JPH01152033A - インフレーションフイルム成形方法及びその装置 - Google Patents
インフレーションフイルム成形方法及びその装置Info
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- JPH01152033A JPH01152033A JP62311434A JP31143487A JPH01152033A JP H01152033 A JPH01152033 A JP H01152033A JP 62311434 A JP62311434 A JP 62311434A JP 31143487 A JP31143487 A JP 31143487A JP H01152033 A JPH01152033 A JP H01152033A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/88—Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
- B29C48/911—Cooling
- B29C48/9115—Cooling of hollow articles
- B29C48/912—Cooling of hollow articles of tubular films
- B29C48/913—Cooling of hollow articles of tubular films externally
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/09—Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels
- B29C48/10—Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels flexible, e.g. blown foils
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- Thermal Sciences (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はインフレーションフィルム成形方法及びその
装置に関する。
装置に関する。
(従来技術と子の問題点)
この種のインフレーションフィルム成形装置としては種
々のものが開発され、使用されている。
々のものが開発され、使用されている。
殊に、高速成形装置においては、成形ダイに設けた環状
吐出口から押出された溶融状態のバブルを冷却する際に
、エアリングから吹き出す冷風量を増加させると、バブ
ルが振動したり、ベンチュリー効果が過剰となりバブル
の安定性が損なわれ、成形したフィルムに皺、偏肉部分
が生じる欠点がある。
吐出口から押出された溶融状態のバブルを冷却する際に
、エアリングから吹き出す冷風量を増加させると、バブ
ルが振動したり、ベンチュリー効果が過剰となりバブル
の安定性が損なわれ、成形したフィルムに皺、偏肉部分
が生じる欠点がある。
単一の冷風環状吹き出し口を有するエアリングを用いた
成形装置においては、冷風量の供給に限界があり、高速
引取速度による高速成形の場合には、エアリングによる
バブルの冷却がフィルムの成形速度に追い着かず、バブ
ルのフロストラインが下流側へ移行し、即ち上昇してし
まい、バブルが不安定となり、振動しやすくなる。
成形装置においては、冷風量の供給に限界があり、高速
引取速度による高速成形の場合には、エアリングによる
バブルの冷却がフィルムの成形速度に追い着かず、バブ
ルのフロストラインが下流側へ移行し、即ち上昇してし
まい、バブルが不安定となり、振動しやすくなる。
前機バブルの振動の発生は、バブルの引取方向に階層的
に設けた主吹き出し口と補助吹き出し口とを有する二段
吹き出し式のエアリングにおいても生じる。
に設けた主吹き出し口と補助吹き出し口とを有する二段
吹き出し式のエアリングにおいても生じる。
この二段吹き出し式のエアリングは1種々間発されてお
り、その数例をあげれば、特開昭57−115320号
、特開昭60−172522号の各公報がある。
り、その数例をあげれば、特開昭57−115320号
、特開昭60−172522号の各公報がある。
殊に前記公報のうち、後者の公報においては、主吹き出
し口を構成する内、外の円筒状リップ1.2の下流端は
、上流端から下流端に向け、拡径する環状テーパ面3.
4としてあり、これらテーパ面3,4と融軟状態のバブ
ル8間を流れる冷風が高速となり、ベンチュリー作用に
よりこれら2箇所のテーパ面3.4にこのバブルBが過
剰に吸い寄せられ、バブルBが微振動を繰り返すことと
なり、フィルムの皺の原因になると共に、最悪の場合に
はバブルBがこれらテーパ面1.2位置で破断し成形が
中断してしまう傾向にある(第2図参照)。
し口を構成する内、外の円筒状リップ1.2の下流端は
、上流端から下流端に向け、拡径する環状テーパ面3.
