JPH01170700A - 革及び革様材料のための仕上げ加工剤 - Google Patents

革及び革様材料のための仕上げ加工剤

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JPH01170700A
JPH01170700A JP63293738A JP29373888A JPH01170700A JP H01170700 A JPH01170700 A JP H01170700A JP 63293738 A JP63293738 A JP 63293738A JP 29373888 A JP29373888 A JP 29373888A JP H01170700 A JPH01170700 A JP H01170700A
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JP
Japan
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leather
finishing
varnish
finishing agent
cellulose acetobutyrate
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JP63293738A
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English (en)
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Leo Tork
レオ・トルク
Wolfgang Hoehne
ボルフガング・ヘーネ
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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Publication date
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    • C14SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
    • C14CCHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
    • C14C11/00Surface finishing of leather
    • C14C11/003Surface finishing of leather using macromolecular compounds
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/27Web or sheet containing structurally defined element or component, the element or component having a specified weight per unit area [e.g., gms/sq cm, lbs/sq ft, etc.]
    • Y10T428/273Web or sheet containing structurally defined element or component, the element or component having a specified weight per unit area [e.g., gms/sq cm, lbs/sq ft, etc.] of coating

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、革及び革様材料のための仕上げ加工剤(se
asoning agents)に、革または革様材料
を仕上げ加工するための方法に、そして仕上げ加工され
た革及び革様材料に関する。
仕上げ加工剤は、革及び革様材料の物理的な堅ろう度(
fastness)特性、例えば摩擦(rub)堅ろう
度、こすり(scuff)堅ろう度及び耐熱性を改良す
るために使用される。最初に、それらは、これらの材料
に高品質の外見例えば光沢、表面固さ(solidit
y)及び感触(handle)を授ける。革及び革様材
料のための仕上げ加工剤は既に多数知られていて、例え
ば蛋白質、ニトロセルロース及びポリウレタンを基にし
ている。
藁処理産業は、ますます、−層高い堅ろう度特性を有す
る仕上げ剤を要求している。靴の中本、そしてこれらの
中で特に厚く被覆される必要がある革、例えばスプリッ
ト(split)レザー及び補正された(correc
ted)ブレーンレザーは、非常に良好な湿り(wet
)及び摩擦(rub−through)堅ろう度を持つ
べきである;少なくともioo、000sATRAフレ
クツメーター(f lexometer)値の乾燥曲げ
耐性(flexing endurance)及び20
 、0OOSATRA 7レクソメーター値の湿り曲げ
耐性が求められる。白及びパステルカラーの革は特に非
常に良好な曲げ耐性を持つべきである。何故ならば、薄
い色の靴においては、微細なヘアークラックでさえ、着
用の間にそれらの中に埋め込まれる汚れによってはっき
りと見えるようになるからである。薄い色の革は、付加
的にさらに以下の要求に合致しなければならない:それ
らは、耐光性かつアミン抵抗性であるべきである。アミ
ン抵抗性は特に家具の革にとっては重要である。何故な
