JPH011642A - 電動可倒式ドアミラ− - Google Patents

電動可倒式ドアミラ−

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Publication number
JPH011642A
JPH011642A JP62-154959A JP15495987A JPH011642A JP H011642 A JPH011642 A JP H011642A JP 15495987 A JP15495987 A JP 15495987A JP H011642 A JPH011642 A JP H011642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
support shaft
mirror body
engagement
supported
Prior art date
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Pending
Application number
JP62-154959A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS641642A (en
Inventor
緑川 雅志
加賀谷 昭夫
Original Assignee
本田技研工業株式会社
Filing date
Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
Priority to JP62-154959A priority Critical patent/JPH011642A/ja
Publication of JPS641642A publication Critical patent/JPS641642A/ja
Publication of JPH011642A publication Critical patent/JPH011642A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (+)  産業上の利用分野 本発明は、ドア側に固定されるベースに支軸が立設され
、該支軸で回動自在に支承されたミラーボディ内には電
動モータが内蔵され、支軸に支承される第1ギヤと、電
動モータに連動、連結されてミラーボディに支承される
第2ギヤとが相互に噛合され、支軸および第1ギヤ間に
は、第1ギヤを軸方向一方に付勢する係合ばねにより係
合力を発揮する方向に付勢されたクリック機構が介設さ
れる電動可倒式ドアミラーに関する。
(2)従来の技術 従来、かかるドアミラーは、たとえば特開昭60−14
3154号公報等により公知である。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところが、上記従来のものでは、電動モータと第2ギヤ
との間に減速ギヤ列を介装して電動モータの駆動力を減
速して第2ギヤに伝達するようにしており、多数のギヤ
を用いていることにより、ギヤのバックラッシ分だけが
たが生じ、ミラーボディが揺動してしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ギ
ヤのバックラッシ分を吸収してミラーボディの揺動を防
止した電動可倒式ドアミラーを提供することを目的とす
る。
B3発明の構成 (1)  問題点を解決するための手段本発明によれば
、支軸には、第1ギヤとともに第2ギヤに噛合するとと
もに第1±ヤと共働して第2ギヤの歯を挟む第3ギヤが
支承され、第3ギヤは第1ギヤおよび係合ばね間に配置
される。
(2)作用 上記構成によれば、第3ギヤは係合ばねにより第1ギヤ
に近接する方向に付勢され、その状態で第1および第3
ギヤが第2ギヤを挟むので、支軸に対する第2ギヤすな
わちミラーボディのがたが一除去され、ミラーボディの
がたつきが解消される。
しかも係合ばねはクリック機構を付勢する機能をも兼ね
ているので、新たな機能付加による部品点数およびスペ
ースの増大を回避することができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の実施例についセ説明すると、
先ず本発明の一実施例を示す第1図において、ドアミラ
ー1のベース2は、車両における前部サイドドア3の前
端部等に取付けられるものであり、このベース2と一体
であって車両の外側方に延びる腕部2aに立設した支軸
4によりミラーボディ5が回動可能に支承される。この
ミラーボディ5には、車両の後方側に臨んでミラー6が
取付けられる。ミラーボディ5のベース1寄りの部分に
は、電動駆動手段7が内蔵されており、この電動駆動手
段7の作動によりミラーボディ5は支軸4のまわりに回
動することができる。
第2図を併せて参照して、電動駆動手段7は、支軸4に
連結される第1ギヤ8と、減速ギヤ列9を介して電動モ
