JPH01153178A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JPH01153178A
JPH01153178A JP27996388A JP27996388A JPH01153178A JP H01153178 A JPH01153178 A JP H01153178A JP 27996388 A JP27996388 A JP 27996388A JP 27996388 A JP27996388 A JP 27996388A JP H01153178 A JPH01153178 A JP H01153178A
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ball
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balls
winning
special prize
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JP27996388A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
この発明はパチンコ遊技機に関し、特に成る遊技状態に
なったとき遊技者に多量の賞品圧を付与できるように改
良された新規なパチンコ遊技機に関する。 一般に、パチンコ玉を利用して遊技するパチンコ遊技機
C以下パチンコ機)が広く普及し、手軽なレジャーの1
つとして遊技者に親しまれている。 周知のように、パチンコ遊技機はその盤上に複数のセー
フ孔および入賞球装置(ヤクモノ;通称チニーリップ)
を配設して成シ、遊技者がパチンコ玉を盤上に沿うて打
込んだとき、パチンコ玉が成る確率でセーフ孔またはヤ
クモノへ入賞すると、一定数の賞品圧を払出すものであ
る。そして、従来のパチンコ機は、遊技者へのサービス
の向上の目的で、打込玉が成る特定のセーフ孔あるいは
入賞領域へ入賞すると、所定数のヤクモノを開成したシ
、成るヤクモノを所定時間開成していた。このため、従
来では、パチンコ遊技状態によって賞品圧を付与するに
しても、特定の入賞領域への入賞に基づいて所定数また
は所定時間だけヤクモノを開成するのみであるため、遊
技者がパチンコ機を打止めさせるまで遊技して多量の賞
品圧を獲得しようと思えば、優れた遊技技術と長時間連
続遊技するのに耐え得る忍耐力を要していた。従って、
1台のパチンコ機で打止制御さ・れるまでの多量の賞品
圧を獲得できるのは、バチプロと称される熟練者が多か
った。しかしながら、遊技場としては、一般遊技者への
サービスの向上のために、特定の遊技者のみならず比較
的低い出現確率ではあるが、多くの遊技者にも多量の賞
品圧を獲得できる機会を与えたい要望がある。また、従
来のパチンコ機は、遊技盤中央に設けられたセンター入
賞領域への入賞玉または遊技盤上に形成された特定のセ
ーフ孔への入賞玉に基づいて遊技盤面に配設されたヤク
モノを開成するのみであるため、遊技者に飽きられ易い
。そこで、入賞球装置の駆動の仕方が新規なパチンコ遊
技機が要望される。 それゆえに、この発明の主たる目的は、入賞球装置の駆
動の仕方が新規であって、遊技者の興味をひきやすく、
しかも比較的低い確率ではあるが、遊技者が比較的短時
間に多量の賞品圧 を容易に獲得でき、遊技者へのサービスの向上を図れる
ような新規なパチンコ遊技機を提供することである。 ところで、最近では、電子技術の向上に伴ない、各種表
示装置や電子回路を用いて電子的に表示状態を可変し、
その可変状態に基づいて多量の賞品圧を払出したり、多
くのヤクモノを開成するようなパチンコ機も提案されて
いる。しかしながら、このようなパチンコ遊技機は表示
装置が複雑となシかつ表示装置を表示制御するための電
子回路も複雑となるので、極めて高価となっていた。 そこで、この発明の他の目的は、比較的簡単な構成かつ
安価にしてしかも興趣を倍加できるように改良したパチ
ンコ遊技機を提供することである。 この発明を要約すれば、拡開状態に開閉自在な玉受部で
囲まれる領域に入賞領域を形成してなる可変入賞球装置
を遊技盤上に配設し、特賞領域への入賞玉に基づいて玉
受部を開成してパチンコ玉が入賞領域へ入賞するのを可
能とし、打込玉の入賞した特賞領域40種類に応じて、
可変人賞球装技価値の大きさを異ならせるようにしたも
のでノ1以下に、図面を参照してこの発明の具体的な実
施例について説明する。 第1図はこの発明の一実施例のパチンコ遊技機10の外
観図である。構成において、この実施例のパチンコ機l
Oの遊技盤ll上には、セーフ孔12と、ヤクモノ13
a〜13eと、この発明の特徴となる可変入賞球装置(
後述の第3図〜第5図で詳述する)30と、可変入賞球
装置30の玉受部を予め定める遊技状態となるまで開成
できるように条件付けられた特賞領域14と、遊技盤1
1の最下方部に設けられたアウト玉入口15とが配設さ
れる。第1図では、セーフ孔12や特賞fI4域14等
は、遊技盤11の上部中央や中心部(可変人1fFI!
