JPH0119481Y2 - - Google Patents

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JPH0119481Y2
JPH0119481Y2 JP1983193802U JP19380283U JPH0119481Y2 JP H0119481 Y2 JPH0119481 Y2 JP H0119481Y2 JP 1983193802 U JP1983193802 U JP 1983193802U JP 19380283 U JP19380283 U JP 19380283U JP H0119481 Y2 JPH0119481 Y2 JP H0119481Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、光を利用して情報の空間伝送を行う
光通信システムを構成する光信号送受信機の改良
に関する。
(従来技術) 従来、電気信号の情報を光送信機により光信号
に変換して送信し、この光信号を光受信機により
受けて電気信号に変換し電子計算機等の情報処理
システムに供給するようにした光通信システムが
存在している。
この従来のものは、第1図に示すように概略構
成されている。すなわち、同図において、1は光
送信機、2はそのフレームとなる筐体、3は電気
−光変調回路となる発光回路、4はLED等の発
光素子、5は主にレンズより構成される光学系で
あり、一方、6は光受信機、7はそのフレームと
なる筐体、8は光−電気復調回路となる受光回
路、9はフオトダイオード等の受光素子、10は
主にレンズにより構成される光学系である。光学
系5,10は、伝送距離を極力長めようとするた
めに設けられているもので、l0はその光軸であ
る。また、Einは電気入力信号、Eoutは電気出力
信号、Lpは光信号である。
ところで、このものを用いて一方向通信を行う
場合には、第1図に示すように、光送信機1及び
光受信機6を各々1台ずつ設ければ良が、双方向
通信を行う場合には、第2図に示すように、光送
信機1及び光受信機6を各々2台ずつ設けること
になるため、両方向の光通信系を互いに光学的に
分離させてそれらの光軸lをずらすようにして設
置しなければならなく、またその電気的信号処理
系もそれぞれ設けなければならないので、システ
ムが大型化するとともに、2つの光軸の調整が必
要であるので、光軸調整作業が煩雑なものとなる
等の種々の問題点を惹起している実情にある。
(考案の目的) 本考案は、上記従来技術の有する問題点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、性
能の向上化、システムのコンパクト化及びその構
成の簡単化等を図り、極めて優れた、特に双方向
光通信システムを構成することのできる光信号送
信機を提供することにある。
(考案の構成) 上記目的達成のため、本考案は以下の構成を有
している。
すなわち、筐体の前部に、同一光軸上に2つの
焦点を有する二重焦点レンズを装着すると共に、
該二重焦点レンズより後方となる筐体の部分に、
前方支持体と後方支持体とを装着し、前記前方支
持体を凸レンズから形成してこれを前記二重焦点
レンズの一方の焦点位置に配すると共に、前記後
方支持体を前記二重焦点レンズと前方支持体とで
合成される他方の焦点位置に配し、前記前方支持
体には、前記一方の焦点に位置決めして光信号を
送信する発光素子と光信号を受信する受光素子と
の何れか一方を支持させ、前記後方支持体には、
前記他方の焦点に位置決めして前記発光素子と受
光素子との何れか他方を支持させたことを特徴と
する光信号送受信機、である。
(実施例) 以下、本考案を図示実施例につき詳細に説明す
る。
第3図は本考案に係る第1の実施例を示すもの
で、同図において、まず11は本考案の光送受信
機であり、12はそのフレームとなる筐体であ
る。この筐体12内には、2つの二重焦点レンズ
13,14と前方支持体15と後方支持体16と
が配設されている。二重焦点レンズ13,14は
互いに同一光軸となるように配設され、l1はその
光軸であつて、これらの二重焦点レンズ13,1
4によつて2つの焦点が形成されるようになつて
いる。前方支持体15は、これらの二重焦点レン
ズ13,14の後方であつて、かつ、その中心部
が光軸l1上にくるように配されて、光軸l1に沿つ
て往復移動可能とされており、凸レンズにより形
成されている。この前方支持体15と2つの二重
焦点レンズ13,14とにより、同一光軸となる
光軸l1上に2つの焦点f1,f2を有する光学系17
が構成されている。
前方支持体15の中心部には発光素子18が固
定されており、18Aはその発光部であつて、こ
の発光素子18としては主として発光ダイオード
が使用される。この発光素子18は、その発光部
18Aの最高光度部分が焦点f1上にくるように位
置調整されており、光学系17中の二重焦点レン
ズ13,14を通して光信号L1を送信するもの
とされ、18Bはその図示しない電気信号送信回
路系に接続されるリードである。
後方支持体16は、前方支持体15の後方であ
つて、かつ、その中心部が光軸l1上にくるように
配されて、光軸l1に沿つて往復移動可能とされて
いる。この後方支持体16の中心部には受光素子
19が固定されており、19Aはその受光部であ
