JPH01159106A - 工作機械の駆動スピンドルに工具ヘッドを交換可能に締付けるための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は工作機械の駆動スピンドルに工具ヘッドヶ交換
可能に締付けるための装置であって、駆動スピンドルの
端面に、工具ヘッドの軸方向に突出した工具ヘッドシャ
フトを受容するための、スピンドル回転軸線に対して同
軸的な切欠が設けられており、切欠の内周壁から適当間
隔全おいて切欠の底部から同軸的に突出し切欠内でその
内周壁との間に環状の中間室全形成する締付ヘッドが、
工作機械側から操作される締付ユニットに設けられて訃
り、工具ヘッドの工具ヘッドシャフトが軸方向で切欠の
環状の中間室内に挿入可能であジかつ切欠内で締付ユニ
ットによって緊定可能であり、締付ユニットの締付ヘッ
ドが駆動スピンドルの軸方向に移動可能な締付棒によっ
て支持されておりかつ半径方向の案内孔によって貫通さ
れており、この案内孔内に、締付棒の軸方向の接近運動
によって半径方向外向きに互いに旅隔して工具ヘッドを
締付けるそれぞれ１つの締付球が挿入されている形式の
ものに関する。

〔従来の技術〕

この種の公仰装置では、工具ヘッドシャフトへ締付球を
受容しかつ直接的に作用させるための半径方向の孔が工
具ヘッドシャツトラ貫通している。工具ヘッドシャフト
は円錐、特に規格円錐の周形状を有している。

〔本発明の課題〕

本発明の課題は、例えばロボットによっても工具ヘッド
の迅速な交換が可能であり、それにもかかわらず、締付
けられた工具ヘッドの耐振動性を高めると共に耐摩耗性
？保証するような冒頭に述べた形式°の装置全提供する
ことにある。

〔課題′（ｌ：′Ｍ決するための手段〕上記課題を解決
した本発明の要旨は工具ヘッドシャフトが少なくともそ
の自由端領域で管体として形成されておりかつその内側
の環状面に内側の環状溝′ｆｒ、ＶｆＡえており、その
工作機械側の引張側に、円錐孔の形式で傾斜し駆動スピ
ンドルの回転軸線に対して締付は方向で閉じる角を形成
する溝側壁が設けられて訃り、締付ヘッドの周面から挿
入され軸方向で移動不能にかつ半径方向で互いに離隔可
能な締付部材が案内孔内に配置されて訃り、この締付部
材が工具ヘッドシャフトの内側の環状溝の円錐孔状の溝
側壁に相応して円錐セグメントとして形成された締付面
を備えており、締付球の半径方向の相互の離隔時に締付
部材が軸方向で軸付は方向に、かつ半径方向で離隔方向
に作用する内圧を工具ヘッドシャフトに作用するように
、締付球がそれぞれ締付部材の内側に当接していること
にある。

〔本発明の作用・効果〕

本発明によれば、締付は及びその維持のために必要な部
分間の著しい点接触が回避される。

締付装置は半径方向並びに軸方向に工具ヘッドを締付け
、これによって、締付けの繰返し精度が保証される。圧
力分配は、締付部材の締付面若しくはこれによって負荷
される、工具ヘッドシャフトの内側環状溝の円錐孔状の
側壁と、駆動スピンドルの回転軸線とが成す角度の選択
によって規定される。

請求項２に記載の構成によれば、高い嵌合精度が得られ
、摩耗が最小となる。本発明による締付けの原理によれ
ば、主として材料鋼に備えられた固有の弾性が利用され
ると共に、締付は過程時に生じる管状の工具ヘッドシャ
フトの変形がその弾性的な領域内にとどまるため、締付
球がその休止位置へ戻るさいに工具へラドシャフトとス
ざンドルの切欠との間に締付は接触が自動的に生じる。

請求項３に記載の構成によれは、締付部材をその半径方
向内側の休止位置へ戻すだめの特別表戻し装置が不要で
ある。工具ヘッドシャフトがスざンドルの切欠内へ挿入
されるさいに締付部材が締付ヘッドの外周から突出する
場合ですら、締付は過程が妨げられない。この作用は請
求項４に記載の構成によって有利に促進される。