装[30のすぐ下側)に設けられているが、これらセー
フ孔12や特?r領域14等はこの位置に限らず、アウ
ト玉入口15より上側であればどこに設けられていても
構わない。すなわち、打球されたパチンコ玉が落下する
際に入賞可能な位置であれば任意の位置でよい。但し、
特賞領域14は、比較的パチンコ玉が入賞しにくい場所
または入賞しにくいように釘調整されて設けられている
。 というのは、特賞領域14は、後述のような遊技。 者にとって好ましい特定の価値を与えること−ができる
ため、MPi者が狙っても入賞させるのにかなりの困冗
性を伴ない、かつしたがって、成る偶然性を伴なって入
賞するように設け、サービスの均等化を図る必要がある
からである。 なお、特賞領域14は、この明m書の特許請求の範囲第
1項で定義した特賞領域を(j4成するとともに、特許
請求の範囲第2項で定義した第2の特51’ffl域と
しても捜能する領域である。 〔Lス下冷t17 〔↓′/Ar−余白〕 また、パチンコ機10の前面パネル下方には、遊技者に
よって打込まれたパチンコ玉(すなわち打込玉)がセー
フ孔12.ヤクモノ131〜13e。 特賞領域14.可変入賞球装置30のいずれかへ入賞し
たとき賞品玉を払出す賞品玉払出口16aと、賞品玉払
出口16aから払出された賞品玉や遊技者が玉貸機で購
入した玉を入れる玉貯留皿(通称百発皿)を兼ねかつ該
玉貯留皿に入れられた玉を1個順次打球させるために打
球位置へ導く樋を含む打球待機樋17と、打球ノ1ンド
ル18と、打球待機樋17で溢れた賞品玉を払出す余剰
賞品玉払出口16bと、余剰賞品玉払出口16bから払
出された賞品玉を受ける賞品玉受皿19とが配設される
。 第2図はパチンコ機10の遊技盤の裏面構造を示す図解
図である。構成において、遊技盤11の裏面には、セー
フ孔12へ入賞した入賞玉を可変入賞球装置30の通路
463へ導く径路211と、通路463を通った入賞玉
を下方へ導く径路212と、後述の透孔452から放出
された入賞玉を下方へ導く径路213と、後述の入賞領
域32へ入賞した入賞玉を下方へ導く径路214と、特
賞領域14へ入賞した特賞玉を下方へ導く径路215と
が形成される。各径路212〜215およびヤクモノ】
3′a〜13・eの下方には、各径路を介して落下され
る入賞玉およびヤクモノへ入賞した入賞玉を後述の入賞
玉処理器22へ導く入賞玉誘導径路216が傾斜して設
けられる。なお、必要に応じて、径路212,213を
図示のようにヤクモノ13CI  131の裏側上部位
置へ導き、該径路を通過する入賞玉の作用で該ヤクモノ
の嘴状部を開成させてもよい。 前記玉誘導径路216の終端には、入賞玉を1個順次落
下させる入賞玉処理器22が配設される。 この入賞玉処理器22を具体的に説明すると、筒部材2
21を支持部材222で揺動自在に支承し、該筒部材2
21の径路216側の下端に玉受部22.3を形成して
成る。そして、径路216を介して導かれた入賞玉が玉
受部2231C乗ると、筒部材221が時計方向に回動
して1個のパチンコ玉を下方へ落下させる。この筒部材
221の回動方向下側には、入賞玉を検出する入賞玉検
出スイッチ224が設けられる。 なJ3、入賞玉検出スイッチ22 4の配設位置はここに限らず、たとえ(f径路214に
関連してその近傍に設けてもよむX、、径路214近1
方に設けた場合は、入賞玉検出スイッチ224は、可変
人賞球装fl!30に入賞した玉だ覧すを(灸Llj 
t 8 ;C−fX 8°            〔
1えア命白〕〔以上全曲〕 前記入賞玉処理器22で入賞玉を落下する下方には、入
賞玉集合樋217が形成される。また、前記アウト玉入
口15の裏面下方には、アウト玉集合樋21Bが形成さ
れる。 前記打球ハンドル18の裏面には、周知の電動式打球機
構23が配設される。なお、図示では電動式打球機構の
場合を示すが、打球ハンドル18に替えて手動打球レバ
