JPH0116606B2 - - Google Patents

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JPH0116606B2
JPH0116606B2 JP55153964A JP15396480A JPH0116606B2 JP H0116606 B2 JPH0116606 B2 JP H0116606B2 JP 55153964 A JP55153964 A JP 55153964A JP 15396480 A JP15396480 A JP 15396480A JP H0116606 B2 JPH0116606 B2 JP H0116606B2
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JP
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machining
workpiece
short circuit
arc short
current
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JP55153964A
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JPS5695534A (en
Inventor
Matsutohesu Hansu
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SMS Elotherm GmbH
Original Assignee
AEG Elotherm GmbH
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Publication date
Application filed by AEG Elotherm GmbH filed Critical AEG Elotherm GmbH
Publication of JPS5695534A publication Critical patent/JPS5695534A/ja
Publication of JPH0116606B2 publication Critical patent/JPH0116606B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H3/00Electrochemical machining, i.e. removing metal by passing current between an electrode and a workpiece in the presence of an electrolyte
    • B23H3/02Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply, control, preventing short circuits

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被加工工作物と加工電極とを加工間〓
を隔てて対向させ、前記加工間〓に電解液を介在
させて加工電極と被加工工作物間に直流電流を流
すようにした金属材の電解加工装置に関する。
この種の電解加工装置において加工電極と被加
工工作物との間に短絡が生じた場合に加工間〓へ
の加工直流電流の供給を遮断し、そして加工電極
をその駆動モータによつて別の短絡位置に戻すよ
うにした構造は既に周知である(英国特許第
9446135号明細書参照)。このようにして電解液で
の加工間〓の洗浄は改善され、短絡の原因は除去
される。しかる後に加工電極はその駆動モータに
よつて再び元の加工位置へと順方向に送られ、直
流電源を再び投入することにより加工過程が続け
られる。
短絡時における加工電源の遮断にもかかわら
ず、加工間〓に破壊や損傷を生ぜしめ得るような
電気エネルギが金属加工装置の動作電流回路に電
気的および/または磁気的に蓄積されていること
により、装置の加工間〓に対し並列に1つまたは
2つ以上の並列接続された電気スイツチを設けて
短絡時には該スイツチを短絡検出器により作動し
てアンロード回路を閉路する構成が知られている
(米国特許第3779888号明細書参照)。このアンロ
ード回路の内部抵抗は加工電流回路の内部抵抗と
比較して小さく選ばれており、その結果加工電流
回路に蓄積される磁気的もしくは電気的エネルギ
は上記アンロード回路を介して取出すことができ
るようになつている。
またアンロード回路への短絡電流の転流を改善
するために、上述の短絡スイツチ装置を含むアン
ロード回路に加えて加工ギヤツプおよび直流電源