請求項５に記載の構成では、駆動スピンドルの切欠の環
状段部が工具ヘッドシャフトの対応する環状突起によっ
て、駆動スピンドルと工具ヘッドシャフトとの間の嵌合
を生せしめる。この嵌合部が締付状態で駆動スピンドル
の端面の近くに位置しているととによって、この嵌合部
は締付部材の作用範囲から著しく離れて位置している。

これにより、この嵌合部は、締付は過程に起因する変形
作用を受けない。これによシ、運転確実性を損なうこと
なく特別に密な嵌合金得ることができる。嵌合部全駆動
スピンドルの端面の近くで駆動スピンドルの切欠の前方
頒域に位置させることによって、嵌合部を密に形成して
も交換過程が妨げられない。嵌合部は工具の切刃に最も
近い領域内に比較的小さなてこ腕で位置している。工具
ヘッドシャフトの環状突起への変形作用４生じさせ・な
いためには請求項６に記載の構成が効果的である。

請求項７に記載の構成では、工具ヘッドの繰返し精度の
よい軸方向の位置決めが達成される。

請求項９に記載の構成では、駆動スピンドルノ切欠内へ
の工具ヘッドシャフトの確実な挿入が達成される。工具
ヘッドシャフトの軸線とワークスざンドルの回転軸線と
が正確に合致しなくとも、駆動スぜンドルの切欠内への
工具ヘッドシャフトの挿入が妨げなく行なわれる。この
場合、請求項１０に記載の構成に基づく側面の形成は同
様に交換運動時の工具ヘッドシャフトの確実な案内に役
立つ。

その他の請求項には、締付は過程の実施に直接役立つ部
分の構成が２翳されている。

〔実施例〕

本発明に基づく締付装置は、詳細には図示しない工作機
械の駆動スピンドル１と、これに締付けるべき工具ヘッ
ド２との間で作用する。第１図に示す実、施例の工具ヘ
ッド２はフライスである。この工具ヘッド２には環状の
グリップ溝３が設けられており、このグリップ溝３は締
付は状態（第１図、第４図）で駆動スピンドル１の自由
端の近くに位置して、ロボットのアームの係合に役立つ
。このロボットのアームによって、種々の工具ヘッド２
が駆動スピンドル１に前後して供給され、交換時に再び
搬出される。

原動スピンドル１の端面４に、工具ヘッド２の軸方向に
突出した工具ヘッドシャフト７を受容するための切欠６
がスピンドル回転軸線５に対して同軸的に設けられてい
る。符号８は工具ヘッド２０回転軸線若しくは工具ヘッ
ドシャフト７の中央縦軸線を示す（第２図）。

袋孔として形成された切欠６の底部９から、工作機械側
１１から操作される締付ユニットの同軸的に配置された
締付ヘッド１０が突出する。

その場合、はぼ円筒形の締付ヘッド１０の直径は、締付
ヘッドが切欠６の内周壁１３から適当間隔１２をおいて
位置し、環状の中間室１４が切欠６内に生じるように選
択されている。

工具ヘッドシャフト７は軸方向１５で駆動スピンドル１
の切欠６の環状の中間室１４内へ挿入されてこの中間室
内で締付ユニットによって締付けられる。

締付ユニットの締付ヘッド１０は駆動スぎン＼ ドル１の軸方向１５で移動可能な締付棒１６を支承して
いる。締付棒１６の締付は方向は符号１γで示されてい
る。解離方向はそれの逆向きでおる。締付棒はその周囲
に縦溝１８を備えており、との縦溝１８内には、半径方
向で締付ヘラｒ１０内にねじ込まれた止めねじ２０の先
端１９が係合している。これによシ、締付棒１６は締付
ヘッド１０内で回動不能に保持されている。締付ヘッド
１０は特別な構成部材として駆動スピンドル１内に挿入
されておシ、使用位置で固定ねじ２１によって保持され
ている。

