JPH01152579A - 地図画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は地図面像表示装置に関し、車両進行方向に従っ
て地図面像を回転せしめるとともに地図内の文字は常に
一定姿勢に維持する地図面像表示装置に関する。

［従来の技術］ 近年、走行中の車両位置を地図面像上に報知するナビゲ
ーションシステムが精力的に研究されており、一部は既
に実車に搭載されている。

現在提案されているナビゲーションシステムは、予め多
数の地図を光ディスク等に記憶せしめて必要な部分をそ
の都度ＣＲＴ上に表示するものであり、表示された地図
は通常の地図帳における如く北を上方にして固定されて
いる。

したがって、実際に車両進行方向に現れる景色と地図上
の表示が即座に対応しないという不便があった。

［発明が解決しようとする問題点］ そこで、車両進行方向と地図面像の上方が常に一致する
ように地図面像を回転せしめることが考えられるが、こ
の場合、地図内の文字が共に回転するとその読取りが困
難となるとともに地図も読みづらい。

本発明はかかる問題点を解決するもので、地図面像を回
転せしめても地図内の文字は視認可能な一定姿勢を保つ
地図面像表示装置を提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の構成を第１図で説明すると、地図面像表示装置
は、文字データを除く地図面像データを記憶した地図面
像記憶メモリを有し該メモリへの読み出しアドレスを変
更することにより所望領域の地図面像データを得る地図
面像データ発生手段と、上記地図面像記憶メモリの各画
素ないし画素ブロックに対応するメモリ領域を有し、所
定位置のメモリに文字データのコードを記憶した文字コ
ード記憶用メモリと、上記文字コード記憶用メモリへの
読み出しアドレスを変更することにより上記所望領域に
対応する領域の文字コード記憶用メモリよりメモリデー
タを得て、このうちの、上記所定位置にある文字コード
記憶用メモリの文字コードより当該位置に文字データを
再現する文字データ発生手段とを具備している。

［作用］ 地図面像データ発生手段は地図面像記憶メモリへの読み
出しアドレスを変更することにより所望領域の地図面像
データを得る。このアドレス変更は、例えば車両の進行
方向の変化に応じてなされ、新たな車両位置において常
に車両進行方向を上方とする所望領域の地図面像データ
が得られる。この領域は、例えば表示画面の大きさに対
応している。

文字コード記憶用メモリは上記地図面像記憶メモリの各
画素ないし画素ブロックに対応するメモリ領域を有して
おり、所定位置のメモリに文字データのコードを記憶し
てしている。そこで文字データ発生手段は、上記文字コ
ード記憶用メモリへの読み出しアドレスを変更すること
により上記所望領域に対応する領域の文字コード記憶用
メモリよりメモリデータを得て、このうちの、上記所定
位置にある文字コード記憶用メモリの文字コードより当
該位置に文字データを再現する。

しかる後に、表示手段は、上記地図面像データに文字デ
ータを重ねて表示する。

かくして、表示画面内で回転する地図面像のデータと地
図内の文字データはそれぞれ異なる手段により発生せし
められるから、地図面像の回転に無関係に文字は常に一
定姿勢で表示される。

［効果］ 以上の如く、本発明によれば、地図面像の操作に関係無
く地図上の文字を常に一定姿勢に維持できるから、例え
ばこれを車両ナビゲーションシステムに適用した場合に
は車両進行方向に応じて回転する地図面像上で文字の姿
勢は変化せず、良好な判読が可能である。

［実施例］ 第２図に地図面像表示装置のハード構成を示す。

地図面像データ発生回路１はビデオＲＡＭより構成され
る地図面像記憶メモリたるフレームメモリ（同格）を有
し、該フレームメモリの領域Ｆ（第３図）内には地名を
除いた地図面像データが記憶されている。上記領域Ｆは
後述する表示器の表示領域Ｓよりも大きく、上記発生回
路は、車両進行方向に応じて表示領域を変更設定するコ
ンピュータ３の信号を受けて上記フレームメモリに対す
る読み出しアドレスを変換演算し、地図面像データ中よ
り車両進行方向に応じた上記表示領域Ｓの地図面像デー
タを得て（第４図）、これを後段のデータ合成器２に直
列伝送する。

