JPH0116338Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116338Y2 JPH0116338Y2 JP1983031839U JP3183983U JPH0116338Y2 JP H0116338 Y2 JPH0116338 Y2 JP H0116338Y2 JP 1983031839 U JP1983031839 U JP 1983031839U JP 3183983 U JP3183983 U JP 3183983U JP H0116338 Y2 JPH0116338 Y2 JP H0116338Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- pipe
- conduit
- support device
- round pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 6
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、管路内に布設した電力ケーブルの管
路口からの伸び出し部分を支持する支持装置の改
良に係わるものである。
路口からの伸び出し部分を支持する支持装置の改
良に係わるものである。
従来、マンホール或いは洞道でのケーブル支持
には、一般に第1図及び第2図に示すような受碍
子2及び受金具3が使用されてきた。
には、一般に第1図及び第2図に示すような受碍
子2及び受金具3が使用されてきた。
また、第4図及び第5図に示すケーブル立上り
部或いはマンホール部では、電力負荷の変動、日
間、年間の温度変化により、ケーブル1が管路口
より伸び縮みする熱伸縮現象(矢印M)が見ら
れ、その伸縮部を支持するため、受碍子に代わ
り、丸パイプ5を使用することが一部で行なわれ
ている。第3図はその支持装置の縦断面図であ
る。
部或いはマンホール部では、電力負荷の変動、日
間、年間の温度変化により、ケーブル1が管路口
より伸び縮みする熱伸縮現象(矢印M)が見ら
れ、その伸縮部を支持するため、受碍子に代わ
り、丸パイプ5を使用することが一部で行なわれ
ている。第3図はその支持装置の縦断面図であ
る。
しかしケーブル1を丸パイプ5で支持すると、
ケーブル1と丸パイプ5とのすべりは良くなる反
面、ケーブル1が大サイズとなると、ケーブルの
自重が大きくなり、熱伸縮移動時の加重がケーブ
ル支持部に加わるため、その支持部でケーブルシ
ースが凹みケーブルコアに悪影響を及ぼす危険性
があつた。
ケーブル1と丸パイプ5とのすべりは良くなる反
面、ケーブル1が大サイズとなると、ケーブルの
自重が大きくなり、熱伸縮移動時の加重がケーブ
ル支持部に加わるため、その支持部でケーブルシ
ースが凹みケーブルコアに悪影響を及ぼす危険性
があつた。
すなわち、丸パイプ5は、ケーブル立上り部、
マンホール部など管路外の狭隘な場所において、
管路口外に集中するケーブル1の熱伸縮移動に対
処すべき支持装置として、占有スペース、作業性
等の点において一般の受碍子或いは受金具より適
切ではあるが、丸パイプのためケーブル1との接
触面積が小さくケーブルシース凹みを生ずる懸念
があつた。
マンホール部など管路外の狭隘な場所において、
管路口外に集中するケーブル1の熱伸縮移動に対
処すべき支持装置として、占有スペース、作業性
等の点において一般の受碍子或いは受金具より適
切ではあるが、丸パイプのためケーブル1との接
触面積が小さくケーブルシース凹みを生ずる懸念
があつた。
本考案の目的は、前記した従来の丸パイプを用
いた支持装置の欠点を解消し、ケーブルシースの
凹みを改善させることができる新規なケーブル支
持装置を提供することにある。
いた支持装置の欠点を解消し、ケーブルシースの
凹みを改善させることができる新規なケーブル支
持装置を提供することにある。
すなわち、本考案の要旨は、ケーブル立上り部
或いはマンホール部など管路内布設電力ケーブル
の管路口からの伸び出し部分をパイプで支持する
ケーブル支持装置において、当該パイプを、ケー
ブルの管路口から伸び縮みする部分が滑動する面
の曲率半径が、ほぼ同一断面積の丸パイプより大
で且つケーブルとの摩擦の小さい材料で形成され
た楕円パイプにより構成してある管路内布設電力
ケーブルの伸び出し部支持装置にある。
或いはマンホール部など管路内布設電力ケーブル
の管路口からの伸び出し部分をパイプで支持する
ケーブル支持装置において、当該パイプを、ケー
ブルの管路口から伸び縮みする部分が滑動する面
の曲率半径が、ほぼ同一断面積の丸パイプより大
で且つケーブルとの摩擦の小さい材料で形成され
た楕円パイプにより構成してある管路内布設電力
ケーブルの伸び出し部支持装置にある。
第6図に従来の丸パイプによるケーブルの支持
断面を、第7図に本考案の楕円パイプによるケー
ブル支持断面図を各々示す。
断面を、第7図に本考案の楕円パイプによるケー
ブル支持断面図を各々示す。
この両図からも明らかなように、ほぼ同一のパ
イプ断面積を有するパイプで、丸パイプと楕円パ
イプのケーブル滑動する側の曲率半径を比較する
と、楕円パイプの方が大きな曲率半径を有してお
り、ケーブルの接触面積も大きくでき、従つてケ
ーブルの凹みを改善することが可能である。
イプ断面積を有するパイプで、丸パイプと楕円パ
イプのケーブル滑動する側の曲率半径を比較する
と、楕円パイプの方が大きな曲率半径を有してお
り、ケーブルの接触面積も大きくでき、従つてケ
ーブルの凹みを改善することが可能である。
さらに楕円パイプとすると、その上下寸法(楕
円パイプの短径寸法)が丸パイプより小さくでき
るため、ケーブルが幅輳している所では、作業
性、占有スペースとも改善できる利点もある。
円パイプの短径寸法)が丸パイプより小さくでき
るため、ケーブルが幅輳している所では、作業
性、占有スペースとも改善できる利点もある。
楕円パイプの材質としては、ステンレスが好ま
しい。
しい。
77KV200mm2単心CVケーブルで実験を行つたと
ころ、従来の丸パイプとして48.6mm直径のステン
レスパイプを使用したところ、塩化ビニルシース
の凹みが1mm前後あつたものが、短径23mm長径71
mmの楕円パイプに代えたところ、塩化ビニルシー
スの凹みがほとんどないことが確認された。