締付ヘッド１０は切欠６内に突入した軸方向領域内で半
径方向の複数の案内孔２２によって貫通されており、案
内孔２２内にはそれぞれ１つの締付球２３が挿入されて
いる。全部で３つの締付球２３及びそれに対応して６つ
の案内孔２２が締付ヘラｒ１０の周方向で均一に分配さ
れている。案内孔２２の相隣る軸線はそれぞれ角度１２
０°を成している（第５図）。

締付球２３は、締付棒１６の、締付方向１Ｔで行なわれ
る接近運動によって、半径方向外向きに互いに離隔する
。これによって締付球は、以下に詳しく述べるように、
駆動スピンＰル１に工具ヘッド２を締付ける。

工具ヘッドシャフト７はその自由端領域で管体として、
若しくは回転軸線８に対して同軸的な円尚体として形成
されており、その内室２７は工具ヘッドシャフトＴの円
筒体の内面２８によって取囲まれている。内面２８には
同様に回転軸線８に対して同軸的に内側環状溝２９が形
成されており、この内側環状溝２９は工作機械側に、円
錐孔状に傾斜した溝側壁３０を備えている。この溝側壁
３０は回転軸線８若しくはスピンドル回転軸線５に対し
て、締付は方向１７で閉じる鋭角３１を成している。

締付ヘッド１０の周面３２には案内孔２２と同じ高さの
ところに環状溝３３が形成されており、この環状溝３３
内には３つの締付部材３４が軸方向１５及び周方向１５
ａで運動不能に、かつ半径方向で互いに離隔可能に挿入
されている。各締付部材３４はその）側３５で締付球２
３によって負荷されている。締付部材３４はリングセグ
メント状に形成されている（第５図、第６図）。締付部
材３４の周方向１５ａに向いた端部は互いに間隔３６を
おいて離隔している。

締付球２３は締付部材３４を、その内側３５に設けた支
承凹所３７内で面状に押圧している。

締付部材３４は円錐セグメントとして形成されたその締
付面３８を介して、工具ヘッドシャフト７の内側環状溝
２９の溝側壁３０への締付け圧を生ぜしめる。締付球２
３が半径方向で互いに離隔すると、締付部材３４は軸方
向で締付方向１７並びに半径方向で離隔方向３９に作用
する内圧を工具ヘッドシャフトＴに作用する。これによ
って工具ヘッドシャフトＴは若干弾性的に拡張し、著し
く平面的に切欠６の内周壁１３に締付けられる。それと
同時に工具ヘッド２はそのフランジ面６３で軸方向１５
に駆動スピンドル１の端面４に圧着される。

工具ヘッドシャフトγの外周面４０は円筒形の嵌合面と
して形成されており、この嵌合面は滑りばめによって、
駆動スピンドル１の、円筒孔として形成された切欠６内
へ挿入される。締付部材３４は締付面３Ｂとは逆の側に
それぞれ円錐セグメント状の面取部４１を備えておシ、
との面取部は回転軸線８若しくはスピンドル回転軸ａ５
に対して、工具ヘッド２へ向かって閉じる鋭角４２を成
している。

工具ヘッドシャフト２の内室２Ｔの開口縁４３は斜め面
取部４４を備えている。

駆動スピンドル１の端面４に隣合って位置する、切欠６
の縁側の前部領域は円筒形の環状段部４５として形成さ
れている。この環状段部４５は底部９に極めて近い領域
尾おける切欠６の内周壁１３の内径に比して大きな直径
を有している。この環状段部４５の内周壁は工具ヘラｒ
シャフト７の環状突起４７のための嵌合座を形成してい
る。工具ヘッドシャフト７の環状突起４７は工具ヘッド
シャフト７の管状に形成された自由端領域２６の外部に
設けられている。

