイル箱35からサポータ26側への潤滑油37の
漏れを防止している。
以上の構成の感光体の駆動装置において、ウオーム軸3
0の速度変動が可成小さくてもウオームホイール28を
介して感光体支持軸24の速度変動は、10Hz〜30
〇七の周波数帯域にわたって大きく発生していることが
観測されている。
これらの速度変動の要因として、低周波帯域のものがウ
ォームホイーノペウォームの各偏心によるものであり、
高周波帯域のものがウオーム、ウオームホイールの歯形
誤差、バックラッシュ内の歯間の遊び、ウオーム軸30
の振動によるものであると解される。
したがって、低周波帯域の速度変動については、ウオー
ムホイール、ウオームの偏心を小さくする手段により解
消しえたが、高周波帯域の速度変動についての解決手段
は見当らなかった。
本発明では、ウオーム駆動部におけるオイル箱に収容さ
れる潤滑油の粘度を変えることにより、高周波帯域の速
度変動が変化することを実験により確認することができ
た。
実験により、粘度が約300cSt/37.8℃の潤滑
油を用いた場合に、高周波帯域の速度変動が減ってきて
おり、粘度650 cSt/37.8℃より高粘度の潤
滑油は粘度650 cSt/37.8℃の潤滑油の場合
とは1!同様の速度変動率を示しており、粘性による負
荷の増大、攪拌による潤滑油内への気泡混入による潤滑
性の低下等の不具合が生じるため、感光体駆動装置とし
てのギヤ駆動系の潤滑油としては、300〜650 c
St/37.8℃が好適である。
第4図(a)(b)には、実験例として、潤滑油として
粘度50 cSt/37.8℃のものを用いた場合(a
)と、粘度650 cSt/ 37.8℃のものを用い
た場合ら)とについて、感光体支持軸の速度変動(回転
むら)を周波数分析した結果を示している。横軸に変動
周波数、縦軸に各周波数における速度変動率を表わして
いる。
第4図の(a)、(6)とを比較すると、0〜150七
の範囲ではあまり差は認められないが、150七以上で
は(a)における1621(z、172Hz、206七
での速度変動から)では低減している。
この現象は自由度振動系における粘性減衰係数が大きく
なったためと考えられる。このように所定の粘度の潤滑
油を用いることにより、密閉オイル箱から隙間を経て流
れ出る漏れが少なくなる作用を及ぼすものである。
本発明の適用例として、複数の感光体を用いたカラー複
写機について説明したが、これに限定されるものでなく
、−船釣な複写機、プリンタ等の感光体駆動部に適用す
ることができ、これ等の場合においても回転むらの低減
や画像品質の向上に役立つものであり、駆動部において
ウオーム、ウオームホイールからなるウオーム駆動の実
施例が示されたが、通常のギヤ駆動に適用しても、歯面
の咬み合い誤差による回転むらを低減しろるものである
(発明の効果) 本発明の構成により、感光体支持軸側に発生するギヤ駆
動、ウオーム駆動に基づく高周波帯域の速度変動を解消
することができ、回転むらを低減することができ、よっ
て画像の濃度むらを低減し画像品質を向上できる。また
、従来のように駆動系にダンパーやフライホイール等を
別途設ける必要もなく、別途このような部材を設けるこ
とによる負荷変動に対処する等の煩わしさもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるカラー複写機の概略断面図
、 第2図は第1図の感光体駆動部の概略平面図、第3図は
本発明の駆動係合部の側面図、第4図(a)、 (b)
は潤滑油の異なる粘度に基づく速度変動率の相違を示す
実験データである。 28・・・ウオームホイール、29・・・ウオーム、3
5・・・オイル箱、37・・・潤滑油。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 感光体と、該感光体の周囲には該感光体を帯電する帯電
    手段と、画像光を感光体に投射する露光手段と、露光さ
    れた静電潜像を顕像化する現像手段と、該顕像を転写紙
    上に転写する転写手段とを備え、感光体を支持する感光
    体支持軸と駆動側との間に配置した駆動係合部を有する
    画像形成装置において、駆動係合部の一部を潤滑油に浸
    しうるオイル供給部を設けると共に該潤滑油の粘度を3
    00〜650cSt/37.8℃とすることを特徴とす
    る画像形成装置の駆動装置。
JP63021849A 1988-02-03 1988-02-03 画像形成装置の駆動装置 Pending JPH01197767A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63021849A JPH01197767A (ja) 1988-02-03 1988-02-03 画像形成装置の駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63021849A JPH01197767A (ja) 1988-02-03 1988-02-03 画像形成装置の駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01197767A true JPH01197767A (ja) 1989-08-09

Family

ID=12066548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63021849A Pending JPH01197767A (ja) 1988-02-03 1988-02-03 画像形成装置の駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01197767A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0496659U (ja) * 1991-01-29 1992-08-21
JP2006078840A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Fuji Xerox Co Ltd ウォームギアユニットおよび画像形成装置
JP2011215605A (ja) * 2010-03-18 2011-10-27 Ricoh Co Ltd 電子機器、異常判定方法およびプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0496659U (ja) * 1991-01-29 1992-08-21
JP2006078840A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Fuji Xerox Co Ltd ウォームギアユニットおよび画像形成装置
JP2011215605A (ja) * 2010-03-18 2011-10-27 Ricoh Co Ltd 電子機器、異常判定方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2693784B2 (ja) 画像形成装置
JPH09222826A (ja) 画像形成装置用の回転体駆動装置
US20040184845A1 (en) Image forming apparatus and driving device for image carrying member
JPH01197767A (ja) 画像形成装置の駆動装置
JP2007083514A (ja) 画像形成装置
JPS62229264A (ja) カラ−複写機
JP2004076855A (ja) 駆動力伝達装置及びこれを用いた画像形成装置
JP3307105B2 (ja) カラー画像形成装置
JP4964694B2 (ja) 画像形成装置
JPH1165222A (ja) カラー画像形成装置
US20070147909A1 (en) Rotation driving apparatus, transfer unit, and image forming apparatus
JP2677566B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2609128B2 (ja) 画像形成装置
US6269229B1 (en) Image forming apparatus
JP2502154Y2 (ja) 画像形成装置
JPH0635237Y2 (ja) 駆動伝達部の油浴潤滑装置
JPH0895339A (ja) 電子写真装置
JPH088399Y2 (ja) 駆動伝達部の油浴潤滑装置
KR100568245B1 (ko) 화상형성장치
JPH088398Y2 (ja) 駆動伝達部の油浴潤滑装置
JPH0622847Y2 (ja) 画像形成装置
JP2003076217A (ja) カラー画像形成装置
JP3505276B2 (ja) 画像形成装置
JP2006146068A (ja) 画像形成装置
JPH02100083A (ja) 画像形成装置