4としてあり、これらテーパ面3,4と融軟状態のバブ
ル8間を流れる冷風が高速となり、ベンチュリー作用に
よりこれら2箇所のテーパ面3.4にこのバブルBが過
剰に吸い寄せられ、バブルBが微振動を繰り返すことと
なり、フィルムの皺の原因になると共に、最悪の場合に
はバブルBがこれらテーパ面1.2位置で破断し成形が
中断してしまう傾向にある(第2図参照)。
また、この内、外の円筒状リップ1.2のうち、外側の
もの1のみに前記テーパ面3を設け、内側のもの2の下
流端はバブルの流れ方向に沿ってストレートで丸み5を
帯びたものにした場合には、上流側の補助吹き出し口か
らの風量は下流側の主吹き出し口からの風量に対して4
分の1乃至6分の1程度としであるため、主吹き出し口
からの大風量の冷風により、内側の円筒状のリップ2の
下流端位置と外側の円筒状のリップ1の下流端位置との
間を通過中の融軟状態のバブルBは内方へ過度に圧縮さ
れ撓むとともに、この外側の円筒状のリップ1の下流端
に設けたテーパ面3においてこのバブルBはベンチュリ
ー作用を受けて過剰にこのテーパ面3側へ吸い寄せられ
バブルBに繰返し振動が発生し、前記同様成形したフィ
ルムに偏肉、皺が発生するという問題点がある(第3図
参照)。
もの1のみに前記テーパ面3を設け、内側のもの2の下
流端はバブルの流れ方向に沿ってストレートで丸み5を
帯びたものにした場合には、上流側の補助吹き出し口か
らの風量は下流側の主吹き出し口からの風量に対して4
分の1乃至6分の1程度としであるため、主吹き出し口
からの大風量の冷風により、内側の円筒状のリップ2の
下流端位置と外側の円筒状のリップ1の下流端位置との
間を通過中の融軟状態のバブルBは内方へ過度に圧縮さ
れ撓むとともに、この外側の円筒状のリップ1の下流端
に設けたテーパ面3においてこのバブルBはベンチュリ
ー作用を受けて過剰にこのテーパ面3側へ吸い寄せられ
バブルBに繰返し振動が発生し、前記同様成形したフィ
ルムに偏肉、皺が発生するという問題点がある(第3図
参照)。
(解決しようとする問題点)
この発明は、前記従来技術の欠点を改善し。前記テーパ
ー面の形状を改良することによりバブルを過吸引、過圧
迫することなく安定よく背成形可能としたインフレーシ
ョンフィルム成形方法及びその装置を提供することを目
的とする。
ー面の形状を改良することによりバブルを過吸引、過圧
迫することなく安定よく背成形可能としたインフレーシ
ョンフィルム成形方法及びその装置を提供することを目
的とする。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、成形ダイの環状吐出口から押し出された融
軟状態のバブル外周に沿いエアリングより吹き出す冷風
を流しバブルを外周面から冷却しインフレーションフィ
ルムを成形する方法において。
軟状態のバブル外周に沿いエアリングより吹き出す冷風
を流しバブルを外周面から冷却しインフレーションフィ
ルムを成形する方法において。
前記エアリングにおける冷風環状吹き出し口を形成する
内側、外側のそれぞれの円筒状リップのテーパ面とバブ
ルとの間を通過する冷風速度を減速してフィルムを成形
することを特徴とするインフレーションフィルム成形方
法である。
内側、外側のそれぞれの円筒状リップのテーパ面とバブ
ルとの間を通過する冷風速度を減速してフィルムを成形
することを特徴とするインフレーションフィルム成形方
法である。
この第2番目の発明は、成形用ダイの環状吐出口の下流
側に、前記環状吐出口から押し出された融軟状態のバブ
ル外周に沿い冷風を吹き出して流しバブルを外周面から
冷却するエアリングが設けてあるインフレーションフイ
ルム成形装置において、 前記エアリングにおける冷風環状吹き出し口を形成する
内側、外側のそれぞれの円筒状リップの下流端近傍に位
置する内周面は滑らかな曲面で連なり、下流側の径が上
流側の径よりも大きな段差が形成され、その段差肩部に
