JPH01152871A - 画像データ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ランレングス符号化された画像データ列を処
理できる画像データ制御装置に関するものである。

従来の技術 近年、半導体メモリの低価格化や大容量化、大容量記憶
媒体としての光ディスクの出現等により大容量のディジ
タル゛・データが節単に扱えるようになり、画像データ
が手軽に処理されるようになってきた。その中で、同じ
色の連続する画素を符号化の対象単位とみなし、その長
さを符号化するランレングス符号化が、高能率符号化の
一つとして知られている。

以下、図面を参照しながら従来のランレングス符号化さ
れた画像データ制御装置の一例について説明する。

第２図はランレングス符号化された画像情Ｉｆｆを処理
する従来の画像データ制御装置のブロック図を示すもの
である。また、第３図は第２図に示した画像データ制御
装置に入力される単位画像データの模式図である。第２
図において２１は一時記憶手段、２２はランレングス復
号手段、２３は表示用記憶手段、２４は制御手段である
。また、第３図はランにングス符号化された単位画像デ
ータの構造を示し、３１は色情報、３２は長さ情報であ
る。

以上のように構成された画像データ制御装置について以
下その動作を説明する。第３図に示した単位画像データ
は、−時記憶手段２１に入力される。なお、画像データ
列はたとえばディスク状記憶媒体に蓄えられているなど
している。格納されているランレングス符号化された画
像データを表示用記憶手段に送っても、画面表示はでき
ないのでランレングス復号手段２２により復号され、そ
の後表示用記憶手段２３に入力され、画面として出力さ
れる。復号は色情報３１と長さ情報３２より指定された
長さの指定された色を表示用記憶装置に書込むことによ
り行われる。以上の処理を制御手段２４の制御のもとに
動作が進行する（たとえば、「画像伝送における高能率
符号化技術」７３〜７４ページ）。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成ではランレングス符号
化された単位データを一時記憶手段に入力するに要する
時間より、ランレングス符号化さ−れた画像データを復
号するに要する時間が大きい場合には処理ができない。

すなわち、制御手段が画像データの人力を制御できない
場合には、装置の動作を保証できないという問題点をを
していた。

たとえばこれは、音楽用のコンパクト・ディスクに画像
データ列を記録し、連続して再生する場合に発生する可
能性がある。

本発明は上記問題点に鑑み、画像データ制御装置の制御
手段に無関係に入力されるランレングス符号化された画
像データをその装置の能力に応じて処理できる画像デー
タ制ｊ′Ｂ装置の構成を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の画像データ制御装
置は、ランレングス符号化された画像データを処理する
装置であって、ランレングス単位データの開始を検出す
るランレングス単位データ開始情報検出手段と、前記開
始情報検出手段の出力画像データを次段へ送ることを制
御する選択手段と、前記選択手段の出力画像データを一
時的に蓄える一時記憶手段と、前記記憶手段内に蓄えら
れている画像データにランレングス復号を施し表示用デ
ータとするランレングス復号手段と、前記復号手段の出
力画像データを表示するために蓄える表示用記憶手段と
、前記復号手段で行われるランレングス画像データの復
号の終了を検出する復号終了情報検出手段と、前記ラン
レングス！ｒ位データ開始情、報検出手段からの第一の
検出情報を受け取り、その時点で前記復号終了情報検出
手段からの第二の検出情報がなければ前記開始情報検出
手段の出力画像データを次段へ送らず無効とするように
前記選択手段を制御し、１ライン前の復号された画像デ
ータの同一場所と同じデータとするように前記表示用記
憶手段内で複写し、前記第二の検出情報があれば、前記
出力画像データを次段へ送るように前記選択手段を制御
する制御手段より構成したものである。

作用 本発明は上記した構成により、画像データ制御装置の制
御手段に無関係に入力されるランレングス符号化された
画像データを処理するに際し、その装置の能力に応じて
処理を行い、画像出力できる画像データ制御装置を構成
できるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例の画像データ制御装置について
図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例における画像データ制樋装置の
構成を示すブロック図である。第１図において、ｌはラ
ンレングス単位データ開始情報検出手段、２は選択手段
、３は一時記憶手段、４はランレングス復号手段、５は
復号終了情報検出手段、６は表示用記憶手段、７は制御
手段である。

以上のように構成された画像データ制御装置について、
従来例と同一の第３図に示すランレングス符号化された
単位画像データが入力された場合につき、以下にその動
作を説明する。

