JPH01182982A - 磁気テープ接合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、磁気テープを接合する際に切断されるべき磁
気テープ、リーダテープもしくはスプライステープを切
断するテープ切断手段を備えた磁気テープ接合装置に関
する。

（従来の技術） 例えばオーディオカセットテープやビデオカセットテー
プ等を製造するにあたっては、磁気テープが適当な長さ
に切断され、その両端にスプライステープを用いてリー
ダテープが接続されてカセット内に巻回収納される。

この様な磁気テープとリーダテープとの接合は、従来例
えば第４図および第５図に示すテープ切断手段を備えた
磁気テープ接合装置を用いて行なわれている。

第４図はテープ切断前の状態を、第５図はテープ切断完
了後の状態を示す斜視図であり、この図に示されている
様に切断されるべきテープ２はテープ載置台であるテー
プ接合台４．６上のテープガイド溝４ａ、６ａ上に載置
されてＸ方向に延び、保持手段８がＹ方向に往復動して
該保持手段８にネジｌＯを介して保持された切断刃１２
を第４図に示す切断前の位置から第５図に示す切断完了
後の位置までの範囲（テープ切断用往復動範囲）を往復
動させ、その切断刃１２の往動によってテープ２が切断
されるものである。

（発明か解決しようとする課題） しかしながら、上記の如き従来のテープ切断手段におい
ては、切断刃１２の往復動が無駄な動きを排除する意味
からテープ載置台４．６上における上記テープ切断用往
復動範囲に限定されており、従って切断刃１２を交換す
る際は例えば切断完了時における第５図に示す状態で切
断刃交換を行なっており、この様な切断刃１２がテープ
載置台４，６上に位置する状態でその交換を行なうのは
テープ載置台４．６が障害となって交換作業が面倒であ
り、そのため作業時間も長くなり、また切断刃を所定の
位置に確実に精度良く固定することが困難であった。

本発明の目的は、上記事情に鑑み、テープ切断手段にお
ける切断刃の交換が容易であり、よって交換時間の短縮
を図りかつ切断刃を所定の位置に確実に精度良く固定す
ることのできる磁気テープ接合装置を提供することにあ
る。

（課題を解決するための手段） 本発明に係る磁気テープ接合装置は、上記目的を達成す
るため、 磁気テープ接合装置におけるテープ切断手段が、切断刃
をテープ載置台上におけるテープ切断用往復動範囲を越
えてさらに該テープ載置台から外れた位置にまで移動さ
せ得る様に構成され、切断刃の交換は該切断刃をテープ
載置台から外れた位置まで移動させておいて行なわれる
ものであることを特徴とする。

本発明に係る磁気テープ接合装置は磁気テープの接合、
即ち磁気テープと磁気テープとの接合もしくは磁気テー
プと他のテープ例えばり−ダテーブとの接合を行なうた
めの装置であって、その磁気テープとの接合のため磁気
テープ等のテープを切断する上記の如き切断手段を備え
て成るものであればどの様なタイプのものでも良い。

また、上記テープ切断手段によって切断されるテープと
は、磁気テープの接合に際して切断されるべきテープ、
例えば磁気テープ、リーダテープ。

スプライステープ等を意味する。

（作　　用） 上記構成の磁気テープ接合装置によれば、磁気テープを
接合するにあたって磁気テープ等を切断する際はテープ
載置台上におけるテープ切断用往復動範囲、即ち切断に
必要なだけの範囲を往復動させ、交換時にはその範囲か
らさらに移動して切断刃をテープ載置台から外れた位置
に位置させることができ、よって切断刃の交換をテープ
載置台により阻害されることなく容易に行なうことがで
きる。

（実　施　例） 以下、歯面を参照しながら本発明の実施例について詳細
に説明する。

第１図および第２図は本発明に係る磁気テープ接合装置
の一実施例のテープ切断手段を含む部分を示す側面図で
あり、第１図はテープ切断時の状態を、第２図は切断刃
交換時の状態を示す図、第３図は第２図における切断刃
部分を示す斜視図である。

