JPH01160690A - 平版印刷版用アルミニウム支持体の電解粗面化処理方法 - Google Patents

平版印刷版用アルミニウム支持体の電解粗面化処理方法

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JPH01160690A
JPH01160690A JP62320893A JP32089387A JPH01160690A JP H01160690 A JPH01160690 A JP H01160690A JP 62320893 A JP62320893 A JP 62320893A JP 32089387 A JP32089387 A JP 32089387A JP H01160690 A JPH01160690 A JP H01160690A
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    • B41N3/00Preparing for use and conserving printing surfaces
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    • B41N3/034Chemical or electrical pretreatment characterised by the electrochemical treatment of the aluminum support, e.g. anodisation, electro-graining; Sealing of the anodised layer; Treatment of the anodic layer with inorganic compounds; Colouring of the anodic layer
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C25FPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC REMOVAL OF MATERIALS FROM OBJECTS; APPARATUS THEREFOR
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は平版印刷版用アルミニウム支持体の電解粗面化
処理方法に関し、特に、電解粗面化処理の前に電解粗面
化処理に対する抵抗性を有する薄層をアルミニウム板表
面に設けた後、電解粗面化処理を行ない、均一かつ深い
ピットが存在する砂目を有する平版印刷版用アルミニウ
ム支持体を得る電解粗面化処理方法に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、平版印刷版用支持体としてアルミニウム板が広ぐ
使用されているが、支持体と感光層との密着性を良好に
し、かつ非画像部に保水性を与えるため、支持体の表面
を粗面化処理する、所謂、砂目立て処理がなされている
この砂目立ての具体的手段としては、サンドブラスト、
ポールグレイン、ワイヤーグレイン、ナイロンブラシと
研磨材/水スラリーによるブラシダレイン、研磨材/水
スラリーを表面に高圧で吹きつける方法などによる機械
的砂目立て方法があリ、またアルカリまたは酸あるいは
それらの混合物からなるエツチング剤で表面を粗面化処
理する化学的砂目立て方法がある。また、特開昭54−
146234号公報及び特公昭48−28123号公報
に記載されている電気化学的砂目立て方法、例えば特開
昭53−123204号公報に記載されている機械的砂
目立て方法と電気化学的砂目立て方法とを組合せた方法
、特開昭56−’55291号公報に記載されている機
械的砂目立て方法と鉱酸のアルミニウム塩の飽和水溶液
による化学的砂目立て方法とを組合せた方法も知られて
いる。
これらの粗面化処理方法のうち、粗面形状の制御が容易
で、しかも微細な粗面の得られる方法としては電解粗面
化処理がある。
このような電解粗面化処理においては支持体と感光層と
の密着力を向上させ、多数の印刷可能な印刷物(以下、
耐刷枚数と呼ぶ)を得ようとするには数100ク一ロン
以上の多くの電気量を投入して深い砂目形状を得れば良
いが、電解粗面化処理で生じる10μ以上の大きなピッ
トにより、非画像部の汚れを生じる欠点を有する。
また、逆に比較的少ない電気量でlOμ以上の小さなピ
ットを均一に設けた粗面では印刷時の非画像部の汚れは
生じにくいが、耐刷枚数が少なくなってしまうという欠
点がある。
〔発明の目的〕
従って、本発明の目的は、非画像部の汚れが生じにくく
、しかも耐刷枚数の多い平版印刷版用アルミニウム支持
体を得るための電解粗面化処理方法を提供することにあ
る。
〔発明の構成〕
本発明者等は、以上のような従来技術の問題点に鑑み種
々検討を重ねた結果、アルミニウム板の電解粗面処理の
前に電解粗面化処理に対する抵抗性を有する薄層を設け
た後、電解粗面化処理することにより、上記目的が達成
されることを見出し、本発明に到ったものである。
以下、本発明について詳述する。