よって円周方向に環状に窪んだ冷風速度減速部を形成し
てあり、この冷風速度減速部から下流側に連なる垂直な
円筒面の下流端縁は丸みを帯びていることを特徴とする
インフレーションフィルム成形装置である。
側に、前記環状吐出口から押し出された融軟状態のバブ
ル外周に沿い冷風を吹き出して流しバブルを外周面から
冷却するエアリングが設けてあるインフレーションフイ
ルム成形装置において、 前記エアリングにおける冷風環状吹き出し口を形成する
内側、外側のそれぞれの円筒状リップの下流端近傍に位
置する内周面は滑らかな曲面で連なり、下流側の径が上
流側の径よりも大きな段差が形成され、その段差肩部に
よって円周方向に環状に窪んだ冷風速度減速部を形成し
てあり、この冷風速度減速部から下流側に連なる垂直な
円筒面の下流端縁は丸みを帯びていることを特徴とする
インフレーションフィルム成形装置である。
(作 用)
この第2番目の装置発明の作用を第1番目の方法発明と
併せて次に説明する。
併せて次に説明する。
成形用ダイの環状吐出口から押し出された融軟状態のバ
ブルは、この押出直後にエアリングにより外部から冷却
され、縦方向に延伸された後、エアシリングを通過しフ
ロストラインにおいて一気に半径方向へ延伸膨張され、
所定幅のインフレーシミンフイルムとなり巻取られる。
ブルは、この押出直後にエアリングにより外部から冷却
され、縦方向に延伸された後、エアシリングを通過しフ
ロストラインにおいて一気に半径方向へ延伸膨張され、
所定幅のインフレーシミンフイルムとなり巻取られる。
このエアシリングにおける冷却作用は次の通りである。
前記エアリングの冷風環状吹き出し口を形成する前記リ
ップの段差部とバブル間を通過しようとする冷風の流れ
は、段差の盾部によって形成した冷風速度減速部におい
てバブルの半径方向外側へ拡がり、その流速が減速され
るとともに、バブルリップ先端部に吸い寄せるベンチュ
リー作用が緩和されると同時に、この冷風環状吹き出し
口内のエア圧が若干低下し、バブルを両リップ間で下流
方向へ急激に押し上げる力がバブルに作用しなくなり、
この冷風速度減速部で減速された冷風は、次いで垂直な
円筒面に添い下流側へ流れ、その丸みのある下流側端縁
よりバブルに添い流下していき、バブルを半径方向内方
へ過圧迫せずに、バブルを外周より支持しつつ冷却して
ゆく。
ップの段差部とバブル間を通過しようとする冷風の流れ
は、段差の盾部によって形成した冷風速度減速部におい
てバブルの半径方向外側へ拡がり、その流速が減速され
るとともに、バブルリップ先端部に吸い寄せるベンチュ
リー作用が緩和されると同時に、この冷風環状吹き出し
口内のエア圧が若干低下し、バブルを両リップ間で下流
方向へ急激に押し上げる力がバブルに作用しなくなり、
この冷風速度減速部で減速された冷風は、次いで垂直な
円筒面に添い下流側へ流れ、その丸みのある下流側端縁
よりバブルに添い流下していき、バブルを半径方向内方
へ過圧迫せずに、バブルを外周より支持しつつ冷却して
ゆく。
(効 果)
第1番目の方法発明においては、円筒状リップのテーパ
面とバブルとの間を通過する冷風速度を減速することに
より、融軟状態のバブルがリップ先端に過吸引されたり
、バブルが内方へ過圧迫される現象を未然に防止でき、
成形用ダイの環状吐出口の直後において、バブルを外周
よりの冷風により安定良く支持し、かつテーパ面と所定
の間隙をおいて、引取速度に見合う冷風速度でバブルを
冷却することができる。
面とバブルとの間を通過する冷風速度を減速することに
より、融軟状態のバブルがリップ先端に過吸引されたり
、バブルが内方へ過圧迫される現象を未然に防止でき、
成形用ダイの環状吐出口の直後において、バブルを外周
よりの冷風により安定良く支持し、かつテーパ面と所定
の間隙をおいて、引取速度に見合う冷風速度でバブルを
冷却することができる。
第2番目の装置発明においては、前記第1番目の方法発