ータ10に連結される第2ギヤ11と、第1ギヤ8とと
もに第2ギヤ11に噛合すべく支軸4に支承される第3
ギヤ12とを備える。
しかも減速ギヤ列9および電動モータ10は、ハウジン
グ13に内蔵されており、このハウジング13は、ミラ
ーボディ5と一体的な支持部材14に固定される。支持
部材14は、ベース2の腕部2a上面に対向してミラー
ボディ5の下部に固定されており、この支持部材14に
穿設した貫通孔15に支軸4が挿通され、支軸4の上部
に配置した第1および第3ギヤ8.12に噛合すべく、
第2ギヤ11がハウジング13の下部に回転自在に一2
6七 支承される。
支軸4の上端部には円板状の支持板16が固定されてお
り、この支持板16に下方から対向する第1ギヤ8と、
その第1ギヤ8に下方から対向する第3ギヤ12とに支
軸4が挿通される。しかも第1および第3ギヤ8.12
は、その外径および歯数を同一に設定される。また支軸
4を囲繞するコイル状の係合ばね17が、支持部材14
と、第3ギヤ13の下面に当接する座金18との間に介
装されており、この係合ばね17のばね力により第3ギ
ヤ12および第1ギヤ8は軸方向一方すなわち支持板1
6に近接する方向にばね付勢される。
支持部材14とベース2の腕部2aとの間にはクリック
機構19が介設される。このクリック機構19は、支軸
4を囲繞して腕部2aの上面に固定した円板状の受は板
20と支持部材14との相互の対向面にその周方向に間
隔をあけた複数位置でそれぞれ凹設される半球状の凹部
21,22と、それらの四部21.22に嵌合されるク
リックボール23とから成る。しかも前記係合ばね17
の弾発力により支持部材14が受は板20側に付勢され
ることにより、支持部材14はクリックボール23を凹
部21.22間に嵌合している状態を保つ方向すなわち
クリック機構19が係合力を発揮する方向に付勢される
。また支持板16と第1ギヤ8との間にはクリック機構
24が介設され、このクリック機構24は、第1ギヤ8
および支持板16の対向面にその周方向に間隔をあけた
複数位置でそれぞれ凹設される半球状の凹部25.26
と、それらの凹部25,26に嵌合されるクリックボー
ル27とから成る。また第1ギヤ8は、前記係合ばね1
7の弾発力によりクリックボール27を凹部25,26
間に嵌合している状態を保つ方向すなわちクリック機構
24が係合力を発揮する方向に付勢される。しかもこの
クリック機構24の係合力は前記クリック機構19の係
合力よりも大きく設定される。
このようにして第1ギヤ8は、クリック機構24の保合
を解除する力が第2ギヤ11すなわちミラーボディ5に
作用しない限り実質的には支軸4に固定された状態とな
っている。
第3図を併せて参照して、第1および第3ギヤ8.12
間には、それらの対向面にそれぞれ凹設された複数の半
球状凹部2B、29に球体30をそれぞれ嵌合して成る
保合機構31が介設されており、この保合機構31では
、ばね17の弾発力により球体30を凹部2B、29間
に嵌合した状態を保つ方向に第3ギヤ12が付勢される
。しかもこの係合機構31の係合力は前記クリック機構
24の係合力よりも小さく設定される。
また該保合機構31で、球体30が凹部28゜29間に
嵌合している状態では、第4図で示すように、第3ギヤ
12が第1ギヤ8と共働して第2ギヤ11の歯11aを
両側から挟むように第3ギヤ12の位置が設定されてい
る。
ハウジング13内の電動モータlOに接続されるハーネ
ス32は、ドア3側からベース2の腕部2a内に引込ま
れ、さらに支軸4に同軸に設けられた挿通孔33を経て
ハウジング13内に導入される。
次にこの実施例の作用について説明すると、ミラーボデ
ィ5が正常位置にある状態では、電動モータ10が非作
動状態にあり、保合機構31では球体30が第3図(a
)で示すように凹部28゜29に嵌合した状態にある。
かかる状態では、第2ギヤ11の歯11aが第1および
第3ギヤ8゜12で挟まれているので、第2ギヤ11は
回動することを阻止されている。したがって第2ギヤl
1すなわちミラーボディ5のがたつきが防止される。
ミラーボディ5を正常位置から後方に倒すときには、電
動モータlOを電力付勢して第2ギヤllを回動駆動す
る。これにより、第2ギヤ11はその回動軸線まわりに
第4図の矢符35で示す方向に回動する。このとき、第
3ギヤ12は第2ギヤ8により矢符37で示す方向に駆
動され、係合ばね17を収縮しながら第3図(b)で示
すように球体30を凹部29から第3ギヤ12の上面に
乗り上げさせるように角変位し、第1ギヤ8と同位相と
なったときに第3ギヤ12の角変位が停止する。
このように同位相になったときから第1および第3ギヤ
8.12は、支軸4にともに固定された状態になり、第
2ギヤ11は両ギヤ8,12と噛合しながら支軸4のま
わりに矢符36で示す方向に公転し、これによりミラー
ボディ5が正常位置から倒れ位置まで回動する。
電動モータlOの作動が停止した後には、第3ギヤ12
