JPH0119181Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0119181Y2 JPH0119181Y2 JP1982110034U JP11003482U JPH0119181Y2 JP H0119181 Y2 JPH0119181 Y2 JP H0119181Y2 JP 1982110034 U JP1982110034 U JP 1982110034U JP 11003482 U JP11003482 U JP 11003482U JP H0119181 Y2 JPH0119181 Y2 JP H0119181Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- slide lid
- electronic musical
- musical instrument
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 2
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、電子楽器のスライドフタに関するも
のである。
のである。
従来例の構成とその問題点
第１図は、スライドフタ４収納状態にある一般
的な電子楽器を示し、１は手鍵盤、２は手鍵盤１
の両側にある拍子木であり、この拍子木２には各
種楽音制御用スイツチおよびボリユーム等の操作
装置３が取り付けられている。第２図はスライド
フタ４を閉じた状態を示し、手鍵盤１や各種操作
装置３等はスライドフタ４により覆われており、
これによりゴミやホコリ等の付着を防止してい
る。そして、上記スライドフタ４は天板５の下面
より引き出されるよう構成されている。
的な電子楽器を示し、１は手鍵盤、２は手鍵盤１
の両側にある拍子木であり、この拍子木２には各
種楽音制御用スイツチおよびボリユーム等の操作
装置３が取り付けられている。第２図はスライド
フタ４を閉じた状態を示し、手鍵盤１や各種操作
装置３等はスライドフタ４により覆われており、
これによりゴミやホコリ等の付着を防止してい
る。そして、上記スライドフタ４は天板５の下面
より引き出されるよう構成されている。
そこで従来、上記スライドフタ４は第３図に示
すように、側板６に設置されたガイド部材７に案
内され、キヤビネツト後部に収納されるよう構成
されていた。このような構造では、キヤビネツト
後部がスライドフタ４の収納スペースとなるため
有効に使えず、その分だけキヤビネツトの奥行寸
法が大きくなり、製品輸送時の梱包寸法の増大に
より輸送運賃が高くなるという不都合があつた。
また、修理等のサービス時には、まず天板５を外
してからスライドフタ４を外すという２重の手間
がかかり、さらに、通常のスライドフタ４収納時
にあつては、スライドフタ４の自重による落し込
み方法を採用していることから衝突音が大きくな
るといつた不都合な点を有していた。
すように、側板６に設置されたガイド部材７に案
内され、キヤビネツト後部に収納されるよう構成
されていた。このような構造では、キヤビネツト
後部がスライドフタ４の収納スペースとなるため
有効に使えず、その分だけキヤビネツトの奥行寸
法が大きくなり、製品輸送時の梱包寸法の増大に
より輸送運賃が高くなるという不都合があつた。
また、修理等のサービス時には、まず天板５を外
してからスライドフタ４を外すという２重の手間
がかかり、さらに、通常のスライドフタ４収納時
にあつては、スライドフタ４の自重による落し込
み方法を採用していることから衝突音が大きくな
るといつた不都合な点を有していた。
考案の目的
本考案は上記従来の欠点を解消するもので、キ
ヤビネツト内部を有効に使用すると共に、サービ
ス性の向上とスライドフタ収納時の衝突音の軽減
を目的とするものである。
ヤビネツト内部を有効に使用すると共に、サービ
ス性の向上とスライドフタ収納時の衝突音の軽減
を目的とするものである。
考案の構成
上記目的を達成するため、本考案の電子楽器の
スライドフタは、電子楽器本体の上部に取り外し
可能に設けた天板の下部に沿つて移動可能で、か
つ手鍵盤の上方を覆うように開閉されるスライド
フタであつて、前記天板の下部に固着された一対
のガイド部材の内面に互いに対向するように形成
された略コ字形溝に沿つて収納されるとともに、
前記天板と一体にして前記電子楽器本体より取り
外し可能に構成したものである。
スライドフタは、電子楽器本体の上部に取り外し
可能に設けた天板の下部に沿つて移動可能で、か
つ手鍵盤の上方を覆うように開閉されるスライド
フタであつて、前記天板の下部に固着された一対
のガイド部材の内面に互いに対向するように形成
された略コ字形溝に沿つて収納されるとともに、
前記天板と一体にして前記電子楽器本体より取り
外し可能に構成したものである。
実施例の説明
以下、本考案の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第４図および第５図において、８は電子楽器の
手鍵盤の上方を覆うように開閉されるスライドフ
タ、９は電子楽器本体上部に取り外し可能に設け
た天板、１０は略コ字形溝１１を有し、この溝１
１に沿つて上記スライドフタ８を案内するガイド
部材であり、このガイド部材１０は、上記天板９
の下部両端に、上記溝１１を内側にして対向する
ように左右対称にビス１２等の固定手段で取り付
けられている。そして、天板９下部の一対の上記
ガイド部材１０，１０間で上記スライドフタ８の
収納部１３が形成される。１４は上記溝１１のス
トツプ部である。
手鍵盤の上方を覆うように開閉されるスライドフ
タ、９は電子楽器本体上部に取り外し可能に設け
た天板、１０は略コ字形溝１１を有し、この溝１
１に沿つて上記スライドフタ８を案内するガイド
部材であり、このガイド部材１０は、上記天板９
の下部両端に、上記溝１１を内側にして対向する
ように左右対称にビス１２等の固定手段で取り付
けられている。そして、天板９下部の一対の上記
ガイド部材１０，１０間で上記スライドフタ８の
収納部１３が形成される。１４は上記溝１１のス
トツプ部である。
スライドフタ８の収納は、スライドフタ８を手
前側から押し込むことにより、その両端部を左右
のガイド部材１０，１０の溝１１，１１に案内さ
れて天板９下部の収納部１３に略コ字状に収納さ
れる。これによりスライドフタ８は天板９に収納