に対して並列にコンデンサの形態で形成された電
流源を有する第2の補助電流回路を設けることも
知られている(米国特許第3617680号明細書参
照)。この電流源は伝達装置によつて第2の補助
回路に投入され、そして短絡時にはサイリスタ・
スイツチによつて開成されるようになつている。
このようにして第2の補助回路においては時間的
に減少するパルス状の補助電圧が発生し、この補
助電圧は加工ギヤツプに印加されて、短絡電流を
並列に接続されたアンロード回路を介し転流せし
める。
このような装置は短絡が生じた場合に被加工工
作物に対し加工精度の劣化を招来すると言う欠点
を有している。このような不正確さ、即ち精度の
劣化は、例えば扁平であるべき表面に波形の不整
として現われ得る。このような不整は、短絡発生
時にその加工位置から短絡位置へと戻されて短絡
原因の除去後に加工過程を続けるべく新たに加工
位置へと順送りされる加工電極の逆方向位置付け
における不正確さに基づくものであり、かつまた
加工電極を調整する位置決め装置の位置決め誤差
に起因するものである。短絡に際して加工電極の
元の加工位置を正確に再生することは成功してい
ない。
従来このような加工誤差に対しほとんど注意を
払つていなかつた。本発明は短絡時に現れる加工
誤差を減少し、かつ再位置付けに際して誤差時間
として加工に介入する消費時間もしくは経過時間
を減少することを課題とするものである。
上の目的を達成するために本発明によれば特許
請求の範囲第1項および第2項に記載の装置が提
案される。
本発明を適用すれば、アークの発生を伴う短絡
の出現に際して、このようなアークの発生で加工
間〓を介し、加工直流電流の通電方向とは逆の方
向に補助電流を流し、それにより現れているアー
クを消弧することにより加工過程の長期間の中断
を回避することができる。アークによる工作物ま
たは加工電極の損傷がこのようにして回避され、
そして加工過程の中断は直流電流供給を遮断し加
工電極を戻し送りすることにより避けられる。
実際の経験が示すところによれば、実際の作業
時に現れる短絡のかなりの期間部分には、加工間
〓アークの形成を伴う。加工間〓に1つのまたは
複数のアークが現れた場合には、このようなアー
クを消弧して加工過程をそれによる影響を受ける
ことなしに続ければそれで充分である。この場
合、アークが存在する時にはアーク消弧補助直流
電流を加工ギヤツプを介して繰返して送るのが合
目的的である。
「完全な」短絡、言い換えるならば加工電極と
工作物との間に金属接触がある短絡が現れた場合
には、本発明による方法においても通常のごと
く、言い換えるならば加工電極の戻し送りによる
加工過程の中断および直流電流供給の遮断を行う
ことができる。
実際上、現れる短絡の相当の期間部分には加工
電極と工作物との間におけるアークの発生が伴う
ことが判つた。したがつて本発明の方法の適用に
より工作物の加工精度に対するこのような妨害事
象の影響を軽減することが可能である。
アークの形成を伴わない短絡の出現に際して、
直流電源から加工間〓への直流の供給を遮断し、
加工電極の駆動部の順送り方向を反転することに
より加工間〓を大きくしつつ加工電極を駆動モー
タにより逆方向に変位し、そして直流電流の遮断
後に加工間〓を介して時間的に制限された短絡電
流を通すと言う方法の1実施例においては、アー
クを伴わない短絡時に加工間〓へ補助直流電源を
接続して、この補助直流電源により加工電流の通
電方向とは反対の方向に、時間的に制限された持
続期間の補助電流を加工間〓を介して流し、それ
により短絡電流を相殺する、もしくは少なくとも
部分的に相殺することが提案される。
この実施例においては、所謂「完全な」短絡の
出現時に生ずる短絡電流は、相殺されるかまたは
損傷が回避される程度まで減少される。本発明に
おいて加工間〓における短絡を検出するための検
出装置はアーク発生下で経過する短絡過程に対し
て選択的な感度を有するように構成されていると
有利である。
検出装置は例えば光電的に動作するなど、アー
ク発生を伴う短絡時に現れる高周波振動を検出表
示できるデバイスとすることができる。
本発明の装置として、アーク発生を伴う短絡過
程に選択的に応答する検出装置に加えてアークを
伴わない短絡過程に選択的に応答する第2の検出
装置を設け、上記第2の検出装置の出力信号を直
流電源の遮断および駆動モータの反転制御に用い
る装置を用いることもできる。
さらに第2の検出装置の出力信号を加工間〓に
対して並列に接続可能である補助直流電源の開閉
に用い該補助直流電源は加工間〓を介して加工直
流電流の流れ方向とは反対の方向に、時間的に限
定された持続期間にわたつて補助直流電流を流す
ようにした装置を用いる。
