JPH01191993A

JPH01191993A - 自動改札装置

Info

Publication number: JPH01191993A
Application number: JP1661188A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Nakatsuka; 中塚　弘; Yukinobu Nagata; 永田　幸信
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1988-01-27
Filing date: 1988-01-27
Publication date: 1989-08-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の分野）この発明は、例えば駅の改札口に設置される自動改札装
置に関する。

（発明の概要）この発明に係る自動改札装置は、入場者（乗客）と券（
定期券等の乗車券）とを撮像し、その画像を処理して入
場を許可するか否かを判定するようにしたものである。

（従来技術とその問題点）従来、自動改札装置としては入場者通路側に開閉自在な
扉を設けたボックスを設置し、このボックスの券投入口
から投入された券を券搬送機構を介して券の磁気情報を
読取る磁気読取部に送り、ここでの読取結果と人検知部
の検出信号とにより扉を開閉制御するようになっている
。

ところが、従来の自動改札装置にあっては、入場者から
券を受取り、これを読取判定した後再び入場者へ返却す
るようになっているため、入場者と自動改札装置との間
で券の授受が存在し、処理速度が遅いという問題点があ
った。

また、券を投入した者と券を受取る者とが対応せずトラ
ブル発生の原因となっていた。例えば前の入場者が後の
入場者の券を受取ってしまうという券の取り違えが発生
することがあった。

ざらに、入場者の複数人が接近して入場した場合、人数
を判別できず不正入場を許す結果ともなつていた。

ざらにまた、券の大きさに限度があるためそこに記録で
きる磁気情報量に限界があり、その磁気情報を基にした
改札動向調査等に不便があった。

（発明の目的）この発明の目的は、この種自動改札装置におい°て、入
場者と券とを撮像し、その画面を処理して有人改札機と
同様に機能させることのできる自動改札装置の提供にあ
る。

（発明の構成と効果）この発明は、上記目的達成のために、入場者を撮像して
その動きを認識するための動体検出手段と、乗車券等の券を撮像してその印字内容を認識するための
券認識手段と、入場者の動きと券の内容を判定し、入場を許可するか否
かを判定するための判定手段と、入場許可と判定された
とき改札を許可するように制御する改札制御手段と、を具備することを特徴とするものである。

このような構成によれば、入場者と券とが＠像されて画
像処理されるため、入場者と券とが１対１に厳密に対応
して検出され、かつその券の印字内容が正しければ入場
を許可し、この際入場者は券を自動改札装置に挿入する
必要がないので、改札処理速度を高めることができる。

また、画像処理により券の印字内容を読取るので、券の
印字内容を多方面から分析し改札の動向調査等にも資す
ることができる。

（実施例の説明）第１図は、この発明に係る自動改札装置の概略構成を示
すブロック図、第２図および第３図は改札Ｂｌａの正面
図および平面図である。

改札Ｂａａは、２つのボックス１ａ、１ｂが所定間隔保
って配置され、その間隔は入場者通路を形成する。また
、ボックス１ａ、１ｂの通路側には入場者の通過を許可
する後述の改札制御手段により開閉制御される扉２が設
けられている。

ボックス１ａ、’１ｂの入場者進入側（図示の矢印側）
の上方には、入場者通路エリア（第３図ハツチング部分
）を撮像可能なＣＣＤカメラからなるカメラ３が設けら
れているとともに、ボックス１ｂの進入側には乗Φ券、
定明券等の券を撮像づるＣＣＤカメラからなるカメラ４
が設けられている。

カメラ３からの撮像信号は人体撮像装置５により画像処
理され、入場者すの動きが動体検出装置６により検出さ
れ、その検出信号が判定装置７へ出力される。すなわち
、第３図の入場者すと、その動き方向く図の矢印）が検
出される。

一方、カメラ４からの撮像信号は券面撮像装置８により
画像処理され、その券面の印字内容が文字認識装置９に
より読取られ、その読取信号が判定装置７へ出力される
。　。

第４図には、カメラ４で撮像された券の処理手順が示さ
れており、ここでは撮像される券として定期券の例が示
されている。すなわち、カメラ４により撮像された定期
券が入力されると、その定期券の輪郭から定期券の撮像
位置が検出される。

