JPH01170792A - 横流ファン装置 - Google Patents

横流ファン装置

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JPH01170792A
JPH01170792A JP33056787A JP33056787A JPH01170792A JP H01170792 A JPH01170792 A JP H01170792A JP 33056787 A JP33056787 A JP 33056787A JP 33056787 A JP33056787 A JP 33056787A JP H01170792 A JPH01170792 A JP H01170792A
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stabilizer
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guide blades
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Hideo Asano
秀夫 浅野
Katsuyoshi Iwase
勝好 岩瀬
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はクロスフローファン型の送風機に関し、特に、
その風向きを変化させるための構造に関する。
「従来の技術」 従来のクロスフローファン(横流ファン)における風向
きを変化させる構造とじ−では、第5図に示す様に、吹
出口のグリル31に風向可変用のルーパ32を設けるの
が一般的であった。しかし、横流ファンのファン特性は
静圧型ではないため、ルーバ32が立ち通風抵抗が増大
すると急激に風量が低下するという問題点があった。従
来はこの欠点を羽根車33の径を十分大きくすることに
より補っていたが、自動車の車室内に搭載するファンに
あってはその寸法に制限があり問題となる。
また、第6図に示す様に、送風口35に大きく湾曲して
曲成された送風口体36を設け、その送風口体36を揺
動させる構造とすれば(実公昭48−12965号)、
比較的通風抵抗は小さくすることができると考えられる
が、狭い車室内に搭載するには大きな送風口体36が邪
魔になるという問題点があった。
またより基本的な方法として、横流ファンのケーシング
自体を回動可能とし送風方向を変化させる構造も考えら
れるが、羽根車の回転機構とケーシングの回動機構とを
分離構成しなければならず、構造が複雑で高価なものに
なるという問題点があった。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は上記の問題点を解決するためなされたものであ
り、通風抵抗を増大することなく送風方向を変化させる
ことができ、かつ、小型で構造の簡単な横流フアン装置
を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 このため本発明では、吐出部をなすディフューザの壁面
をなす固定スクロール及び渦流を形成する舌部をなすス
タビライザを含むケーシングと、回転駆動される羽根車
とを備える横流ファン装置において、前記固定スクロー
ルの近傍に一端が支承され、他端が固定スクロールに接
する揺動位置とディフューザの中程の揺動位置との間で
揺動可能な第1の案内翼と、前記ディフューザ部のケー
シングに一端が支承され、他端が前記スタビライザに接
する揺動位置とディフューザの中程にて前記第1の案内
翼と接する揺動位置との間で揺動可能な第2の案内翼と
、前記第1及び第2の案内翼を連結し、2つの案内翼が
互いに接する揺動位置と各案内翼がそれぞれ固定スクロ
ール又はスタビライザに接する揺動位置との間で当該2
つの案内翼を連動して揺動させるリンク機構と、を備え
ることを特徴とする横流ファン装置が提供される。
「作用」 上記の構成によれば、2つの案内翼が互いに接した揺動
位置では、2つの案内翼は一体となってディフューザの
壁面をなすスクロールを形成する。
また、スタビライザは単体で渦流を生成する舌部をなす
、それ故、羽根車を横切る横流の方向はスタビライザ及
び2つの案内翼により形成されるスクロールにより決定