ーを設けかつ電動式打球機構23に替えて手動式打球機
構を用いてもよいことは言うまでもない。 第3−この発明の特徴となる可変入賞球装置の図解図で
あシ、特に(a)はその正面図を示し、山はその背面図
を示し、(C)はその縦断面図を示す。 装置30の正面構造を説明する。筐体31は、円盤状の
前面板311と、該前面板311の裏面に形成される円
筒部312とを含む。この前面板311には、前面下方
に入賞領域32が形成され、該入賞領域32を挾むやや
上部位置に円弧状の玉受部33a、 33bが左右に回
動自在に枢支される。 この玉受部33a、 33bの枢支部前面には、カバー
34が被せられる。また、前面板311上の玉受部33
a、 33bを閉じた状態における該玉受部33a。 33bで囲まれる内側であシかつ入賞領域32より上部
位置には、入賞孔35が穿設される。この入賞孔35と
カバー34の間には、飾シカバー36が形成される。飾
シカパー36は、その上部に1個のパチンコ玉を受ける
玉受部を有しかつ該玉受部で落下するパチンコ玉を入賞
孔35へ導きかつその下方の側面部分に落下するパチン
コ玉が当たると鎮圧を玉受1133aまたは33b側へ
導くものである。この入賞孔35の真上に位置する前面
板311の上端部には、1個のパチンコ玉の直径よシも
やや大きな間隔を隔ててガイド突起37aおよび37b
が形成される。さらに、玉受部33a。 33bを開いた状態における前面板3】1の上部位置に
は、左右の斜め上方から飛入シするパチンコ玉を入賞孔
35または入賞領域32へ導くガイド突起38a、38
bが形成される。なお、前面板311と円筒部312と
入賞領域32と入賞孔35と飾シカパー36とガイド突
起37 a、37b。 38a、38bの形成方法、は、例えば射出成型などに
より一体的に形成される。 第4図はこの実施例の入賞球装置30の背面から見た分
解斜視図である。 第5図は裏蓋をはずした状態を背面から見た斜視図であ
る。 次に、第4図を参照して、この実施例の可変入賞球装置
を分解した状態における各部品の詳細を説明する。前記
円弧状の玉受部33a、33bはその下方に円筒状の円
筒軸331.aafが形成される。前記カバー34の裏
面には、円筒軸331133fの内径部分に嵌合する軸
341.3s1′が形成てれる。この軸341.341
’は、その長さが円筒軸331.3arよシもやや長く
選ばれ、玉受部33a、33bの円筒軸331.aaf
に挿通される。 前記前面板311には、玉受部33a、33bの円筒軸
331.aarを挿通するための透孔313.313’
が穿設される。また、前面板311の裏面には、入賞孔
35へ入賞したパチンコ玉を円筒部312の横側へ導く
ための径路314が形成されるとともに、その下方に円
柱状突起315が形成され、さらに裏板45を螺着する
ための螺合孔316,316’が形成される。 次に、前記玉受部33a、33bを開閉するための開成
駆動機構40に含まれる部品の詳細を説明する。レバー
41は、その−万端に前記玉受部33aの円筒軸331
に嵌合固着される円筒1%411を形成し、円筒部41
1よシもやや他方端よりの位置に係合突起412を形成
し、その他方端に係合ピン413を形成して成る。レバ
ー42は、前記玉受部・33bの円1筒軸33・1′

に嵌合固@1される嵌合部421を形成しかつその他方
端に前記レバー41の係合突起412と係合する長孔4
22を穿設して成る。「7」字形状のレバー43は、そ
の短片の′m部先端に前記軸341′を挿通するための
係合孔431を穿設し、レバー41の回動時に係合ピン
4】3が当接する短片部分432を円弧状に形成し、該
短片部分432の上端にロック用突起部433を形成し
、長片gli434の先端に土載片435を形成し、ば
ね44の係合用透孔436を穿設して成る。 裏板45は、レバー41の係合ピン413が遊嵌可能な
長孔451を穿設し、レバー43の土載片435に載せ