ころ、従来の丸パイプとして48.6mm直径のステン
レスパイプを使用したところ、塩化ビニルシース
の凹みが1mm前後あつたものが、短径23mm長径71
mmの楕円パイプに代えたところ、塩化ビニルシー
スの凹みがほとんどないことが確認された。
即ち楕円パイプは、ケーブルと接触する長径部
の曲率が83mm半径のため、あたかも166mm直径の
パイプで受けたものと同様の効果が得られ、ケー
プルとの接触面積が大きくできたためである。ま
た厚さも23mmと薄いため、ケーブルオフセツト部
等、ケーブルの込合う所ではは非常に使いやすい
ものがある。
の曲率が83mm半径のため、あたかも166mm直径の
パイプで受けたものと同様の効果が得られ、ケー
プルとの接触面積が大きくできたためである。ま
た厚さも23mmと薄いため、ケーブルオフセツト部
等、ケーブルの込合う所ではは非常に使いやすい
ものがある。
以上説明した通り、本考案は従来の丸パイプを
楕円パイプに代えるだけの簡単な構成により、ケ
ーブルシースの凹みによる問題点を解消し、しか
も作業性、占有スペースの点でも改善されたケー
ブル支持装置を提供可能としたものであり、その
実用的価値は大なるものがある。
楕円パイプに代えるだけの簡単な構成により、ケ
ーブルシースの凹みによる問題点を解消し、しか
も作業性、占有スペースの点でも改善されたケー
ブル支持装置を提供可能としたものであり、その
実用的価値は大なるものがある。
第1図は受け碍子による一般的なケーブル支持
装置の説明図、第2図は洞道或いはマンホール等
での受碍子及び受金具によるケーブル支持装置の
側面説明図、第3図は後記第4図、第5図のケー
ブル支持装置の正面説明図、第4図はケーブル立
上がり部を従来の丸パイプで支持した例を示す説
明図、第5図はマンホール内で、従来の丸パイプ
によりケーブルを支持した例を示す説明図、第6
図は従来の丸パイプよりケーブルを支持した説明
図、第7図は本考案楕円パイプによるケーブル支
持装置の一実施例を示す説明図である。 1:ケーブル、2:受碍子、3:受金物、4:
ポール、5:受パイプ、M:ケーブル熱伸縮。
装置の説明図、第2図は洞道或いはマンホール等
での受碍子及び受金具によるケーブル支持装置の
側面説明図、第3図は後記第4図、第5図のケー
ブル支持装置の正面説明図、第4図はケーブル立
上がり部を従来の丸パイプで支持した例を示す説
明図、第5図はマンホール内で、従来の丸パイプ
によりケーブルを支持した例を示す説明図、第6
図は従来の丸パイプよりケーブルを支持した説明
図、第7図は本考案楕円パイプによるケーブル支
持装置の一実施例を示す説明図である。 1:ケーブル、2:受碍子、3:受金物、4:
ポール、5:受パイプ、M:ケーブル熱伸縮。
Claims (1)
- ケーブル立上り部或いはマンホール部など管路
内布設電力ケーブルの管路口からの伸び出し部分
をパイプで支持するケーブル支持装置において、
当該パイプを、ケーブルの管路口から伸び縮みす
る部分が滑動する面の曲率半径が、ほぼ同一断面
積の丸パイプより大で、且つケーブルとの摩擦の
小さい材料から成る楕円パイプにより構成したこ
とを特徴とする管路内布設電力ケーブルの伸び出
し部支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183983U JPS59138321U (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 管路内布設電力ケーブルの伸び出し部支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183983U JPS59138321U (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 管路内布設電力ケーブルの伸び出し部支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59138321U JPS59138321U (ja) | 1984-09-14 |
JPH0116338Y2 true JPH0116338Y2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=30162681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3183983U Granted JPS59138321U (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 管路内布設電力ケーブルの伸び出し部支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59138321U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4521575Y1 (ja) * | 1967-06-19 | 1970-08-27 | ||
JPS5399496A (en) * | 1977-02-12 | 1978-08-30 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Methoe of supporting off-set section cable |
-
1983
- 1983-03-04 JP JP3183983U patent/JPS59138321U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4521575Y1 (ja) * | 1967-06-19 | 1970-08-27 | ||
JPS5399496A (en) * | 1977-02-12 | 1978-08-30 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Methoe of supporting off-set section cable |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59138321U (ja) | 1984-09-14 |
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