らば、家具使用のためのPURを基にした7オーム材料
は、まだしばしば遊離のアミンを含むからである。薄い
色の革はまた、耐熱性であるべきであり、そして170
℃まででは黄変すべきではない。何故ならば、例えばP
VC及びPURで作られた靴の底革を形作る時に、靴の
中本はこうした温度になるからである。
これらの実際的な堅ろう度の要求は、革の仕上げにおい
て、強く橋かけされたポリマー分散液がバインダーとし
て使用される時には、あるいはなお反応性のバインダー
を適当な多官能基の化合物によって本土で橘かけさせる
(例えばドイツ公開特許明細書3,544.001及び
3,711.415参照)時にはさらに良く、熱可塑性
の基礎(foundations)に関しては大体溝た
すことができる。しかしながら、このような強く橋かけ
されたポリマー分散液を基にした基礎は、実質的な封止
効果を有し、そしてそれ放水及び溶媒によってほとんど
膨張しない(only 1ittle swellab
le)。それ故、仕上げ加工層の接着は問題がある。そ
れ故、橋かけされた反応性の基礎の上に付与されるべき
仕上げ加工剤は特に良好な基体(substrate)
への接着を持たねばならない。
蛋白質を基にした仕上げ加工剤の使用は、低い被覆厚さ
の二三のタイプの革だけに限定される。
これらの仕上げ加工剤はホルムアルデヒドによって固定
されねばならない。たいていのタイプの革に関しては、
特に反応性の基礎で処理された濃く着色されたタイプに
関しては、これらの仕上げ加工剤フィルムは、十分に弾
性ではなく、そして並の摩擦堅ろう度及び曲げ耐性を与
えるに過ぎない。
コロジオンベースのワニス(varnishes)は、
反応基礎への良好な接着を有する。しかじ存から、ニト
ロセルロースは、それを仕上げ加工剤としての使用に適
するようにさせる多くの有用な性質を持つ一方、また欠
点:低い耐光性、アミンへの抵抗の欠如、耐熱性のなさ
及び極度に高い引火性、を有することが知られている。
これらの不利な性質は、コロジオンワニスを、白い及び
薄い色の革への仕上げ加工剤としての適用に適さないも
のに 、している。
ポリウレタンワニスは、もし反応性二成分ワニスの形で
使用されれば、反応性バインダーを含む基礎に接着する
に過ぎない。−成分だけでなく反応性二成分ワニスも含
み、すべてのPURワニスに共通の欠点は、革らしくな
い人工的感触及びそれらの低い着色性である;それらは
ごく僅かに着色することができる。何故ならば、さもな
いと結果として貧弱な湿り摩擦堅ろう変時性が生じるか
らである。それ故、Pt1Rワニスは、高度に着色され
た封止仕上げ加工剤としての、特に薄い色の革のための
使用には考慮されない。
近年、セルロースアセトブチレートを基にしたワニスさ
えも、白いそしてパステルカラーの革のための仕上げ加
工剤として使用されてきた。これらのワニスは、貧弱な
湿り摩擦堅ろう度をもたらすことなく PURフェワニ
りももつと高度に着色することができる:それらは、1
70℃までは耐光性で、アミン抵抗性でかつ黄変抵抗性
であり、そして低い引火性の残分を与える。革の仕上げ
のためにこれまで使用されてきたセルロースアセトブチ
レートワニスの主な欠点は、それらの低い接着性、それ
らの貧弱な可塑剤取り込み能力そして不快な感触である
。例えば、これらの仕上げ加工剤は、湿った革の高温ブ
レーティング(plating)または浮き彫り加工(
embossing)、仕上げ処理(休日)の間の革の
長期の高温乾燥または長期の貯蔵によって、あるいは強
い磨き(polishing)効果によって、高度に封
止された基礎には接着しない。最後に、これらのワニス
は、橘かけされた反応性バインダーを基にした基礎にも
接着しない。しかし、ますます重要になっているのは正
に反応性の基礎である。何故ならば、それらは、非常に
良好な外見と特に高い堅ろう度水準の仕上げを得ること
を可能にするからである。
革の仕上げのためのセルロースアセトブチレートを基に
した公知の仕上げ加工剤の接着は、着色のための顔料の
、あるいは艶消しのための無機艶消し剤例えば多孔性オ
ルトシリカの混合によってさらに一層損なわれる。接着
は、あらゆる可塑剤の存在によって特に悪影響を受ける
。柔らかなそして弾性的な革は、バインダーとしてアセ
トブチレートを含む、革仕上げのために現在使用されて
いるワニスでは仕上げ加工することはできない。
何故ならば、仕上げ加工フィルムの要求される張り(s
tretchiness)を得るためには、これらのタ
イプの革は多量の可塑剤を必要としそれ故これらの仕上
げ加工剤の適切な接着は、もはや低封止性の基礎におい
てさえ確保されない。バインダーとしてアセトブチレー
トを含む仕上げ加工剤の感触は、可塑剤の非存在下では
、冷たく、滑らかで、人工的でそして全く革らしくない
。もしこれらの仕上げ加工剤が可塑剤と混合していれば
、これらの生成物は大部分、使用されるセルロースアセ
トグチレートタイプによって仕上げ加工層の表面に向か
って排出され、そこでそれらは、望ましくない、粘着性
の感触を与える原因となる。
高沸溶媒例えばシクロヘキサン、エチルグリコールアセ
テートまたはジアセトンアルコールの添加によって、バ
インダーとしてセルロースアセトブチレートを含む通常
の革仕上げ加工剤の接着を高めるための試みはなんら改
良をもたらさない。
他の仕上げ加工バインダーに関して接着促進剤としての
使用に適していることが判った樹脂またはポリマー、例
えば、アルキダル樹脂、尿素及びメラミン樹脂、芳香族
炭化水素とホルムアルデヒドとの縮合生成物、あるいは