られた玉をパチンコ機の遊技盤裏面側へ放出する透孔4
52を穿設し、その下方に前記カバー34の軸341,
341′を軸支する透孔453,453’を穿設し、さ
らにねじ挿通孔454.454’を穿設して成る。 遊技盤に形成されたセトラ孔へ入賞したパチンコ玉を誘
導するガイド部材46は回動レバー47支持用アーム4
61の一方側端462を裏板45に固着し、その他方端
に入賞圧を誘導する通路463を形成し、該通路463
の一部に切欠部464を形成し、アーム461の中央部
に突起軸465を形成して成る。この突起軸465には
、回動レバー47の枢支孔471が挿通されて該アーム
461に回動レバー47を揺動自在に枢支する。回動レ
バー47の一方端には、土載部472が形成され、該土
載部472が誘導通路463の切欠部464に挿入され
る。回動レバー47の他方端473は、前記長孔451
部分に対向し、その上部で前記係合ピン413と係合す
る。 前記支持用アーム461の上部には、前記開成駆動機構
40を電気的に駆動する電気的駆動手段50が設けられ
る。この開成駆動機構40と電気的駆動手段50とで開
成駆動手段を構成する。この電気的−駆動手段50は、
支持用アーム4,61の上部に固着されたソレノイド5
1のプラン分52先端にL字状レバー53を固着し、該
り字状レバー53の解放側先端がソレノイド51の付勢
時に回動レバー47を押下げるように構成される。 次に、可変入賞球装置30を組立てる場合を簡単に説明
すると、前記玉受部33a、33bの円筒軸331,3
31′には、カバー34の軸341゜34fが挿通され
る。この円筒軸331. 3arが前面板311の透孔
313,313’に挿通され、該円筒軸331にレバー
41の円筒部411を挿通する。レバー41の係合突起
412 は、レバー42の長孔422が遊嵌される。一
方、玉受部33bの円筒軸33fにはレバー42の嵌合
部421が挿通されて接着剤等によシ固着される。そし
て、円筒軸331′に挿通された軸341′の先端には
、レバー43の係合孔431が挿通される。 このレバー43の透孔436にはばね44の一端が係合
され、該ばね44の他端が円柱状突起315に係合され
る。そして、回動レバー47の他方端473の上側に保
合ピン413を係合させ、軸341、a4rを透孔45
3,453’に挿入し軸支するように、裏板45を合せ
てねじで螺合孔316.316’に螺着することにより
、裏板45を円筒部312の裏側に装着する。 第6図はどの発明のパチンコ遊技機を遊技制御するため
の制御回路図である。次に、第1図〜第より、玉受部3
3a、33bを開成させかつ入賞孔35への入賞圧に基
づいて玉受部33a、33bを閉成する場合を述べる。 打込玉がセーフ孔12へ入賞すると、該入賞圧が径路2
11を介して通路463へ導かれる。この入賞圧が通路
463を通過するとき回動レバー47の先端の土載部4
72上に載り、玉の自重で該レバー47を反時計方向へ
回動させる。このとき、回動レバー47の他方端473
と係合している係合ピン413が回動レバー47の回動
とともに上方向へ押上げられる。 これによって、係合ピン413がレバー43の円弧状部
432に当接しながらレバー43を押圧する。そして、
係合ピン413が上部位置まで押上げられたとき、係合
ピン413とレバー43の突起部433とが係合し、該
係合ピン413をロックする。このとき、係合ピン41
3が上方向へ押上げられると、レバー41が円筒部41
1を中心として時計方向に回動することにより、該円筒
部4】1に嵌合固着されている円筒軸331を回動させ
て、玉受部33aを外側に回動させる。これと同時に、
係合突起412と遊嵌されているレバー42が反時計方
向に回動されるため、該レバー42に挿通されて固着さ
れている円筒軸331′を回動させ、それによって玉受
部3.3 bを、外側へ回動させる。このようにして、