なお、上記コンピュータ３は車両の進行位置に応じて上
記フレームメモリ内の地図面像データを更新する。

ＲＡＭ４が設けられ、該ＲＡＭ４は上記フレームメモリ
の各画素、あるいは８×８画素等の画素ブロックに対応
して１アドレス（１ワード）を割り当てたメモリ領域Ｍ
を有し、コンピュータ３により上記地図面像データに対
応した所定位置のメモリに数字よりなる文字コードが記
憶せしめられる（第５図）。

上記各文字コードは後述するキャラクタジェネレータに
より発生せしめられる地名データに対応しており、その
−例を第６図に示す。

上記ＲＡＭ４のメモリデータはアドレス発生回路８より
発せられるアドレスに従って読み出され、二度読みを防
止するために読み出したアドレスの内容はクリヤされる
。上記アドレス発生回路８の出力アドレスは上記コンピ
ュータ３より指示された表示領域に応じて変換演算され
、この演算は上記地図面像データ発生回路１のアドレス
演算に対して１フイ一ルド分先行して行われる。

そして、上記アドレス発生回路８より与えられるアドレ
スにより読み出されるメモリ領域Ｍｓは地図面像の表示
領域に対応している（第７図）。

ＲＡＭ４の後段にはＲＡＩＶ１５が設けられ、該ＲＡＭ
５のメモリ領域は上記ＲＡＭ４の二倍とじである。しか
して、後述するラスクスキャン型表示器の垂直帰線時間
内に上記ＲＡＭ５の一方のメモリ領域がクリアされると
ともに、他方のメモリ領域には上記ＲＡＭ５より読み出
されたメモリデータがストアされる。

これらＲＡＭ４．５間のデータ転送はコントロール信号
発生回路９により制御され、この時のデータの流れを第
９図に示す。図中、ＲＡＭ５−１、ＲＡＭ５−２はそれ
ぞれＲＡＭ５の二つのメモリ領域を示し、「Ｒ」は読み
出し、ｒＷＪは書き込み、ｒｃＬＲＪはクリヤ、ｒＲ＋
ＣＬＲＪは読み出し後クリヤをそれぞれ表し、矢印はデ
ータの移動先を示す。

上記ＲＡＭ５のメモリデータはＣＲＴコントローラ１０
からのアドレス出力により読み出されてキャラクタジェ
ネレータ６に入力する。キャラクタジエネレ〜り６は上
記メモリデータ内の文字コードと上記ＣＲＴコントロー
ラ１０のラスクアドレスより文字フォントを出力する。

これを第８図に示す。なお、上記ＣＲＴコントローラと
しては日立製ＨＤ６８４５を使用できる。

上記キャラクタジェネレータ６より出力された文字フォ
ントは並列直列（Ｐ−３）変換回路７に入力して直列デ
ータに変換され、上記データ合成器２に入力する。

データ合成器２はこれに入力する直列の上記地図面像デ
ータと文字データを同期せしめて合成し、ラスタースキ
ャン型の表示器１１に送出する。

しかして、表示器１１には地図面像上に地名が重なって
表示され（第１０図）、この場合の文字は地図面像と同
一角度回転した位置で水平姿勢を維持し、容易に判読可
能である。

本実施例では文字コードめ記憶用ＲＡＭをコンピュータ
外に設けて、上記文字コードの位置を上記ＲＡＭの読み
出しアドレスを変更設定することにより決定し、キャラ
クタジェネレータにより上記文字コードを文字データに
変換しているから、コンピュータの処理負担が軽減され
るとともに高速応答性が得られる。