定期券には所定位置に乗車区間とその有効期日が印字さ
れているので、その所定位置から印字内容が読取られる
。

したがって、不正乗車を行なおうとして印字の一部を指
で押えて撮像された場合は、その印字が読取られないた
め判定装置７からは改札許可信号が扉ｔｉｆｌ閉装置１
０に出力されず、この場合は警報装置１１に警報信号が
送出される。

なお、入場者の不注意により印字面が正しく撮像されな
い場合もあるので、警報と同時に「その定期券をカメラ
４に正しく位置させるように」とのアナウンスおよびデ
イスプレィ表示ができるように音声発生装置および画面
表示装着を設けるようにしても良い。

さらに、定期券の印字内容を改憲して不正使用する入場
者を阻止するために、その印字材料は蛍光材料等を用い
た特殊なものとし、改憲文字の場合は、その改憲文字を
文字認識装置９により認識し、この認識信号を受けた判
定装置７は改札を拒否するとともに、警報が発生するよ
うに構成しても良い。

なお、上記第４図の券躍像装置は定期券の例を示したが
、通常の乗車券の場合も同様に処理される。

以上の構成からなるこの実施例の動作を第５図のフロー
チャートを参照しながら説明する。

今、入場者すが矢印方向（第１図、第３図）に移動し、
その入場者すが券をカメラ４へ撮像させると、その券面
の印字内容が券面撮像装置８２文字認識装置９により読
取られる（ステップ１００゜１０２）。

判定装置７では、読取られた内容が正しいか否か、すな
わち乗車区間および明日が正しいか否か等が判定され、
この判定において否と判定されると警報が発せられ、そ
の入場者すの入場を拒否するために扉２は開に維持され
る（ステップ１０４否定、１０８．１１４＞。

一方、判定装置７において読取られた内容が正と判定さ
れると、扉２が開かれる（ステップ１０４肯定、１０６
）。

扉２の開により、入場者すは矢印方向に移動するので、
その入場者の存在とその動きはカメラ３の撮像した画像
から人体回縁装置５および動体検出装置６により検出さ
れる（ステップ１１０．１１２）。この検出信号は判定
装置７へ出力され、入場者すが所定位置まで達して通過
したと判定されたときは扉２を閉として終了する〈ステ
ップ１１２肖定、１１４）。

以上の実施例では、入場者の動きとその入場者の券とが
１対１に厳密に対応して認識される。このため、１枚の
券で複数の入場者が入場するのを効果的に阻止すること
ができる。

また、券の内容認識は入場者が手に持ったまま行なえる
ので、従来のように券が自動改札装置へ投入されること
がなく速やかな改札処理ができる。

さらに、券の内容認識が券面の印字内容に基づいて行な
われるので、券の印字内容を増加させることにより、例
えば改札動向調査等が行なえる等の効果を有している。

なお、上述の実施例では駅の自動改札装置に適用した例
を示したが、これを遊園地やその他の施設への入場の際
の自動改札装置としても適用できることは勿論であり、
また自動集札装置として適用できることも勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の概略構成を示すブロック図、第２
図は改札機の正面図、第３図はその平面図、第４図は券
の＠像処理手順を示す説明図および第５図は動作のフロ
ーチャートである。１ａ、１ｂ・・・ボックス２・・・・・・・・・・・・・・・扉３．４・・・・・・・・・カメラ５・・・・・・・・・・・・・・・人体撮像装置６・・
・・・・・・・・・・・・・動体検出装置７・・・・・
・・・・・・・・・・判定装置８・・・・・・・・・・
・・・・・券面撮像装置９・・・・・・・・・・・・・
・・文字認識装置１０・・・・・・・・・・・・扉開閉
装置ａ・・・・・・・・・・・・・・・改札機ｂ・・・
・・・・・・・・・・・・入場者第１図第２図　　　　　第３図旧法

Claims

【特許請求の範囲】１、入場者を撮像してその動きを認識するための動体検
出手段と、乗車券等の券を撮像してその印字内容を認識するための
券認識手段と、入場者の動きと券の内容を判定し、入場を許可するか否
かを判定するための判定手段と、入場許可と判定されたとき改札を許可するように制御す
る改札制御手段と、を具備することを特徴とする自動改札装置。