玉受部33a、33bが開成される。 玉受部33a、33bが外側に回動されて開成されると
、それまで玉受部33a、33bで覆われていた入賞孔
35および入賞領域32ヘパチンコ玉が入賞可能となる
。そして、遊技者によって打込まれたパチンコ玉がガイ
ド突起37aと37bの間、またはガイド突起37aと
38aの間。 もしくは37bと38bの間を通って落下して入賞孔3
5へ落人する。応じて、当該入賞圧は径路314を介し
て側方へ導かれ5.レバー43の土載片435上に乗り
、該レバー43を時計方向に回動させて、透孔452か
ら放出される。このレバー43の回動によシ、係合ピン
413と突起部433との係合状態が解除されて、レバ
ー41が反時計方向に回動し、それに応じて玉受部33
aおよび33bを内側へ回動ぢせて閉成させる。これに
よって、玉受部33a、33bが開いた状態で、入賞孔
35へ1個の入賞圧があると、直ちに玉受部33aおよ
び33bを閉成する。 一方、遊技者によって打込まれたパチンコ玉がガイド突
起37aと38aの間、またはガイド突起37bと38
bとの間を通って玉受部33aまたは33bへ至ると、
該パチンコ玉は玉受部33aおよび33bで誘導されて
下方の入賞領域32へ導かれ、該入賞領域32を介して
遊技盤裏面へ導かれる。このとき、玉受部33aおよび
33bで誘導されたパチンコ玉は、レバー43を何ら回
動しないため、入賞領域32へ入賞したパチンコ玉によ
っては玉受部33aおよび33bを閉成しない。したが
って、玉受部33aおよび33bで入賞領域32へいく
ら多くのパチンコ玉が誘導されても、何ら玉受部33a
および3“3bを閉成することなく、連続的に開成され
た状態を持続する。 このように、セーフ孔】2への入賞圧に応じて玉受部3
3aおよび33bを開成し、それによって打込玉が入賞
領域32および゛入賞孔35へ入賞可能となり、入賞領
域32ヘパチンコ玉が入賞する限りにおいては玉受部3
3a、33bを何ら閉成せず、遊技者に多量の賞品玉を
獲得する機会が与えられる。そ゛して、運悪く入賞孔3
5へ入賞すると、直ちに玉受部33a、33bが閉成さ
れ、以後入賞し易い状態から入賞禁止状態へと変わる。 そして、以後打込玉がいくらガイド突起37a。 37b、38a、38bのそれぞれの間を通過しても、
玉受IY33a、33bの外側円弧部分で弾かれて入賞
領域および入賞孔35への入賞する機会が与えられない
。 次に、打込玉が特賞領域14へ入賞することによシ、こ
の発明の特徴となる最大価値を付与するまで玉受部33
a、33bを開成する場合の動作を説明する。遊技者が
狙っても入賞させるのに困難性を伴ないかつ従って成る
偶然性を伴なって入賞するような位置(図示では可変入
賞球装置30の真下)には、特賞領域14が形成されて
いる。 この特賞領域14へ打込玉が運良く入賞すると、特賞玉
は径路215を介して落下するときに特賞玉検出スイッ
チ24で検出される。特賞玉検出スイッチ24が特賞玉
を検出すると、その検出出力でフリップフロップ(以下
FF)61をセットさせる。このFF51のセット出力
がANDゲート62の1つの入力として与えられるとと
もに、タイマ63に作動指令信号として与えられる。こ
のタイマ63は作動指令信号が与えられてから可変入賞
球装置30の玉受部33a、33bを開成できるように
設定された比較的長時間(例えば20分〜30分)だけ
rHJ信号を導出するものであシ、そのrHJ信号をA
NDゲート62の1つの入力として与える。ANDゲー
ト62には、カウンタ64のカウントアツプ出力(「H
」信号)がローレベル(以下「L」)信号に反転されて
残余の入力として与えられるが、初期状態においてはカ
ウンタ64がカウントアツプ出力を導出しないため、該
ANDゲート62は「HJ信号を導出する。このAND
ゲート62のrHJ信号出力によって前記ソレノイド5
 Itを付勢制御する。これに応じて、L字状レバー5