つて、この受光素子19としては主としてフオト
ダイオード、フオトトランジスタなどが使用され
る。この受光素子19は、その受光部19Aが焦
点f2上にくるように位置調整されており、後述す
る光送受信機20の発光素子18′からの光信号
L2を光学系17を通して受信するものとされて
いる。19Bは、この受光素子19の、図示しな
い電気信号受信回路系に接続されるリードであ
る。
光送受信機20は、前述の光送受信機11とと
もに双方向光通信システムを構成する、本考案の
変形態様物でり、光送受信機11と同一の構成要
素を有しているため、同一構成要素については同
一符号に「′」を付して、その説明は省略し、異
つた部分についてのみ説明することとする。
まず、筐体12′の最前部には、二重焦点レン
ズ21がくるようにその光軸が光軸l1上に配設さ
れ、前方支持体15′は、この二重焦点レンズ2
1の後方に同一光軸となるように配設されてお
り、この前方支持体15′と二重焦点レンズ21
とにより、光軸l1上に2つの焦点f3,f4を有する
光学系22が構成されている。発光素子18′は
後方支持体16′の中心部に固定され、その発光
部18′Aの最高光度部分が焦点f4上にくるよう
に位置調整されており、光学系22を介して光信
号L2を送信するものとされている。受光素子1
9′は、前方支持体15′の中心部に固定され、そ
の受光部19′Aが焦点f3上にくるように位置調
整されており、光学系22の二重焦点レンズ21
を通して光送受信機11の発光素子18からの光
信号L1を受光するものとされている。尚、図中、
Ein1,Ein2は電気入力信号、Eout1,Eout2
は電気出力信号である。
上記のように構成された双方向光通信システム
は、次の様に動作する。すなわち、まず、リード
18Bを通じて入力された電気信号Ein1が発光
素子18によつて光信号L1に変換されて発光さ
れ、この光信号L1が二重焦点レンズ14,13
によつて平行光とされて、光送受信機20の二重
焦点レンズ21に入射する。そして、光信号L1
は、二重焦点レンズ21により屈折させられて受
光素子19′の受光部19′A(焦点f3)に集光さ
れ、この受光素子19′によつて電気信号Eout1
に変換され、図示しない電気信号受信回路系に出
力される。一方、リード18′Bを通じて入力さ
れた電気信号Ein2は、発光素子18′により光
信号L2に変換されて発光され、この光信号L2
前方支持体15によつて、その中央部分が受光素
子19′にさえ切られて光信号L1の光路を包囲す
るようなかたちの断面リング状の平行光とされ
て、光送受信機11の二重焦点レンズ13に入射
する。そして、光信号L2は、二重焦点レンズ1
3,14及び支持体15に屈折させられて受光素
子19の受光部19A(焦点f2)に集光され、こ
の受光素子19によつて電気信号Eout2に変換
され、図示しない電気信号受信回路系に出力され
るものである。
上記実施例によれば、光送受信機11にあつて
は、前方支持体15を移動させ、一方、光送受信
機20にあつては、前方支持体15′及び後方支
持体16′を移動させることにより、両光送受信
機11,20間の距離に応じて光信号L1,L2
指向性を変えることができるので、異つた場所に
設置された複数のものと双方向通信が可能とな
る。勿論、第1図、第2図に示す従来構成のもの
との一方向通信も可能である。さらに、受光素子
19,19′を移動させることにより、それらの
感度調整も容易になすことができ、通信距離に応
じて出力を調整することができる。また、両光送
受信機11,20について言えることであるが、
光送受信機11を例にとつて説明すると、第4図
に破線矢印で示すように、発光素子18から発光
された光の一部が、その前方に位置する二重焦点
レンズ14等により乱反射して受光素子19に入
射するので、その出力により送信が確実に行われ
ているかということをチエツクすることができ
る。さらにまたた、前方支持体15,15′をレ
ンズにより構成したので、光学系17,22の後
方焦点距離を短縮することができることとなり、
前方支持体15,15′と後方支持体16,1
6′との間の寸法Xを短かくすることができるこ
ととなつて、その分コンパクトとなる。
第5図は本考案に係る第2の実施例を示すもの
で、その特徴とするところは、同一構成の光送受
信機を用いて双方向光通信システムを構成した点
にあり、この場合、第3図に示す第1の実施例の
ものと違つて、送受信に係る光信号は平行光では
なく散乱光となる。
同図において、符号23,23′で示すものが
本考案の光送受信機であり、両光送受信器23,
23′は同一構成であるから、ここでは、光送受
信機23の構成について説明し、同一構成要素に
ついては「′」を付して、その説明は省略する。
24はフレームとなる筐体で、この筐体24内に
は、二重焦点レンズ25と前方支持体26と後方
支持体27とが配設されている。l2は、二重焦点
レンズ25の光軸で、前方支持体26は、二重焦
点レンズ25の後方に、その中心部が光軸l2上に
くるように配されて、光軸l2に沿つて往復移動可
能とされており、レンズにより形成されている。
この前方支持体26と二重焦点レンズ25とによ
り、光軸l2上に2つの焦点f5,f6を有する光学系
28が構成されている。