ポリアクリレートの添加は、事実接着性を改良しないで
、反対に接着性を損なう。加えて、可塑剤添加物のよう
な製品は、公知の仕上げ加工剤中に使用されるセルロー
スアセトブチレートタイプによって部分的に拒絶され、
そしてその結果として不快な表面感触の原因となる。
革の仕上げにとって重要な特に良好な性質、例えば感触
、光沢、張り、低温柔軟性、乾燥及び湿り摩擦堅ろう変
時性、乾燥及び湿り曲げ耐性、スプレーの間の良好な流
れ、しかし特に、高度に封止された基礎に対してさえの
良好な接着、そして可塑剤、顔料及び艶消し剤を取り込
む高い能力を有する、革及び革様材料上の仕上げ加工層
が、セルロースアセトブチレートを基にして245重量
%、好ましくは45ないし55重量%、特に好ましくは
47ないし53重量%のブチリル含量を有するセルロー
スアセトブチレートタイプの溶液を含む仕上げ加工剤を
使用すると得られることが、ここに見い出された。好ま
しくは、本発明に従って使用されるセルロースアセトブ
チレートのアセトン中の20%濃度の溶液は、20℃で
0.1ないし40ポアズの粘度を持つべきである。
好ましくは、本発明による仕上げ加工剤は、さらに、ポ
リエーテルシロキサン、特にエーテル基がエーテル橋(
bridges)またはカルバミンエステル基を経てポ
リシロキサンに結合しているポリエーテルシロキサン、
例えば構造 C)(3 −S i−0 −PE ここで、 PEはポリエーテル基を表し、そして Rは例えば以下の二つの構造: / −CH,−N−C− R′ ここで、 R′は、各々lOまでの炭素原子を有するアルキル、シ
クロアルキル、アルケニル、アラルキル、ジアルキルア
ミノアルキル、アリールまたはアルカリル(alkar
yl)基である、あるいは ここで、 Xは2−25である、 を表す、 の基を少なくとも二つ含むポリエーテルシロキサンを含
む。
このような製品は、公知の方法によって、例えばドイツ
公開特許明細書1,905.lOlまたはドイツ3,2
44,955(実施例IA、2A及び3A)中に述べら
れたようにして、得られる。
本発明に従って使用されるセルロースアセトブチレート
は、それ自体は公知の方法によって、例えば綿りンター
の形のセルロースをピリジンの存在下で無水酢酸及び無
水酪酸でエステル化することによって製造される。
本発明による仕上げ加工剤は、さらに、可塑剤、伸展剤
、及び革及び革様材料のための仕上げ加工剤のための通
常のその他の添加物、例えば艶消し剤、顔料及びその他
を含むことができる。
適当な可塑剤は、例えばフタレート、ホスフェート、脂
肪族ジカルボン酸のエステル、脂肪酸エステル及び重合
性可塑剤である。
ステアリン酸n−ブチルとフタル酸のジエステル特にフ
タル酸ジ−n−ブチル、フタル酸ジ−n−ヘキシル、7
タル酸ジーn−オクチルまたはフタル酸ジベンジルとの
、l:lないしl:3、好ましくはl:1.2ないし1
:2.4の比の混合物を使用することが好ましい。
本発明による仕上げ加工剤のための適当な溶媒及び伸展
剤は、例えばアルコール、ケトン及び酢酸エステル(ア
セテート)、特にアセトン、酢酸エチル、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、メトキシプロパツー
ル、酢酸ブチル、メチルグリコールアセテート、エチル
グリコールアセテート、メトキシプロピル及びエトキシ
プロピルアセテート、ブチルグリコールアセテート、シ
クロヘキサノン及びジアセトンアルコールである。
トルエン、キシレン、イソプロパツール、エタノール、
メチルグリコール、エチルグリコール、ベンジルアルコ
ール、ジイソブチルケトン及び特に2−エチル−n−ヘ
キシルアセテートが、溶媒及び伸展剤としての使用のた
めに特に適当であることが見い出された。生態上の理由
のために、アルコール及びグリコールを使用することが
好ましい。
仕上げ加工剤の物理的性質例えば流れ、乾燥速度などは
、使用される低沸物(インプロパツール、エタノール)
、中沸物(メチルグリコール、エチルグリコール)また
は高沸物(ベンジルアルコール、2−エチル−n−ヘキ
シルアセテート)の量によって調節することができる。
それらは、仕上げ加工剤1kgあたりOないし約985
gの量で使用される。
さらなる溶媒の存在は、もちろん本発明の範囲内である
仕上げ加工剤を製造するために、成分は、溶媒及び伸展
剤と一緒に添加され1、そしてこの混合物は、すべての
セルロースアセトブチレートが溶解するまで撹拌される
245重量%のブチリル含量を有するセルロースアセト
ブチレートをkgあたり15ないし40g含む仕上げ加
工剤によって特に良好な結果が得られる。
ポリエーテルシロキサンは、好ましくは仕上げ加工剤1
kgあたり0.5ないし20g、好ましくは0.5ない
しlogの量モ使用される。
可塑剤または可塑剤混合物は、好ましくは仕上げ加工剤
1kgあたりOないし100g、好ましくは5ないし8
0gの量で使用される。仕上げ加工剤1kgあたり2な
いし20gのステアリン酸n−ブチル及び3ないし30
gの7タル酸ジーn−ブチル及び/またはフタル酸ジ−
n−オクチルの可塑剤混合物を使用することが特に好都
合である。
白い、着色された及び艶消しされた仕上げ加工剤の製造
は、例えば、顔料を分散するのに好ましいワニス濃度が
得られるように、セルロースアセトフチレート、ポリエ
ーテルシロキサン及び可塑剤をほんの一部の溶媒/伸展
剤混合物と混合することによって実施することができる
。顔料及び/または艶消し剤がワニスに添加された後で
、この混合物を、顔料が要求されるほど細かく分割され