明を実施できるとともに、冷風速度減速部から下流側に
連なる垂直な円筒面の下流端縁は丸味を帯びた形状とし
であるため、この減速部で減速された冷風を加速するこ
となく下流側へ流下でき、バブルをこのリップ位置で過
吸引、過圧迫することなく安定良く支持し冷却できる。
明を実施できるとともに、冷風速度減速部から下流側に
連なる垂直な円筒面の下流端縁は丸味を帯びた形状とし
であるため、この減速部で減速された冷風を加速するこ
となく下流側へ流下でき、バブルをこのリップ位置で過
吸引、過圧迫することなく安定良く支持し冷却できる。
(実施例)
次に、この装置発明の代表的な実施例を説明する。
第1図において、Aはインフレーションフィルム成形装
置であり、その成形用ダイ10の環状吐出口11の下流
側にはエアリング12が設けである。
置であり、その成形用ダイ10の環状吐出口11の下流
側にはエアリング12が設けである。
このエアリング12は上流側の環状補助吹出口13と、
下流側の環状主吹出口14を有する二段吹き出し式のエ
アリングとしである。
下流側の環状主吹出口14を有する二段吹き出し式のエ
アリングとしである。
15は送風機(図示せず)に連通するエアリング12の
冷風供給路であり、この冷風供給路15は前記主吹出口
14に連通しているとともに、この主吹出口14近傍に
おいてこの冷風供給路15の分岐路16は前記上流側の
補助吹出口13に環状空気室17を介して連通している
。
冷風供給路であり、この冷風供給路15は前記主吹出口
14に連通しているとともに、この主吹出口14近傍に
おいてこの冷風供給路15の分岐路16は前記上流側の
補助吹出口13に環状空気室17を介して連通している
。
前記補助吹出口13は前記ダイ10の環状吐出口11の
近傍で上向きに開口し、前記主吹出口14の冷風量はこ
の補助吹出口13からの冷風量の4倍乃至6倍としであ
る。
近傍で上向きに開口し、前記主吹出口14の冷風量はこ
の補助吹出口13からの冷風量の4倍乃至6倍としであ
る。
前記主吹出口14は成形用ダイ10と同一軸線上に配置
された内、外円筒状リップ18.19により形成されて
いる。
された内、外円筒状リップ18.19により形成されて
いる。
前記各リップ18.19のうち、外側の円筒状リップ1
9は内側の円筒状リップ18より高くしてあり、各リッ
プ18.19は平坦で垂直な内、外円筒面(20,21
)、(22,23)を有し、内側の円筒面2o、22の
先端部りには、外側に滑らかに凹んだ円周方向の窪み2
4.25が形成され、冷風速度減速部としである。この
窪み24.25はこの内側の円筒面20,22に対して
角度θ=30°〜60″の範囲で傾斜している。
9は内側の円筒状リップ18より高くしてあり、各リッ
プ18.19は平坦で垂直な内、外円筒面(20,21
)、(22,23)を有し、内側の円筒面2o、22の
先端部りには、外側に滑らかに凹んだ円周方向の窪み2
4.25が形成され、冷風速度減速部としである。この
窪み24.25はこの内側の円筒面20,22に対して
角度θ=30°〜60″の範囲で傾斜している。
この窪み24.25において、上流側より下流側の方の
大きな段差が形成され、この段差の肩部によって円周方
向に窪んだ前記冷風速度減速部24.25が形成されて
いる。
大きな段差が形成され、この段差の肩部によって円周方
向に窪んだ前記冷風速度減速部24.25が形成されて
いる。
各窪みからなる冷風速度減速部24.25から下流側に
、前記円筒面(20,21)、(22,23)に対して
平行な短寸の円筒面26.27が滑らかな湾曲面28.
29を介して連なって設けてあり、この短寸の円筒面2
6.27と外側の円筒面21.23が出合うリップ18
.19の先端縁、即ち下流端縁30.31は丸味を付け
である。
、前記円筒面(20,21)、(22,23)に対して
平行な短寸の円筒面26.27が滑らかな湾曲面28.
