JPH0118929Y2 - - Google Patents

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JPH0118929Y2
JPH0118929Y2 JP1983177849U JP17784983U JPH0118929Y2 JP H0118929 Y2 JPH0118929 Y2 JP H0118929Y2 JP 1983177849 U JP1983177849 U JP 1983177849U JP 17784983 U JP17784983 U JP 17784983U JP H0118929 Y2 JPH0118929 Y2 JP H0118929Y2
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシールの嵌合部と相手部材の取付穴と
の間に寸法差があつても嵌着できるようにしたシ
ールに関する。
本考案に関する先行技術としては第1図に示す
オイルシールが存在する。当該オイルシール50
はハウジング51に嵌着する嵌合部52と軸53
と密封嵌合するシールリツプ54とを有する。そ
して、オイルシール50の嵌合部52が嵌着する
ハウジング51の取付穴55の寸法よりも多少大
径である場合とか、取付穴55の周面が加工上か
ら必要以上に荒い場合には、オイルシール50の
嵌合部52を取付穴55に嵌着することができな
い。このため、それぞれの取付穴55に適合した
オイルシール50を多品種製作しておかなければ
ならない問題を有するのが現状である。
本考案は上述のような問題点に鑑み成されたも
のであつて、その技術的課題はシールの嵌合部が
が嵌着する一方部材の取付寸法に適合しない場合
であつても、嵌合部に対応性をもたせて容易に嵌
着できるようにすることにある。
本考案は上述の技術的課題を解決するために、
下記する技術的手段によつて構成する。
すなわち、環状を呈し、互いに同芯に組み合わ
された2部材の一方に取り付けられる嵌合部と、
弾性材料をもつて製せられ、前記嵌合部に接着さ
れて前記2部材の他方の周面と弾性接触するシー
ルリツプとを有するシールにおいて、前記嵌合部
の周面に、ゴム状弾性材料をもつて製せられ、軸
方向に沿うとともに径方向に伸びて前記一方の部
材の周面に弾性接触する変形自在な複数条の凸部
を配設し、更に、前記嵌合部の軸方向端部に、前
記一方の部材に形成された径方向面と弾性接触す
る環状のシール部を付設るものである。
上述のように構成された本考案は以下のような
特有の効果を奏する。
シールの嵌合部にはゴム状弾性材製の凸部が複
数個設けられているから、一方部材の例えば取付
穴が嵌合部の寸法よりも小径である場合でも、嵌
合部を挿入すると、嵌合部は弾性変形をして取付
穴に嵌着することができる。このため、取付穴が
シールの嵌合部に対応しない寸法、すなわち、他
の近似の寸法のシールが嵌合するように形成され
た取付穴の寸法であつても、本考案のシールを嵌
着することができる。その結果、取付穴に対応す
る寸法のシールがない場合にも、本考案のシール
のようにすることによつて容易に取付けることが
でき、シールの嵌合部の寸法別における種類を少
なくすることができ、シールの種類別の標準化が
達成できる。同芯に組み合わされた2部材の一方
と嵌合部との接合部における密封性は、一方の部
材に形成された径方向面に対する嵌合部の端部に
付されたシール部の弾性接触によつて保持され
る。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第2図及び第3図は本考案のシールの断面図と
平面図である。シール1の外周側に嵌合部2が形
成され、この嵌合部2の外周に、ゴム状弾性材料
をもつて製せられ、軸方向に沿うとともに径方向
に伸びた複数条の凸部3が等分割で配列されてい
る。この凸部3は外径方向に向つて断面台形状を
成している。又、嵌合部2の一端より径方向に伸
びる側面部5を有し、側面部5にはシール部6が
設けられている。更に、嵌合部2の内周側にはシ
ールリツプ4が設けられており、このシールリツ
プ4には密封部7を有して軸53と密接嵌合す
る。そして、嵌合部2及び側面部5には補強環
9,10が埋設されて嵌合部2及び側面部5が機
能を失わないように補強されている。
第4図は本考案の他の実施例である。第4図の
シールが第2図と異なる点は各ハウジング51に
有する異なる取付穴55の寸法に対応するように
凸部の先端が極めて容易に弾性変形しやすいよう
に断面三角形状を成すと共にシール部6が嵌合部
2の端面に設けられていることである。そして、
側面部5が省略されていることである。
上述のように構成することによつて、本考案の
シールは相対嵌合する二部材のうちの一方部材の
嵌着寸法が異なる場合であつても、適合するシー
ルを求めることなく装着することができる。更
に、両二部材が相対的に多少偏心している場合で
あつても、本考案の嵌合部の凸部3によつて、シ
ールリツプ4の密封部7と軸である他方部材とが
密接状態に嵌合するように弾性的に応変すること
ができる。しかも、嵌合部2側はシール部6がハ
ウジングである一方部材に密接して確実に密封を
保持している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のオイルシールの断面図、第2図
は本考案の一実施例のシールの断面図、第3図は
第2図の平面図、第4図は本考案の他の実施例の
シールの断面図である。 1……シール、2……嵌合部、3……凸部、4
……シールリツプ、5……側面部、6……シール
部、7……密封部、9……補強環、10……補強
環、50……オイルシール、51……ハウジン
グ、52……嵌合部、53……軸、54……シー
ルリツプ、55……取付穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状を呈し、互いに同芯に組み合わされた2部
    材の一方に取り付けられる嵌合部2と、弾性材料
    をもつて製せられ、前記嵌合部2に接着されて前
    記2部材の他方の周面と弾性接触するシールリツ
    プ4とを有し、前記嵌合部2の周面に、ゴム状弾
    性材料をもつて製せられ、軸方向に沿うとともに
    径方向に伸びて前記一方の部材の周面に弾性接触
    する変形自在な複数条の凸部3を配設され、前記
    嵌合部2の軸方向端部に、前記一方の部材に形成
    された径方向面と弾性接触する環状のシール部6
    を付されてなるシール。
JP1983177849U 1983-11-17 1983-11-17 シ−ル Granted JPS6084861U (ja)

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JP1983177849U JPS6084861U (ja) 1983-11-17 1983-11-17 シ−ル

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JP1983177849U JPS6084861U (ja) 1983-11-17 1983-11-17 シ−ル

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Publication Number Publication Date
JPS6084861U JPS6084861U (ja) 1985-06-11
JPH0118929Y2 true JPH0118929Y2 (ja) 1989-06-01

Family

ID=30386284

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JP1983177849U Granted JPS6084861U (ja) 1983-11-17 1983-11-17 シ−ル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008004303A1 (fr) * 2006-07-07 2008-01-10 Eagle Industry Co., Ltd. Dispositif de scellement d'un arbre

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4713773U (ja) * 1971-03-16 1972-10-18

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JPS5745494Y2 (ja) * 1977-12-06 1982-10-06

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JPS4713773U (ja) * 1971-03-16 1972-10-18

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Publication number Publication date
JPS6084861U (ja) 1985-06-11

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