るまで800ないし200Orpmで溶解機によって撹
拌し、そしてもし必要ならば、冷却しながら完了までビ
ーズミルにかける(bead−+++1lled)。革
に付与する前に、この混合物をさらに残りの溶媒及び伸
展剤で希釈する。
仕上げ加工剤は、スプレー、キャスター塗り(cast
or−coating)、ナイフ塗りまたはロール塗り
によって、顔料及び熱可塑性バインダーを塗布されたフ
ルブレーンレザー、銀面をサンドペーバ−ですり落とし
た(buffed)革またはスプリットレザーに、革様
材料に、そしてポリウレタン被覆された織物材料に塗布
される。本発明による仕上げ加工剤で処理することがで
きる革仕上げのための基礎は、例えばウルマン(U11
o+ann)の工業化学百科事典、第4版、16巻、1
61−166真中に述べられている。
本仕上げ加工剤はまた、もし所望ならば組成を変化させ
ながら、複数の層で塗布することもできる。
乾燥後、仕上げ加工された材料をブレーティングしかつ
磨くことができる。
本仕上げ加工剤は、特にスプレーにおいて、良好な流れ
特性を有し、そして低引火性残分を残すに過ぎない。そ
れらは、170℃までは耐光性で、アミン抵抗性でそし
て黄変抵抗性であり、そしてそれらの非常に良好な接着
のために注目される。
例えば、それらは、仕上げ加工に先立つ革の高温グレー
ティングまたは長期の貯蔵によって高度に封止された基
礎に、しかし特にまたドイツ公開特許明細書3,544
.001または3,711.415中で述べられたよう
にして製造された橋かけされt;反応性バインダーを基
にした基礎に接着する。比較として、PURベースの仕
上げ加工剤は、非反応的に使用される時にはこのような
基礎に接着せず、反応性二成分ワニスの形で使用される
時にのみ接着する。
かくして仕上げ加工された革は良好な性質を有する。そ
れらは、なかんずく、良好な表面固さ(solidit
y)と合わせて、高い光沢、及び粘性でない、滑らかな
、天然の革の感触を有する。加えて、乾燥、湿り及び摩
擦強さそして特に低温柔軟性が、i白質−、コロジオン
−1及びPUR−ベースの仕上げ加工剤の場合よりも一
層改良される。
本仕上げ加工剤は、接着及び感触に悪い影響を与えるこ
となしにステアリン酸n−ブチル及び7タル酸のエステ
ルの好ましい可塑剤混合物を多量に含むことができるの
で、本仕上げ加工フィルムは、硬さ及び弾性においてほ
とんど自由に調節できそして着色できる。その結果、本
発明による仕上げ加工剤は、固いベルト革から柔らかい
、伸びるナッパ革までの完全に広い範囲の革に使用する
ことができる。
本仕上げ加工剤を着色するために、希釈の程度によって
調節することができる、適当な粘度を与えられたワニス
中に、溶解機またはビーズミルによって顔料を分散させ
ることができる。あるいは、例えばドイツ公開特許明細
書2,801.817中に述べられたようにして製造さ
れた、ペースト状の適当なあらかじめ仕上げされた顔料
を使用することが可能である。
顔料の選択は所望の色の効果に依存する。もし高い隠す
力を望むならば、好ましくは無機顔料を使用する。もし
、対照的に、仕上げ加工が高い輝きの半透明の色を示す
ためのものであるならば、有機顔料を、あるいはむしろ
l:2金属錯体染料の有機溶液を単独でまたは無機顔料
と組み合わせて使用することが好ましい。特定の使用の
ためには、顔料またはアニリン染料によってあらかじめ
決定される堅ろう変時性、例えば光及び移動(migr
ation)堅ろう度そしてまた耐熱性もまた考慮され
る。
もし一定の曇り(mattness)の仕上げ加工層を
望むならば、例えば二酸化シリコンまたは酸化アルミニ
ウムを基にした艶消し剤(matting agent
s)を、基準率に準じて使用し、そして顔料と同様に本
仕上げ加工剤中に混入する。もし使用される艶消し剤が
、4マイクロメーターの公称粒子サイズ及び26(be
”7gのBET表面積を有する多孔性のオルトシリカか
ら成るならば、艶消し効果は特に正確に再現することが
できる。本仕上げ加工剤は灰色の色合いを全く示さない
し、それらは再び磨くことができない(nor are
 they repolishable)L、そしてそ
れらは天然の革の感触を有する)さらにまた、本仕上げ
加工の引っ掻き抵抗性はこのようにして増加される。
本発明による仕上げ加工剤の別の利点は、湿り摩擦堅ろ
う度及び光沢における損失なしの、それの非常に高い着
色性から生じる。着色されたPURワニスと比較して、
顔料/バインダー比を顔料の側に非常に大きく移動する
ことができるので、このワニスは、同じ隠す力に関して
は、PURワニスよりもかなり被覆されていないような
外観を与え、より細かなきめ(grain)を示し、そ
して特にPURワニスが気孔の明確さを減らすのに対し
てきめのより鋭い明確さを与える。
例えばドイツ公開特許明細書2,423.764または
1.694.141中に述べられたようにして製造され
たPURワニスに本発明による仕上げ加工剤を添加して
これらのワニス系の性質の範囲を改良することもまたも
ちろん可能である。本発明による仕上げ加工剤の添加さ
れる量に依存して、以下の性質がある程度改良される:
特に高分子量ポリウレタン樹脂の場合にお゛ける流れ、
感触、摩擦堅ろう度特性、着色性、そして特に外観:革
は過室被覆が少なく (less overloade
d)そして人工的でなく見える。
さらにまた、本発明は、本発明による仕上げ加工剤で仕
上げ加工された革及び軍機材料に関する。
実施例1 似ヱ負 セルロースアセトブチレート22g ブチリル含量50%、20℃アセトン中の20%濃度で