工具ヘッドシャフト７の環状突起４７は挿入位置（第３
図、第４図）では自由室４８の形成のために環状段部４
５の端面５０の前で終っている。

環状段部４５の内周壁４６と７駆動スピンドル１の切欠
６の内周壁１３との間に、導入面取部として作用する円
錐孔状の移行環状面５１が設けられている。工具ヘッド
シャフト７の端面側の端部５２に環状***部５３が形成
されており、その外径は工具ヘッドシャフト７の外周面
４０の外部に比して小さい。この環状***部５３の周囲
は環状溝５４によって工具へッＶシャフトＴの外周面４
０から隔てられている。工具ヘッドシャフト７の外周面
４０へ移行している、環状溝５４の側面５５は円錐台の
周面の形状を有している。

締付部材３４はその互いに離隔していない休止位置（第
２図）では締付ヘッド１０の周面３２を越えて突出しな
い。

締付部材３４は半径方向外向きの案内５６内で環状溝３
３の側壁３３ａに係合する軸方向突出部５Ｔを備えてお
シ、これによって、半径方向の離隔方向３９及びその逆
の方向でのみ締付部材３４の運動が可能である。

締付ヘッド１０には締付部材３４の半径方向の移動を離
隔方向３９で制限する制限部材が設けられている。この
制限部材は締付ヘッド１０の端面５８側からねじ込まれ
た止めねじ５９から成シ、この止めねじ５９はその先端
６０が締付ヘッド１０の環状溝３３の上方の側壁を貫通
して締付部材３４の半径方向の移動軌道円へ突出するま
でねじ込まれる。市めねじ５９の先端６０はそのさい、
ねじ込み方向（締付は方向に同じ）にばね負荷された球
６１によって形成されている。この球６１は工具ヘッド
２の解離位置で、要するに締付部材３４の休止位置（第
２図）で締付部材３４の面取部４１を球係止機構の形式
で負荷する。

第７図に示す別の実施例では駆動スピンドル１の端面４
がフェースイヤ６２を備えてかシ、このフエースイヤ６
２には、工具ヘッド２の対向面６３に設けた対向フェー
スイヤ６４が締付は装置（第６図、第４図）で噛合う。

この実施例では、フェースイヤ６２及び対向フェースギ
ヤ６４が駆動スピンドル１に対する工具ヘッド２の精密
センタリングを行ない、このため、環状段部４５及び環
状突起４７による精密センタリングを省くことができる
。切欠６の、工具側の上縁に面取部６７が設げられてい
る。

図示の実施例では６つの別個の締付部材３４が設けられ
ているが、締付部材は、片側で開いていて半径方向に拡
開可能であると共に締付ヘッド１０の周シの環状溝３３
内に挿入された一体の１つの締付リングから成っていて
もよい。

この締付リングは図面には示されていないが、しかしそ
の直接的な作用はＢＰ−Ａ−０２４４７７０号の第１図
及び第２図に開示された締付リングの作用に相応してい
る。

締付棒１６の自由部には駆動スピンドル回転軸線５の方
向での引張方向１Ｔで細くなる締付円錐面６５が形成さ
れている。この締付円錐面６５の下端に隣合って、休止
位置で締付球２３を受容するための係止凹所６６が設け
られている。

１１枢動スピンドル１への工具ヘッド２の締付けのため
の出発位置が第２図に示されている。まず、工具ヘッド
２がその工具ヘッドシャフト７で、枢動スピンドル１の
切欠６内へ挿入され、工具ヘッド２の端面側の対向面６
３が駆動スピンドル１の端面４に当接する。これが締付
出発位置である。この締付出発位置で締付棒１６が締付
は方向１７へ引張られる。そのさい締付球２３は締付棒
１６の係止凹所６６から滑出する。