本実施例に係る磁気テープ接合装置は、該装置によって
磁気テープ、リーダテープおよびスプライステープを切
断し、スプライステープによって磁気テープとリーダテ
ープとを接合するものである。図示のテープ切断手段は
磁気テープおよびリーダテープを切断し、かつその両者
を接合するためのものであり、本実施例はこのテープ切
断手段と、該テープ切断手段と略同様の構成を有する図
示しないスプライステープ専用の切断手段と、切断され
たスプライステープを磁気テープとり一ダテーブとの継
ぎ目に貼着する図示しないスプライステープ貼着手段と
を備えて成る。

上記磁気テープおよびリーダテープの切断手段は、第３
図に示す様に、基台２０の上にＸ方向に所定間隔２２を
置いて配設された磁気テープ接合時のテープ接合台とし
ても機能する左右のテープ載置台２４．２Ｂと、切断刃
２８を保持して該切断刃２８をテープ載置台２４．２６
の上記所定間隔２２上でＹ方向に往復動させる保持手段
３０とを備えて成る。

上記左側テープ載置台２４はその上面にＸ方向に延びる
テープガイド溝２４ａ、２４ｂがＹ方向に所定間隔を首
いて２本形成され、右側テープ載置台２Ｂはその上面に
Ｘ方向に延びるテープガイド溝２８ａが１本形成され、
かつ上記左側テープ載置台２４は図示しない駆動手段に
よりＹ方向に移動せしめられてそのテープガイド溝２４
ａ、　２８ａを右側テープ載置台のテープガイド溝２６
ａと一致させ得る様に構成されている。また、各テープ
ガイド溝２４ａ、２４ｂ、２８ａはそれぞれ上面に多数
の吸引孔２７が形成され、各テープガイド溝上に載置さ
れたテープを吸引して吸着し得る様に構成されている。

上記保持手段３０は、第１．２図に示す様に、前端部に
切断刃２８がネジ３２によって固着された保持アーム３
４と、該保持アーム３４を摺動可能に嵌合支持する支持
台３６と、保持アーム３４の後端部に設けられ上記支持
台３Ｂと当接して保持アーム３４の前方移動を規制する
ストッパ３８と、該ストッパ３８の後端に先端が固着さ
れたピストンロッド４０と、該ピストンロッド４０を前
後動させるエアシリンダ４２と、上記支持台３６にブラ
ケット４４を介して固設されたエアシリンダ４６によっ
て上下動せしめられ、下降時には上記支持台３６とスト
ッパ３８との間に位置すると共に上昇時には両者３６．
３８の間から退出する断面コ字状のスペーサ４８とを備
えて成る。

次に、本実施例による磁気テープの接合方法を説明する
。まず、第１図に示す様に、切断刃２８の移動量をテー
プ切断に必要なだけの移動量に制限するためエアシリン
ダ４６によってスペーサ４８を下降させて支持台３６と
ストッパ３８との間に位置させ、ストッパ３８がスペー
サ４８に当接したテープ切断完了位置と該完了位置から
所定長後退したテープ切断前位置との間のテープ切断用
往復動範囲Ａを切断刃２８が往復動するように設定して
おく。しかる後、まず第３図に示す様に両テープ載置台
のテープガイド溝２４ａ、　２８ａを一致させ、その両
溝２４ａ、２８ａ上に前記した第４図に示す如く磁気テ
ープを載置し、かつ吸引孔２７から吸引することによっ
て該テープを両？ｇ２４ａ、２Ｂａ上に固着させ、この
状態からエアシリンダ４２により切断刃２８をテープ切
断前位置からテープ切断完了位置まで前進させて磁気テ
ープの切断を行ない、該切断が終了したら切断刃２８を
テープ切断前位置まで後退させると共に右　゛側テープ
載置台のテープガイド溝２６ａから磁気テープを取り外
し、左側テープ載置台２４をそのテープガイド溝２４ａ
上の磁気テープはそこに吸着させたまま前進させて後方
のテープガイド溝２４ｂを左側テープ載置台のテープガ
イド溝２６ａと一致させ、続いて上記磁気テープの場合
と同様に両テープガイド溝２４ｂ、２Ｂａ上にリーダテ
ープを載置吸着させ、切断刃２８を切断完了位置まで前
進させて該リーダテープを切断し、この切断が終了した
ら両溝２４ｂ。