の粘度約4ポアズ ステアリン酸n−ブチル           3gフ
タル酸ジ−n−ブチル           6gポリ
エーテルシロキサン          4gドイツ公
開特許明細書3,244.955、実施例IA中で述さ
られたようにして製造された2−エチル−〇−ヘキシル
アセテート100gn−ブチルグリコールアセテート 
     65gメトキシグロパノール       
   400gn−ブチルアセテート        
  」μr000g 上に表示された化学品を任意の所望の順序で釜の中に導
入する。この混合物を、すべてのセルロースアセトブチ
レートが溶解して透明な溶液が生成するまで、室温で撹
拌する。
顔料及び熱可塑性バインダーで仕上げされた、銀面をサ
ンドペーパーですり落とした革(buffedleat
her)、フルブレーンレザー、及びスプリットレザー
(Lグラスマン(Grass+mann)、皮なめしの
化学及び本製造のためのハンドブック、m/I巻及びウ
ルマン(Ul 1mann)の工業化学百科事典、第4
版、16巻、161−166頁参照)、そしてまた革様
材料及びポリウレタン被覆された織物材料を、総付着量
が40ないし80g/m”となるように−回または二回
このワニスでスプレーする。乾燥後、この仕上げ加工さ
れた材料を水圧ブレーティング機械で、例えば70℃/
150barで、あるいは連続ブレーティング機械でブ
レーティングして、表面の滑らかさを統一しそして光沢
を調節することができる。
本仕上げ加工剤は、スプレーにおいて非常に良好な流れ
特性を示し、そして170℃までは耐光性で、アミン抵
抗性でかつ黄変抵抗性である。それらは、特に非常に良
好な接着のために注目できる。
例えば、それらは、仕上げ加工に先立つ革の高温ブレー
ティングまたは長期貯蔵によって高度に封止された基礎
への接着を示し、さらに特別にはそれらは、ドイツ公開
特許明細書3,544.001及び3,711.415
、実施例1ないし3中に述べられたようにして得られる
反応性バインダーを基にした橋かけされた基礎に接着す
る。
仕上げ加工された革は、良好な表面固さと組み合わされ
た高い光沢のために、そして特に非常に自然な革の感触
のために注目される。乾燥、湿り及び摩擦強さ、そして
非常に特別には低温柔軟性が、蛋白質−及びコロジオン
−ベースの仕上げ加工剤の場合よりも改良された。
顔料での着色を実施するために、1000gの無色の仕
上げ加工ワニスを、ドイツ公開特許明細書2.801.
817中に述べられたようにして製造されそして3.4
gのC,I 、顔料赤170.7.2gのドイツ公開特
許明細書2,801,817、実施例1の顔料バインダ
ー、及び9.4gのシクロヘキサノンから成る顔料ペー
スト20gと、ワニス中に均一に分配されるまで撹拌に
よって混合する。生成する濃い赤のワニスを、適当な基
底色の革及び革様材料に、上述の方法に従って塗布する
。このワニスは、色の均一性をかなり改良し、加えて材
料に、良好な物理的堅ろう度特性を有する、高い光沢の
ある、輝かしい色の外観を授ける。
アニリン染料での着色を実施するために、仕上げ加工ワ
ニスを、例えば1:2金属錯体染料の有機溶液と通常の
方法で混合することができる。
実施例2 化学品 セルロースアセトブチレート        25gブ
チリル含量44%、20℃アセトン中の20%濃度での
粘度約20ポアズ ステアリン酸n−ブチル           11g
7タル酸ジーn−ブチル           14g
ポリエーテルシロキサン          5gドイ
ツ公開特許明細書3,244,955、実施例2A中で
述べられI;ようにして製造された2−エチル−n−ヘ
キシルアセテート100gn−ブチルアセテート   
        100g二酸化チタン顔料(バイエル
社のバイエル  32gチタン(Titan)R−FK
−2) メトキシプロパツール         −ムト000
g セルロースアセトブチレート、ステアリン酸ブチル、フ
タル酸ジブチル、ポリエーテルシロキサン、2−エチル
ヘキシルアセテート及びブチルアセテートを釜の中に導
入しそして透明な溶液が存在するようになるまで室温で
撹拌する。次に、二酸化チタン顔料を導入しそして溶解
機によって1500rp@で15分間撹拌混入する。二
酸化チタンを細かく分割するために、次にこの混合物を
、径がlawのガラスピーズを用いて冷却しながら一度
ビーズミルにかける。引き続いてこれを希釈してスプレ
ー濃度にする。このすぐ使用できる白いワニスは、高度
に分散されていて、非常に高い隠す力を有し、そして非
常に良好なスプレー性を有する。それは、170℃まで
は耐光性で、アミン抵抗性でかつ黄変抵抗性であり、高
度に封止された基礎、例えば橘かけされた反応性バイン
ダーを含む基礎に、実施例1の無色のワニスとちょうど
同じようによく接着する。
実施例1で述べられたようにして熱可塑性仕上げを与え
られたまたはポリウレタンで被覆された、銀面をサンド
ペーパーですり落とした革、フルブレーンレザー、及び
またスズリットレザー、あるいはまた革様材料を、約2
5ないし50g/+m”の付着量までスプレーする。乾
燥後、水圧プレスで革を70℃及び15Qbarで、そ
して革様材料を70℃及び50barでブレーティング
する。引き続いて同じ塗布条件下でスプレー機械によっ
て第二の塗布をする。
総付清量は50ないし100g/m”である、この白い
ワニスは、革に極度に天然の革の性格、並びに高い隠す
特性を授ける。基礎への接着性におけるまたは湿り摩擦