次いで締付球２３は締付円錐面６５の周面によって負荷
されて離隔方向３９で互いに離隔する。

この離隔出発位置が第３図に示されている。締付方向１
Ｔで締付棒１６をさらに引張ると、締付部材３４はその
内側３５から締付球２３によって負荷されて、同様に離
隔方向３９へ押圧される。そのさい、締付部材３４の締
付面３８が工具ヘッドシャフト７の内側環状溝２９の溝
側壁３０に当接する。そのさい締付部材３４は軸方向で
締付は方向１７Ｋ、かつ半径方向で離隔方向３９に作用
する内圧を工具ヘッドシャフト７へ負荷する離隔方向３
９の離隔圧によって工具ヘッドシャフト７の自由端領域
２６が内側環状溝２９の周りで軽度に外向きに膨出する
。この膨出は弾性変形範囲内にある。工具ヘッドシャフ
ト７の外周面４０と駆動スピンドル１の切欠６の内周壁
１３との間の比較的密な嵌合ゆえに、この膨出は工具ヘ
ッドシャフト１と駆動スピンドル１との間の確実な摩擦
係合を生ぜしめる。その場合、駆動スピンドル１の環状
段部４５及び環状突起４７と工具ヘッド２との協働によ
って正確な嵌合が生じる（第１図〜第６図）。

第７図の実施例では、この正確な嵌合（正確なセンタリ
ング）がフェースギヤ６２と対向フェースギヤ６４との
協働によって生じる。

締付は結合の解離のために、締付棒１６が締付は方向１
７とは逆の方向に軸方向１５へ押されると、締付球２３
は再び締付棒１６の上端の係止凹所内へ侵入する。これ
によシ、締付装置の休止位置が得られる。締付棒１６の
この運動後若しくは運動中に１工具ヘツド２はグリップ
溝３内に係合しているロボットのアームによつ　ンて、
締付方向１７とは逆の方向に引張られる。