本発明において使用されるアルミニウム板には、純アル
ミニウム板及びアルミニウム合金板が含まれる。アルミ
ニウム合金板としては種々のものが使用でき、例えばF
 e % S ISCu SMn SMg s Cr 
1Z n 、 T i 、 P b 、 N i fL
どの金属とアルミニウムとの合金板が用いられる。例え
ば、市販のアルミニウムとして、1050材、1100
材、3003材等々からなるアルミニウム板が用いられ
る。
本発明の実施に当っては、まずアルミニウム板の表面に
付着している油脂、さび、ごみなどを除去することを目
的として清浄化処理することが好ましい。この清浄化処
理としては、例えばトリクレンなどによる溶剤脱脂、或
いは苛性ソーダなどによるアルカリエツチング脱脂等が
含まれる。苛性ソーダのようなアルカリエツチング脱脂
をした場合にはスマットが発生するので、これを除去す
るためのデスマット処理(例えば10〜30%の硝酸に
浸漬する処理)が更に施されるのが通例である。
清浄化したアルミニウム板の表面には、電解粗面化に対
する抵抗性を有する薄層を設ける処理が行なわれる。こ
の薄層は、電気的絶縁性の比較的高い物質ならば油脂、
コロイド皮膜、LB膜等のような有機皮膜でも、また酸
化皮膜、化成皮膜等の無機皮膜でもよい。
本発明者等は種々の皮膜を検討した結果、有機、皮膜又
は無機皮膜を設けることにより、電解粗面化処理するこ
とにより、深いピットが生成することを見出した。
皮膜の厚さは、0.0 O1〜0.1 g /m’が好
ましい。0.001g/m’より小さくなると、本発明
による深いピットが生成するという効果が減少してゆく
。逆に、0.1g/m’より厚くなると、ビット径が大
きくなって粗くなる。
好ましい無機皮膜としては、硫酸、リン酸、クロム酸、
ホウ酸、硝酸、スルホサルチル酸、シゅう酸等の酸性電
解液中で、0.01〜50 A /dm2の電流密度で
、065〜10ク一ロン/dm2 の範囲の電気を流し
て表面に0.001g/m’〜0.1 g /m゛の酸
化皮膜を設けたものが用いられる。また、MBV法(炭
酸ナトリウム、重クロム酸カリウム混液)、アルロック
法、リン酸アルコール法、アロジン法、ボンデライト法
、ベーナイト法、などの化成皮膜形成法も用いることが
でき、表面に0、01 g/m’ 〜0.1 g/m’
の範囲の皮膜を設けるとよい。
また、200〜500℃の高温に、A17表面をさらし
て、自然酸化皮膜を10〜500人ぐらいの厚さで設け
てもよい。
いずれの場合にも、電解粗面化処理をする直前に、皮膜
を保護しかつ、電気抵抗となる皮膜を設けることことが
重要である。
電解粗面化処理に用いられる電解液としては、通常の交
流電解エツチングに用いられるものがいずれも使用でき
る。特に好ましいものは、硝酸を2〜40g/l含有す
る水溶液または塩酸を2〜40g/j!含有する溶液、
あるいは、両者を合せて2〜40g/lずつ含有する水
溶液である。2g / lより濃度が低くなるにつれて
電解エツチングによるアルミニウム板の表面の粗面化の
効率が低下するようになり、他方、40g/lより高濃
度となるにつれて、酸による純化学的な蝕刻が発生ずる
ようになって粗面化の表面の不均一化が生じるようにな
る。温度は常温〜70℃の範囲であり、好ましくは、常
温〜50℃の範囲である。また、カルボン酸、アミン、
アルデヒド等の腐食抑制剤を添加してもよい。
電解粗面化処理に用いられる電流は、商用交流や、第1
図に示した(a)正弦波、ら)矩形波、(C)台形波な
どのような交番波形電流も、本発明で用いることができ
る。電流密度は10〜200 d 76m”の範囲が好
ましく、10 A /dm2 より低い場合、著しくピ
ット生成が起りにくくなり、20OA/dm”以上では
均一なピット生成のコントロールが困難になる。
本発明はバッチ処理、連続処理のいずれの方法でも実施
することができる。例えば、連続処理では抵抗性皮膜形
成処理槽、水洗槽、電解粗面化処理槽をこの順に配置し
、アルミニウムウェブを連続的に通過させて処理を行な
うことにより実施する。
電解粗面化処理されたアルミニウム板は化学的に清浄化
処理することが好ましい。これは表面残存物である所謂
、スマットを表面から除去する作用を有するからである
。このような清浄化処理の詳細は、米国特許第3.83
4.998号明細書、特公昭56−11316号公報に
記載されている。
以上のように処理されたアルミニウム板は平版印刷版用
支持体に供するにあたり、保水性、感光層との密着性、
非画像部表面の機械的強度を向上させるために陽極酸化
処理して、アルミニウム板の表面に酸化皮膜を形成させ
てもよい。陽極酸化処理は従来より周知の方法に従って
行なうことができる。例えば、硫酸、燐酸、しゅろ酸、
アミドスルホン酸、スルホサリチル酸又はこれらの混合
物、あるいはこれらにAIl”イオンを含有させた水溶
液などを電解液とし、主に直流を使用して陽極酸化処理
する。交流又はこれらの電流の組合せを使用して行って
もよい。電解質濃度は1〜80%、温度は5〜70℃、
電流密度0.5〜60A/dm2、酸化皮膜重量は0.
