JPH0115639Y2 - - Google Patents

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JPH0115639Y2
JPH0115639Y2 JP1983084169U JP8416983U JPH0115639Y2 JP H0115639 Y2 JPH0115639 Y2 JP H0115639Y2 JP 1983084169 U JP1983084169 U JP 1983084169U JP 8416983 U JP8416983 U JP 8416983U JP H0115639 Y2 JPH0115639 Y2 JP H0115639Y2
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bag body
piece
bag
sealing
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は包装用袋、さらに詳しくは、合成樹脂
製フイルムからなる包装用袋の改良に関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 従来、この種の包装用袋は古くから多種多様に
形成されているものであるが、この種の包装用袋
においてヘツダー部と袋本体とを別離して構成す
る場合、一般にはたとえば実公昭55−23965号公
報所載の考案のように、ヘツダー部と袋本体とが
同幅に形成されていた。
しかしながら、同幅なる故に、袋本体より幅狭
で厚みのある商品を収納した場合には、第7図の
ように袋本体20がヘツダー部22より幅狭とな
り、又、袋本体20の両側縁にダブツキが生じ、
包装用袋の外観が著しく不体裁になるという問題
点があつた。
そこで、このような問題点を解決するために、
たとえば実開昭59−159537号公報所載の包装用袋
も開発されている。
すなわち、この包装用袋は、第8図イに示すよ
うに、袋本体23の上部開口部24から裏部フイ
ルムを表部フイルムより延長して封緘片兼用のヘ
ツダー部25を形成し、且つそのヘツダー部25
を袋本体23より幅狭に形成したものである。
そして、使用に際しては、同図ロのように商品
収納後にヘツダー部25より外側に延出した袋本
体23の上部を内側に折り曲げ、且つ同図ハのよ
うに封緘片兼用のヘツダー部25を折り曲げて包
装されるものである。
(イ) しかしながら、このような包装用袋は、袋本
体23が全幅に渡つて開口しているにもかかわ
らず、封緘片兼用のヘツダー部25は袋本体2
3より幅狭である。従つて該ヘツダー部25が
開口部24より幅狭となるため、収納する商品
の幅がヘツダー部25と同幅で且つ一定以上の
厚みを有する場合には、その商品の収納状態に
おいて袋本体23とヘツダー部25とが略同幅
となり、さ程支障は生じないが、商品の幅がヘ
ツダー部25より広い場合、或いは略同幅であ
つても商品の厚みが薄い場合には、商品の収納
状態において第8図イのように袋本体23の当
初の形態のままで袋本体23が幅狭とはなら
ず、よつてこの状態でヘツダー部25を袋本体
23側に封緘しても、第8図ニに示すように包
装用袋の肩部26,26′すなわちヘツダー部
25の幅よりも外側にはみ出た袋本体23の上
部が閉鎖されずに開口状態となり、よつてこの
開口した部分からゴミや埃等が袋本体23に侵
入するおそれがあるという問題点があつた。
又、たとえ商品がヘツダー部25と同幅で一
定の厚みを有していても、上記ゴミの侵入等の
問題は完全には解消し得なかつた。
(ロ) さらに、上記のような包装用袋は、封緘片兼
用のヘツダー部のみならず、第8図ロ,ハのよ
うに商品収納時に外側にはみ出た袋本体のはみ
出し部分27,27をも内側に折り畳んで包装
しなければならないため、商品の収納状態にお
いてヘツダー部25と袋本体23との幅が少し
でも異なると、封緘後の包装用袋の側縁が直線
とならず凹凸が生じ、包装用袋の外観体裁が著
しく損なわれることとなつていた。
(ハ) いずれにしても上記のような包装用袋は、収
納すべき商品の幅がヘツダー部と同幅若しくは
幅狭であり、且つ一定の厚みを有するという2
つの条件を満たさない限り、どうしても上記の
ような問題点を生ずることとなつていた。
しかるに、上記のような(イ)、(ロ)の問題点は、包