29を介して連なって設けてあり、この短寸の円筒面2
6.27と外側の円筒面21.23が出合うリップ18
.19の先端縁、即ち下流端縁30.31は丸味を付け
である。
(実施例の作用)
前記実施例の作用は次の通りである。
前記成形ダイ10の環状吐出口11から押し出された直
後の融軟なバブルBは、エアリング12の補助吹出口1
3から上向きに吹き出し前記内側円筒状リップ18の内
側円筒面に沿い流れる少量の冷風により半径方向への膨
脹を抑制されつつ冷却され、その引取り方向へ延伸され
る。
後の融軟なバブルBは、エアリング12の補助吹出口1
3から上向きに吹き出し前記内側円筒状リップ18の内
側円筒面に沿い流れる少量の冷風により半径方向への膨
脹を抑制されつつ冷却され、その引取り方向へ延伸され
る。
次いで、この補助吹出口13から出た冷風が前記内側円
筒状リップ19の窪みたる冷風速減速部24に達すると
、冷風は、この窪み24に沿い半径方向外方へ拡散し、
その上昇速度を減速された後、再び短寸の円筒面26に
沿い上昇し続け、この減速した状態で、その先端縁30
とバブル8間を通過する。この結果、冷風速度は高速と
ならず適度に減速され、冷風は強風化せずに、即ちベン
チュリー作用による過吸引力及び過圧迫力をバブルBに
作用せず、適正寸法リップ19の先端縁から離間した状
態にバブルBをこの冷風により支持し、引取り方向に更
に延伸する。
筒状リップ19の窪みたる冷風速減速部24に達すると
、冷風は、この窪み24に沿い半径方向外方へ拡散し、
その上昇速度を減速された後、再び短寸の円筒面26に
沿い上昇し続け、この減速した状態で、その先端縁30
とバブル8間を通過する。この結果、冷風速度は高速と
ならず適度に減速され、冷風は強風化せずに、即ちベン
チュリー作用による過吸引力及び過圧迫力をバブルBに
作用せず、適正寸法リップ19の先端縁から離間した状
態にバブルBをこの冷風により支持し、引取り方向に更
に延伸する。
また、前記主吹出口14からバブルBに向は吹出す冷風
は、内側の円筒状リップ18と外側の円筒状リップ19
間を層流となって流れ、この途中において、補助吹出口
13より内側の円筒状リップ18の先端縁30を超えて
流れてくる減速状態の冷風と合流し、前記2つのリップ
18.19の先端縁30と31間に位置するバブルを下
流側より支持し、半径方向への膨脹を抑制しつつバブル
Bを外周面から冷却支持する。
は、内側の円筒状リップ18と外側の円筒状リップ19
間を層流となって流れ、この途中において、補助吹出口
13より内側の円筒状リップ18の先端縁30を超えて
流れてくる減速状態の冷風と合流し、前記2つのリップ
18.19の先端縁30と31間に位置するバブルを下
流側より支持し、半径方向への膨脹を抑制しつつバブル
Bを外周面から冷却支持する。
この主吹出口14における外側の円筒状リップ19の内
側円筒面22に沿い流れる冷風の一部は。
側円筒面22に沿い流れる冷風の一部は。
その先端部の、前記窪みたる冷風速減速部25に沿い拡
散し、その上昇速度を減速される。
散し、その上昇速度を減速される。
この結果、このリップ19の先端近傍においても冷風は
強風化せずに、即ちベンチュリー作用による過吸引力及
び過圧迫力をバブルに作用せず、適宜テーパー面から離
間した状態で、バブルBをこの冷風により支持し、引取
り方向に更に延伸する。
強風化せずに、即ちベンチュリー作用による過吸引力及
び過圧迫力をバブルに作用せず、適宜テーパー面から離
間した状態で、バブルBをこの冷風により支持し、引取
り方向に更に延伸する。
このように縦延伸を受けたバブルBは、振動を伴わずに
上方へ引き取られてゆき、フロストラインにおいて一気
に半径方向に膨張され、延伸されて所定幅で縦横の延伸
率がバランスしたフィルムFを高速で成形加工する。
上方へ引き取られてゆき、フロストラインにおいて一気
に半径方向に膨張され、延伸されて所定幅で縦横の延伸
率がバランスしたフィルムFを高速で成形加工する。
なお、前記実施例では二段吹き出し式としてエアリング
12を説明したが、単段、即ち単一の冷風環状吹き出し
口を持つエアリングとしてもこの発明としては同一であ
る。
12を説明したが、単段、即ち単一の冷風環状吹き出し
口を持つエアリングとしてもこの発明としては同一であ
る。
(実施例特有の効果)
前記エアリング12を、小風量の補助吹き出し口13と
、主吹き出し口14を有する二段吹き出し式のエアリン
グとし、補助吹き出し口13の風量の4乃至6倍吹き出
し風量に主吹き出し口14の風量を設定した態様におい
ても、バブルBを前記各リップ18.19の先端部に過
吸引、過圧迫すること無く、安定良く支持し効率良く冷
却して、縦横延伸率がバランスしたインフレーションフ
ィルムを成形できる。
、主吹き出し口14を有する二段吹き出し式のエアリン
グとし、補助吹き出し口13の風量の4乃至6倍吹き出
し風量に主吹き出し口14の風量を設定した態様におい
ても、バブルBを前記各リップ18.19の先端部に過
吸引、過圧迫すること無く、安定良く支持し効率良く冷
却して、縦横延伸率がバランスしたインフレーションフ
ィルムを成形できる。
図はこの発明に係わるもので、第1図はこの装置発明の
実施例を示す半裁概略図、第2図及び第3図は従来技術
の成形装置の半裁概略図である。 図中の符号 24.25・・・冷風速度減速部。
実施例を示す半裁概略図、第2図及び第3図は従来技術
の成形装置の半裁概略図である。 図中の符号 24.25・・・冷風速度減速部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)成形ダイの環状吐出口から押し出された融軟状態の
バブル外周に沿いエアリングより吹き出す冷風を流しバ
ブルを外周面から冷却しインフレーションフイルムを成
形する方法において、前記エアリングにおける冷風環状
吹き出し口を形成する内側、外側のそれぞれの円筒状リ