3〜5 g / m’が好ましい。
°陽極酸化したアルミニウム板は、更に米国特許第2.
714.066号及び米国特許第3.181.461号
の各明細書に記載されているようにアルカリ金属シリケ
ート、例えば珪酸す)IJウムの水溶液に浸漬するなど
の方法により処理したり、米国特許第3、860.42
6号明細書に記載されているように、水溶性金属塩(例
えば、酢酸亜鉛など)を含む親水性セルロース(例えば
、カルボキシメチルセルロースなど)の下塗り層を設け
たり、米国特許第4、153.461号明細書に記載さ
れているようにポリビニルホスホン酸で処理したりして
もよい。
このようにして得られた平版印刷版用支持体の上には、
ps版(Pre−Sensitized Plateの
略称)の感光層として、従来より知られている感光層を
設けて、感光性平版印刷版を得ることができ、これを製
版処理して得た平版印刷版は、優れた性能を有している
上記の感光層め組成物としては次のようなものが含まれ
る。
■ジアゾ樹脂とバインダーとからなる感光層:ネガ作用
型感光性ジアゾ化合物としては米国特許第2.063.
631号及び同第2.667、415号の各明細書に開
示されているジアゾニウム塩とアルドールやアセクール
のような反応性カルボニル基を含有する有機縮合剤との
反応生成物であるジフェニルアミン−p−ジアゾニウム
塩とフォルムアルデヒドとの縮合生成物(所謂感光性ジ
アゾ樹脂)が好適に用いられる。この他の有用な縮合ジ
アゾ化合物は特公昭49−48001号、同49−45
322号、同49−45323号の各公報等に開示され
ている。これらの型の感光性ジアゾ化合物は通常水溶性
無機塩の形で得られ、従って水溶液から塗布することが
できる。又、これらの水溶性ジアゾ化合物を特公昭47
−1167号公報に開示された方法により1個又はそれ
以上のフェノール性水酸基、スルホン酸基又はその両者
を有する芳香族又は脂肪族化合物と反応させ、その反応
生成物である実質的に水不溶性の感光性ジアゾ樹脂を使
用することもできる。
また、特開昭56−121031号公報に記載されてい
るようにヘキサフルオロ燐酸塩または、テトラフルオロ
硼酸塩との反応生成物として使用することもできる。
フェノール性水酸基を有する反応物の例としては、ヒド
ロキシベンゾフェノン、4.4−ビス(4’−ヒドロキ
シフェニル)ペンタン酸、レソルシノール、又はジレゾ
ルシノールのようなジフェノール酸であって、これらは
更に置換基を有していてもよい。ヒドロキシベンゾフェ
ノンには2゜4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2.2’ −
ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフェノン又
は2.2’、4.4’ −テトラヒドロキシベンゾフェ
ノンが含まれる。好ましいスルホン酸とシテハ、例エハ
ヘンゼン、トルエン、キンレン、ナフタリン、フェノー
ル、ナフトールおよびベンゾフェノン等のスルホン酸の
ような芳香族スルホン酸、又はそれ等の可溶性塩類、例
えば、アンモニウム及びアルカリ金属塩が例示できる。
スルホン酸基含有化合物は、一般に低級アルキル、ニト
ロ基、ハロ基、及び/又はもう一つのスルホン酸基で置
換されていてもよい。このような化合物の好ましいもの
としては、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、
ナフタリンスルホン酸、2゜5−ジメチルベンゼンスル
ホン酸、ベンゼンスルホン酸ナトリウム、ナフタリン−
