JPH01156283A

JPH01156283A - 綾巻パッケージを巻成する紡績機械

Info

Publication number: JPH01156283A
Application number: JP63220584A
Authority: JP
Inventors: Hans Grecksch; ハンス・グレツクシユ; Josef Bertrams; ヨーゼフ・ベルトラムス; Wolfgang Loers; ヴオルフガング・レールス
Original assignee: W Reiners Verwaltungs GmbH
Current assignee: W Reiners Verwaltungs GmbH
Priority date: 1987-09-05
Filing date: 1988-09-05
Publication date: 1989-06-19
Also published as: DE3729777A1; IT8821833A0; US4921180A; IT1231815B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、綾巻パッケージを巻成する紡績機械であって
、巻き終えた綾巻パッケージを受容する、紡績機械に沿
って配置された接続・遮断可能な搬出用のパッケージ搬
送ベルトを備え、このパッケージ搬送ベルトの上方に、
パッケージ高さより高くパッケージ搬送ベルトの上方に
位置するパッケージ列を一時的に受容するために、制御
されて昇降可能なパッケージ搬出装置が配置されていて
、このパッケージ搬出装置が制御可能な持上げ部材によ
って保持されたパッケージを支持する昇降可能な２本の
縦桁材を有していて、該縦桁材の少なくとも一方が制御
されて側方に偏位可能である形式のものに関する。

従来の技術このような形式の紡績機械はＤＢ・０８３５１１７６５
号明細書から公知である。

このばあい紡績機械に沼って接続・遮断可能なパッケー
ジ搬送ベルトが配置されていて、このパッケージ搬送ベ
ルトはストック機能を担うが、このストック機能は制限
されている。遅くとも、パッケージ搬送ベルトにパッケ
ージが置かれかつ別のパッケージを最早受容できないば
あいには、１巻取り過程を継続するために、パッケージ
はスピーデイ−に除去されねばならない。

パッケージ搬送ベルトの上側で制御されて昇降可能なパ
ッケージ搬出装置の形式でストック能を拡大することに
よって、糸巻き運転を余シ妨げることなしにスピーデイ
−にパッケージを除去することができる。

発明が解決しようとする問題点本発明の課題は、前記パッケージ搬出装置を特に経済的
にかつ効果的に構成することにある。

問題点を解決するだめの手段前記課題は本発明によれば、持上げ部材が対の縦桁材の
横で片側に配置された持上げコラムとして構成されてい
て、該持上げコラムが駆動ヘッドを有し、該駆動ヘッド
がそれぞれ斜の下向きにのびる逆向に運動可能な２つの
支持部材を保持しかつ制御するようになっていて、該支
持部材の端部に綾巻パッケージを受容しかつ支持する縦
桁材が配置されていることによって解決された。

発明の作用効果縦桁材が上方から操作されかつ縦桁材の下に、特にパッ
ケージ搬送ベルトと縦桁材との間のスペース内に別の操
作部材が設けられないことによって、装置全体を効果的
に操作できるばかりでなく、万能に使用することができ
る。特に装備させるばあいパッケージ搬送ベルトの両側
でかつパッケージ搬送ベルトの下側で後で取付けられる
パッケージ搬出装置の構成部材のためにスペースを与え
る必要はない。

有利には、支持部材は異なる長さで構成されていて、か
つ、一方の縦桁材がパッケージ受容位置から円弧に沿っ
てほぼ側方に向けて離反旋回可能であるのに対して、他
方の縦桁材がパッケージ受容位置から前記第１の円弧よ
シも大きな円弧に沿って反対側に向けて上向きに離反旋
回可能である。これによって両縦桁材は鉗子状に開放さ
れるので、縦桁材は受容した綾巻パッケージをパッケー
ジ搬送ベルトに引渡した後で持上げコラムの上昇によっ
て再び支障なく上方に移動させられ、このばあい縦桁材
は支持部材の対向運動によって再びパッケージ受容位置
を占める。更に縦桁材のこのような配置形式のはあい所
要スペースは特にわずかである。

有利には一方の、つま□り長い支持部材の旋回軸は他方
の短かい支持部材の旋回軸の上側に位置している。とれ
によって構成上の利点が得られかつコンパクトな構造形
式が生ぜしめられ、更に綾巻パッケージを引渡した後で
旋回行程の大きさの異なる縦桁材を床面の上方で異なる
高さに持上げるという要求が満される。

実施例綾巻パッケージを巻成する紡績機械は一連の相前後して
位置する所定数の巻成部２を有している。巻成部２は横
桁材３によって機械フレームに固定されている構造ユニ
ットを成していて、機械フレームはパッケージ搬送ベル
ト２３の下部構造体４としても用いられる。パッケージ
搬送ベルト２３の保持支柱２４は下部構造体４に載着さ
れてこの下部構造体４と結合されている。