２６ａに切断されたリーダテープを吸着させたまま左側
テープ載置台２４を後退させて前方のテープガイド溝２
４ａを右側テープ載置台のテープガイド溝２８ａと一致
させ、そうすることによって両テープガイド溝２４ａ、
　２Ｇａ上に吸着されたままになっている磁気テープと
リーダテープの切断面を突き合せた状態にする。

しかる後、図示しないスプライステープ専用のテープ切
断手段によって適当な長さに切断されたスプライステー
プを上記両テープガイド溝２４ａ、２Ｂｂ上において同
じく図示しないスプライステープ貼着手段によって上記
互いに切断面が突き合された磁気テープとリーダテープ
との継ぎ目部分に貼着して両テープの接合を行なう。

この様な磁気テープの接合を繰り返して行ううちに切断
刃の切れが悪くなり切断刃を交換する時期がくると、第
２図に示すようにスペーサ４８を上昇させてストッパ３
８が支持台３６に当接するまで、即ち切断刃２８がテー
プ載置台２４，２Ｂ上のテープ切断用往復動範囲Ａを越
えてさらに該テープ載置台２４．２Ｂから外れた位置に
まで移動させ、この状態で切断刃２８の交換を行なう。

このようにして切断刃２８の交換を行なうと、該切断刃
２８はテープ載置台２４．２Ｂから外れた位置にあるの
でテープ交換作業がテープ載置台２４，２Ｂ　１：よっ
て阻害されることがなく、該交換作業をスムーズに行な
うことができる。

なお、上記図示しないスプライステープ専用切断手段も
、同様に切断刃をテープ載置台から外れる位置まで移動
させ得る様に構成されており、従ってこの切断手段にお
いても切断刃の交換作業をスムーズに行なうことが可能
である。

（発明の効果） 本発明に係る磁気テープ接合装置は、上述の様に切断刃
をテープ載置台上におけるテープ切断用往復動範囲を越
えてさらに該テープ載置台から外れた位置にまで移動可
能に構成されているので、切断刃の交換は該切断刃をテ
ープ載置台から外れたところに位置させておいて行なう
ことができ、よって切断刃の交換作業をテープ載置台に
よって阻害されることなく容品に行なうことができ、交
換作業時間の短縮化を図ると共に切断刃を所定の位置に
確実に精度良く固定することができ、磁気テープ等に対
して切れ味の良い位置を確保でき、磁気テープ接合不良
を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明に係る磁気テープ接合装置
の実施例のテープ切断手段部分を示す側面図であり、第
１図はテープ切断完了時の状態を、第２図は切断刃交換
時の状態を示す図、第３図は第２図における切断刃およ
びテープ載置台部分を示す斜視図、 第４図および第５図は従来の磁気テープ接合装置の一例
のテープ切断手段部分を示す斜視図であり、第４図はテ
ープ切断前の状態を、第５図はテープ切断完了時の状態
を示す図である。 ２４．２８・・・テープ載置台　２８・・・切　　断　
　刃３０・・・保　　持　　手　　段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　磁気テープを接合する際に切断する磁気テープ等が載
   置されるテープ載置台と、切断刃と、該切断刃を保持す
   る保持手段とを有し、該保持手段により上記切断刃を上
   記テープ載置台上で往復動させて該載置台上のテープを
   切断するテープ切断手段を備えて成る磁気テープ接合装
   置であって、上記テープ切断手段が、上記切断刃を上記
   テープ載置台上における切断用往復動範囲を越えてさら
   に該テープ載置台から外れた位置にまで移動させ得るよ
   うに構成され、上記切断刃の交換は該切断刃を上記テー
   プ載置台から外れた位置まで移動させておいて行なうこ
   とを特徴とする磁気テープ接合装置。