には第2ギヤ8からの押力が作用せず、したがって第3
ギヤ12はばね17のばね力により元の位置まで戻り、
第2ギヤ11の歯11aが第1および第3ギヤ8,12
で挾まれる。しかもこの際、第2ギヤ11は第3ギヤ1
2により矢符35と逆方向に押圧され、減速ギヤ列9で
のバックラッシによりその角変位を吸収することにより
矢符35と逆方向にわずかに回動する。したがってこの
倒れ状態でも第ギヤ11の歯11aは第1および第3ギ
ヤ8,12で挟まれており、ミラーボディ5ががたつく
ことはない。
ミラーボディ5を手動操作により正常位置から強制的に
倒す場合には、ミラーボディ5を公転方向36に強制的
に押せばよく、クリック機構19および係合機構31が
先ず外れ、次いでクリック機構24が外れて第2ギヤ1
1が支軸4のまわりに公転し、ミラーボディ5を倒すこ
とができる。
またミラーボディ5に外部から衝撃が作用したときには
、各クリック機構19.24および係合機構31が外れ
てミラーボディ5が倒れる。
第5図は本発明の他の実施例を示すものであり、第1ギ
ヤ8の下方には、該第1ギヤ8よりも歯数を少なく設定
された第3ギヤ12′が支軸4に支承されて配置され、
第1および第3ギヤ12′は第2ギヤ11に噛合する。
しかも第1および第3ギヤ8.12’間には、前記係合
機構31が介設されておらず、第3ギヤ12′は係合ば
ね17(第2図参照)により第1ギヤ8に摺接する方向
に付勢される。この状態で第2ギヤ11の歯11aは第
1および第3ギヤ8.12’ で挟まれている。
このようにすると、第1ギヤ8が前記クリック機構19
を介して支軸4に固定された状態にあるので、第2ギヤ
11はその自転に応じて第1ギヤ8に噛合しながら公転
するが、第3ギヤ12′は、第2ギヤ11が第1ギヤ8
で受けられているときの停止状態と、第2ギヤ11が第
1ギヤ8で受けられるまでの間の回動状態とを繰り返す
このようにしても、停止状態では第2ギヤ11が第1お
よび第3ギヤ12′で挟まれており、その挟んだ状態が
第1および第3ギヤ8.12’間のフリクションにより
保持されるので、前述の実施例と同様にしてミラーボデ
ィ5のがたつきが防止される。
C1発明の効果 以上のように本発明によれば、支軸には、第1ギヤとと
もに第2ギヤに噛合するとともに第1ギヤと共働して第
2ギヤの歯を挟む第3ギヤが支承され、第3ギヤは第1
ギヤおよび係合ばね間に配置されるので、支軸に対する
第2ギヤのがたつきを吸収して、ミラーボディのがたつ
きを確実に防止することができ、しかも係合ばねはクリ
ック機構を付勢する機能を兼用しているので、新たな機
能付加による部品点数の増大およびスペースの増大を回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
り、第1図はドアミラーの部分切欠き正面図、第2図は
第1図の要部拡大縦断正面図、第3図は第1および第3
ギヤ間の保合機構の拡大縦断面図、第4図は第1、第2
および第3ギヤの噛合状態を示す平面図、第5図は本発
明の他の実施例の第4図に対応した平面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ドア側に固定されるベースに支軸が立設され、該支軸で
    回動自在に支承されたミラーボディ内には電動モータが
    内蔵され、支軸に支承される第1ギヤと、電動モータに
    連動、連結されてミラーボディに支承される第2ギヤと
    が相互に噛合され、支軸および第1ギヤ間には、第1ギ
    ヤを軸方向一方に付勢する係合ばねにより係合力を発揮
    する方向に付勢されたクリック機構が介設される電動可
    倒式ドアミラーにおいて、支軸には、第1ギヤとともに
    第2ギヤに噛合するとともに第1ギヤと共働して第2ギ
    ヤの歯を挟む第3ギヤが支承され、第3ギヤは第1ギヤ
    および係合ばね間に配置されることを特徴とする電動可
    倒式ドアミラー。
JP62-154959A 1987-06-22 電動可倒式ドアミラ− Pending JPH011642A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-154959A JPH011642A (ja) 1987-06-22 電動可倒式ドアミラ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-154959A JPH011642A (ja) 1987-06-22 電動可倒式ドアミラ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS641642A JPS641642A (en) 1989-01-06
JPH011642A true JPH011642A (ja) 1989-01-06

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