ップのテーパ面とバブルとの間を通過する冷風速度を減
速してフィルムを成形することを特徴とするインフレー
ションフイルム成形方法。 2)成形用ダイの環状吐出口の下流側に、前記環状吐出
口から押し出された融軟状態のバブル外周に沿い冷風を
吹き出して流しバブルを外周面から冷却するエアリング
が設けてあるインフレーションフイルム成形装置におい
て、 前記エアリングにおける冷風環状吹き出し口を形成する
内側、外側のそれぞれの円筒状リップの下流端近傍に位
置する内周面は滑らかな曲面で連なり下流側径が上流側
の径よりも大きな段差が形成され、その段差肩部によっ
て外側円周方向に環状に窪んだ冷風速度減速部を形成し
てあり、この冷風速度減速部から下流側に連なる垂直な
円筒面の下流端縁は丸みを帯びていることを特徴とする
インフレーションフイルム成形装置。 3)前記エアリングには成形ダイ寄りに小風量の補助吹
き出し口が設けてあり、この補助吹き出し口より下流側
に補助吹き出し口の風量の4乃至6倍吹き出し風量を有
する前記冷風環状吹き出し口が主吹き出し口として設け
てあり、前記エアリングが二段吹き出し式のエアリング
としてある特許請求の範囲第2項記載のインフレーショ
ンフイルム成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62311434A JPH07102611B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | インフレーションフイルム成形方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62311434A JPH07102611B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | インフレーションフイルム成形方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01152033A true JPH01152033A (ja) | 1989-06-14 |
JPH07102611B2 JPH07102611B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=18017165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62311434A Expired - Lifetime JPH07102611B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | インフレーションフイルム成形方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07102611B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10164771B4 (de) * | 2000-03-13 | 2006-07-20 | Nippon Telegraph And Telephone Corp. | Kapazitätsabschätzungsverfahren und -vorrichtung für Lithium-Ionenzellen und Lithium-Ionenbatterien |
CN110832333A (zh) * | 2018-02-09 | 2020-02-21 | 株式会社Lg化学 | 用于估计二次电池的状态的设备和方法 |
-
1987
- 1987-12-09 JP JP62311434A patent/JPH07102611B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10164771B4 (de) * | 2000-03-13 | 2006-07-20 | Nippon Telegraph And Telephone Corp. | Kapazitätsabschätzungsverfahren und -vorrichtung für Lithium-Ionenzellen und Lithium-Ionenbatterien |
DE10164770B4 (de) * | 2000-03-13 | 2006-07-20 | Nippon Telegraph And Telephone Corp. | Kapazitätsabschätzungsverfahren, Degradationsabschätzungsverfahren und Degradationsabschätzungsvorrichtung für Lithium-Ionenzellen und Lithium-Ionenbatterien |
DE10164772B4 (de) * | 2000-03-13 | 2006-09-07 | Nippon Telegraph And Telephone Corp. | Kapazitätsabschätzungsverfahren, Degradationsabschätzungsverfahren und Degradationsabschätzungsvorrichtung für Lithium-Ionenzellen und Lithium-Ionenbatterien |
CN110832333A (zh) * | 2018-02-09 | 2020-02-21 | 株式会社Lg化学 | 用于估计二次电池的状态的设备和方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07102611B2 (ja) | 1995-11-08 |
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