パッケージ搬送ベルト２３の上方には制御されて昇降可
能なパッケージ搬出装置５が設けられている。

巻成部には特に、公知の形式で反転ねじみぞを備えた回
転可能な糸案内ドラム１３が設けられている。この糸案
内ドラムは、綾巻パッケージ１４を成すように巻かれる
糸を綾振シ運動させて案内しかつ更に綾巻パッケージ１
４を摩擦によって駆動するという機能を有している。綾
巻パッケージ１４はパッケージフレーム１２内に回転可
能に支承されていて、このパッケージフレームは旋回点
６を中心として旋回可能に巻成部２の機械フレームに支
承されている。巻成部２の詳細については図示しない。

それというのもこのことに関しては本発明を理解する上
で必要ないからである。

パッケージ搬出装置５はパッケージ高さより高くパッケ
ージ搬送ベルト２３の上方に位置するパッケージ列を一
時的に受容するのに用いられる。パッケージ搬出装置は
パッケージを支持する２本の縦桁材ｉ　ｓ　、　１５１
を有していて、該縦桁＃ｉ’！、、綾巻パッケージを巻
成する紡績機械の全部で１０個の連続する巻成部区分の
背後でパッケージ搬送ベルトに対して平行に位置してい
る。縦桁材は水平に位置しかつ端部で支持後方の支持部
材は図面では前方の支持部材と重なっている。

対の縦桁材１５　、１５’の持上げ部材は対の縦桁材の
横で片側に配置された持上げコラム２０として構成され
ている。図面ではそれぞれ後方の持上げコラムは前方の
持上げコラムと重なっている。持上げコラム２０の上端
には駆動ヘッド１γが設げられていて、該駆動ヘッドは
それぞれ支持部材１６　、１６’を保持しかつ制御する
。それぞれの駆動ヘッド１７の内部には、垂直方向で重
り合って配置されている歯車８゜９．１０を有する歯車
伝動装置から成る伝動装置７が設けられている。軸１１
は両伝動装置７を同期的に運転するのに用いられかつ両
伝動装置の下側の歯車１０を互いに結合する。更に軸１
１は第１図で概略的にのみ図示された左回シ回私から右
回シ回転に切換え制御可能なモータＭによって駆動され
る。支持部材１６は歯車９に結合されていてかつこの歯
車の回転軸線を中心として旋回可能である。歯車９は両
歯車８゜１０にかみ合っている。支持部材１６１は歯車
８に結合されていてかつこの歯車の回転軸線を中心とし
て旋回可能である。

支持部材１６　、１６’は、駆動ヘッド１７から斜め下
向きにのびている。更に支持部材１６゜１６１　　は異
なる長さで構成されていて、かつ、一方の縦桁材１５が
第１図によるパッケージ受容位置から円弧２５に浴って
ほぼ側方に向けて離反位置から円弧２５に沿ってほぼ側
方に向けて離反旋回させられるのに対して、他方の縦桁
材１５■　がパッケージ受容位置から大きな円弧２５に
泪って反対側に向けて上向きに旋回させられるように、
配置されている。パッケージ受容位置からパッケージ解
放位置への縦桁材１５゜１５１　もしくは支持部材１６
　、１６１　　の旋回は矢印／２７もしくは２８の方向
で互いに逆向きに行なわれかつパッケージ受容位置への
戻し旋回は反対方向で行々われる。長い支持部材１６１
の旋回軸１９は短かい支持部材１６の旋回軸１８の上側
に位置している。

図面で明らか々ように、持上げコラム２０は紡績機械の
背部に、支持部材１６　、１６１　　および支持部材に
よって保持される対で配置された縦桁材１５　、１５１
　　が紡績機械１に向けられるように配置されている。

持上げコラム２０は機械フレームもしくは下部構造体４
に清って横桁材２１内で上下運動可能に案内されている
。伝動装置２２によって持上げコラム２０は上方又は下
方に移動可能で、このために持上げコラムは例えば歯機
構２９を備えていて、この歯機構はこれに適合した伝動
装置２２の歯車に係合する。

第１図乃至第６図による実施例では伝動装置２２は横桁
材２１およびパッケージ搬送ベルト２３をも支持する同
じ下部構造体４に固定されているのに対して、第７図の
変化実施例では異なる配置形式が選ばれている。

第７図によれば伝動装置２２は空気案内通路３０に載設
されていて、この空気案内通路は機械フレーム部分４１
　　に結合されていてかつ全体的に機械フレームを機械
的に安定させるのに役立つ。伝動装置２２の出力歯車３
１は持上げコラム２０の歯機構２９に係合していてかつ
伝動装置２２の入力軸３２は歯車３３を支持している。