前方支持体26の中心部には発光素子29が固
定されており、29Aはその発光部である。この
発光素子29は、その発光部29Aの最高光度部
分が焦点f5の近傍上にくるように位置調整されて
おり、光学系28中の二重焦点レンズ25を通し
て発散光である光信号L3を送信するものとされ、
29Bはその図示しない電気信号送信回路系に接
続されるリードである。
後方支持体27は、前方支持体26の後方であ
つて、かつ、その中心部が光軸l2上にくるように
配されて、光軸l2に沿つて往復移動可能とされて
いる。この後方支持体27の中心部には受光素子
30が固定されており、30Aはその受光部であ
る。この受光素子30は、その受光部30Aが焦
点f6の近傍上にくるように位置調整されており、
光送受信機23′の発光素子29′からの光信号
L4を光学系28を通して受信するものとされて
いる。30Bは、この受光素子30の、図示しな
い電気信号受信回路系に接続されるリードであ
る。尚、Ein3,Ein4は電気入力信号、Eout3,
Eout4は電気出力信号である。
上記構成の第2の実施例にあつては、前方支持
体26に発光素子29を設けたから、この発光素
子29として発光ダイオードを用いた場合には、
発光される光を効率良く利用でき良好な光通信が
可能となる。なぜならば、発光ダイオードの発光
強度は、その中心部において最強となるので、発
光ダイオードを後方支持体27に設けた場合に
は、中心部から出た光が前方の素子(受光素子)
によつてさえ切られて弱められてしまうからであ
る。その他の作用効果については、第3図に示す
第1の実施例のものと概略同一であるので、ここ
では、その説明は省略する。
また、通信ステーシヨン間に障害物があつて直
接、光によつて通信ができない場合には、複数の
通信システムを設け、通信システムと通信システ
ムとの間には中継アンプ等を設けて光通信を行う
ことができるものである。
(考案の効果) 以上述べて来たことから明らかなように本考案
によれば、二重焦点レンズと凸レンズから成る前
方支持体との組合せにより、発光素子と受光素子
とを配する間隔を可及的に短縮し得るようにした
ので、送信機能と受信機能とを併せ持つ光信号送
受信機を、きわめて小型に実現することができ、
双方向光通信システムに適用して好適となる効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の一方向光通信システムの概略
構成図。第2図は、従来の双方向光通信システム
の概略構成図。第3図は、本考案の光送受信機を
用いて構成した双方向光通信システムの第1の実
施例の概略構成をも示す動作説明図。第4図は、
第3図に示す光送受信機の一方を拡大して示す動
作説明図。第5図は、本考案の光送受信機を用い
て構成した双方向光通信システムの第2の実施例
の概略構成をも示す動作説明図。 11,20,23,23′……光送受信機、1
7,22,28,28′……光学系、18,1
8′,29,29′……発光素子、19,19′,
30,30′……受光素子、l1,l2……光軸、L1
L2,L3,L4……光信号、f1,f2,f3,f4,f5,f5′,
f6,f6′……焦点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体の前部に、同一光軸上に2つの焦点を有す
    る二重焦点レンズを装着すると共に、該二重焦点
    レンズより後方となる筐体の部分に、前方支持体
    と後方支持体とを装着し、前記前方支持体を凸レ
    ンズから形成してこれを前記二重焦点レンズの一
    方の焦点位置に配すると共に、前記後方支持体を
    前記二重焦点レンズと前方支持体とで合成される
    他方の焦点位置に配し、前記前方支持体には、前
    記一方の焦点に位置決めして光信号を送信する発
    光素子と光信号を受信する受光素子との何れか一
    方を支持させ、前記後方支持体には、前記他方の
    焦点に位置決めして前記発光素子と受光素子との
    何れか他方を支持させたことを特徴とする光信号
    送受信機。
JP1983193802U 1983-12-16 1983-12-16 光信号送受信機 Granted JPS60101852U (ja)

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JPS60101852U JPS60101852U (ja) 1985-07-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2576562B2 (ja) * 1988-01-28 1997-01-29 ソニー株式会社 光空間伝送装置
JP4590083B2 (ja) * 2000-10-11 2010-12-01 キヤノン株式会社 光空間伝送装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57148437A (en) * 1981-03-11 1982-09-13 Yagi Antenna Co Ltd Optical transmitter and receiver

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