3を下方に引き下げることによシ、回動レバー47を電
気駆動で回動させて、前述の動作と同様にして玉受11
33a、33bを開成させる。 そして、拡開状態に開成されている玉受部33a、33
bで誘導されて入賞領域32へ入賞すると、該入賞圧が
径路214および216を介して入賞玉処理器22へ導
かれる。この入賞圧が入賞玉処理器22で1個順次落下
されるとき、入賞玉検出スイッチ224が入賞圧を検出
し、カウンタ64に計数指令信号を与える。このカウン
タ64は比較的多い所定数の入賞圧(例えば100個)
を計数するまではその出力をL信号とするものである。 このため、タイマ63が予め設定されている比較的長い
一定時間経過するか、またはカウンタ64が比較的多い
所定数の入賞圧を計数するまでのいずれか早い状態にな
るまで、ANDゲート62が能動化され、それによって
ソレノイド51を連続的に付勢制御する。従って、打込
玉は比較的高い確率で入賞領域32へ入賞する。このと
き、打込玉がたとえ入賞孔35へ入賞しても、ソレノイ
ド51が連続的に付勢されて回動レバー47を回動状態
に保持す為ため、玉受部33a、33bが連続的に開成
されたままとなる。 そして、タイマ63が作動してから一定時間経過してタ
イムアツプ信号(ハイレベルからローレベルへ反転する
信号)を導出するか、カウンタ64が比較的多い所定数
の入賞圧を計数してカウントアツプ出力(ローレベルか
らハイレベルへ反転する信号)を導出することにより、
アンドゲート62の出力はローレベルに反転する。これ
によって、ソレノイド51が消勢されてオフし、玉受部
33a 、33bがrrI成される。 言い換えれば、特賞玉検出スイッチ24が特賞玉を検出
することによりソレノイド51が付勢されてオンし、玉
受部33a 、33bが開成される。 そして、タイマ63により一定時間が計時されるか、カ
ウンタ64により所定入賞玉数が計数されるかのいずれ
か早い方の出力に基づいてソレノイド51が消勢されて
オフし、玉受部33a 、33bが開成されるのである
。 なお、FF61およびカウンタ64は、タイマ63のタ
イムアツプ出力(ハイレベルからローレベルへ反転する
信号)が微分回路65で立下がり微分された微分パルス
によりリセットまたはクリアされる。したがって、FF
61rjj3よびカウンタ64は初期の状態に戻って次
の入力に備えることができる。なお、微分回路65は、
図示のイ=号(−)が付されているように、立下がり微
分を行なう微分回路であり、ローレベルからハイレベル
へ反転する信号の立ち上がり微分は行なわない。 タイマ63が作動するときに微分パルスを出力しないよ
うにするためである。 上述の実施例の説明では、入賞玉検出スイッチ224が
入賞玉処理器22の近傍に設けられている実施例につい
て説明した。このような実施例では、最大価値付与状態
において、可変入賞球装置30に入賞したパチンコ玉数
だけではなく、他の入賞領域や入賞孔に入賞したパチン
コ玉数も入賞玉検出スイッチ224によって検出される
。したがって、最大価値付与状態においては、遊技者の
打球したパチンコ玉が可変人賞球装fJ30だけでなく
いずれの入賞領域へ入っても計数されるため、結果的に
、最大価値付与時に遊技者に与え得る賞品玉数を均等に
できる。 なお、入賞玉検出スイッチ224は、前述したように、
入賞玉処理器22の近傍に限らず、他の場所、たとえば
径路214に関連してその近傍に設けてもよい。そのよ
うにした場合、最大価値付与状態において、可変人賞球
装Vfl 30に入賞した玉数だけが検出できることに
なる。 なお、第6図゛では、特賞玉検出後タイマ63で設定さ
れる比較的長い一定時間後またはカウンタ64が予め設
定された比較的多い入賞圧を検出したときのいずれか早
い時期までの間、ソレノイド51を付勢し、その間は確
実に玉受部33a、33bを開成する場合を説明したが
、タイマ63による一定時間のみに基づいて制御したり