この装置には、補助直流電流の強さおよび/ま
たは持続期間を制御装置により自動的に調整可能
なようにすることができる。
この場合、装置は、補助電流源がスイツチを介
して並列に接続可能であつて充電装置により充電
可能であるコンデンサから構成するのが合目的的
である。これらコンデンサはそれぞれ異なつた放
電時定数を有するように放電回路に配設すること
ができる。このようにすれば、必要に応じ個々の
コンデンサを持続時間の異なつた補助電流を発生
するための電流源として個々にまたは異なつた持
続時間、形状および電流強さの補助直流電流を発
生するために、コンデンサの電荷を重畳して用い
ることができる。
この場合、各補助直流電流の形状は加工間〓に
おける予測される短絡電流の変化および持続期間
に整合される。各短絡電流の変化および持続期間
は加工間〓への直流電流供給装置の構造および短
絡の発生時点を基にして少なくとも近似的に求め
ることができ、したがつて補助直流電流の形状も
しくは持続時間と電流強さを相応に選択すること
が可能である。
次に添付図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
第1図を参照するに、参照数字1は3相電流調
整器2に給電を行う50Hzの3相交流網を示す。3
相電流調整器2は周知のように逆並列接続のサイ
リスタ3から構成されており、該サイリスタの導
通時間は制御装置5から制御導体4を介して供給
される制御パルスにより制御することができる。
3相電流調整器2によつて3相電力変圧器6の1
次巻線に供給される3相電流が調整可能である。
制御装置5によつて3相電流調整器2を流れる電
流を遮断することができる。
変圧器6にはブリツジ整流回路7が後置接続さ
れており、該ブリツジ整流回路の出力電圧は平滑
チヨーク8を含む給電直流回路9に供給される。
回路9の電圧は測定導体10を介して制御増幅器
11の入力端に供給され、そして該増幅器11の
出力信号は導体12を介して制御装置5に供給さ
れる。制御装置5の調整は給電直流回路9の電圧
が静的な動作状態下では一定に保持されるように
行われる。回路9から取り出すことができる電流
は例えば12Vの電圧で12000Aである。
参照数字13は保持装置15に保持されている
被加工金属工作物14の加工に用いられる電解加
工装置のハウジングを示す。この場合、被加工工
作物としては、例えばその形状を電解的に成形し
ようとするタービン羽根が挙げられる。参照数字
16は油圧サーボモータ17によつて被加工工作
物14の表面に対向して位置決めすることができ
る相応に成形された加工電極を表わす。被加工工
作物ならびに加工電極は狭い加工間〓18を形成
しており、この加工間〓は電極液19で満たされ
ている。加工間〓18の洗浄は、該加工間〓内に
開口しておつて、ポンプ装置(図示せず)を介し
て電解液19を供給される導管20によつて行わ
れる。被加工工作物14および加工電極16は電
解液が満たされた容器13内に配設されている。
しかしながら加工電極16と被加工工作物14と
の加工間〓を含む加工電極系統18を外部に対し
圧力が漏れないように密閉し、電解液が加圧下で
供給されるような構成をとることも可能である。
被加工工作物14および加工電極16は直流回
路9に接続されており、それにより加工間〓18
を介し直流電流が流れて被加工工作物14から材
料を除去搬出するようになつている。被加工工作
物14の成形は駆動モータ17により加工電極1
6を工作物の表面方向に沈降することによつて行
われる。この場合の駆動モータ17の送り速度は
制御増幅器21によつて制御される。制御増幅器
21はこの目的で制御導体22を介して制御信号
を受ける。導体22の制御信号は適当な制御装置
(図示せず)から取り出される。
加工間〓18には測定導体10を介してアーク
検出装置23の入力端が接続されており、該アー
ク検出装置23は加工間〓18におけるアークに
対して選択的に応答する。加工間〓18にアーク
が形成される際に生ずる短絡は検出装置23によ
つて検出されて、対応する制御信号が導体24に
供給される。
検出装置23は加工間〓18における高周波数
の電気振動を検知する装置から構成されている。
この目的で検出装置23は例えば5kHzより高い
周波数の振動を後続の整流器に供給するHF(高
周波)フイルタを有している。整流器出力電圧は
調整可能な閾値電圧と比較されて、それにより信
号電圧が設定された閾値電圧を超えた場合に発生
する比較電圧は、導体24の信号電圧を印加する
のに利用される。
導体24の信号はサイリスタ25を介して補助
直流源26を加工間〓18に接続する働きをな
す。この補助直流源26は必要に応じパルス幅を
調整可能にすることができる時間的に限定された