装用袋本来の機能の点からも致命的であり、よつ
て上記のような包装用袋は必ずしも実益に供され
るには至つていなかつたのである。
本考案は以上のような問題点をすべて解決する
ために、収納される商品形態に袋本体のみならず
ヘツダー部が適応してその包装形態が従来にない
格別優れた形状を呈し、しかも上記のような包装
用袋の肩部からのゴミ、埃等の侵入や外観形態の
低下を防止することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような目的を達成すべく上記問
題点を解決せんとしてなされたもので、その問題
点を解決するための手段は、合成樹脂製のフイル
ムからなる袋本体1の上部に開口部2が形成さ
れ、該開口部2から袋本体の一片aを他片bより
延長せしめ且つ上部にて折り曲げたフイルム内に
該フイルムより厚手の補強片9を介装するととも
に両側縁を熱溶断シールして袋本体1より幅狭な
ヘツダー部7が形成され、該ヘツダー部7の下部
には熱シールにより区画シール部8が形成され、
且つ該区画シール部8の側方に延出された袋本体
1の上端部には、前記袋本体1の一片aと他片b
との熱溶着によつて肩部5,5′が形成され、し
かも該肩部5,5′及び前記区画シール部8の全
幅からフイルムが下向きに延出されて封緘片11
が形成されてなるとともに、該封緘片11と袋本
体1間に袋本体1の開口部2を開閉自在とする接
離手段が設けられてなることにある。
(作用) すなわち、上記のように構成からなるため、袋
本体1より幅狭で且つ厚みのある商品を収納した
場合には、封緘片11及び袋本体1の上部を肩部
5,5′から内側に折り曲げてヘツダー部7と同
一線状に折り畳み、且つ封緘片11を袋本体1側
に折り返すことによつて収納した商品の外形に袋
本体1を適応させて包装できるのである。
又、この場合において、上記肩部5,5′が熱
溶断シールされ、封緘片11がこの肩部5,5′
とヘツダー部7直下の区画シール部8との全体か
ら下向きに延長して形成されてなるため、収納さ
れる商品の幅が仮にヘツダー部7より広幅であ
り、或いは厚みが薄く、従つて商品収納時に袋本
体1をヘツダー部7より幅広となるものであつて
も、開口部2のいずれの部分からもゴミ、埃等が
侵入することもないのである。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面に従つて説
明する。
1は合成樹脂製のフイルムからなる袋本体で、
上部に開口部2が形成され、又、袋本体1の底部
3は両側が下向きに幅狭なテーパ状に形成され、
且つ略W字状のガゼツト部4が形成されてなる。
7は前記袋本体1より幅狭に形成されたヘツダ
ー部で、袋本体1の開口部2から他片bを一片a
より延出せしめ且つ上部にて折り曲げたフイルム
内に該フイルムより厚手の合成紙からなる補強片
9を介装するとともに両側縁10,10′を熱溶
断シールして形成されてなる。
8は該ヘツダー部7の下部に熱シールにより形
成された区画シール部8で、該ヘツダー部7の幅
より外側に延出された袋本体1の上端部には、前
記袋本体1の一片aと他片bとの熱溶着によつて
肩部5,5′が形成され、袋本体1の上端縁6す
なわち前記肩部5,5′及び前記区画シール部8
の全体からフイルムが袋本体1の背面側下向きに
延出されて封緘片11が形成されてなる。
12は前記袋本体1の開口部2を開閉自在とす
るための接着剤で、前記封緘片11の内側に塗布
され、該接着剤12の上面には剥離紙13が設け
られている。
上述のように構成された包装用袋14におい
て、その使用例を説明すると、たとえば第4図の
ように幅がヘツダー部7と同幅で厚みのある商品
を収納する場合には、封緘片11を開き、開口部
2から袋本体1内に該商品15を押し入れると、
袋本体1の底部16にはガゼツト部4が形成され
ているため、該底部16は第4図のように開いて
幅広な状態となる。
このようにして商品15を袋本体1内に押し入
れた状態においては、袋本体1の開口部2の幅は
第4図イのようにヘツダー部7と略同幅になるの
でこの状態で剥離紙13を剥がして後、封緘片1
1及び袋本体1の上端縁部を左右の肩部5,5′
から内側に同図ハのように折り曲げて折曲部1
7,17′を接着剤12にて接着せしめる。
その後、袋本体1の開口部2の両側端縁18,
