JPH0116673Y2 - - Google Patents

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JPH0116673Y2
JPH0116673Y2 JP11472182U JP11472182U JPH0116673Y2 JP H0116673 Y2 JPH0116673 Y2 JP H0116673Y2 JP 11472182 U JP11472182 U JP 11472182U JP 11472182 U JP11472182 U JP 11472182U JP H0116673 Y2 JPH0116673 Y2 JP H0116673Y2
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lever
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用のドアミラーに関し、特に手
動操作によるリモートコントロール式ドアミラー
に好適なドアミラーに関するものである。
第1図はリモートコントロール式ドアミラーの
一例の水平断面図である。ミラー1を固着したミ
ラーボデー2がピボツト接手3を介してミラーハ
ウジング4に傾動自在に支承されている。5は上
記のミラーハウジング4を支承するミラーベース
で、自動車車体6に固着されている。前記のミラ
ーハウジング4はテンシヨンスプリング7によつ
てミラーベース5に向けて弾性的に付勢され、外
部から大きい力を受けると支点8又は支点9の回
りに傾倒して衝撃を緩衝し得るようになつてい
る。
上記のミラーボデー2をピボツト接手3の回り
に所望の如く傾動させるように手動式若しくは電
動式の操作手段が設けられる。本考案を適用する
リモートコントロール式ドアミラーは操作用レバ
ー10および伝動リンク・レバー装置11により
手動で操作するものである。
操作レバー10は球軸受10aにより回動自在
に支承されていて、ハンドル10bを手で持つて
矢印A,B方向及び矢印C,D方向に回動操作す
ることができる。この回動はリンク・レバー装置
11を介してミラーボデー2に伝えられ、該ミラ
ーボデー2はピボツト接手3の回りに矢印A′,
B′、および矢印C′,D′のごとく回動せしめられ
る。該部の構造を詳述すると次のとおりである。
上記のレバー・リンク機構11は主としてレバ
ー11aとリンク11bとによつて構成されてい
る。このレバー11aはピン11cにより回動自
在に支承され、リンク11bを介して操作レバー1
0によつて回動せしめられる。レバー11aの回
動は連動機構Eを介してミラーボデー2に伝えら
れる。第2図に上記の連動機構Eの斜視図を示
す。ミラーボデー2の背面に上下に対向する平行
なガイド2aと2bおよび2cと2dが左右一対
をなすように一体に形成されている。レバー11
aの先端を上記のガイド2aと同2cとの間に挿
し込み、該レバー11aの先端にピン11dを貫
通固着してレバー11aの左右両側にピン11d
を突出させ、そのピン11dをガイド2aと同2
bとの間、及びガイド2cと同2dとの間に嵌め
合わせて座標軸Y−Y方向に自在に摺動せしめ得
るようにする。これにより、レバー11aの先端
の座標軸Z−Z方向の動き、並びに座標軸Y−Y
回りの回動がミラーボデー2に伝達される。
前記のピン11dの中心線Wを含み、座標軸Y
−Yに垂直な面で切断した断面図を第3図に示
す。12はガイド2a,同2cをバツクアツプし
て補強するために設けたホルダ(第2図には省
略)である。
以上に説明した従来形の伝動機構においては、
ピン11dとガイド2a,2b,2c,2dとが
直接的に接触して線接触の状態となるので摺動面
に摩耗を生じ易い。その上、上下に対向すると共
に左右一対をなす4本のガイドの間にレバー11
aの先端を挿入して該部に貫通固着したピン11
dを上下のガイドの間に嵌め合わせる操作が容易
でない。
本考案は、上記の如き従来技術の問題点を改善
せんとするもので、ガイドとピンとの摺動部の摩
耗を防止することができ、しかも組付けを容易に
行うことができる自動車用ドアミラーを提供する
ことを目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案は、ミラー
ハウジングに対し傾動自在に支承されたミラーボ
デ−の背面に上下に対向するガイドを左右一対設