同期運転装置として用いられるエンドレスな歯付きベル
ト３４は隣接する伝動装置２２の歯車３３を互いに結合
している。第７図で図示された前方の伝動装置２２の駆
動軸３２は左回シ回転から右回り回転に切換え制御可能
なモータ３５によって駆動される。第７図で図示されて
いない後方の伝動装置の歯車３３は歯付きベルト３４に
よって駆動されるが、選択的に付加的に第２のモータに
よって駆動することもできる。

持上げコラムおよび駆動ヘッドの同期運転装置を別の形
式で実現することもできる。電動式の駆動装置の同期運
転を例えば共通に制御されるステップモータ、セルシン
装置又は類似のものによって行なうことができる。しか
しながら機械的な同期運転装置は確実性に関しである程
度の利点を有しているので、有利１（は機械的な同期運
転装置が使用される。

第７図から明らかなように、縦桁材１５゜１５１　上に
位置する綾巻パッケージ１４は矢印３６の方向での持上
げコラム２０の下降運動によって、綾巻パッケージがパ
ッケージ搬送ベルト２３に接触する位置１４１　に移動
させることができる。図示の下側位置から縦桁材１５゜
１５１　を更にいくらか下方に移動させることができ、
このばあい縦桁材１５ばほぼ側方に、かつ、縦桁材１５
１　は縦桁材１５とは反対側に向けて上向きに離反旋回
させられる。この際縦桁材１５　、１５１　　は、矢印
３６とは反対方向で持上げコラム２０を再び上昇移動さ
せるばあいに縦桁材がパッケージ搬送ベルト２３上に位
置するパッケージに接触しないように、互いに拡開され
る。次いで縦桁材は再びパッケージ受容位置に戻し旋回
させられる。

更に第７図から明らかなように、ロッドおよび支持部材
位置を変えることなしに、直径の著しく小さな綾巻パッ
ケージ１４■　を処理することもできる。全体構造は最
大直径の綾巻パッケージ１４に適合して設計されている
。

第１図において綾巻パッケージ１４が所望の直径つまり
所望の巻取り量又は糸長さに達したばあい、綾巻パッケ
ージは準備状態にある縦桁材ｉ　ｓ　、　１５’　　上
に置かれる。このことは例えば矢印３７の方向でパッケ
ージフレーム１２を戻し旋回させることによって行なわ
れ、次いでパッケージフレームが開放されかつ綾巻パッ
ケージ１２が縦桁材１５　、１５’に引渡される。次い
で空の巻管を受容しかつ新たな巻取シ過程を開始するだ
めに、パッケージフレーム１２は再び戻し旋回させられ
る。

縦桁材ｉ　ｓ　、　ｉ　ｓｌへのパッケージ引渡しは自
動的に作業するパッケージ交換装置を用いて又は手動で
行なうこともできる。

第２図で明らかなように、綾巻パッケージ１４はすでに
縦桁材ｉ　ｓ　、　ｉ　ｓｌ　　上に位置しかつパッケ
ージフレーム１２は新たな巻管３８を受容しかつ丁度新
だな巻取り過程が開始される。

第６図で明らかなように持上げコラム２０はすでに、綾
巻パッケージもしくは縦桁材上に相前後して位置する綾
巻パッケージがパッケージ搬送ベルト２３に設置される
まで、下方に移動させられている。

第４図で図示されているように、支持部材１６．１６　
　は縦桁材１５　、１５’　　が解放・終端位置を占め
るまで、互いに離反旋回させられている。次いで、第５
図で図示されているように、持上げコラム２０は再び上
昇移動させられる。すでにパッケージ搬送ベルト２３は
、受取った綾巻パッケージ１４を紡績機械の端面に向け
て搬送するために、作動している。次いで綾巻パッケー
ジは例えば発送されるか又は継続処理される。

支持部材１６　、１６’　　が再び接近旋回させられた
後で、縦桁材１５　、１５’　　は新たに綾巻パッケー
ジを受容できるのに対して、これとは無関係にパッケー
ジ搬送ベルト２３は作動し続ける。

特に第７図は、本発明の特別な構成によって一連の利点
が得られることを示している。

例えば既在のパッケージ搬送ベルト２３の上側に付加的
なパッケージ搬出用のスペースが存在する。持上げコラ
ム２０の後方取付けが既存の紡績機械に装備する際に特
別な問題を生ぜしめ々い。これに関連してかつパッケー
ジ搬出に関する有利な配置形式に基づいて有利には支持
部材が、斜め下向きにのびるように、しかも持上げコラ
ム２０が位置する平面に対して支持部材によって保持さ
れた縦桁材１５　、１５１　　を紡績機械に向けるが、
紡績機械とは反対に向げないように配置される。同じ理
由から有利には、持上げコラム２０の駆動装置を下側に
かつ駆動ヘッドを上側に配置できる。

