JPH0116768Y2 - - Google Patents

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JPH0116768Y2
JPH0116768Y2 JP430582U JP430582U JPH0116768Y2 JP H0116768 Y2 JPH0116768 Y2 JP H0116768Y2 JP 430582 U JP430582 U JP 430582U JP 430582 U JP430582 U JP 430582U JP H0116768 Y2 JPH0116768 Y2 JP H0116768Y2
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JP
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mold
electroforming
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molding
sub
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JP430582U
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JPS58110063U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複雑な形状をした部品等を成形する
のに適した電鋳用型に関する。
電鋳用の母型には一般に合成樹脂材が用いられ
るが、この種の母型は電鋳後の離型に際して破壊
されてしまうため、その再使用は不可能で、ま
た、腕時計ケースのような複雑な形状をした部品
の場合には、〓穴、リユーズ孔、ケース裏面のオ
ーバーハング部、裏ブタ止め用ネジ部等を電鋳後
に機械加工する必要があつた。
他方、ゴムを母型材とした場合には、後加工を
必要としないような母型の成形ができ、かつ、原
型等からの離型も可能ではあるが、電鋳を行うた
めにメツキ用のリード線を設けて無電解メツキ等
の導体化処理を行う必要があつた。
本考案は上述した問題を解決すべく、母型材と
して導電ゴムを使用することにより、型への導体
化処理といつた前加工及び、成形した部品等への
機械加工といつた後加工を省略することのできる
新たな電鋳用型を提供することを目的とするもの
で、以下に本考案の詳細を図示した実施例に基づ
いて説明する。
第1図乃至第3図は、母型成形用の原型及び副
原型について示したもので、第1図において符号
1は、リユーズ孔1a、位置決め用突部2a等を
予じめ形成した黄銅等からなる腕時計ケース用の
原型で、後述する本考案の特徴部分をなす電鋳用
母型4はこの原型1をもとにして成形することも
可能である。
第3図における符号3は、電鋳用母型4を成形
するのにさらに適した副原型で、原型1から型取
りした原型雌型2(第2図)に、銅、ニツケル等
を用いて電鋳を行ない、原型1を忠実に転写した
部分3aとフランジ部3bとからなる副原型3と
なしたものである。
このような原型1もしくは副原型3を基にして
成形される電鋳用母型4(第4図)は、材料とし
てカーボン等の導電粉末を混入したゴムが使用さ
れ、この導電ゴム中に原型1もしくは副原型3を
埋め込んで型取りした後、自己の弾性を利用して
原型1等から離型し、ここに形成された位置決め
孔4aに、別途同様の手法をもつて成形した導電
ゴムからなる中子5を位置決め固定した上(第5
図)、これらの導電性を利用して両者間に電鋳を
行ない、第6図に示したような腕時計ケース6を
成形する。したがつて、このようにして成形され
た腕時計ケース6は、その外形は云うに及ばず、
原型1に形成したリユーズ孔1aあるいは中子5
に形成した裏ブタ止めネジ部5b、肩部5c等に
よつて、リユーズ孔6a、裏ブタ止めネジ部6
b、ケース裏面のオーバーハング部6cも同時に
備えることになる。なお、腕時計ケース6の成形
工程が完了すると、この電鋳用母型4は、その可
撓性によつて成形した腕時計ケース6から外され
て再び次の成型工程に利用される。
なお、以上は腕時計ケースの例で本考案を説明
したが、これ以外の部品等の成形にも本考案の電
鋳用母型が適用し得ることは云うまでもない。
以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、電鋳用の型を導電材を混入したゴム材によつ
て構成したので、型取りした後に行う導体化処理
が不要となるばかりでなく、その可塑性をもつて
細部に到るまで原型を忠実に転写することができ
るので、機械加工等の後加工を必要としない程度
まで完成した部品等の成形が可能となり、製造工
程を大巾に削減することができる。しかも、電鋳
用型自体可撓性を有するので、原型からの分離あ
るいは成形品等からの分離も容易に行えるため、
原型及びこの電鋳用型を反復して使用することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、原型の一例を示す断面図、第2,3
図は、原型から副原型を得る工程を説明する図、
第4図は、本考案の一実施例をなす電鋳用母型の
断面図、第5図は、上記型を用いた部品成形状態
を示す図、第6図は、同上成形手順によつて作ら
れた腕時計ケースの断面図である。 1……原型、2……原型雌型、3……副原型、
4……電鋳用母型、5……中子、6……腕時計ケ
ース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 成形すべき部品等の形状に即して形成された原
    型を基にして、該原型から形取りする電鋳用の型
    を、導電材を混入してなるゴム材をもつて構成し
    たことを特徴とする電鋳用型。
JP430582U 1982-01-14 1982-01-14 電鋳用型 Granted JPS58110063U (ja)

Priority Applications (1)

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JP430582U JPS58110063U (ja) 1982-01-14 1982-01-14 電鋳用型

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JP430582U JPS58110063U (ja) 1982-01-14 1982-01-14 電鋳用型

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Publication Number Publication Date
JPS58110063U JPS58110063U (ja) 1983-07-27
JPH0116768Y2 true JPH0116768Y2 (ja) 1989-05-17

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JP430582U Granted JPS58110063U (ja) 1982-01-14 1982-01-14 電鋳用型

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JPS58110063U (ja) 1983-07-27

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