堅ろう度におけるまたは光沢における減少なしで、例え
ば着色されたPURワニスと比較して、顔料/バインダ
ー比を白い顔料の側に大きく移動したので、このワニス
は、同じ隠す力に対しては、PURワニスよりも被覆さ
れていないような外観を与える。さらにまた、良好な物
理的特性、特に湿り、乾燥及び摩擦強さが、低いワニス
付着量においてさえ得られること、そして白い仕上げ加
工の高い隠す力の結果として、熱可塑性プラスチックバ
インダーによって与えられたそして仕上げ加工剤よりも
特に−層被覆された外観を与える、基礎中の色の付与を
緩和することができることは仕上げ加工された革の外観
にとって好ましい。これらの理由のために、この白いワ
ニスで仕上げ加工された革は、革表面の最小の被覆によ
って、特に細かなブレーン像(grain pictu
re)を示す。高い隠す特性を有するにも拘わらず、革
はひどく被覆されているようには見えないし、それ故非
常に自然に見える。特にフルブレーンレザーにおいてそ
してこれらの中で特に羊及びヤギの皮において十分に作
用する別の利点は、PUR−またはコロジオン−ベース
の白いワニスが革の気孔を汚す(smudgeS)のと
対照的に、述べられた白いワζスはブレーン像を鋭く描
< (delineates)という事実である。
パステルカラーの仕上げ加工剤を製造するために、10
00gの上述の白いワニスを、例えば、ドイツ公開特許
明細書2,801.817中に述べられたようにして製
造されそして3gのクロム酸鉛顔料(クロム黄色601
Lスプラ(supra) ;ジーゲル(Siegel)
からの)、1.6gのドイツ公開特許明細書2,801
,817、実施例1中に述べられた顔料バインダー、及
び0.4gのシクロヘキサノンから成る顔料ペースト5
gと、ワニス中に均一に分散されるまで撹拌によって混
合する。得られる結果は、パステルレモンカラーのワニ
スであり、これは、熱可塑性グラスチックバインダーで
対応する色に仕上げされた革及び革様材料の上で、非常
に高い隠す力を有し、そしてさらにその上、ブレーティ
ングマークを完全に見えなくする。この仕上げ加工剤は
、材料に良好な表面固さ及び快適な感触しかしまた良好
な物理的堅ろう変時性を授ける。水圧ブレーティングの
後で、このワニスをもう一度塗布する代わりに、実施例
1で述べられた無色のワニスを塗布して光沢をさらに一
層増加させそして金属物品、例えば金のリングへの敏感
さを減少させることが可能である。
実施例3 化学品 セルロースアセトブチレート        25gブ
チリル含量52%、20℃アセトン中の20%濃度での
粘度的0.8ポアズ ステアリン酸n−ブチル           4gフ
タル酸ジ−n−ブチル           9gポリ
エーテルシロキサン          4gドイツ公
開特許明細書3,244,955、実施例3Aによる 2−エチル−n−ヘキシルアセテート     100
gブチルグリコールアセテート50g 多孔性、無定形シリカ           8g4マ
イクロメーターの公称粒子サイズ及び200m”/gの
BET表面積を有するメトキシプロパツール     
     400gn−ブチルアセテート      
     400g000g セルロースアセトブチレート、ステアリン酸ブチル、フ
タル酸ジブチル及びポリエーテルシロキサンを、室温で
釜の中で撹拌しながらエチルヘキシルアセテート及びブ
チルグリコールアセテート中に溶解し透明な溶液を得る
。次に、シリカを添加しそして15分間激しく撹拌する
。シリカを分散するために、次にこの混合物を、径が1
ml11のガラスピーズを用いて冷却しながら完結まで
一度ビーズミルにかける。最後に、この艶消しワニスを
、メトキシプロパツール及びn−ブチルアセテートで希
釈してスプレーできる濃度にする。
実施例1の条件下で革及び革様材料に塗布すると、引っ
掻き抵抗性で再磨きできない(non−repolis
hable)、無色の艶消し仕上げ加工が得られる。
それは、灰色の色合いを示さずそして滑らかな天然の革
の感触のために注目できる。高度に封止された基礎への
接着でさえ完全である。
実施例4 実施例1において、そこで使用されるセルロースアセト
ブチレートを、ブチリル含量37%及び20℃でのアセ
トン中の20%濃度溶液の粘度約8ポアズによって特徴
付けられるセルロースアセトブチレートで置き換える。
実施例1の方法によって製造されそして革及び革様材料
に塗布されたワニスは、高度に封止された熱可塑性プラ
スチックの基礎に、殊に、ドイツ公開特許明細書3,5
44.001及びドイツ公開特許明細書3,711,4
15、実施例1ないし3−に述べられたようにして製造
された反応性バインダーを含む橘かけされた基礎に接着
しない。
実施例5 化学品 セルロースアセトブチレート       35.0g
ブチリル含量49%、20′Cアセトン中の20%濃度
での粘度約20ポアズ ステアリン酸n−ブチル          5.Og
フタル酸ジーn−ブチル          1B、5
gポリエーテルシロキサン         5.0g
ドイツ公開特許明細書1,905.lOl、実施例3に
よる 2−エチル−n−ヘキシルアセテート162.5gn−
ブチルアセテート           87.5g1
モルのノニルフェノールへの約20モルの 2.5gエ
チレンオキシドの付加生成物 高い1−パラフィン含量のベンジン留分;  25.O
g沸点145−200℃(シェルゾル(SHELLSQ
L)TDニジエルからの) 水                        