、カウンタ64で所定数の入賞玉を計数するまでのいず
れか一方のみでもよい。また、その他の方法として、遊
技場にとって利益となる利益玉数(アウト玉数または打
込玉数)と遊技場にとって不利益となる不利益玉数(入
賞玉数または補給玉数)とを検出し、利益玉数と不利益
玉数との差数が一定となるまでソレノイド51を付勢制
御することによって、比較的多い数の賞品玉を付与する
まで玉受部33a、33bを開成制御するようにしても
よい。 ところで、上述の実施例では、ソレノイド51を用いて
電気的に玉受部33a、33bを開成する場合を説明し
たが、最大価値を付与する方法としてその他各種の変形
例が考えられる。 第7A図および第7B図はこの発明の特徴となる可変入
賞球装置の他の例を示す裏面図解図であり、特に第7A
図は通常状態を示し、第7B図は最大価値付与状態を示
す。 @8図は可変入賞球装置70を装着したこの発明の他の
実施例のパチンコ機の遊技盤、裏面の図解図である。 まず、第7A図および@7B図を参照してこの実施例の
可変入賞球装置70が可変入賞球装置30と異なる点を
説明する。なお、可変入賞球装置30と同一部分は同一
参照符号で示すものとする。 裏板45の支持用アーム461に対向する側(図示では
右側)には、支持アーム71が固着される。 支持アーム71の一方側には突起軸711が形成され、
支持アーム71の他方側には特賞玉通路712が形成さ
れる。特賞玉通路712の一部には切欠部713が形成
される。突起軸711には、連続開成駆動用レバーの一
例の回動レバー72の枢支孔721が挿通されて枢支さ
れる。この回動レバー72の一方側端は切欠部713に
挿通されて特賞玉通路712へ挿入され、該特賞玉通路
712を通過する特賞玉によって押下げられるように構
成される。回動レバー72の他方側端には、ピン723
が突出して形成される。また、前記ガイド部材46の上
部には、鉤状保持部材73が支持用アーム461の面か
ら回動レバー47の厚さよりやや突゛占して回動自在に
設けられる。この鉤状保持部材73は、ピン723と係
合して回動しlく−72の回動状態を保持するための鉤
状部731をその下端に形成し、その上端を軸732で
枢支される。 次に、第8図を参照して、可変入賞球装置40を遊技盤
1】の裏面に取付けた構造を説明する。 この実施例のパチンコ機80の遊技盤81上には、セー
フ孔82が形成され、該セーフ孔82の裏面にセーフ孔
82へ入賞した入賞玉を通路463へ導く径路83が形
成される。また、遊技盤81の上部には、比較的入賞し
難いように釘調整された特賞領域84が形成される。特
賞領域84の裏面には、特賞領域84へ入賞した特賞玉
を特賞玉通路712へ導く径路85が形成される。 次に、@7A7A第7B図および第8図を参照してこの
実施例の動作を説明する。セーフ孔82への入賞玉に基
づいて玉受部33a、33bを開成する場合の動作は前
述の可変入賞球装置30の場合と同様であるため省略す
る。そこで、打込玉が特賞領域84へ入賞した場合を説
明すると、特賞領域84へ入賞した特賞玉が径路85を
介して特賞玉通路7】2へ導かれ、回動レバー72の土
載部722上に乗って回動レバー72を時計方向に回動
させる。このとき、回動レバー72の他方端が係合ピン
413と係合して該係合ピン413を上方向へ移動させ
ることによシ、玉受IW33a。 33bを開成させる。これと同時に、回動レバー72の
係合ピン723が鉤状保持部材73の鉤状部731と係
合し、ロックされるため、以後連続的に玉受部33 a
、  33 bを開成し続ける。なお、玉受部33a、
33bの閉成は、パチンコ機80の打止制御されるまで
持続でれ、打止制御後係員が鉤状保持部材73の鉤状部
731と回動レバー72のピン723との係合状態を手
動的に解除させることによシ、復帰させる。 この実施例においても、比較的多い数の賞品玉を付与す