2−スルホン酸、1−ナフトール−2(又は4)−スル
ホン酸、2゜4−ジニトロ−1−ナフトール−7−スル
ホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン
−5−スルホン酸 m  (p′−アニリノフェニルア
ゾ)ベンゼンスルホン酸ナトリウム、アリザリンスルホ
ン酸、0−)レイジン−m−スルホン酸及びエタンスル
ホン酸等があげられる。アルコールのスルホン酸エステ
ルとその塩類も又有用である。このような化合物は通常
アニオン性界面活性剤として容易に入手できる。その例
としてはラウリルサルフェート、アルキルアリールサル
フェート、p−ノニルフェニルサルフェート、2−フェ
ニルエチルサルフェート、インオクチルフェノキシジェ
トキシエチルサルフェート等のアンモニウム又はアルカ
リ金属があげられる。
これ等の実質的に水不溶性の感光性ジアゾ(封脂は水溶
性の感光性ジアゾ樹脂と前記の芳香族又は脂肪族化合物
の水溶液を好ましくはほぼ等量となる量で混合すること
によって沈殿として単離される。
また、英国特許第1.312.925号明細書に記載さ
れているジアゾ樹脂も好ましい。
もっとも好適なジアゾ樹脂はp−ジアソジフェニルアミ
ンとホルムアルデヒドとの縮合物の2−メトキシ−4−
ヒドロオキシ−5−ベンゾイルベンゼンスルホン酸塩で
ある。
ジアゾ樹脂の含有量は、感光層中に5〜50重量%含ま
れているのが適当である。ジアゾilt MWの量が少
なくなれば感光性は当然大になるが、経時安定性が低下
する。最適のジアゾ樹脂の量は約8〜20重量%である
一方、バインダーとしては、種々の高分子化合物が使用
され得るが、本発明においては、ヒドロキシ、アミン、
カルボン酸、アミド、スルホンアミド、活性メチレン、
チオアルコール、エボキ/等の基を含むものが望ましい
。このような好ましいバインダーには、英国特許第1.
350.521号明細書に記されているシェラツク、英
国特許第1、460.978号および米国特許第4.1
23.276号の各明細書に記されているようなヒドロ
キシエチルアクリレート単位またはヒドロキシエチルメ
タクリレート単位を主なる繰り返し単位として含むポリ
マー、米国特許第3.751.257号明細書に記され
ているポリアミド(封脂、英国特許第1.074.39
2号明細書に記されているフェノール樹脂および例えば
ポリビニルフォルマール樹脂、ポリビニルブチラール樹
脂のようなポリビニルアセクール樹脂、米国特許第3.
660.097号明細書に記されている線状ポリウレタ
ン樹脂、ポリビニルアルコールのフォル−Ht[脂、ビ
スフェノールAとエピクロルヒドリンから縮合されたエ
ポキシ樹脂、ポリアミノスチレンやポリアルミルアミノ
 (メタ)アクリレートのようなアミン基を含むポリマ
ー、酢酸セルロース、セルロースアルキルエーテル、セ
ルロースアセテートフタレート等のセルロース誘導体等
が包含される。
ジアゾ樹脂とバインダーからなる組成物には、更に、英
国特許第1.041.463号明細書に記されているよ
うなp、H指示薬、米国特許第3.236.646号明
細書に記載されている燐酸、染料などの添加剤を加える
ことができる。
■0−キノンジアジド化合物からなる感光層:特に好ま
しい0−キノンジアジド化合物は〇−ナフトキノンジア
ジド化合物であり、例えば米国特許第2.766、11
8号、同第2.767、092号、同第2、772.9
72号、同第2.859.112号、同第2.907.
665号、同第3.046.110号、同第3.046
’、 111号、同第3、046.115号、同第3.