    80.0gナトリウムジ−n−オクチルスルホ
     1.0gスクシネート 水                        
   79.0gトリエタノールアミン       
    1.0g水                
          500.0g1000.0g 上に表示したシェルゾルTDまでの化学品を、撹拌しな
がら釜の中で室温で溶解する。いずれのものも溶解した
後で、シェルゾルTDを全部−度に添加しそして約3分
間で完全に撹拌混入する。次に、80gの水の中のIg
のナトリウムジ−n−オクチルスルホスクシネートの溶
液を高速撹拌しながら添加しそしてその後でさらに15
分間撹拌混入する。すると、水の中のオイルの乳化液に
変化する。次に79gの水の中に溶解されたIgのトリ
エタノールアミンを撹拌しながら添加しそのさらに10
分間撹拌混入する。最後に残りの500gの水を全部−
度に添加する。このすぐ使えるように調製された乳化液
のpHは7と8の間にある。
実施例1で述べられたようにして熱可塑性仕上げを与え
られt二またはポリウレタンで被覆された、銀面をサン
ドペーパーですり落とした革そしてまたフルブレーンレ
ザーあるいはまた革様材料を、約10ないし30g/m
”の付着量までスプレーする。乾燥後、水圧プレスで革
を約70℃及び200barで、そして革様材料を80
℃及び50barでブレーティングする。引き続いて同
じ塗布条件下でスプレー機械によってIOないし20g
/ni”の第二の塗布をする。この乳化液ワニスは、特
に感触及び外観に関して、革に極度に天然の革の性格を
授ける。これは、フルブレーンレザーにおいて十分に作
用を果たす利点である。さらに特別には、このような乳
化液で仕上げ加工された革は、最小の被覆の結果として
、特に細かなブレーン像を示す。低い付着量にも拘わら
ず、良好な物理的堅ろう度特性、特に曲げ及び摩擦堅ろ
う度特性が得られる。特に軍機材料の被覆において、乳
化液による良好な接着にも拘わらず基体の膨張のないこ
とが、特別な利点であることが判かる。結果として、高
い光沢と組み合わされた特別な豊かさ(fullnes
s)及びまた表面固さが得られる。このワニスもまた、
公知の方法で顔料及びその他の染料と実施例1と同様に
して混合することができる。
実施例6 化学品 セルロースアセトブチレート35.0gブチリル含量4
9%、20℃アセトン中の20%濃度での粘度約20ポ
アズ ステアリン酸n−ブチル          15.O
gフタル酸ジーn−ブチル          20.
Ogポリエーテルシロキサン         5.0
gドイツ公開特許明細書3,244,955、実施例I
Aによる 2−エチル−n−ヘキシルアセテート162.5gn−
ブチルアセテート           87.5g1
モルのノニルフェノールへの約20モルの 5.0gエ
チレンオキシドの付加生成物 二酸化チタン顔料           45.5g(
バイエルチタンR−FK−2;バイエル社からの) 高いi−パラフィン含量のベンジン留分;  25.O
g沸点145−200℃(シェルゾル(SHELLSQ
L)TDニジエルからの) 水                        
   96.5gナトリウムジ−n−オクチルスルホ 
    2.0gスクシネート トリエタノールアミン           1.0g
水                        
  500.0g1000.0g 1モルのノニルフェノールへの約20モルのエチレンオ
キシドの付加生成物を含むそれまでの上に表示した化学
品を、実施例5で述べられたようにして釜の中で室温で
溶解する。45.5gの二酸化チタン顔料をこの透明な
溶液に添加する。15分の激しい撹拌の後で、この白い
分散液を径が1mmのガラスピーズを用いて冷却しなが
ら一度ビーズミルにかけて顔料の細かな分割を行う。次
にこのミルベースをシェルゾルTDと混合しそして約3
分間完全に撹拌する。次に、水の中のナトリウムジ−n
−オクチルスルホスクシネートの溶液を高速撹拌しなが
ら添加しそして引き続いてさらに15分間撹拌する。す
ると、水の中のオイルの乳化液に変化する。次にトリエ
タノールアミンを添加しそしてさらに10分間撹拌混入
する。最後に残りの500gの水を全部−度に添加する
。このすぐ使えるように調製された白く着色された乳化
液のpHは7と8の間にある。この乳化液を、実施例2
の方法によって白く仕上げされた革及び革様材料に塗布
する。
同じ良好な物理的堅ろう変時性、特に封止された基礎へ
の良好な接着及び同様な隠す特性を有する一方、これら
の革は、実施例2の白いワニスで処理された革よりも少
ししか荷重されていないのでなお一層自然に見える。こ
の白いワニス乳化液は、それで処理された革及び革様材
料が非常に天然の革のような感触を有するという事実の
ために非常に特に注目される。
実施例7 化学品 セルロースアセトブチレート        35gブ
チリル含量49%、20℃アセトン中の20%濃度での
粘度約20ポアズ ステアリン酸n−ブチル           5gフ
タル酸ジ−n−ブチル           20gポ
リエーテルシロキサン          5gドイツ
公開特許明細書3,244,955、実施例IAによる 2−エチル−n−ヘキシルアセテート125gn−ブチ
ルアセテート            90g1モルの
ノニルフェノールへの約20モルの  5gエチレンオ
キシドの付加生成物 高いi−パラフィン含量のベンジン留分;25g沸点1