けると共に、操作用レバーの先端にピンを貫通固
定して操作用レバーの両側からピンをそれぞれ突
出させ、かつ該各ピンを前記左右一対の上下に対
向するガイドとガイドとの間に摺動自在に嵌め合
わせたリモートコントロール式ドアミラーにおい
て、前記レバーの両側から突出するピンを嵌合抱
持する一対のピンカバーと該一対のピンカバーを
接続すると共にレバーの先端を挿入し得る凹みを
有する接続部材とを一体にしたスライダーを合成
樹脂により成形し、かつ、該スライダーの接続部
材を左右一対のガイドとガイドとの間隔より大き
くし、他方、前記左右一対のガイドのうち上方に
位置するガイドに前記スライダーの接続部材を挿
入し得る切欠きを形成し、前記レバーの両側から
突出したピンにそれぞれピンカバーを嵌装すると
共に接続部材にレバーの先端を挿入してスライダ
ーをレバーの先端に取付け、そのスライダーの接
続部材を前記ガイドの切欠きに挿入した後回動さ
せて各ピンカバーを左右一対の上下のガイドとガ
イドとの間に面接触状態で摺動自在に嵌め合わせ
たことを特徴とする。
次に、本考案の一実施例を第4図乃至第9図に
ついて説明する。
第4図はピン11dを貫通固着した操作用のレ
バー11aの先端に、前記スライダー13を対向
させて描いた斜視図である。本考案のスライダー
13は次のように構成する。ピン11dはレバー
11aを貫通してその両側から突出している。こ
の両側から突出するピンにそれぞれ嵌合する一対
のピンカバー13a,13bと、上記一対のピン
カバー13a,13bを接続する接続部材13c
とよりなるスライダー13を合成樹脂により一体
に形成し、かつ、そのスライダーの接続部材13
cはミラーボデーに形成したガイド2a,2cの
間隔より大きくし、その接続部材13cにレバー
11aの先端を挿入し得る凹み13dを形成す
る。また、前記ピンカバー13a,13bの内面
はピン11dに嵌合する凹円柱面状とし、かつ、
ピン11dの外周面の半周以上を抱持し得るよう
にする。これにより上記のピンカバー13a,1
3bをレバー11aの両側から突出するピン11
dにそれぞれ嵌め合わせることができ、かつ、そ
れと同時に、レバー11aの先端が接続部材13
cの凹み13dに挿入される。
第5図は上記の如くしてスライダー13をレバ
ー11aの先端に取付けた状態を示す。このよう
にしてレバー11aの先端及びこれに貫通固着し
たピン11dにスライダー13を取りつけ、第6
図に示すように、ピン11dを嵌合抱持したスラ
イダーのピンカバー13a,13bをガイド2a
と同2bとの間、及びガイド2cと同2dとの間
に嵌め合わせると、ピン11dがガイド2a〜2
dと直接的に接触せず、ピンカバー13a,13
bを介して面接触するので早期摩耗を発生する虞
れが無い。
ところが、第6図に示したような状態に各構成
部材を組立てたり、分解したりするには多大の時
間と労力とを要する。すなわち、ピン11dを嵌
合抱持したピンカバー13a,13bは、通常の
作動中にガイド2a〜2dの間から脱出しない構
造としなければならず、従つて、取り外しや組み
立てに時間と手数とを必要とする。
本考案は、操作レバーの先端に取付けたスライ
ダーをガイドとガイドの間に容易に挿入して組付
け、あるいは取り外し得るようにするため、上方
に位置する左右のガイドにスライダーの前記接続
部材13cの挿入を許容する切欠き14を設け
る。
本実施例においては、接続部材13cが円形を
なしているので、第7図に示す如く、ガイド2a
及び同2cに、スライダー13の接続部材13c
の通過を許容するよう、一対の円弧状の切欠14
を設け、これに合わせてホルダ12にも円弧状の
切欠15を設ける。このようにして接続部材13
cの通過を可能にすると、第7図に実線で描いた
ように、ピン11dをガイド2a〜2dと平行に
向けて、該ピンを嵌合抱持したピンカバー13
a,13bをガイド2aと同2cとの間に挿入す
ることができ、次いでレバー11a(またはミラ
ーボデー)を90゜回転させることにより第6図に
示す状態に組付けることができる。取り外しは上
記の逆にすればよい。なお、第7図の往復矢印S
は通常作動時のストロークを示す。
以上のように構成した自動車用ドアミラーを組
み立てるには、第8図に示すように、ミラーハウ
ジング4に対してミラーボデー2を正常な組付姿
勢よりも矢印G方向に90゜回転させた姿勢とし、
ガイド2a〜2dと、ピン11d(本図に図示せ
