JPH01171960A - プリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタ装置に係り、とくに、情報処理シス
テムにおいて出力装置として使用されるプリンタ装置に
関する。

〔従来の技術〕

従来より情報処理システムにおいてプリンタ装置は、ホ
ストコンピュータ等の上位装置の処理結果を紙面に出力
するために使用される出力装置として用いられ、プリン
ト出力する機能は今後共変わらないと考えられる。近年
コンピュータシステムで処理するデータが文字、イメー
ジグラフ等種々のメディアに拡大する傾向にあり、必然
的にプリンタ装置で出力するデータも多彩になり、プリ
ンタ装置を制御するデータも複雑になって来ている。

このように複雑なシステムにおいて複雑な制御を必要と
するプ“リンタ装置を使用する場合、システム内の他の
機器、通信網あるいは利用ソフトウェア等で問題が発生
する確立も高くなっている。

この種のプリンタ装置におけるトラブル発生時の情報採
取手段としては、上位装置から受信したデータを１６進
数として対応する文字コードに変換して印字する動作モ
ードを付加する方法、あるいはプリンタ装置の内部状態
を紙面に印字する機能を付加する方法等が提案されてい
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記従来のいずれの場合にあっても情報
を得た後、技術者が直接データの解析を行わなければな
らず、手間が掛るという不都合があった。また、実際に
動作させテストを行う場合には、同一のシステム環境を
用意するか、使用可能なシステム環境に合せてデータを
作成する必要がある。前者はシステムの種類が多様化す
る現状にあっては現実的でなく、また、後者は膨大な入
力作業が必要となり、必然的に多大で時間及び労力を費
さねばならないという問題点を有していた。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善し
、とくに、情報の採取結果を読み出し可能なデータファ
イルとして短時間に且つ容易に入手可能なプリンタ装置
を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明では、上位装置からの印刷データを受信する受信
部と、前記受信データを信号処理後一時的に記憶する機
能を有する制御部と、この制御部からの印字指令により
当該制御部に記憶されたデータを最終的に紙面に印字出
力する印字部とを備えている。そして、制御部に、前記
上位装置や印字部との通信内容に識別データを付加して
順次送出し記録するファイル手段を併設する、という構
成を採り、これによって前述した目的を達成しようとす
るものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

この第１図の実施例は、図示しない上位装置からのデー
タを受信する受信部１と、上位装置とのインターフェー
ス（図示せず）の制御及び本装置全体の動作制御機能を
有する制御部２と、制御部２の動作モードを選択するス
イッチ部４と、制御部２からの印字指令により最終的に
データを紙面に印字出力する印字部３と、制御部２の指
令により読み出しあるいは書き込みを行うファイル手段
５とを備えている。

この内、制御部２には実際にはＣＰＵ　（中央演算素子
）であるマイクロプロセッサ（図示せず）を中心として
構成され、受信部１を通して入力されたデータを所定処
理後一時的に格納するデータバッファ（図示せず）が含
まれている。

スイッチ部４は、通常動作モードと記録動作モードとを
選択的に設定するためのもので、通常動作モードと記録
動作モードの識別情報を発生する。

この識別情報は制御部２によって判読されるようになっ
ている。

次に上記実施例の全体的動作を説明する。

通常動作モードの場合は、通常のオンラインプリンタと
同様に、図示しない上位装置からのデータを受信部ｌで
受信し、制御部４で印字部３が取り扱う印刷データへ変
換し易い形式への第１の変換を行い、しかる後当該デー
タを図示しないデータバッファに記憶する。

このような動作を繰り返し行い、１ページのデータ処理
が終了した時、制御部２内の図示しないデータバッファ
に完成したデータに従い印刷データに変換する第２の変
換を行って後、印字部３に印刷データを送出し印字部３
によって紙面に印字出力される。

一方、記録動作モードの場合には、図示しない上位装置
からのデータを受信部ｌで受信し、制御部２へ送出する
。この時、制御部２にはスイッチ部４から記録モードの
識別情報が送られているため、制御部２は記録動作モー
ド設定中と判断して受信したデータにデータ部であるこ
とを表わすデータ／ステータス識別情報を付加し、ファ
イル手段５に送出し、記録する。

次に、制御部２内で印字部３が取り扱うことができる印
刷データへ変換し易い形式への第１の変換を行い、制御
部２内の図示しないデータバッファへ記憶する。

次に図示しない上位装置へ通知するステータス（ＳＴ）
情報をステータス部であることを表わすデータ／ステー
タス識別情報とともにファイル手段５へ送り記録する。

以上の動作を繰り返し１ページのデータ処理が終了した
時、制御部２内のデータバッファに完成したデータに従
い印刷データに変換する第２の変換をした後、印字部３
へ印刷データを送出し、印字部３によって紙面に印字結
果が出力される。この場合、動作モードが記録動作モー
ドであることから、制御部２は印字部３へ送出した情報
および印字部３からの終了結果を識別情報とともにファ
イル手段５へ送出し記録する。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によると制御部に、必要に
応じて上位装置や印字部との通信内容に識別データを付
加して順次送出し記録するファイル手段を併設したこと
から、上位装置からの入力データ或いはステータス情報
等の通信内容及び印字部からの印字出力結果等の情報は
、識別データとともに自動的にファイル手段に記録され
る。このため、必要に応じて情報の採取結果を、読み出
し可能なデータファイルとして短時間にかつ容易に入手
し得るという従来にない優れたプリンタ装置を提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 １・・・受信部、２・・・制御部、３・・・印字部、５
・・・ファイル手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、上位装置からの印刷データを受信する受信部と
   、前記受信データを信号処理後一時的に記憶する機能を
   有する制御部と、この制御部からの印字指令により当該
   制御部に記憶されたデータを最終的に紙面に印字出力す
   る印字部とを備え、前記制御部に、前記上位装置や印字
   部との通信内容に識別データを付加して順次送出し記録
   するファイル手段を併設したことを特徴とするプリンタ
   装置。