第３図に示す単位画像データが本例の画像データ制御装
置に人力され、−時記憶手段３に一旦蓄えられランレン
グス復号手段４で復号され表示用記憶手段６に送られる
ことにより、画面出力されるデータの流れは、従来例と
同じである。今、−時記憶手段３内に蓄えられているラ
ンレングス符号化された単位画像データがランレングス
復号手段４で復号され、表示用記憶手段６へ転送されて
いるとする。その時、次のランレングス符号化された単
位画像データが本例の画像データ制御装置に入力される
と、ランレングス単位データ開始情報検出手段・ｌによ
り制御１１装置７が単位画像データが入力されたことを
検出する。一方、復号終了情報検出手段５により制御コ
■手段７は単位画像データのランレングス復号の終了を
監視している。開始情報が検出された時、復号終了情報
が検出されていれば、制御手段７は選択手段２を制御し
、入力された画像データを一時記憶手段３へ送る。もし
、復号終了情報が検出されていなければ、制御手段７は
選択手段２を制御し、入力された画像データを次段に送
らずデータを無効とし、１ライン前の復号された画像デ
ータの同一場所のデータに表示用記憶手段６内で複写す
る。

以上のよう、に本実施例によれば、ランレングス単位デ
ータの開始とランレングスデータの復号を監視し、復号
中に入力された画像データを無効にし、１ライン前のデ
ータで補償することにより、本装置の処理能力を越えた
入力データにおいても動作を保証することができるもの
である。

発明の効果 以上のように本発明は、ランレングス符号化された画像
データを処理する装置であって、ランレングス単位デー
タの開始を検出するランレングス単位データ開始情報検
出手段と、前記開始情報検出手段の出力画像データを次
段へ送ることを制御する選択手段と、前記選択手段の出
力画像データを一時的に蓄える一時記憶手段と、前記記
憶手段内に蓄えられている画像データにランレングス復
号を施し表示用データとするランレングス復号手段と、
前記復号手段の出力画像データを表示するために蓄える
表示用記憶手段と、前記復号手段で行われるランレング
ス画像データの復号の終了を検出する復号終了情報検出
手段と、前記ランレングス単位データ開始情報検出手段
からの第一の検出情報を受け取り、その時点で前記復号
終了情報検出手段からの第二の検出情報がなければ前記
開始情報検出手段の出力画像データを次段へ送らず無効
とするように前記選択手段を制御し、１ライン前の復号
された画像データの同一場所と同じデータとするように
前記表示用記憶手段内で複写し、前記第二の検出情報が
あれば、前記出力画像データを次段へ送るように前記選
択手段を制御する制御手段から構成することにより、本
装置の能力に応したランレングス符号化された画像デー
タの制御ができ、どのような速度の入力データにおいて
も同一の装置で処理できるという効果が得られるもので
ある。特に、コンパクト・ディスクに画像データ列を記
録し、連続して間断なく再生しデータ制御を行う場合な
ど、入力データをデータ制御装置が制御できない時の効
果は絶大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における画像データ制御装置
の構成を示すブロック図、第２図は従来の画像データ制
御装置の構成を示すブロック図、第３図は画像データ制
御装置に入力される単位画像データの模式図である。 １・・・・・・ランレングス単位データ開始情報検出手
段、２・・・・・・選択手段、３・・・・・・−時記憶
手段、４・・・・・・ランレングス復号手段、５・・・
・・・復号終了情報検出手段、６・・・・・・表示用記
憶手段、７・・・・・・制御手段。 第２図 第３図 −４４’９

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ランレングス符号化された画像データを処理する装置で
   あって、ランレングス単位データの開始を検出するラン
   レングス単位データ開始情報検出手段と、前記開始情報
   検出手段の出力画像データを次段へ送ることを制御する
   選択手段と、前記選択手段の出力画像データを一時的に
   蓄える一時記憶手段と、前記記憶手段内に蓄えられてい
   る画像データにランレングス復号を施し表示用データと
   するランレングス復号手段と、前記復号手段の出力画像
   データを表示するために蓄える表示用記憶手段と、前記
   復号手段で行われるランレングス画像データの復号の終
   了を検出する復号終了情報検出手段と、前記ランレング
   ス単位データ開始情報検出手段からの第一の検出情報を
   受け取り、その時点で前記復号終了情報検出手段からの
   第二の検出情報がなければ前記開始情報検出手段の出力
   画像データを次段へ送らず無効とするように前記選択手
   段を制御し、１ライン前の復号された画像データの同一
   場所と同じデータとするように前記表示用記憶手段内で
   複写し、前記第二の検出情報があれば、前記出力画像デ
   ータを次段へ送るように前記選択手段を制御する制御手
   段からなる画像データ制御装置。