JPH01143383A - 光電子集積回路およびその製造方法 - Google Patents

光電子集積回路およびその製造方法

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JPH01143383A
JPH01143383A JP30224687A JP30224687A JPH01143383A JP H01143383 A JPH01143383 A JP H01143383A JP 30224687 A JP30224687 A JP 30224687A JP 30224687 A JP30224687 A JP 30224687A JP H01143383 A JPH01143383 A JP H01143383A
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JP
Japan
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layer
type
conductivity type
optical waveguide
emitter
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JP30224687A
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Seiji Onaka
清司 大仲
Atsushi Shibata
淳 柴田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、半導体レーザや発光ダイオードなどの発光素
子とこれらの発光素子を駆動するためのへテロ接合バイ
ポーラトランジスタ(HBT)などの電気素子を同一基
板上に集積化した光電子集積回路装置(○EIC)およ
びその製造方法に関する。
3ヘーノ 従来の技術 半導体レーザや発光ダイオードなどの発光素子とこれら
の発光素子を駆動するためのへテロ接合バイポーラトラ
ンジスタなどの電気素子を同一の基板上に集積化した光
電子集積回路装置はLANや石英ファイバーを使った長
距離光ファイバー通信ヤコンピュータ間の光ファイバー
による高速データ通信などに用いる光源として高性能、
高信頼。
低価格が期待されている。光電子集積回路装置に関して
は種々の提案がある。
たとえばアプライド・フィジックス・レターズの第46
巻、191〜193ページ(1984年刊)にあるよう
に埋め込みへテロ構造(BH)レーザとへテロ接合バイ
ポーラトランジスタトラ集積化した従来例がある。以下
にその従来例の製造方法および構造について述べる。第
2図aに示すようにN型InP基板301上にダブルへ
テロ接合(DH)を形成するようにN IJ InPク
ラッド層3o2(キャリア密度5 X 10”cm−3
,厚さ6μm)、InGaAsP活性層3o3(バンド
ギャップ波長λ(J : 1.3 μm 、厚さ0.1
5 μm)、P型IZIPクラッド層304(キャリア
密度5×1017画一6.厚さ2.5μm)およびP型
I nGaAs P コンタクト層(バンドギャップ波
長λg=1.3μm。
厚さ0.5μm)を順次液相エピタキシャル(LPE)
法によって形成する。次に熱CVD法で形成した厚さ5
0nmのシリコン酸化膜(S 102膜)306をたと
えば幅7μmのストライプ状に形成し、このシリコン酸
化膜306をマスクとしてメタノールで2重量パーセン
トに希釈した臭素で第2図すに示すような逆メサ形状3
07を形成する。その後液相エピタキシャル法で逆メサ
形状307をP型InP分離層311(キャリア密度1
×10 口 。
厚さ1 μm )、N5InPコレクタ層312(キャ
リア密度I Xl 017ff−3,厚さ2μm)、P
型InGaAsPベース層313(バンドギャップ波長
λq−1,1μm、キャリア密度lX10  CIII
厚さ0.3μm ) 、 N型InPxミッタ層314
(キャリア密度5 X 10”ff1−3.厚さ0.7
μm)およヒN 5 I n G a A s P エ
ミッタコンタクト層3166ベーノ (バンドギャップ波長λg = 1.3μm 、キャリ
ア密度I X 1018(7ff−3,厚さ0.5μm
)で順次埋め込む〔第2図C〕。
次にレーザ部316とへテロ接合バイポーラトランジス
タ部317内のエミッタコンタクト層315の表面に厚
さ200膜mのシリコン窒化膜(S13N4膜)をプラ
スCVD法によって堆積し、これをマスクとしてH2S
O4:H2O2:H20=1:1:5の混合液でエミッ
タコンタクト層316を選択的にエツチングする。次に
新たに堆積した厚さ300 n mのシリコン窒化膜3
18をマスクとしてエミッタ層314およびベース層3
13をそれぞれHCI : H3P04=1 : 2の
混合液およびH2BO3:H2O2:H20=1:1:
5の混合液で選択的にエツチングしてトランジスタ部分
3170メサを形成すると第2図dに示す形状になる。
その後、新たに堆積し厚さ300 n mのシリコン窒
化膜319と厚さ200 n mのシリコン酸化膜32
0からなる2層膜に開孔を穿ち2層膜319゜A−7 320をマスクとしてP型の不純物であるZnをZ n
 P 2を拡散源となる封管拡散法によってP型InP
分離層311に達するまで500°C1時間の拡散を行
って、ヘテロ接合バイポーラトランジスタ素子間の分離
を行うための分離拡散領域321を形成する。さらに、
2層膜319.320のグラフトベース領域に開孔を穿
ちP型の不純物であるZnをZ n P 2を拡散源と
する封管拡散法によってベース層313に達するまで6
00°C10分間の拡散を行ってグラフトベース領域3
22を形成すると第2図eに示すようになる。
次に、2層膜319.320を全面除去した後厚さ40
0 n mのシリコン酸化膜323を堆積して、厚さ1
0/15/300nmのAu/Sn/Auを蒸着してリ
フトオフ法によシアミッタ電極324゜コレクタ電極3
26を形成する。さらに厚さ10/10 / 300 
n mのAu/Zn/Auを蒸着してリフトオフ法によ
シアノード電極326.ベース電極327.     