持続時間即ちパルス幅の補助直流電流を発生す
る。この補助直流電流は加工間〓18を流れる回
路9からの通常の加工直流電流の電流方向と反対
の方向に流れる。
上に述べた装置は次のように動作する。通常の
静的動作モードにおいては回路9の電圧は調整も
しくは制御系10,11,12,5により一定に
保持される。駆動モータ17は被加工工作物14
における材料の電解除去に実質的に左右されるこ
となく、一定の加工間〓幅が生ずるように被加工
工作物14の表面に向つて加工電極16を一定の
送り速度で送るように調整されている。加工電極
16と被加工工作物14との間の加工間〓18に
アーク発生による短絡が生ずると、この加工間〓
18には高周波の電気的振動が現われ、この振動
は測定導体10を介して取り出されて検出装置2
3に整流される。この高周波振動の振幅が検出装
置23に設定された大きさを超えると、信号導体
24に信号が現れて補助直流源26が加工間〓1
8に接続される。それによる補助直流電流は駆動
モータ17が連続して駆動されかつ直流回路9か
ら加工間〓に連続して電流供給がなされている間
に、該加工直流電流に重畳され、それにより点弧
していたアークは消弧する。
補助直流源26の加工間〓18への接続ならび
にそれによる放電後にスイツチ25は再び遮断さ
れて補助直流源26が新たに動作可能な状態に準
備設定される。
加工ギヤツプにおけるアークの消弧が成功しな
かつた場合には、補助直流源がまた作動される。
アーク発生を伴わない短絡は検出装置27によ
つて検知される。この検出装置27も測定導体1
0に接続されていて、例えば「完全」短絡の場
合、言い換えるならば加工電極16と被加工工作
物14との間に金属接触がある場合に現れる迅速
な電圧降下に応答する。この検出装置27は、そ
の場合に出力導体28に制御信号を発生し、この
制御信号は導体29を介して制御装置5に供給さ
れると共に、導体30を介して増幅器21に供給
される。導体29の信号により3相電流調整器2
を流れる電流は遮断され、そして導体30の信号
により駆動モータ17の駆動方向は反転され、そ
の結果加工間〓18は増大せしめられる。短絡要
因の除去後、アークを伴なわない短絡が現れると
被加工工作物14の加工は中断され、短絡原因の
除去後に加工過程は続けられる。
アークを伴わない短絡が発生した場合、言い換
えるならば被加工工作物と加工電極との間に金属
接触が存在する場合に、加工間〓18に対して並
列に接続された短絡スイツチ31を閉成して、そ
れにより加工間〓の短絡による短絡電流の出現で
被加工工作物および加工電極の損傷を阻止するよ
うな構成にすることもできる。この場合スイツチ
31は導体30の出力信号によつて作動される。
第2図の実施例においては、3相交流配電線5
0は3相変圧器52の独立した1次巻線51を介
して3相電流調整器としてのスタチツクコンバー
タブリツジ回路53に接続されている。このスタ
チツクコンバータブリツジ回路53の直流出力電
流はインダクタンスすなわち平滑チヨーク54に
供給される。スタチツクコンバータブリツジ回路
53のサイリスタスイツチ55は制御導体56を
介して制御装置57から制御される。この制御は
スタチツクコンバータブリツジ回路53の負荷回
路に制御可能な電流強さの直流が供給されるよう
に行われるかまたは制御装置57の対応の制御下
でスタチツクコンバータブリツジ回路53がイン
バータ動作に切り換えられて、負荷側から3相交
流配電線50に電力が逆方向に供給されるように
行われる。
3相変圧器52の2次巻線58は例えば星形に
接続されており、ブリツジ整流回路59に給電を
行い、他方後者は直流回路60の給電を行う。例
えば12Vと20Vとの間にある直流回路60の電圧
は整流回路59に供給される交流電流の強さを制
御するための制御装置57に対し作用する調整器
(図示せず)によつて調整もしくは制御される。
回路60には電解加工装置61が接続されてい
る。この加工装置は例えばタービン羽根のような
被加工金属工作物62ならびに該被加工工作物の
表面に向かう加工電極63を支承する働きをな
す。加工電極63は駆動モータ65によつて位置
決めされる。この駆動モータ65は第1図を参照
して既に述べたように、加工電極と被加工工作物
62との間に加工間〓64を形成するようにして
位置制御される。加工間〓64は加圧下で該加工
間〓に導入される電解液で洗浄される。
サイリスタスイツチ67を介して、加工間〓6
4に接続可能である補助直流源66はサイリスタ
スイツチ71,72および73を介して並列に接
続可能なコンデンサ68,69および70から構
成されている。コンデンサ68はスイツチ71を
介し、直接加工間〓64で放電可能であり、他方
