JPH01167023A - 給袋式自動包装装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は袋を供給して被包装物を充填包装するさい、各
種袋寸法に応じて包装条件を手作業によらず自動的に変
換されるようになした装置に関する。

（従来の技術） 食品や薬品等を包装する給袋式自動包装機に於て袋寸法
が変更された場合、当該袋に合せて包装諸要素の調整を
行う必要があ）、これがためには袋寸法が変るたびに人
手によって各部の調整をすることが行われている。

（発明が解決しようとする問題点） 従って多くの時間を費して非能率的であシ、且つ諸要素
調整の設定むらや調整ミスによるトラブルの発生がある
。

特に近年包装内容が多品種少量生産で多用化の傾向にあ
るため、機械の調整箇所や調整回数が多くなって生産性
を著しく阻害するものとなっているのであ夛、また作業
者が直接機械に触れたシ工具を用いて調整を行うため、
安全や衛生部にも・問題が生じている。

本発明は上記問題点を解決せんとするもので、袋寸法に
応じて諸要素の変更や調整を電子制御化し、各動作源に
出力するようにしてその設定操作を迅速、且つ適確に行
って作業能率の飛躍的な向上を図らんとするものである
。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するために次の如き構成とする
のであって、即ち使用する包装袋の中から１枚を取り出
し、これを読み取り装置の枠体内に入れ、枠体内を移動
可能に配設したセンサーにより当該表寸法を読み取る読
み取り手段と、予め喪寸法に対応する包装機の動作デー
ターを記憶したプリセットメモリーと、動作データーを
入力する入力手段と、読み取られた袋寸法から動作デー
ターに基いて諸要素をコントロールする機構制御手段を
備えしめたことを特徴とする。

とのさい諸要素のコントロールとは起動停止のタイミン
グの設定、変更、速度の加減速動作量の変更を行うこと
であシ、以下に本発明はその実施例によって具体的に説
明される。

（実施例） 第１図は本発明に於ける読み取り手段を構成する読み取
り装置の全体斜視図である。ｌは測定用のＳａを収納す
る方形の枠体であって、底面板２が縦、横枠片の各片側
力へ夫々れ少し傾斜するようになされてあシ、これによ
シ袋ａが自重によシ底面板２内を滑って表寸法計測用の
規準端面Ｘ及びＹ（第２図参照）と一致するようになっ
ている。

３及び３１は上記規準端面Ｘ及びＹの形成される各対向
面側へ配設してなる袋寸法検知センサ’ｙｓ−ｐ−’ｃ
　　−ｔ＝　７、−、′の異なる寸法中Ｗや寸法長りを
読み取るようになすのであって、具体的には次の如き構
成で行われる。

４．４′は各センサー３．３′を支承してなる支杆であ
って、可動板５及び５１に取付けられてなシ、各可動板
５．５′は上記袋寸法計測用の規準端面Ｘ、Ｙの外側位
置にあって且つこれと平行に設けた螺軸６．６ｆと螺合
されてなる。７及び１は各螺軸６．６′を回動させるた
めの減速機付モーターで、各モーター７、γの正逆駆動
で可動板５．５Ｉが往復動させられることによシ枠体ｌ
内のセンサー８．３′位置が適宜変えられて袋ａの寸法
が測定されるように、即ち図示例ではモーター７の駆動
でセンサー３が巾寸法Ｗを、これに対しモーター７′の
駆動でセンサー３１が長さ寸法りを測定するようになす
のである。なお、８及び８′は可動板７．７１が安定し
て移動するようになすための案内杆、また９ａと９ｂ及
び１０ａと１（ｕは枠体外方へ突出させたブラケット、
１１は枠体１内に於けるｙａの有無を検知する確認セン
サーである。

上記実施例に於て枠体ｌの底面板２を二重底に形成し、
上底には多数の空気吹出孔を穿設すると共に、これから
圧空を吹出さしめる構成となして底面板２に対するＢａ
の滑動が円滑且つ短時間に基準位置にセットできるよう
になすことができる。

次に作用について説明すると、包装袋の中からその１枚
を取り出して上記構成の枠体ｌ内に投入すると、袋ａは
底面板２を滑って規準Ｘ及びＹＫ揃えられるものとなる
が、同時に確認センサー１１が作動すると共にモーター
７７′が予め定めた一定順序で駆動され、袋寸法検知セ
ンサー３及び３１がｙａの基準端面Ｘ及びＹと反対側端
面位置を検知するようＩＣ移動して袋寸法を読み取り中
央処理装置（コンピューターｃｐｕ）に出力する。