そのさい＼内側環状溝２９の溝側壁３０は締付面３８を
介して締付部材３４を半径方向内向きに押圧し、締付部
材３４はもはや締付ヘッド１０の周面３２を越えて突出
しなくなり、これによって、工具ヘッドシャフトγの完
全な引抜きが妨げられない。この位置ですでに止めねじ
５９の球６１は球係止機構の形式で締付部材３４の面取
部４１を負荷する。これにより、球６１は例えばこの位
置で駆動スピンドル１が回転運動を完遂してこれによっ
て遠心力が締付部材３４に作用しようとも、締付部材３
４をその休止位置に保持する。駆動スピンドル１の切欠
６から工具ヘッドシャフト７を取出すことによって、切
欠６は他の工具に装着された新しい工具ヘッド２の受容
に役立つ。次いで再び新しい締付過程がすでに述べた通
りに行なわれる。これにより、工具ヘッド交換の１サイ
クルが完了する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の側面図、第２図は同実施例
を解離状態で第５図のＩＩ−ＩＩ線に沿って断面した図
、第６図は同実施例を嵌合状態で示す縦断面図、第４図
は同実施例を締付状態で示す縦断面図、第５図は第４図
のｖ−ｖ線に沿った新面図、第６図は同実施例の部分分
解斜視図、第７図は本発明の別の実施例の縦断面図であ
る。 １・・・駆動スピンドル、２・・・工具ヘッド、３・・
・グリップ溝、４・・・端面、５・・・スピンドル回転
軸線、６・・・切欠、γ・・・工具ヘッドシャフト、８
・・・回転軸線（中央縦軸線）９・・・底部、１０・・
・締付ヘッド、１１・・・工作機械側、１２・・・間隔
、１３・・・内周壁、１４・・・中間室、１５・・・軸
方向、１５ａ・・・周方向、１６・・・締付棒、１Ｔ・
・・締付は方向、１８・・・縦溝、１９・・・先端部、
２０・・・止めねじ、２１・・・固定ねじ、２２・・・
案内孔、２３・・・締付球、２６・・・自由端領域、２
７・・・内室、２８・・・内面、２９・・・内側環状溝
、３０・・・溝側壁、３１・・・鋭角、３２・・・周面
、３３・・・環状溝、３４・・・締付部材、３５・・・
内側、３６・・・間隔、３Ｔ・・・支承凹所、３８・・
・締付面、３９・・・離隔方向、４０・・・外周面、４
１・・・面取部、４２・・・鋭角、４３・・・開口縁、
４４・・・斜め面取部、４５・・・環状段部、４６・・
・内周壁、４７・・・環状突起、４８・・・自由室、４
９・・・軸方向間隔、５０・・・端面、５１・・・移行
環状面、５２・・・端部、５３・・・環状***部、５４
・・・環状溝、５５・・・側面、５６・・・案内、５Ｔ
・・・軸方向突出部、５８・・・端面、５９・・・止め
ねじ、６０・・・先端、６１・・・球、６２・・・フェ
ースギヤ、６３・・・フランジ面、６４・・・対向フェ
ースギヤ、６５・・・締付円錐面、６６・・・係止凹所
、 二Ｔ万ｒ５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、工作機械の駆動スピンドルに工具ヘッドを交換可能
   に締付けるための装置であつて、 （イ）駆動スピンドル（１）の端面（４）に、工具ヘッ
   ド（２）の軸方向に突出した工具 ヘッドシャフト（７）を受容するための、 スピンドル回転軸線（５）に対して同軸的 な切欠が設けられており、 （ロ）切欠（６）の内周壁（１３）から適当間隔（１２
   ）をおいて切欠（６）の底部（９）から同軸的に突出し
   切欠（６）内でその内 周壁（１３）との間に環状の中間室（１４）を形成する
   締付ヘッド（１０）が、工作機 械側から操作される締付ユニットに設けら れており、 （ハ）工具ヘッド（２）の工具ヘッドシャフト（７）が
   軸方向（１５）で切欠（６）の環 状の中間室（１４）内に挿入可能でありか つ切欠（６）内で締付ユニットによつて緊 定可能であり、 （ニ）締付ユニットの締付ヘッド（１０）が駆動スピン
   ドル（１）の軸方向に移動可能な 締付棒（１６）によつて支持されておりか つ半径方向の案内孔（２２）によつて貫通 されており、 （ホ）この案内孔（２２）内に、締付棒（１６）の軸方
   向の接近運動によつて半径方向外向 きに互いに離隔して工具ヘッドを締付ける それぞれ１つの締付球（２３）が挿入され ている形式のものにおいて、 （ヘ）工具ヘッドシャフト（７）が少なくともその自由
   端領域で管体として形成されてお りかつその内側の環状面（２８）に内側の 環状溝（２９）を備えており、その工具機 械側の引張側に、円錐孔の形式で傾斜し駆 動スピンドル（１）の回転軸線（５）に対 して締付け方向（１７）で閉じる角（３１）を形成する
   溝側壁（３０）が設けられてお り、 （ト）締付ヘッド（１０）の周面（３２）から挿入され
   軸方向（１５）で移動不能にかつ 半径方向で互いに離隔可能な締付部材 （３４）が案内孔（２２）内に配置されて おり、この締付部材（３４）が工具ヘッド シャフト（７）の内側の環状溝（２９）の 円錐孔状の溝側壁（３０）に相応して円錐 セグメントとして形成された締付面（３８）を備えてお
   り、 （チ）締付球（２３）の半径方向の相互の離隔時に締付