コンデンサ69には直列にインダクタンスが接続
されておりそしてコンデンサ70にはオーム抵抗
が接続されている。コンデンサ68,69および
70は充電装置74により制御装置75で予め設
定可能な電圧に充電可能である。制御装置75に
はこの目的で測定変換器76により回路60の測
定可能な電圧の測定値を表わす信号を印加され
る。制御装置75は、充電装置74においてコン
デンサ68,69および70がそれぞれ回路60
の電圧に適合された電圧に充電されるように交流
電圧を設定する。この充電電圧は該回路60の電
圧より小さくても多きくてもまたは同じであつて
もよい。制御装置75はこの目的で充電装置74
において、出力電圧が関連の整流器を介してコン
デンサの充電を行うように交流電源を調整する。
検出装置80は加工間〓64を支配する直流電
圧が印加される第1の検出器81を備えている。
この検出器は加工間〓におけるアーク発生を伴わ
ない短絡を検知する。この目的で該検出器81は
例えば上記直流電圧の時間的変化、即ち下限閾値
以下への降下または「飽和」短絡の場合に生ずる
加工間〓電圧の変動を測定する。このような短絡
が生ずると、信号導体82に信号電圧が発生さ
れ、この信号電圧はオアゲート83を介して制御
装置57に供給され、スタチツクコンバータ53
を介して変圧器52の2次側への3相電流の供給
を遮断する。その結果整流回路59を介して加工
間〓への加工直流の供給は遮断される。この飽和
短絡において第1検出器81に大きな振幅の検出
信号が生じたとき、まずこの大きな振幅の検出信
号が線路82を経て比較器87に供給される比較
器はこの信号の振幅が第1の基準レベルより大き
いことを検出して、その出力を点弧回路88に供
給する。点弧回路はその出力側のすべてに信号を
送出し、その第1の出力信号はオアゲート86を
介してサイリスタスイツチ67および71の制御
ゲートに達し、サイリスタスイツチ67,71を
導通制御し、また第2の出力信号はサイリスタス
イツチ72の制御ゲートに達しサイリスタスイツ
チ72を導通制御し、さらに第3の出力信号もサ
イリスタスイツチ73の制御ゲートに達しサイリ
スタスイツチ73を導通制御する。したがつて補
助直流源66のコンデンサ68,69,70が加
工間〓64に並列に接続され、加工直流電流の方
向とは反対方向の補助直流が加工間〓64を流れ
る。
第1検出器81に中間の振幅の検出信号が現れ
た場合も同様に線路82を経て比較回路87に供
給されるが比較回路87は第1の基準レベル以下
であり、第2基準レベル以上であることを識別し
て点弧回路88に出力信号を供給する。点弧回路
88はその出力信号に基づいてその第1および第
2の出力側に出力信号を供給しサイリスタスイツ
チ67,71,72を導通制御する。その結果加
工間〓64に並列に補助直流電流源66のコンデ
ンサ68,69が並列に接続され加工直流電流の
方向とは反対方向の中程度の補助直流が加工間〓
64に流れる。また第1検出器81に小振幅の検
出信号が現れたとき、この信号は線路82を経て
比較回路87に供給されるがこの信号の振幅が第
2の基準レベルよりも小さいのでその出力側には
信号を送出しない。しかしこの小振幅の検出信号
が長く持続する場合すなわち時限素子としての遅
延回路84の遅延時間を越えて持続する場合遅延
回路84の出力側に信号が現われ、この信号がオ
アゲート85,86を経てサイリスタスイツチ6
7,71の制御ゲートを制御してサイリスタスイ
ツチ67,71を導通制御し、加工間〓に加工直
流電流とは反対方向の小程度の補助直流電流が供
給される。
アーク発生を伴つて加工間〓64に生ずる短絡
は第2検出器89によつて検出される。第2検出
器89の出力はオアゲート85,86を経てサイ
リスタスイツチ67,71の制御ゲートに達しサ
イリスタスイツチ67,71を導通制御し加工間
〓64に加工直流電流の方向とは反対方向の補助
直流電流を補助直流電流源66のコンデンサ68
から供給する。しかし所定の時間にわたつての補
助直流電流の供給にも拘らずアークが消弧しない
とき、すなわちアークが第2検出器81により所
定時間すなわち遅延回路90の所定の遅延時間を
越えて持続する信号が検出された場合アンド回路
92の第2入力側に第2検出器89の信号が供給
され、アンド回路92の第1入力側に第2検出器
89から直接検出出力信号が供給されているの
で、第2検出器89の出力信号が遅延回路90の
遅延時間を越える場合アンド回路92の出力信号
が現われ、その出力信号は一方では制御装置57
を制御して3相電流調整器としてのスタチツクコ
ンバータブリツジ回路を介して3相変圧器52の
二次巻線58に供給される電流を遮断する。それ
と同時にこの制御装置57はスタチツクコンバー