046.118号、同第3.046.119号、同第3
.046.120号、同第3.046.121号、同第
3、046.122号、同第3.046.123号、同
第3.061.430号、同第3.102.809号、
同第3.106.465号、同第3、635.709号
、同第3.647.443号の各明細書をはじめ、多数
の刊行物に記されており、これらは好適に使用すること
ができる。これらの内でも、特に芳香族ヒドロキシ化合
物の0−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステルまた
はO−ナフトキノンジアジドカルボン酸エステル、およ
び芳香族アミノ化合物の0−ナフトキノンジアジドスル
ホン酸アミドまたは0−ナフトキノンジアジドカルボン
酸アミドが好ましく、特に米国特許第3.635.70
9号明細書に記されているピロガロールとアセトンとの
縮合物に0−ナフトキノンジアジドスルホン酸をエステ
ル反応させたもの、米国特許第4、028.111号明
細書に記されている末端にヒドロキシ基を有するポリエ
ステルに0−ナフトキノンジアジドスルホン酸、または
0−ナフトキノンジアジドカルボン酸をエステル反応さ
せたもの、英国特許第1.494.043号明細書に記
されているようなp−ヒドロキシスチレンのホモポリマ
ーまたはこれと他の共重合し得るモノマーとの共重合体
に0−ナフトキノンジアジドスルホン酸または〇−ナフ
トキノンジアジドカルボン酸をエステル反応させたもの
、米国特許第3.759.711号明細書に記されてい
るようなp−アミノスチレンと他の共重合しろるモノマ
ーとの共重合体に0−ナフトキノンジアジドスルホン酸
または0−ナフトキノンジアジドカルボン酸をアミド反
応させたものは非常にすぐれている。
これらの0−キノンジアジド化合物は、単独で使用する
ことができるが、アルカリ可溶性樹脂と混合して用いた
方が好ましい。好適なアルカリ可溶性樹脂には、ノボラ
ック型フェノール樹脂が含まれ、具体的には、フェノー
ルホルムアルデヒド樹脂、0−クレゾールホルムアルデ
ヒド樹脂、m−クレゾールホルムアルデヒド樹脂などが
含まれる。更に米国特許第4.123.279号明細書
に記されている様に上記のようなフェノール樹脂と共に
、t−フチルフェノールホルムアルデヒド樹1旨のよう
な炭素数3〜8のアルキル基で置換されたフェノールま
たはクレゾールとホルムアルデヒドとの縮合物とを併用
すると、より一層好ましい。アルカリ可溶性樹脂は、感
光層を構成する組成物の全重量を基準として中に約50
〜約85重量、より好ましくは60〜80重量%、含有
させられる。
0−キノンジアジド化合物からなる感光性組成物には、
必要に応じて更に染料、可塑剤、例えば英国特許第1.
401.463号、同第1.039.475号、米国特
許第3.969.118号の各明細書に記されているよ
うなプリントアウト性能を与える成分などの添加剤を加
えることができる。
■アジド化合物とバインダー(高分子化合物からなる感
光層 例えば英国特許第1□235.281号、同第1.49
5.861号の各明細書および特開昭51−32331
号、同51−36128号公報などに記されているアジ
ド化合物と水溶性またはアルカリ可溶性高分子化合物か
らなる組成物の他、特開昭50−5102号、同50−
84302号、同50−84303号、同53−129
84号の各公報などに記されているアジド基を含むポリ
マーとバインダーとしての高分子化合物からなる組成物
が含まれる。
■その他の感光性樹脂層 例えば、特開昭52−96696号証に開示されている
ポリエステル化合物、英国特許第1、112.277号
、同第1.313.390号、同第1.341.004
号、同第1.377、747号等の各明細書に記載のポ
リビニルシンナメート系樹脂、米国特許第4.072.
528号および同第4.072.527号の各明細書な
どに記されている光重合型フォトポリマー組成物が含ま
れる。
支持体上に設けられる感光層の量は、約0.1〜約7 
g / m’、好ましくは0.5〜4 g / m’の
範囲である。
PS版は、画像露光されたのち、常法により現像を含む
処理によって樹脂画像が形成される。例えば、ジアゾ樹
脂とバインダーとからなる前記感光層■を有するPS版
の場合には、画像露光後、例えば米国特許第4.186
.006号明細書に記載されているような現像液で未露
光部分の感光層が現像により除去されて平版印刷版が得
られる。また、感光層■を有するPS版の場合には、画
像露光後、米国特許第4.259.434号明細書に記
載されているようなアルカリ水溶液で現像することによ
り露光部分が除去されて、平版印刷版が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。なお
、「%」は、特に指示しない限り「重量%」を示す。
実施例1 厚さ0.24I1110のアルミニウム板を10%水酸
化ナトリウム水溶液中に50℃で20秒間浸漬して、脱
脂/クリーニング処理を行なった後、水洗し、次いで1
0%硝酸水溶液で中和洗浄した。水洗後15%硫酸水溶
液中で常温で直流を用いLA/dm’、4クロ一ン/d