るまで玉受部33a、33bを機械的駆動により連続的
に開成でき、遊技者に多くの賞品玉を獲得できる機会を
与えることができる利点がある。また、回動レバー72
と鉤状保持部材73で機械的に駆動しているため、玉受
部33a、33bを開成するための構造が簡単かつ安価
となる利点もある。 以上のように1本Th発明によれば、特賞領域への通過
玉に応じて可変入賞球装置の玉受部を開成駆動しかつ相
対的に多い所定数の入賞上が入?ir領域へ入賞するま
で玉受部の拡間状態を保持するような新規なパチンコ遊
技機が得られる。 これによって、)かj支者は比較的高い確率で多くの賞
品玉を獲得するために打込玉を特賞領域へ入賞させるよ
うに狙って遊技し、打込玉がVI′RgA域を通過した
後は相対的に多い所定数の入賞上が入賞rr4域へ通過
するまで玉受部を拡間状態にしているので、遊技者が多
くの賞品玉を短時間に容易に獲1Gでき、入賞上が連続
的に発生ずるので遊技者に痛快感を繰返して味わわせる
ことのできる効果がある。この結果、遊技者へのサービ
スの向上を図れ、遊技者の興味をひきやずく、パチンコ
遊技殿の稼動率を向上でさる効果もある。 また、打込玉の通過した特賞領域の種類に応じて、遊技
者が味わうことのできる前記連続したつ痛快感の長さが
変化し、それに応じて遊技者に付与される遊技価値の大
きさも変化し、遊技を通しての変化に富んだ面白さを提
供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のノ<チンコ機の外観図で
ある。第2図はパチンコ機の裏面構造を示す図解図であ
る。第3図ないし第5図はこの発明の特徴となる可変入
賞球装置の一例の図解図であり・、特に@3図は可変入
賞球装置30の正面図と背面図と縦断面図を示し、@4
図は可変入賞球装置の背面から見た分解斜視図を示し、
第5図は裏板を外した状態を示す背面斜視図である。第
6図はこの発明の一実施例の遊技制御回路図である。 第7A図および第7B図はこの発明の他の実施例の可変
入賞球装置の図解図である。第8図は可変入賞球装置7
0を用いたこの発明の他の実施例のパチンコ機の図解図
である。 図において、lOはパチンコ機、14.84は特賞領域
、32は入賞領域、33a、33bは玉受部、40は開
成駆動機構、50は電気的駆動手段、72は連続開成駆
動用レバー(回動レバー)を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 パチンコ遊技機の遊技盤上に配設され、拡開状態に開成
    自在な玉受部を有し、玉受部を拡開状態に開成した開成
    時において落下するパチンコ玉を受けて入賞領域へ導く
    可変入賞球装置、 パチンコ玉の通過に応じて相対的に小さな価値を付与す
    るように定められた第1の特賞領域、前記第1の特賞領
    域を通過したパチンコ玉に応じて、前記可変入賞球装置
    の玉受部を開成駆動し相対的に小さな価値を付与するま
    で玉受部を拡開状態にする開閉駆動機構、 パチンコ玉の通過に応じて相対的に大きな価値を付与す
    るように定められた第2の特賞領域、前記入賞領域への
    入賞玉数が所定数に達したことを検出する所定入賞玉数
    検出手段、および前記第2の特賞領域を通過したパチン
    コ玉に応じて前記可変入賞球装置の玉受部を開成駆動し
    かつ前記所定入賞玉数検出手段の出力があるまで玉受部
    の拡開状態を保持する開成駆動手段を備えた、パチンコ
    遊技機。
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JPH0544174U (ja) * 1991-11-27 1993-06-15 有限会社甲陽樹脂 パチンコ機の可変入賞装置

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