タブリツジ回路53を順方向整流動作から逆変換
動作へと切換えその結果整流回路の出力側に蓄積
されていた電気エネルギ(およびチヨーク54に
蓄積されていた磁気エネルギ)は交流回路網50
へと逆方向に供給されることになる。
またアンド回路92の出力信号は他方では比較
回路87を経て点弧回路88に信号を供給し、点
弧回路は第2出力側に点弧出力信号を供給し、サ
イリスタスイツチ72を導通制御し、補助直流源
のコンデンサ69をも加工間〓に並列接続し、ア
ークを消弧するように働く。以上のように第2図
の実施例では短絡時の短絡電流の大きさにしたが
つて補助直流電流源からそれに見合つた大きさの
補助直流電流を加工間〓に加工直流とは逆方向に
供給し短絡電流を相殺ないし、実質的に相殺する
ことができる。
反対方向に供給される補助直流電流の大きさは
実際には短絡において生ずる直流電流の振幅に依
存するのみならずアークの接続時間およびその短
絡の時点に供給される3相電流の位相にも依存す
る。比較回路87は短絡時の直流電流の振幅およ
び短絡時点で整流器59に供給される交流の位相
に基づいて補助直流源66のそれぞれコンデンサ
68〜70を有する補助直流分岐のどれが接続さ
れるかを決めるために用いられる。そのため整流
器59に供給される3相電流の位相にしたがつて
の制御のために制御装置57の出力の一部が比較
回路87に供給される。
上に述べた装置は次のように動作する。静的動
作状態においては第1図を参照して既に述べたよ
うに、回路60から加工間〓64に加工直流電圧
が印加されながら加工電極63は被加工工作物6
2に向つて沈降せしめられる。加工電極63はこ
の目的で予め定められた速度で制御器もしくは調
整器(図示せず)を介して被加工工作物62の表
面に向つて移動される。給電直流回路60の電圧
は制御装置(図示せず)を介して一定の予め定め
られた値に保持される。
本発明の範囲内で上述の電解金属加工もしくは
処理装置は例えば第2図に示すように、加工間〓
64に対して並列に補助直流源66を接続し、こ
の補助直流源を、アーク発生を伴う短絡とアーク
発生を伴わない短絡との間の差を考慮することな
く、言い換えるならば短絡状態になれば短絡形態
を識別することなく検出装置80を介して加圧間
〓64に並列に接続し、回路60を介しての直流
電圧の供給を阻止する。この場合サーボモータ6
5は通常の仕方で戻し送りされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置を示す回路略図そして第
2図は本発明の装置の別の実施例の回路略図であ
る。 1……3相交流網、2……3相電流調整器、
3,25……サイリスタ、4,12,22,2
4,28,30,56……制御導体、5,57,
75……制御装置、6……変圧器、7……ブリツ
ジ整流回路、8,54……平滑チヨーク、9,6
0……給電直流回路、10……測定導体、11,
21……増幅器、13……ハウジング、14,6
2……被加工金属工作物、15……保持装置、1
6,63……加工電極、17……サーボモータ、
18,64……加工間〓、19……電解液、20
……導管、23,27,80,81,89……検
出装置、26,66……補助直流源、28,31
……スイツチ、50……3相交流網、51,58
……巻線、52……3相変圧器、53……スタチ
ツクコンバータブリツジ回路、55,67,7
1,72,73……サイリスタスイツチ、59…
…ブリツジ整流回路、61……電解加工装置、6
5……駆動モータ、68,69,70,71……
コンデンサ、74……充電装置、76……測定変
換器、83,85,86……オアゲート、84,
90……遅延回路、92……アンド回路、87…
…比較回路、88……点弧回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被加工工作物と加工電極とを加工間〓を隔て
    て対向させ、前記加工間〓に電解液を介在させて
    加工電極と被加工工作物間に直流電流を流すよう
    にした金属材の電解加工装置において、 被加工工作物14に対向する加工電極16の位
    置を調節するためのサーボモータ17と、 前記サーボモータを制御する制御増幅器21
    と、 3相交流配電源から供給される3相電流を調整
    する3相電流調整装置2と、 調整された3相電流が供給される整流回路7
    と、 3相電流調整装置2を制御するための制御装置
    5と、 加工電極16と被加工工作物14との間の加工
    間〓のアーク短絡を検出するための装置23と、 加工電極16と被加工工作物14との間の加工
    間〓の非アーク短絡を検出する装置27と、 前記整流回路7の出力側に並列に接続されてい