綾巻パッケージがまず昇降可能なパッケージ搬送装置に
置かれかつパッケージ搬出装置によって初めてパンケー
ジ搬送ベルトに引渡されることによって、次のような利
点が得られる。

パッケージ交換をパッケージ搬送ベルトが循環している
ばあいでも実施でき、従って自動的に作業するパッケー
ジ交換装置を、パッケージ搬送ベルトが循環している限
シ停止させずに済む。同じ理由からパッケージ交換中に
巻成部を不必要に長く待機させずに済む。同一のワイン
ダにおいてもしくは綾巻パッケージを巻成する紡績機械
において異なる一部のパッケージの除去をスピーデイ−
にしかもこの異なるパッケージを粉れ込ませることなし
に実施することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は本
発明による装置を取付けられた、綾巻パッケージを巻成
する紡績機械の一区分の側面図、第２図は綾巻パッケー
ジを紡績機械の巻成部から制御されて昇降可能なパッケ
ージ搬出装置の縦桁材に引渡した後での第１図の一区分
を示しだ図、第６図は綾巻パッケージをパッケージ搬出
装置からパッケージ搬送ベルトに引渡した時点での第１
図の一区分を示す図、第４、図は綾巻パッケージ搬送ベ
ルトに引渡した後での縦桁材離反旋回時点での第１図の
一区分を示した図、第５図は縦桁材離反旋回状態で持上
げコラムを再び上昇移動させた時点での第１図の一区分
を示した図、第６図は綾巻パッケージをパッケージ搬送
ベルトに引渡しだ後で縦桁材が再びパッケージ受容位置
を占めた時点での第１図の一区分を示した図、第７図は
本発明による装置の実地に適した別の構成を示した側面
図である。１・・・紡績機械、２・・・巻成部、３，２１・・・横
桁材、４・・・下部構造体、４Ｉ　　・・・機械フレー
ム部分、５・・・パッケージ搬出装置、６・・・旋回点
、γ、２２・・・伝動装置、８，９．１０．３３・・・
歯車、１１・・・軸、１２・・・パッケージフレーム、
１３・・・糸案内ドラム、１４，１４■・・・綾巻パッ
ケージ、１５゜１５１　・・・縦桁材、１６　、１６’
　　・・・支持部材、１７・・・１駆動ヘツド、１８．
１９・・・旋回軸線、２０・・・持上ケコラム、２３・
・・パッケージ搬送ベルト、２４・・・保持支柱、２５
．２６・・・円弧、２９・・・歯機構、３０・・・空気
案内通路、３１・・・駆動歯車、３２・・・駆動軸、３
４・・・歯付きベルト、３５、Ｍ・・・モータ、３８・
・・スリーブ＋＋一一　　　　　　　　　　　　１１Ｔ針・・綾巻パッケージ１７　７　　　１５．１５　　・・縦桁材ｋか、城ｉ雪
ｈ””　６　支持部利エフ・・・１駆動ヘツｌこ

Claims

【特許請求の範囲】綾巻パッケージを巻成する紡績機械であつて、巻き終えた綾巻パッケージを受容する、紡績機械に
沿つて配置された接続・遮断可能な搬出用のパッケージ
搬送ベルト（２３）を備え、このパッケージ搬送ベルト
の上方に、パッケージ高さより高くパッケージ搬送ベル
トの上方に位置するパッケージ列を一時的に受容するた
めに、制御されて昇降可能なパッケージ搬出装置（５）
が配置されていて、このパッケージ搬出装置が制御可能
な持上げ部材によつて保持された、パッケージを支持す
る昇降可能な２本の縦桁材（１５、１５＾ I ）を有し
ていて、該縦桁材の少なくとも一方が制御されて側方に
偏位可能である形式のものにおいて、持上げ部材が対の
縦桁材（１５、１５＾ I ）の横で片側に配置された持上げコラム（２
０）として構成されていて、該持上げコラムが駆動ヘッ
ド（１７）を有し、該駆動ヘッドがそれぞれ斜め下向き
にのびる逆向きに運動可能な２つの支持部材（１６、１
６＾ I ）を保持しかつ制御するようになつていて、該
支持部材の端部に綾巻パッケージ（１４）を受容しかつ
支持する縦桁材（１５、１５＾ I ）が配置されている
ことを特徴とする、綾巻パッケージを巻成する紡績機械
。