45−200℃(シェルゾル(SHELLSQL)TD
;シェルからの) 水                        
    75gナトリウムジ−n−オクチルスルホ  
    2gスクシネート 多孔性、無定形シリカ           15g4
マイクロメーターの公称粒子サイズ及び260+m”/
gのBET表面積を有する水            
                 97gトリエタノ
ールアミン            1g水     
                      」パW
1000g 上に表示された化学品を、実施例5で述べられたように
して室温で釜の中で溶解し、そしてこの透明な溶液を、
水の中に溶解したナトリウムジ−n−オクチルスルホス
クシネートの添加及び激しい撹拌によって水の中のオイ
ルの乳化液に転換する。この乳化液をシリカと混合する
。10分の激しい撹拌の後で、水の中に溶解したトリエ
タノールアミンを添加しそしてさらに10分間撹拌する
。次に、この混合物を径がl■mのガラスピーズを用い
て冷却しながら一層ビーズミルにかけシリカの細かな分
割を行う。最後に残りの500gの水を全部−度に添加
する。このすぐ使用できるように調製された分散液のp
Hは7と8の間にある。
実施例5の条件下で革及び革様材料に塗布すると、この
分散液は、引っ掻き抵抗性であり、灰色の色合いを示さ
ず、そして強い艶消しによって与えられる著しく滑らか
な感触を有する、再磨きできない艶消しワニスを与える
実施例8 80gのドイツ公開特許明細書2,423.764に従
って製造された線状ポリウレタン樹脂 130gの第三級ブタノール 100gのトルエン 250gのトリメチルベンゼン混合物(ツルペッツ(S
OLVESSO)100、エツゾからの)40gのメト
キシプロパツール から成る600gの溶液に、 27gのセルロースアセトブチレート、ブチリル含量4
9%、20℃アセトン中の20%濃度での粘度約20ポ
アズ 3gのポリエーテルシロキサン、ドイツ公開特許明細書
3,244,955、実施例2Aに従って製造された 100gのメチルエチルケトン 270gのメトキシプロパツール から成る400gの溶液を撹拌しながら添加する。
このすぐに使用できるように調製されたワニスは、非常
に良好な流れ特性を有し、そして実施例1の条件下で革
または革様材料に塗布すると、特に室内装飾材料の革の
ための最終仕上げ加工としての使用に適当な、光沢のあ
る、高度に弾性的な仕上げ加工を与える。湿り、乾燥及
び摩擦強さは、PURワニスへの本発明による混合物の
添加によって著しく改良され、感触は一層革らしく、そ
して外観は一層人工的でない。
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
1、セルロースアセトブチレートを基にして≧45重量
%のブチリル含量を有するセルロースアセトブチレート
の溶液を含む、革及び革様材料のための仕上げ加工剤。
2、セルロースアセトブチレートのブチリル含量が45
ないし55重量%であることを特徴とする、上記lに記
載の仕上げ加工剤。
3、セルロースアセトブチレートのブチリル含量が47
ないし53重量%であることを特徴とする、上記lに記
載の仕上げ加工剤。
4、ポリエーテルシロキサンを含む、上記工ないし3に
記載の仕上げ加工剤。
5、ポリエーテル基がエーテル橘またはカルバミンエス
テル基を経てポリシロキサンに結合しているポリエーテ
ルシロキサンを含む、上記lないし4に記載の仕上げ加
工剤。
6、該ポリエーテルシロキサンが、構造H3 −S i−〇 −PE ここで、 PEはポリエーテル基を表し、そして Rは式 %式% R′は、各々IOまでの炭素原子を有するアルキル、シ
クロアルキル、アルケニル、アルキル、ジアルキルアミ
ノアルキル、アリールまたはアルカリルである、 あるいは式 %式% に合致する、 の基を少なくとも二つ含むことを特徴とする、上記工な
いし5に記載の仕上げ加工剤。
7、可塑剤、好ましくはステアリン酸n−ブチルと7タ
ル酸ジエステルとの混合物を含む、上記工ないし6に記
載の仕上げ加工剤。
8、通常の添加物を含む、上記lないし7に記載の仕上
げ加工剤。
9、上記lないし8に記載の仕上げ加工剤を使用するこ
とを特徴とする、革または革様材料を仕上げ加工する方
法。
10、上記1ないし8に記載の仕上げ加工剤で仕上げ加
工された革または革様材料。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セルロースアセトブチレートを基にして≧45重量%の
    ブチリル含量を有するセルロースアセトブチレートの溶
    液を含む、革及び革様材料のための仕上げ加工剤。
JP63293738A 1987-11-28 1988-11-22 革及び革様材料のための仕上げ加工剤 Pending JPH01170700A (ja)

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Publications (1)

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EP0318751B1 (de) 1993-04-21
EP0318751A2 (de) 1989-06-07
BR8806202A (pt) 1989-08-15
EP0318751A3 (de) 1991-01-16
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