    て、アーク短絡検出装置23の出力信号が供給さ
    れる補助直流源26とを有しており、 前記整流回路の一方の出力線が加工電極16に
    接続されており、他方の出力線が被加工工作物1
    4に接続されており、加工電極16と被加工工作
    物14との間の加工間〓のアーク短絡の際補助直
    流源26をアーク短絡検出装置23の出力信号に
    よつて加工電極16と被加工工作物14との間に
    接続して、整流回路7の出力電流の方向とは逆方
    向に電流を流し、加工電極16と被加工工作物1
    4との間の非アーク短絡検出装置27の出力側は
    一方では前記制御装置5と接続されており、他方
    では制御増幅器21の入力側に接続されており、
    非アーク短絡の場合非アーク短絡検出装置27の
    出力信号によつて、一方では前記3相電流調整装
    置2を経て流れる電流を制御装置5を用いて遮断
    し、他方では制御増幅器21を用いてサーボモー
    タ17を停止又は逆方向に回転することを特徴と
    する金属材の電解加工装置。 2 被加工工作物と加工電極とを加工間〓を隔て
    て対向させ、前記加工間〓に電解液を介在させて
    加工電極と被加工工作物間に直流電流を流すよう
    にした金属材の電解加工装置において、 被加工工作物62に対向する加工電極63の位
    置を調節するためのサーボモータ65と、 前記サーボモータを制御する制御増幅器と、 3相交流配電源から供給される3相電流を調整
    する3相電流調整装置53と、 調整された3相電流が供給される整流回路59
    と、 3相電流調整装置53を制御するための制御装
    置57と、 加工電極63と被加工工作物62との間の加工
    間〓のアーク短絡を検出するための装置89と、 加工電極63と被加工工作物62との間の加工
    間〓の非アーク短絡を検出する装置81と、 前記整流回路59の出力側に並列に接続されて
    いて、アーク短絡検出装置89および非アーク短
    絡検出装置の出力信号が供給される補助直流源6
    6とを有しており、 前記整流回路の一方の出力線が加工電極63に
    接続されており、他方の出力線が被加工工作物6
    2に接続されており、加工電極63と被加工工作
    物62との間の加工間〓のアーク短絡および非ア
    ーク短絡の際補助直流源66をアーク短絡検出装
    置89の出力信号によつて加工電極63と被加工
    工作物62との間に接続して、整流回路59の出
    力電流の方向とは逆方向に電流を流し、加工電極
    63と被加工工作物62との間の非アーク短絡検
    出装置81の出力側は一方では前記制御装置57
    と接続されており、他方では制御増幅器の入力側
    に接続されており、非アーク短絡の場合ならびに
    所定時間以上アーク短絡が持続する場合非アーク
    短絡検出装置81およびアーク短絡検出装置89
    の出力信号によつて、一方では前記3相電流調整
    装置53を経て流れる電流を制御装置57を用い
    て遮断し、他方では非アーク短絡検出装置81の
    出力信号によつて制御増幅器を用いてサーボモー
    タ65を停止又は逆方向に回転することを特徴と
    する金属材の電解加工装置。
JP15396480A 1979-11-03 1980-11-04 Electrolytic working method for metal and device for executing said method Granted JPS5695534A (en)

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IT (1) IT1127910B (ja)

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CH650434A5 (de) 1985-07-31
JPS5695534A (en) 1981-08-03
GB2062680B (en) 1982-11-10
DE2944505C2 (de) 1985-09-05
FR2468434A1 (fr) 1981-05-08
US4331524A (en) 1982-05-25
IT8050055A0 (it) 1980-10-31
FR2468434B1 (ja) 1983-07-22
IT1127910B (it) 1986-05-28
DE2944505A1 (de) 1981-05-14

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