JPH01158884A - Ｃｒｔディスプレイにおけるスーパインポーズ制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の属する技術分野） 本発明は、１つのＣＲＴディスプレイモニタに供給され
ているビデオ入力信号に、別に生成した文字などのビデ
オ信号を重畳するための制御方式％式％ （従来技術とその問題点） 外部同期用ドツトクロックを取出すことのできない２種
類以上の互いに非同期のビデオ画像信号を一つの画面に
合成して表示する場合には、まず各々のビデオ信号に対
する高速サンプリングをし、１−Ｄ変換回路によりデジ
タル信号に変換して画像メモリにデジタルデータとして
一旦格納する。

この画像メモリの内容を画像プロセッサにより置換処理
し、画像メモリ内で画面合成を行った後再びビデオ信号
に変換してＣＲＴディスプレイモニタに表示する方式が
とられている。この方法は、ビデオ信号を画像メモリに
転送する際、ビデオ信号同期用クロック信号が取り出せ
ない為、ビデオ信号の周波数の３倍程度の周波数でサン
プリングをする必要があり、高速Ａ−Ｄ変換回路など複
雑で高価なハードウェアとなる。又−旦デジタルメモリ
に画像情報を書き込んでから合成処理を行うために処理
時間が長くかかり高速の画面処理が困難であるなどの欠
点があった。

また、通常のビデオスイッチングシステムでは、外部か
ら送られてくる複数のビデオ信号はそれぞれ互いに非同
期の関係にあり、受信装置ではそれぞれのビデオ信号に
適合したＣＲＴディスプレイ制御部の出力を切替えて１
つのＣＲＴディスプレイモニタに表示している。このよ
うなビデオスイッチングシステムで外部から送られてく
る水平同期信号と垂直同期信号とビデオ信号とから成る
複合ビデオ信号のビデオ画面の一部に文字などを重畳す
る為にはドツトクロツタ同期信号が必要であるが、通常
の受信装置ではこの同期信号は装置の外に取出すことは
できないため任意にスーパインポーズ（重畳）を行うこ
とができなかった。

（発明の目的） 本発明の目的は、このような欠点を解決するために、１
台のＣＲＴディスプレイモニタに表示されている任意の
ビデオ画面の一部に、任意に文字あるいは記号の画像を
重畳することができるＣＲＴディスプレイにおけるスー
パインポーズ制御方式を提供することにある。

（発明の構成） 本発明は、外部から送られてくる複数のビデオ信号のＣ
ＲＴディスプレイ制御部の出力を任意に切替え選択して
ＣＲＴディスプレイモニタに画面表示する場合、ＣＲＴ
ディスプレイ制御部とＣＲＴディスプレイモニタとの間
にスーパインポーズ回路を挿入して切替選択したビデオ
画面の一部又は全部に、オペレータガイダンスメツセー
ジ、警報メツセージ或いはシステムの状態を表示するメ
ツセージ等を重畳することを実現するものである。

以下図面により本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の構成を示すブロック図である。

外部から送られてきた複数のビデオ信号のＣＲＴディス
プレイ制御部１６から切替え選択された複合ビデオ信号
２０は、従来はそのままＣＲＴディスプレイモニタ１７
に直接接続されていたが、本発明はその間にスーパイン
ポーズ回路３０を挿入して文字その他のメツセージを重
畳し、重畳された複合ビデオ信号２５をＣＲＴディスプ
レイモニタ１７に入力し画像表示する。