   分離電極328を形成すると第2図fに示すよう
になる。
7ヘーノ゛ 次に、レーザ部316とへテロ接合バイポーラトランジ
スタ部317とを電気的に分離するためシリコン酸化膜
323に開孔を設けHCI :H3P04=1:2の混
合液でコレクタ層312および分離層311をエツチン
グして分離溝を形成し、第2図qに示すように絶縁性樹
脂329を分離溝に埋め込む。
次に厚さ100/11000nのTi/Auを蒸着して
リフトオフ法によシ素子間の電極配線330を形成する
。次にN型InP基板301の厚みが100μmになる
ように裏面を研磨して厚さ10/ 15/ s o o
 n mのAu/Sn/Auを蒸着してカソード電極3
31を形成すると第2図りに示すようなりHレーザとへ
テロ接合バイポーラトランジスタとを集積化した光電子
集積回路ができ上がる。
第3図に第2図の従来例の光電子集積回路の等価回路を
示す。この光電子集積回路においてはへテロ接合バイポ
ーラトランジスタが3i子集i化されており、これらは
BHレーザを駆動するための差動スイッチを構成してお
り、BHレーザに近接してヘテロ接合バイポーラトラン
ジスタが設けられているので素子間の配線の寄生容量が
小さく高速動作が可能であるという特徴がある。また、
埋め込IKへテロ接合バイポーラトランジスタを形成し
ているのでエピタキシャル成長の回数が2回と少なく、
製作が容易な構成になっている。
発明が解決しようとする問題点 上述の従来の光電子集積回路において動作速度をI G
Hz以上に高速化しようとする場合、P型InP埋め込
み層がへテロ接合バイポーラトランジスタのコレクタ層
とBHレーザのN型InPクラッド層とほぼ全面にわた
ってPN接合を形成しているため接合容量が大きく、ま
たコレクタ層の抵抗を下げようとするとコレクタ層と分
離層との耐圧の関係から耐圧を10V以上にするために
はコレクタ層のキャリア密度を2 XI O”(7ff
−6以上に高くすることができないためコレクタ抵抗が
高く高速化の障害となっていた。
また、従来例においてはへテロ接合バイポーラ9・・−
7 トランジスタの各層の形成を2回目の液相エピタキシャ
ル成長で行っているが、このときはすでに逆メサ形状が
形成されており表面が平坦ではないため各層の膜厚は面
内で不均一に々っている。したがってベース層の厚さも
ヘテロ接合バイポーラトランジスタ素子によって異なっ
ており、電流増幅率も素子によって異なっていた。この
不均一性は光電子集積回路の集積度を高めていく際に問
題となってくる。
サラニ、ヘテロ接合バイポーラトランジスタを高速化し
ようとする場合、ベースのキャリア密度を上げてベース
抵抗を低減し、ベースと接するコレクタのキャリア密度
を下げてコレクタ容量を低減する必要があるが、ベース
のキャリア密度を上げようとすると2度目の液相エピタ
キシャル成長の際にベースの不純物(たとえばZn )
がコレクタ側に再拡散してし丑ってベース内に少数キャ
リアの拡散を阻止するバンドギャップが広い層ができて
電流増幅率を低下させてしまうという問題もあった。
oA−7 また、従来例では分離拡散領域およびグラフトベース領
域を形成するために熱拡散を行っているが、この熱処理
によってヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびレー
ザが熱劣化を引き起こし歩留まりが低下するという問題
点もあった。
問題点を解決するだめの手段 本発明は上述のような従来の光電子集積回路の高速化、
高集積化における問題点を解決するためになされたもの
で、半絶縁性基板上にN型のクラッド層、前記N型のク
ラッド層よりもバンドギャップが小さい活性層および前
記活性層よりもバンドギャップが大きいP型の光導波層
が形成されており、前記P型光導波層の表面に部分的に
前記光導波層よりもバンドギャップが広いN型のエミッ
タ層および電流ブロック層が形成されており、また前記
P型光導波層の表面に前記N型エミッタ層を取り囲みさ
らに前記N型電流ブロック層に設けられだス1−ライブ
状の溝部を埋め込むようにP型のクラッド層が形成され