ず)に嵌装したピンカバー13b及び同13a
(本図に図示せず)とを平行にして矢印J方向に
押しつけ、スライダー13の接続部材13cがガ
イドの切欠14を通過した後、ミラーボデー2を
矢印H方向に90゜回すと第9図に示した如く正常
な組付状態となる。取り外しは上記と逆に操作す
ればよい。
以上詳述したように、本考案によれば、手動操
作式のリモートコントロール形自動車用ドアミラ
ーにおいて、ガイドしピンとの摺動部の摩耗を防
止することができ、しかも上記のピンを貫通固定
した操作レバーの先端部を容易にガイドの間に挿
入して組み付けることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は手動操作式のリモートコントロール自
動車用ドアミラーの水平断面図、第2図は第1図
のE部付近の斜視図、第3図は第2図に示した中
心線Wを含み座標Y−Yに垂直な面による断面図
である。第4図乃至第9図は本考案の自動車用ド
アミラーの一実施例を示し、第4図は操作レバー
の先端部にスライダーを対向せしめて描いた斜視
図、第5図は操作レバーの先端部にスライダーを
装着した状態の斜視図、第6図は摺動部の組立状
態を示す一部破断斜視図、第7図乃至第9図は組
立方法を説明するための斜視図である。 1……ミラー、2……ミラーボデー、2a,2
b,2c,2d……ガイド、3……ピボツト接
手、4……ミラーハウジング、5……ミラーベー
ス、6……自動車車体、7……テンシヨンスプリ
ング、8,9……支点、10……操作レバー、1
0a……球軸受、10b……ハンドル、11……
操作用の伝動装置、11a……レバー、11b…
…リンク、11d……ピン、12……ホルダ、1
3……スライダー、13a,13b……スライダ
ーのピンカバー、13c…スライダーの円形部
材、13d……同凹み、14,15……円弧状の
切欠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミラーハウジングに対し傾動自在に支承された
    ミラーボデ−の背面に上下に対向するガイドを左
    右一対設けると共に、操作用レバーの先端にピン
    を貫通固定して操作用レバーの両側からピンをそ
    れぞれ突出させ、かつ該各ピンを前記左右一対の
    上下に対向するガイドとガイドとの間に摺動自在
    に嵌め合わせたリモートコントロール式ドアミラ
    ーにおいて、前記レバーの両側から突出するピン
    を嵌合抱持する一対のピンカバーと該一対のピン
    カバーを接続すると共にレバーの先端を挿入し得
    る凹みを有する接続部材とを一体にしたスライダ
    ーを合成樹脂により成形し、かつ、該スライダー
    の接続部材を左右一対のガイドとガイドとの間隔
    より大きくし、他方、前記左右一対のガイドのう
    ち上方に位置するガイドに前記スライダーの接続
    部材を挿入し得る切欠きを形成し、前記レバーの
    両側から突出したピンにそれぞれピンカバーを嵌
    装すると共に接続部材にレバーの先端を挿入して
    スライダーをレバーの先端に取付け、そのスライ
    ダーの接続部材を前記ガイドの切欠きに挿入した
    後回動させて各ピンカバーを左右一対の上下のガ
    イドとガイドとの間に面接触状態で摺動自在に嵌
    め合わせたことを特徴とする自動車用ドアミラ
    ー。
JP11472182U 1982-07-30 1982-07-30 自動車用ドアミラ− Granted JPS5919445U (ja)

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JP11472182U JPS5919445U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 自動車用ドアミラ−

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JPS5919445U JPS5919445U (ja) 1984-02-06
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JPS5919445U (ja) 1984-02-06

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