このスーパインポーズ回路において、１は同期分離回路
、２は複合ビデオ合成回路、３は画面を重畳する部分の
入力ビデオ信号をしゃ断するビデオ信号選択回路、４は
文字発生器１４から読み出された並列信号を直列なドツ
ト信号に変換する並直変換回路、５はスーパインポーズ
動作を終了する走査線位置を検出する水平表示終了位置
検出回路、６はスーパインポーズ動作を開始する走査線
位置を検出する水平表示開始位置検出回路、７は同期分
離回路１によって分離された垂直同期信号２２に同期し
た垂直同期用パルス発生回路、８はカウンタ５と６から
の信号により重畳する画像の開始タイミングと終了タイ
ミングの信号を出力する表示タイミング発生回路、９は
スーパインポーズビデオ信号を生成するための基本とな
る規準周波信号を発生する水晶発振器、この規準周波信
号を基準に各種タイミングが生成される。１０は発振器
９からの規準周波信号から外部からの複合ビデオ信号２
０に適合した各種タイミングを選択するクロック選択回
路、１１は入力ビデオ信号の垂直同期信号及び水平同期
信号に同期した文字などの重畳しようとするスーパイン
ポーズビデオ信号を生成する回路、１２はＣＲＴディス
プレイモニタ１７を制御するための基本タイミング信号
を生成するＣＲＴディスプレイコントローラ、１３は重
畳する表示文字コードを格納するビデオリフレッシュメ
モリ、１４はキャラクタフォントが格納され表示文字コ
ードから表示文字を出力する文字発生器、１５は以上の
回路を制御するマイクロコンピュータ制御部（ＣＰＵ）
１５である。

次に、本発明の要部をなすスーパインポーズ回路３０の
動作を更に詳しく説明する。スーパインポーズ回路３０
に入力された複合ビデオ信号２０は、同−期分離回路１
で水平同期信号２３と垂直同期信号２２及びビデオ信号
２１とに分離される。図中クロック選択回路１０、ＣＲ
Ｔディスプレイコントローラ１２、ビデオリフレッシュ
メモ１月３、垂直同期パルス発生回路７及び５，６は全
てＣＰＵ１５の制御を受ける。分離された水平同期パル
ス２３及び垂直同期パルス２２は、カウンタ５，６にそ
れぞれ入力される。

外部からの画像源のビデオ信号２１とスーパインポーズ
ビデオ信号２４との切換えは、カウンタ５゜６により行
われる。垂直同期パルス２２がカウンタ５．６に入力さ
れるとこれらの二つのカウンタは初期値ゼロにリセット
される。その後外部からの画像源の水平同期パルス２３
が入力される毎に、両カウンタ５，６の計数値は更新さ
れ、予めＣＰＵ１５からセットされた所定の表示開始位
置カウンタ値まで水平同期パルス２３が入力されると、
表示タイミング発生回路８を駆動し、外部からの画像源
のビデオ信号２１はビデオ信号選択回路３によりしゃ断
される。これと同期してＣＰＵ１５によりプログラム制
御されたＣＲＴディスプレイコントローラ１２は、ビデ
オリフレッシュメモリ１３からキャラクタコードを読み
出して文字発生器１４に格納し、並直変換回路４を経て
外部ソースと非同期のスーパインポーズビデオ信号２４
を１走査線分出力する。

以降引続いて外部からの原画像の水平同期パルス２３が
表示終了位置検出カウンタ５に入力され、表示終了位置
が検出されるまでＣＲＴディスプレイコントローラー２
から出力されるスーパインポーズビデオ信号２４が複合
ビデオ合成回路２に供給され、複合ビデオ信号２５とし
て合成されてＣＲＴディスプレイモニター７に供給され
、スーパインポーズ画像を生成する。この際ＣＰＵ１５
は、外部からの画像源の種別に合わせて、クロック選択
回路１０により適正なりロック周波数を選択し、さらに
水平走査線総本数、垂直同期周波数を認知し、ＣＲＴデ
ィスプレイコントローラー２を外部からの画像源の水平
走査線（水平同期パルス２３）に同期してスーパインポ
ーズビデオ信号２４が出力されるようプログラム制御を
行う。又、このＣＲＴディスプレイコントローラー２は
外部からの画像源の垂直同期パルス２２に同期して動作
する。

表示終了位置検出カウンタ５が、ＣＰＵ１５が設定した
所定のカウンタ値に合致すると、表示タイミング発生回
路８を作動し、ビデオ信号選択回路３によって外部から
の画像源のビデオ信号２１を通過させ、スーパインポー
ズビデオ信号２４を止め、外部からの画像源のビデオ信
号２１、同期信号２２゜２３を複合ビデオ合成回路２に
入力し、外部からの画像源をそのままＣＲＴディスプレ
イモニタ１７へ出力する。この動作を表示画面の構成上
で示したのが第２図である。図中走査線のｍ番目からｎ
番目がスーパインポーズ画面表示領域（エリア）を示し
ている。