m”で陽極酸化処理を行ない薄い陽極酸化皮膜を設け、
そして水洗した。
次に、濃度9 g / j2の硝酸水溶液を電解液とし
て、第1図ら)に示した交番波形電流を用いて電解粗面
化処理した。電解条件は、周波数60七、電流密度40
A/dm” で10秒間、電解粗面化処理した。次いで
、電解粗面化処理で生成したスマットを60℃で20%
の硫酸水溶液に1分間浸漬して溶解除去した。
このアルミニウム板を15%硫酸水溶液中で直流を用い
て、3A/dm2で陽極酸化皮膜重量が2g / m’
となるように陽極酸化処理した後、水洗後3%珪酸ナト
リウム水溶液に浸漬処理して、水洗、乾燥した。
このようにして得られた支持体に下記組成の感光液を像
布し乾燥して感光層を設けた。感光層の乾燥塗布量は2
.0 g / m’であった。
感光液 N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド/2
−ヒドロキシエチルメタクリレート/アクリロニトリル
/メチルメタクリレート/メタクリル酸(=15:10
:30:38ニアこうして作成した感光性平版印刷版を
メタルハライドランプを光源として、ネガ画像フィルム
を通して露光後、富士写真フィルム社製ネガ型PS版現
像液DN−3Cの標準液にて現像処理して、さらにガム
引きして平版印刷版とした。常法により印刷し、100
,000枚の良好な印刷物が得られた。また、非画像部
の汚染はなかった。
比較例1 脱脂/クリーニング処理及び中和洗浄後に、薄い陽極酸
化皮膜を形成しないで電解粗面化したことを除いては、
実施例1を繰り返した。このようにして得られた平版印
刷版の耐刷枚数は60.000枚であった。また、非画
像部は実施例1のものよりも汚れ易かった。
実施例2 薄い陽極酸化皮膜の形成を、9 g/Itの硝酸水溶液
中で0.1 A /dm2.6クローン/ d m ”
で行なったことを除いて実施例1を繰り返した。耐刷枚
数は100,000枚であった。また、非画像部は汚染
しなかった。
実施例3 化学的に抵抗性皮膜の形成を行なわせるためにアルミニ
ウム板をアロヂン#301N−1(日本ペイント社販売
)2.5%、35℃、60秒の条件で浸漬処理したこと
を除いて実施例1を繰り返した。耐刷枚数は100.0
00枚であった。また、非画像部の汚染はなかった。
実施例4 脱脂/クリーニングした後、アルミニウム板に油を塗布
重量が20mg/m’となるように薄く塗布し、次に電
解粗面化処理を行ない、更にアルミニウム板の表面に残
留した油分を洗剤で除去したことを除いて、実施例1を
繰り返した。耐刷枚数は100.000枚と良好であっ
た。また、非画像部の汚染はなかった。
実施例5 電解粗面化処理を、塩酸5g/j!を含む電解液中で、
第1図(b)に示した交番波形電流により、周波数60
七、電流密度30A/dm2で20秒間行ったことを除
いて、実施例1を繰り返した。耐刷枚数は100.00
0枚と良好であった。また、非画像部の汚染はなかった
比較例2 電解粗面化処理の前の陽極酸化処理を行なわないで、塩
酸を電解液とした電解粗面化処理を行なったことを除い
て、実施例5を繰り返した。耐刷枚数は60. OO0
枚であった。また、非画像部は実施例5のものよりも汚
染し易かった。
なお、上記実施例ではネガ型感光層と本発明法による粗
面化処理を行なった支持体との組合せの場合について示
したが、ポジ型感光層との組合せについても同様の効果
が得られた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、粗面化処理を施したアルミニウム板を
支持体として用いた平版印刷版は、非画像部の汚染がな
く、しかも優れた耐剛力を有するものであった。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)、(b)、(C)は、本発明のアルミニウ
ム支持体を電解粗面化処理するに際し用いられる交番波
形電流の電圧波形を示す。 第1図 (a) (b) (C)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウム板を酸性電解液中で電解粗面化処理
    する方法において、有機皮膜又は無機皮膜を設けた後、
    電解粗面化処理を行なうことを特徴とする電解粗面化処
    理方法。
  2. (2)前記電解液が硝酸及び/又は塩酸を2〜40g/
    l含有する水溶液である特許請求の範囲第(1)項記載
    の電解粗面化処理方法。
  3. (3)前記有機皮膜又は無機皮膜を0.001g/m^
    2〜0.1g/m^2で設けた後、電解粗面化処理する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項の電解粗面
    化処理方法。
  4. (4)前記無機皮膜を化成処理及び陽極酸化処理により
    設けることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項の電
    解粗面化処理方法。
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