18′及び一片aの上端縁a′をそれぞれ開口部2
側に折り畳んで前記封緘片11を袋本体1の一片
a側に折り曲げて接着剤12を介して接着せしめ
ると第5図のように収納された商品15とヘツダ
ー部7が略同幅で且つ袋本体1の両側がダブつく
ことなく包装された包装形態が得られるものであ
る。
しかも、袋本体1の底部16はガゼツト部4の
開放により幅広な状態となるため、第5図のよう
に該底部16にて包装用袋14が起立可能なスタ
ンデイングバツク(自立式包装袋)となるのであ
る。
特にガゼツト部4の両側は内向きのテーパ状に
溶断して形成してなるため、自立時の安定性がよ
い。
このように、商品収納前の状態においては、袋
本体1より両側の肩部5,5′を残して幅狭なヘ
ツダー部7が商品の収納によつて商品15と同幅
なヘツダー部7となり、これが非常に良好な展示
効果を発揮することとなるのである。
尚、上記包装用袋14は、上述のようにヘツダ
ー部7と略同幅で一定の厚みのある商品を収納し
た場合に効果を発揮するものであるが、ヘツダー
部7より幅広な商品や厚みの薄い商品を収納して
も決して形崩れすることもないのである。
すなわち、たとえばヘツダー部7より幅広でさ
程厚くない商品を収納すると、袋本体1は上記実
施例のように幅狭とはならず、当初の形態を維持
することとなる。
しかしながら、この場合においても、開口部2
を封緘するための封緘片11が、区画シール部8
と肩部5,5′との双方から延出して形成されて
なるため、上記封緘片11によつて開口部2は略
完全に閉鎖されることとなる。従つて、従来のよ
うにヘツダー部7と幅の異なる商品を収納して
も、決して開口部2からゴミ、埃等が袋本体1内
に侵入することもないのである。
又、このように包装された状態においては、ヘ
ツダー部7と袋本体1との幅は相違するものの、
従来のように包装用袋の側縁が凹凸状とならない
ため、外観体裁が損なわれることもないのであ
る。
尚、上記実施例において袋本体1の底部16に
ガゼツト部4を形成してなるため、商品収納時に
商品が肉厚なる場合には効果的となり且つ前記の
ような起立効果を得られるが、収納商品が肉薄で
ある場合には必ずしもガゼツト部4が必要となら
ないため、ガゼツト部4の形成は本考案の必須要
件ではない。
次に、前記包装用袋14の製造は、第6図イの
ように1枚の合成樹脂製フイルムを底部16でガ
ゼツト部4を形成して折り曲げるとともに一片a
より延長した他片bを上端で折り曲げてその内部
に補強片9を介装せしめた状態で、袋本体1の上
端縁6と補強片9間に区画シール部8を施して、
ヘツダー部7′と袋本体1とを分離して次に袋本
体1の両側縁19,19′を熱溶断シールすると
ともにヘツダー部7の両側7,7′を略L字状に
熱溶断シールするとともに袋本体1の底部16の
両側を内向きテーパ状に熱溶断すると、第6図ロ
のように袋本体1の上端縁6の左右両側に熱シー
ルされた肩部5,5′が形成されて袋14が製造
されるのである。
尚、袋の形状やヘツダー部7の大きさ等は任意
に設計変更できる他、接着剤の塗布位置も上記実
施例では封緘片11側に設けてなるが、封緘片1
1と対面する袋本体1の一片a側に設けてもよい
ものである。又、封緘片11の接離手段も決して
接着剤に限られるものではない。
(考案の効果) (イ) 叙上のように、本考案は封緘片及び袋本体の
上部を肩部を介して両側から内側に折り畳み且
つ封緘片を袋本体側に折り曲げて封緘すること
によつて包装できるため、ヘツダー部と略同形
の商品をヘツダー部と略同一線状に収納包装で
きることとなり、よつて従来のように収納商品
とヘツダー部及び袋本体との両側部における残
余部やダブツキ等の発生がなく、商品の形状に
適応した外観包装が得られるという効果があ
る。
(ロ) さらに、ヘツダー部の幅より外側に延出され
た袋本体の上部の両片が熱溶断されて肩部が形
成され、該肩部と、両肩部間の区画シール部と
の全体からフイルムが延出されて封緘片が形成
されてなるため、商品の幅や厚みにより袋本体
の幅が変動したとしても、袋本体の開口部は常
に封緘片によつて閉鎖可能である。
従つて、ヘツダー部より幅広な商品や比較的
薄い商品を収納した場合であつても、従来の包
装用袋のように、包装用袋の肩部に〓間が生ず
ることもなく、よつて従来生じていたゴミ、埃