以上の操作により、外部からの異なった同期信号をもつ
複数のビデオ信号入力に対してマイクロコンピュータ制
御により、任意のビデオ入力信号に対してスーパインポ
ーズ画面を生成することができる。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように、本発明のＣＲＴディスプレ
イにおけるスーパインポーズ制御方式を用いることによ
り、ビデオ入力信号のドツトクロツクと非同期の任意の
ビデオ信号を容易に重畳することができる。また、クロ
ックを複数用意し、スーパインポーズビデオ信号を生成
するＣＲＴディスプレイコントローラをプログラム制御
することにより容易にマルチスキャンモニタのスーパイ
ンポーズ動作が可能であり、特にビデオスイッチングシ
ステム用モニタに有効である。しかも、ビデオ信号に対
するサンプリングをして、Ａ−Ｄ変換によりメモリに取
込みデジタル化する必要がない為、安価な回路でしかも
短時間にスーパインポーズ動作が実現でき、広い地域に
亘る情報ネットワークの端末受信側で任意の画像挿入に
大きな効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の概要を示すブロック図、第２図は本発
明のスーパインポーズ表示画面の構成図である。 １・・・同期分離回路、　２・・・複合ビデオ合成回路
、３・・・ビデオ信号選択回路、　４・・・並直変換回
路、５・・・水平表示終了位置検出カウンタ、　６・・
・水平表示開始位置検出カウンタ、　７・・・垂直同期
パルス発生回路、　８・・・表示タイミング発生回路、
　９・・・発振器、　１０・・・クロック選択回路、１
１・・・スーパインポーズビデオ信号生成回路、１２・
・・ＣＲＴディスプレイコントローラ、１３・・・ビデ
オリフレッシュメモリ、　１４・・・文字発生器、　１
５・・・ＣＰＵ、　１６・・・ＣＲＴディスプレイ制御
部、　１７・・・ＣＲＴディスプレイモニタ、２０・・
・複合ビデオ信号、　２１・・・ビデオ信号、２２・・
・垂直同期信号、　２３・・・水平同期信号、２４・・
・スーパインポーズ用ビデオ信号、２５・・・出力複合
ビデオ信号、　３０・・・スーパインポーズ回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力された複合ビデオ信号に所望のスーパインポーズ画
   像を重畳してＣＲＴディスプレイモニタに画面表示する
   場合、該複合ビデオ信号に含まれているビデオ信号と水
   平同期信号と垂直同期信号とを互いに分離する同期分離
   回路と、前記分離されたビデオ信号を接／断する選択回
   路を経た出力と前記分離された水平同期信号と前記分離
   された垂直同期信号と前記スーパインポーズ画像に相当
   するスーパインポーズビデオ信号とを入力する合成回路
   と、前記分離された垂直同期信号によりリセットされ前
   記分離された水平同期信号のパルスを計数し前記スーパ
   インポーズ画像を表示するために予め設定されたスーパ
   インポーズ表示領域の走査線開始位置まで計数したとき
   出力する水平表示開始位置検出カウンタと、前記分離さ
   れた垂直同期信号によりリセットされ前記分離された水
   平同期信号のパルスを計数し前記スーパインポーズ表示
   領域の走査線終了位置まで計数したとき出力する水平表
   示終了位置検出カウンタと、前記分離された垂直同期信
   号のパルスを検出する垂直同期パルスに同期して前記ス
   ーパインポーズビデオ信号を生成する生成回路と、前記
   水平表示開始位置検出カウンタの出力と前記水平表示終
   了位置検出カウンタの出力により作動する表示タイミン
   グ発生回路とを備えて、予め設定された前記ＣＲＴディ
   スプレイモニタのスーパインポーズ表示領域開始位置か
   ら終了位置までの間前記表示タイミング発生回路の出力
   により前記選択回路で前記ビデオ信号を断にし前記生成
   回路からの前記スーパインポーズビデオ信号を前記ＣＲ
   Ｔディスプレイモニタに入力するように制御するように
   構成されたことを特徴とするＣＲＴディスプレイにおけ
   るスーパインポーズ制御方式。