され、2つの案内翼により案内された方向に送風される
一方、2つの案内翼がそれぞれ固定スクロール又はスタ
ビライザに接する揺動位置では、第1の案内翼は固定ス
クロールと一体となりディフューザの壁面、の一部を形
成する。第2の案内翼はスタビライザと共に、渦流を生
成する舌部の一部を形成する。即ち、渦流を生成する舌
部の形状が前回の揺動位置とは異なったものになる。こ
のため、渦流の位置が変化し、羽根車を横切る横流の方
向は前回とは異なった方向になり、固定スクロールに案
内された方向に送風される。
このように、2つの案内翼は単に送風を案内するディフ
ューザ壁面の方向を変えるだけではなく、渦流を生成す
るケーシング舌部の実効的な形状をも変化させ、渦流の
位置を変化させて横流ファン本来の送風方向をも変化さ
せる作用を営むものである。それ故、リンク機構にて2
つの案内翼の揺動位置を変化させることにより、送風抵
抗を増加させることなく送風量を減少させることなく、
送風方向を変えることができる。
「実施例」 本発明の実施例について図面に従って具体的に説明する
第4図は本発明に係る横流ファン装置の斜視図、第1図
は第4図の1−1線断面図、第2図は■−■線断面図で
ある。
横流ファン装置は薄い箱形をなし、円筒形状をした羽根
車2が回転自在にケース1内部の側壁3に支持され、モ
ータ4に直結されて回転駆動される0羽根車2の周囲に
は、横流ファンのケーシングを構成する部材として、断
面が円弧状のリアパネル5.リアパネル5に連続し前方
に螺旋状に拡がる固定スクロール6が上面パネル7と一
体に形成され、また、前方斜め下方には板状のスタビラ
イザ8が下面のパネル9と一体に形成され、それぞれ配
置されている。固定スクロール6及びスタビライザ8は
ディフューザ10の上下の壁面を兼ねる。ディフューザ
10は羽根車2から吐出された送風が拡散する吐出部で
ある。
ディフューザ10内には2枚の案内翼11゜12が配設
されている。各案内XECII、12はディフューザ1
0の全幅の長さを有し、左右に突出した支持軸13.1
4により側壁3に揺動自在に支持されている。第1の案
内翼11はその支持軸13が固定スクロール6の近傍に
おいて支持され、案内翼11の後端縁は絶えず固定スク
ロール6に接し、前端縁は固定スクロール6に密接する
位置と、ディフューザ10の中程の位置との間で揺動可
能である。第1の案内翼11が固定スクロール6に密接
した場合に、固定スクロール6及び第1の案内翼11の
下面11Aで滑らかな曲面を形成するように、固定スク
ロール6には第1の案内翼11を収容する凹部15が設
けられている。第2の案内翼12はその支持軸14がデ
ィフューザ10の開口の中程の高さにおいて支持され、
案内翼12の前端縁は上方の第1の案内翼11の前端縁
と接する位置と、下方のスタビライザ8の前端縁と接す
る位置との間で揺動可能である。
各案内翼11.12の支持軸13.14は左右の側壁3
から突出し、側室16内においてリンク機構により連結
されている。すなわち、第3図に示す様に、各支持軸1
3.14にはレバー17゜18が固着され、各レバーは
ロッド19により連結されている。第2の案内翼12の
支持軸14に固着されたレバー18はその一部がケース
1から前方に突出し、操作レバー18を兼ねている。
以上の構成に基づき作動について説明する。操作レバー
18を下方に操作すると、第2の案内翼12は上方に揺
動し、ロッド19により連結された第1の案内翼11は
下方に揺動してその前端縁が互いに接し、第1図に実線
で示す様な状態になる。この揺動位置では、2つの案内
翼11.12は一体となって、各案内翼11,12の下
面11A、12Aは連続した滑らかな曲面を形成しディ
フューザ10の上壁面をなす新しいスクロールを形成す
る。また、スタビライザ8は単体で渦流を生成する舌部
を構成する。このため、羽根車2の後方の矢印Aから吸
い込まれた風は、矢印Bに示す方向に滑らかに送風され
る0羽根車2により生起される横流の方向が矢印Bの方
向になるようにスタビライザ8の位置が決められている
からである。
次に、操作レバー18を上方に操作すると、第1図に想
像線で示す様に、第2の案内翼12は下方に揺動し、そ
の前端縁がスタビライザ8と接し、ロッド19により連
結された第1の案内翼11は上方に揺動して凹部15に