   部材（３４）が軸方向で締付け方 向（１７）に、かつ半径方向で離隔方向 （３９）に作用する内圧を工具ヘッドシャ フト（７）に作用するように、締付球 （２３）がそれぞれ締付部材（３４）の内 側（３５）に当接していることを特徴とす る工作機械の駆動スピンドルに工具ヘッド を交換可能に締付けるための装置。 ２、工具ヘッドシャフト（７）の外周面（４０）が円筒
   形の嵌合面として形成されており、この嵌合面は、円筒
   形の孔として形成された、駆動スピンドル（１）の切欠
   （６）内に滑りばめで挿入可能である請求項１記載の装
   置。 ３、締付部材（３４）が締付面（３８）とは逆の側にそ
   れぞれ円錐セグメント状の面取部 （４１）を備えており、この面取部が駆動スピンドル（
   １）の回転軸線（５）に対して、工具ヘッド（２）へ向
   かつて閉じる鋭角 （４２）を成している請求項１又は２記載の装置。 ４、工具ヘッドシャフト（２）の内室（２７）の開口縁
   （４３）が斜め面取部（４４）を備えている請求項１か
   ら３までのいずれか１項記載の装置。 ５、駆動スピンドル（１）の端面（４）に隣接して、切
   欠（６）の縁側の前方領域を形成する環状段部（４５）
   が設けられており、その内径が切欠（６）の内周壁（１
   ３）の内径に比して大きく、環状段部（４５）の内周壁 （４６）が工具ヘッドシャフト（７）の環状突起（４７
   ）のための嵌合座を形成している請求項１から４までの
   いずれか１項記載の装置。 ６、工具ヘッドシャフト（７）の環状突起 （４７）が、工具ヘッドシャフト（７）の管状に形成さ
   れた自由端領域（２６）の外部に配置されている請求項
   ５記載の装置。 ７、工具ヘッドシャフト（７）の環状突起 （４７）が自由室（４８）の形成のための挿入位置で軸
   方向間隔（４９）をおいて環状段部（４５）の端面（５
   ０）の前で終つている請求項５又は６記載の装置。 ８、環状段部（４５）の内周壁（４６）と駆動スピンド
   ル（１）の切欠（６）の内周壁 （１３）との間に、挿入面取部として作用する円錐孔状
   の移行環状面（５１）が設けられている請求項１から７
   までのいずれか１項記載の装置。 ９、工具ヘッドシャフト（７）の端面側の端部（５２）
   に環状***部（５３）が一体成形されており、この環状
   ***部の外径が工具ヘッドシャフト（７）の外周面（４
   ０）の外径に比して小さく、かつ、環状***部（５３）
   の周囲が環状溝（５４）によつて工具ヘッドシャフト（
   ７）の外周面（４０）から隔てられている請求項１から
   ８までのいずれか１項記載の装置。 １０、工具ヘッドシャフト（７）の外周面（４０）へ移
   行する、環状溝（５４）の側面（５５）が円錐台の周面
   形状を有している請求項９記載の装置。 １１、締付部材（３４）が、締付ヘッド（１０）の周面
   （３２）に形成された環状溝（３３）内に挿入されてお
   り、かつその互いに離隔しない休止位置では周面（３２
   ）を越えて突出しない請求項１記載の装置。 １２、環状溝（３３）の側壁のところに設けた半径方向
   外向きの案内（５６）内に係合する少なくとも１つの軸
   方向突出部（５７）が締付部材（３４）に一体成形され
   ている請求項 １１記載の装置。 １３、締付部材（３４）の離隔方向での半径方向の移動
   を制限する制限装置が締付ヘッド （１０）に設けられている請求項１１又は １２記載の装置。 １４、締付ヘッド（１０）の端面（５８）からねじ込ま
   れた止めねじ（５９）が、締付ヘッド（１０）の環状溝
   （３３）の側壁を貫通してねじ込み可能であり、かつ、
   その先端が締付部材（３４）の半径方向の移動軌道円へ
   突入している請求項１３記載の装置。 １５、止めねじ（５９）の先端（６０）が、ねじ込み方
   向でばね負荷された球（６１）によつて形成されており
   、かつ球係止機構の形式で締付部材（３４）の面取部（
   ４１）を負荷している請求項１４記載の装置。 １６、駆動スピンドルの端面（４）がフェースギヤ（６
   ２）を備えており、このフェースギヤに、工具ヘッド（
   ２）のフランジ面（６３）に設けた対向フェースギヤが
   噛合つている請求項１から１５までのいずれか１項記載
   の装置。 Ｉ７、締付部材（３４）が、締付ヘッド（１０）を取囲
   む環状溝（３３）内に挿入され半径方向で拡開可能な、
   片側で開いた一体の締付リングから成る請求項１から１
   ６までのいずれか１項記載の装置。 １８、締付球（２３）が、締付部材（３４）をその内側
   （３５）に設けた支承凹所（３７）内へ面状に負荷して
   いる請求項１から１７までのいずれか１項記載の装置。 １９、締付棒（１６）の自由端が引張方向で狭くなる締
   付円錐（６５）として形成されており、かつ、押入れら
   れた締付棒の休止位置で締付球（２３）を受容するため
   の係止凹所（６６）が、締付棒の外周に締付円錐（６５
   ）の内端に隣合つて配置されている請求項１記載の装置
   。