しかして、中央処理装置では予め各種表寸法に対応する
動作データーを設定記憶させたプリセットメモリから諸
要素に出力する如くなすのである。

以下、これについて説明すると第３図は本発明の機能ブ
ロック図、第４図は本発明装置全体の概略模式図であっ
て、上記構成の読み取り装置を包装機１２の所定位置に
配設し、使用する包装袋１３の１枚ａを上記読み取り装
置の枠体１内に投入する。すると確認センサー１１が作
動し、モーター７及びγが駆動されて袋寸法検知センサ
ー３及び３Ｉが当該ｙａ寸法を読み取り、中央処理装置
１６（ＣＰＵ）へ出力するのであシ、中央処理装置１６
　（ＣＰＵ　）ではプリセットメモリ１７から当該袋ａ
の動作データを取フ出し、演算処理して諸要素の動作デ
ータに基いて諸要素の機構手段を制御するようになすの
である。

本発明でプリセットメモリ１７に動作データを記憶させ
るには、入力装置１４により８寸法毎の動作データーを
打込むのであシ、これによシブリセットメモリ１７に順
次記憶させるのであシ、またこのさい諸要素とは包装機
１２の袋寸法を変更した場合に変換調整を要する複数箇
所の手段（袋把持腕対の開度凰、印字位置Ｍ２、充填物
の充填量Ｍ３、シール温度Ｍ４、真空圧ＭＳ、回転テー
ブル速度Ｍ６など）であシ、これら手段は機種や機能な
どに応じて適宜異なるものとなされる。

以下に上記各手段の概要について述べる。

■　表把持腕対の開度Ｍ１ 回転チー、プル本体に複数対組込まれ包装袋を把持して
搬送する１対の腕の開き具合であシ、袋中Ｗに合せて変
更する。

■　日付印字装置鳩 包装袋１３の所定位置に日付印字を行うもので、袋寸法
に合せて位置制御を行う。

■　充填物の充填量Ｍ３ 包装袋１３に対応して充填内容量の制御を行うものであ
）、充填物とはガス、液体、粘体、粉体、固体などの単
体、又はこれら２つ以上の混合体である。

■　シール温度Ｍ４ 熱融着性フィルム袋を使用する場合のヒーター加熱量の
制御を行う。

■　真空圧Ｍ５ 真空包装を行う場合、包装袋に応じて真空槽内の真空圧
の制御を行う。

■　テーブルの回転速度Ｍ６ 包装袋に応じて包装処理能力の制御を行う。

（発明の効果） 本発明は第４図に示す如く包装袋の中の１枚ａを取り出
し、読み取り装置の枠体１内に入れるだけでプリセット
メモリ１７から当該袋寸法に応じた動作データーが出力
され、包装機１３の諸要素の調整作業が自動的に行われ
るものとなるのであり、従って従来手作業で行われてい
た包装条件の変更が迅速且つ正確に行われるものとなっ
て作業能率の向上と共に、均一で良品質の包装狡作成に
寄与すること大ならしめるものである。

なお、本実施例図面でＡは袋供給工程、Ｂは印字工程、
Ｃは袋開口工程、Ｄは充填工程、Ｅは説ロ閉塞工程、Ｅ
はΩ〜は熱シール工程、Ｈは冷却排出工程である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に於ける読み取り手段を構成する読み取
り装置の全体斜視図、第２図は同平面図、第３図は本発
明の機能ブロック図、第４図は本発明装置全体の概略模
式図である。 １　・・・枠体　　　　３．３′　　・・・袋寸法検知
センサー５．５Ｉ・・・可動板　６．６１・・・螺軸７
．７１・・・モーター　１２・・・包装機１３・・・・
・包装駁　　１４・・・入力装置１６　　・・・中央処
理装置　　１７　・・・プリセットメモリ特許出願人　
東洋自動機株式会社 第１図 第２　図 ス 第３図 シ 調整諸要素

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）使用する包装袋の中から１枚を取り出し、これを
   読み取り装置の枠体内に入れ、枠体内を移動可能に配設
   した袋寸法検知センサーにより当該袋寸法を読み取る読
   み取り手段と、予め袋寸法に対応する包装機の動作デー
   ターを記憶したプリセットメモリーと、動作データーを
   入力する入力手段と、読み取らせた袋寸法から動作デー
   ターに基いて諸要素をコントロールする機構制御手段を
   備えしめたことを特徴とする給袋式自動包装装置。
2. （２）読み取り装置は方形の枠体で、その底面板が縦、
   横枠片の各片側へ夫々れ少し傾斜するようなさしめると
   共に、該枠片を規準端面Ｘ及びＹとなし且つこれと対向
   する他の枠片側に枠体内の縦、横方向をモーター駆動で
   適宜移動する如くなした袋寸法検知センサーが設けてあ
   ることを特徴とした特許請求の範囲第１項記載の給袋式
   自動包装装置。
3. （３）諸要素は袋把持腕対の開度Ｍ＿１、印字位置Ｍ＿
   ２充填物の充填量Ｍ＿３、シール温度Ｍ＿４、真空圧Ｍ
   ＿５、回転テーブル速度Ｍ＿６などであることを特徴と
   した特許請求の範囲第１項記載の給袋式自動包装装置。