されたまゝ、天板９と共に本体から取り外し可能
となる。
前側から押し込むことにより、その両端部を左右
のガイド部材１０，１０の溝１１，１１に案内さ
れて天板９下部の収納部１３に略コ字状に収納さ
れる。これによりスライドフタ８は天板９に収納
されたまゝ、天板９と共に本体から取り外し可能
となる。
このような構造にすることにより、修理等のサ
ービス時には天板９および収納部１３とスライド
フタ８を一体に取り外すことができ、サービス性
が向上する。また、スライドフタ８は天板９下部
に収納されることによりキヤビネツト後部が有効
に使用できる。このことからキヤビネツト後部を
スライドフタ８収納分だけ切除したデザインおよ
び設計が可能となり、キヤビネツト全体を小さく
できると共に、製品輸送時の梱包寸法も小さくな
つて輸送費用の低減を図ることができる。さら
に、スライドフタ８の収納は自重による自由落下
方式でなく、押し込み方式であるから収納時に大
きな衝突音が発生することもない。
ービス時には天板９および収納部１３とスライド
フタ８を一体に取り外すことができ、サービス性
が向上する。また、スライドフタ８は天板９下部
に収納されることによりキヤビネツト後部が有効
に使用できる。このことからキヤビネツト後部を
スライドフタ８収納分だけ切除したデザインおよ
び設計が可能となり、キヤビネツト全体を小さく
できると共に、製品輸送時の梱包寸法も小さくな
つて輸送費用の低減を図ることができる。さら
に、スライドフタ８の収納は自重による自由落下
方式でなく、押し込み方式であるから収納時に大
きな衝突音が発生することもない。
考案の効果
以上のように本考案によれば次の効果を得るこ
とができる。
とができる。
(1) 天板および収納部とスライドフタを一体に取
り外すことができ、サービス性が向上する。
り外すことができ、サービス性が向上する。
(2) スライドフタを天板下部に収納するため、キ
ヤビネツト内部を有効に使用できる。
ヤビネツト内部を有効に使用できる。
(3) スライドフタの収納は押し込み方式であるた
め、収納時の衝突音を軽減できる。
め、収納時の衝突音を軽減できる。
第１図および第２図は一般の電子楽器を示し、
第１図はスライドフタ収納時の斜視図、第２図は
スライドフタを閉じた時の斜視図、第３図は従来
例の斜視図、第４図は本考案の一実施例の縦断面
図、第５図は同要部の斜視図である。 ８……スライドフタ、９……天板、１０……ガ
イド部材、１１……略コ字形溝、１２……ビス、
１３……収納部、１４……ストツプ部。
第１図はスライドフタ収納時の斜視図、第２図は
スライドフタを閉じた時の斜視図、第３図は従来
例の斜視図、第４図は本考案の一実施例の縦断面
図、第５図は同要部の斜視図である。 ８……スライドフタ、９……天板、１０……ガ
イド部材、１１……略コ字形溝、１２……ビス、
１３……収納部、１４……ストツプ部。
Claims (1)
- 電子楽器本体の上部に取り外し可能に設けた天
板の下部に沿つて移動可能で、かつ手鍵盤の上方
を覆うように開閉されるスライドフタであつて、
前記天板の下部に固着された一対のガイド部材の
内面に互いに対向するように形成された略コ字形
溝に沿つて収納されるとともに、前記天板と一体
にして前記電子楽器本体より取り外し可能とした
電子楽器のスライドフタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11003482U JPS5915083U (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 電子楽器のスライドフタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11003482U JPS5915083U (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 電子楽器のスライドフタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5915083U JPS5915083U (ja) | 1984-01-30 |
| JPH0119181Y2 true JPH0119181Y2 (ja) | 1989-06-02 |
Family
ID=30256081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11003482U Granted JPS5915083U (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 電子楽器のスライドフタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915083U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4918020U (ja) * | 1972-05-18 | 1974-02-15 | ||
| JPS5118115B2 (ja) * | 1971-09-20 | 1976-06-07 | ||
| JPS5435059U (ja) * | 1977-08-12 | 1979-03-07 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5118115U (ja) * | 1974-07-29 | 1976-02-09 |
-
1982
- 1982-07-19 JP JP11003482U patent/JPS5915083U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5118115B2 (ja) * | 1971-09-20 | 1976-06-07 | ||
| JPS4918020U (ja) * | 1972-05-18 | 1974-02-15 | ||
| JPS5435059U (ja) * | 1977-08-12 | 1979-03-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5915083U (ja) | 1984-01-30 |
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