収容され固定スクロール6と一体になる。この揺動位置
では、第1の案内翼11の下面11Aは固定スクロール
6と連続した曲面を形成し、固定スクロール6の一部を
なす、第2の案内翼12はその前端縁がスタビライザ8
の前端縁に接し、第2の案内翼の上面12Bとスタビラ
イザ8とにより断面が略三角形をした舌部を構成する。
この略三角形をした舌部により核となる渦流が生成され
るため、羽根車2により生起される横流の方向はやや上
方向に変化し、矢印Cの方向に滑らかに送風される。
このように、2枚の案内Xll、12の揺動位置を変化
させることにより、渦流を生成する舌部及びスクロール
の形状を変化させ、羽根車2により生起される横流の方
向をも変化させて、送風方向を変化させている。いずれ
の送風方向を選択しても、羽根車2により生起する横流
の方向が大きく曲げられることがないため、送風抵抗が
増加することなく、送風量を確保することができる。
以上説明した実施例では、スタビライザ8を下面パネル
9に固定するものとしたが、スタビライザ8も揺動可能
な構造とし、第2の案内翼12とリンク機構により連結
し、操作レバー18による風向きの切換えに従動してそ
の角度を変化させ、より風向きに適した位置に核となる
渦流を生成させるようにすることも可能である。
また、前記実施例では各案内翼11.12の長さをディ
フューザ10の全幅の長さとし、−様に風向きを切換え
るようにしたが、各案内[11゜12をディフューザ1
0の幅の中央部で分離し、左右別個に揺動させることと
し、左右の操作レバー18でそれぞれ独立に異なった方
向を選択し左右それぞれ異なった方向に送風できるよう
Cすることも可能である。これはたとえば、運転席と助
手席とで風向きを独立に選択したい鳩舎などに有効であ
る。
「発明の効果」 以上説明したように本発明は上記の構成を有し、2つの
案内翼により横流ファンのケーシングを構成するスクロ
ールと舌部との実効的な形状を変化させ風向を変えるも
のであるから、風向の切換えに伴う送風抵抗の増加がほ
とんどなく、送風量を減少させることなく風向きを変化
させることができるという優れた効果がある。また、2
つの案内翼はディフューザ内に収容され、外部に突出す
るものではないため、風向切換機構を有するにもかかわ
らずファン装置の形状が大きくならないという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示し、第11!
Iは第4図のI−I線断面図、第2図は第4図の■−■
線断面図、第3図は第4図の■−■線断面図、第4図は
横流ファン装置の斜視図であり、第5図及び第6図はそ
れぞれ従来の風向切換機構を示す断面図である。 2090羽根車、 380.側壁、 501.リアパネ
ル、 690.固定スクロール、 800.スタビライ
ザ、 10 、、、ディフューザ、 11 、、、第1
の案内翼、 12.、、第2の案内翼、 17 、、、
レバー、18、、、操作レバー、  19.、、ロッド
。 第111(1 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 b

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 吐出部をなすディフューザの壁面をなす固定スクロール
    及び渦流を形成する舌部をなすスタビライザを含むケー
    シングと、回転駆動される羽根車とを備える横流フアン
    装置において、 前記固定スクロールの近傍に一端が支承され、他端が固
    定スクロールに接する揺動位置とディフューザの中程の
    揺動位置との間で揺動可能な第1の案内翼と、 前記ディフューザ部のケーシングに一端が支承され、他
    端が前記スタビライザに接する揺動位置とディフューザ
    の中程にて前記第1の案内翼と接する揺動位置との間で
    揺動可能な第2の案内翼と、前記第1及び第2の案内翼
    を連結し、2つの案内翼が互いに接する揺動位置と各案
    内翼がそれぞれ固定スクロール又はスタビライザに接す
    る揺動位置との間で当該2つの案内翼を連動して揺動さ
    せるリンク機構と、 を備えることを特徴とする横流フアン装置。
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