上記実施例では一体のＲＡＭ５のメモリ領歳を二つに分
割して使用したが、第１１図に示す如く、別体にＲＡＭ
５Ａ、５Ｂを一対設け、これらの前後に互いに逆接点に
投入されるセレクタ回路１２．１３を設けることにより
上記実施例と同様の効果を奏し、かつこの場合にはより
動作速度の低いＲＡＭを使用できる。

上記実施例のコンピュータ３とＲＡＭ４の間に、第１２
図の如く、バッファ用のＲＡＭ１４を設ければ、コンピ
ュータ３はＲＡＭ４に対する地図面像データ出力のうち
変更部のみを出力すれば良く、その負担を大幅に低減で
きる。この場合、ＲＡＭ１４．４間のデータ転送はＤＩ
ＶＩＡにより行なう。

地図面像データに対する文字データの遅れである１フイ
一ルド分は例えば１６．７ｍｓ程度であるから、通常の
表示では殆ど問題となることはなく、上記実施例めアド
レス発生回路に代えて地図面像データ発生回路１のアド
レス部１ａ（第１３図）の出力によりＲＡＭからのデー
タ読み出しをすることができる。

また、かかる構成とした場合、第１４図に示す如く、地
図面像データ発生回路１の後段にデイレイ回路１５を設
けて地図面像データを１フィールド分遅らせることによ
り、文字データとの整合を図ることも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のクレーム対応図、第２図ないし第１０
図は本発明の第１の実施例を示し、第２図は装置の全体
構成を示すブロック図、第３図は地図面像発生回路のフ
レームメモリに記憶された地図面像の概念図、第４図は
表示領域にある地図面像の概念図、第５図はＲＡＭ上の
コードデータの概念図、第６図はコードデータと地名の
対照表、第７図はＲＡＭの表示領域にあるコードデータ
の概念図、第８図はキャラクタジェネレータより発生せ
しめられる表示領域中の地名データの概念図、第９図は
ＲＡＭ間のデータ転送タイミングを示す図、第１０図は
表示器上の地図面像の正面図、第１１図は本発明の第２
の実施例を示す要部ブロック図、第１２図は本発明の第
３の実施例を示す要部ブロック図、第１３図は本発明の
第４の実施例を示す地図面像データ発生回路のブロック
図、第１４図は本発明の第５の実施例を示す要部ブロッ
ク図である。 １・・・地図面像データ発生回路 ２・・・データ合成器 ３・・・コンピュータ ４．５．５Ａ、５Ｂ、１４・・・ＲＡＭ６・・・キャラ
クタジェネレータ １１・・・表示器 １２．１３・・・セレクタ回路 １５・・・デイレイ回路 第３図 第６図 第７図 第８図 第９図 第１０図 第１１図 第１２ｗＪ 第１３図 第１４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　文字データを除く地図面像データを記憶した地
   図面像記憶メモリを有し、該メモリへの読み出しアドレ
   スを変更することにより所望領域の地図画像データを得
   る地図面像データ発生手段と、上記地図画像記憶メモリ
   の各画素ないし画素ブロックに対応するメモリ領域を有
   し、所定位置のメモリに文字データのコードを記憶した
   文字コード記憶用メモリと、上記文字コード記憶用メモ
   リへの読み出しアドレスを変更することにより上記所望
   領域に対応する領域の文字コード記憶用メモリよりメモ
   リデータを得て、このうちの、上記所定位置にある文字
   コード記憶用メモリの文字コードより当該位置に文字デ
   ータを再現する文字データ発生手段と、上記地図面像デ
   ータに上記文字データを重ねて表示する表示手段とを具
   備する地図面像表示装置。
2. （２）　上記文字データ発生手段は、上記文字コードに
   対応する文字データを記憶する文字データ記憶メモリを
   有する特許請求の範囲第１項記載の地図面像表示装置。