等の侵入が防止されるという効果がある。
(ハ) 又、封緘片は袋本体と同幅なるため、商品の
包装状態においては、封緘片は袋本体と同幅若
しくは常に幅広となり、よつて上述のように肩
部を介して封緘片を内側に折り畳み且つ袋本体
側に折り畳んで封緘することにより、封緘片の
側縁と袋本体の側縁とは常に同縁上に揃えるこ
とができ、よつてヘツダー部と袋本体との幅が
たとえ相違していても、従来のように包装用袋
全体の外観体裁を損なうこともないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は包装用袋の背面図。第2図は第1図の
A−A線断面図。第3図は第1図のB−B線断面
図。第4図は包装状態を示し、イは商品を収納し
た状態の背面図、ロは同側面図、ハは封緘片及び
袋本体の両側端縁を折り畳んだ状態の背面図。第
5図は包装した状態で、イは背面図、ロは側面
図。第6図は製造工程を示し、イは概略背面図、
ロは熱溶断シールされた状態の同背面図。第7図
は商品を収納した従来の袋の斜視図。第8図は他
の従来例の正面図。 1……袋本体、2……開口部、5,5′……肩
部、6……上端縁、8……区画シール部、9……
補強片、10,10……両側縁、11……封緘
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製のフイルムからなる袋本体1の上部
    に開口部2が形成され、該開口部2から袋本体の
    一片を他片より延長せしめ且つ上部にて折り曲げ
    たフイルム内に該フイルムより厚手の補強片9を
    介装するとともに両側縁を熱溶断シールして前記
    袋本体1より幅狭なヘツダー部7が形成され、該
    ヘツダー部7の下部には熱シールにより区画シー
    ル部8が形成され、且つ、該区画シール部8の両
    側方に延出された袋本体1の上端部には、該袋本
    体1の一片aと他片bとの熱溶着によつて肩部
    5,5′が形成され、しかも該肩部5,5′及び前
    記区画シール部8の全幅からフイルムが下向きに
    延出されて封緘片11が形成されてなるととも
    に、該封緘片11と袋本体1間に袋本体1の開口
    部2を開閉自在とする接離手段が設けられてなる
    ことを特徴とする包装用袋。
JP8416983U 1983-06-02 1983-06-02 包装用袋 Granted JPS59188852U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8416983U JPS59188852U (ja) 1983-06-02 1983-06-02 包装用袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8416983U JPS59188852U (ja) 1983-06-02 1983-06-02 包装用袋

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Publication Number Publication Date
JPS59188852U JPS59188852U (ja) 1984-12-14
JPH0115639Y2 true JPH0115639Y2 (ja) 1989-05-10

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ID=30214126

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JP8416983U Granted JPS59188852U (ja) 1983-06-02 1983-06-02 包装用袋

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59159537U (ja) * 1983-04-09 1984-10-25 株式会社 山形グラビヤ 商品包装袋

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JPS59188852U (ja) 1984-12-14

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