ていて、テロ接合バイポーラトランジスタおよびレーザ
が構成されている11、−ノ ことを特徴とするものである。
作   用 上述の構成により本発明の光電子集積回路はレーザのN
5クラッド層とへテロ接合バイポーラトランジスタのコ
レクタ層、レーザのp25光導波層とへテロ接合バイポ
ーラトランジスタのベース層。
レーザのN5電流ブロック層とへテロ接合バイポーラト
ランジスタのエミッタ層、レムザのP型クラッド層とへ
テロ接合バイポーラトランジスタのグラフトベース層が
それぞれ共通であるという簡単な構造を有しており、ベ
ース層の形成は平坦な基板の表面に液相エピタキシャル
成長するので厚さは均一であり電流増幅率の素子間の不
均一性が少なくなるという作用を有する。また、グラフ
トベース領域や分離領域を形成するための熱拡散工程が
なくなるので従来発生していた熱拡散によるヘテロ接合
バイポーラトランジスタやレーザの特性劣化がないとい
う作用も有する。
さらに、上述の構成によればP型の分離層を必要としな
いので寄生容量が小さく、またベースと接するコレクタ
層のキャリア密度を下げることができるのでコレクタ容
量を小さくすることができ、半絶縁性基板と接するコレ
クタ層のキャリア密度を高くすることができるのでコレ
クタ抵抗を小さくすることができ、動作速度を高速化す
ることができる。
実施例 以下、本発明をInP / I nGaAsP系光電子
集積回路装置に応用した場合の実施例にしたがって説明
する。
第1図a〜fは、本発明の一実施例の光電子集積回路装
置の製造工程を示す断面構造図である。
第1図aに示すように(100)面を主面とする半絶縁
性InP基板101上にN+ mの高キャリア密度In
Pクラッド層1o2(たとえばキャリア密度I X 1
018tyn−3,厚さ1 μm)、N型の低キャリア
密度InPクラッド層103(たとえばキャリア密度l
X10”α−辱、厚さ1μm)、前記N型InPクラッ
ド層103よりもバンドギャップが小さいInGaAs
P活性層104(たとえばバンド13A−ノ ギヤツブ波長2μm1.3μm、厚さ00158m)、
前記活性層104よりもバンドギャップが大きいP型の
InGaAsP光導波層106(たとえばバンドギャッ
プ波長λq−1,1μm 、キャリア密度3 X 10
”7m−3,厚さ0.3 μm )、N型InPエミッ
タ層1o6(たとえばキャリア密度5X10”備−3,
厚さ1μm)およびN型InGaAsPエミッタコンタ
クト層1o7(たとえばバンドギャップ波長λg= 1
.3 μm  、キャリア密度I X 1018cm−
3゜厚さ0.5μm)を順次液相エピタキシャル法によ
って形成する。
次に、たとえばプラズマCVD法で堆積した厚さ300
 n mのシリコン窒化膜108にレーザ部はたとえば
幅1μmのストライプ状にくoll〉方向と平行に開孔
を穿ち、ヘテロ接合バイポーラトランジスタ部はエミッ
タ領域を残して開孔を穿ち、このシリコン窒化膜108
をマスクとしてH2SO4:H2O2:H2O−1=1
=5の混合液でN型InGaAsPエミッタコンタクト
層107をエツチングし、さらにHCI : H3PO
4−1: 2147、−7 の混合液でN型InPエミッタ層106をエツチングす
ると第1図すに示すようなストライプ状の溝部109と
エミッタ島領域110が形成される。
レーザ部のシリコン窒化膜108をたとえばHF:NH
4F=1:10  の混合液で除去した後液相エピタキ
シャル法でP型のInPクラッド層111〔たとえばキ
ャリア密度I X 1018C1n”−3゜溝部での厚
さ1μm)およびP型InGaAs コンタクト層11
2(たとえばキャリア密度1×1018備−3,厚さ0
.5μm)で順次埋め込むと第3図Cに示すようにN5
InP工ミツタ層106を電流ブロック層とする埋め込
み型レーザとP型InPクラッド層111をグラフトベ
ースとするヘテロ接合バイポーラトランジスタの基本的
な構造が形成される。
次に、たとえばプラズマCVD法で堆積した厚さ300
 n mのシリコン窒化膜113をヘテロ接合バイポー
ラトランジスタのエミッタ、ベース領域およびレーザの
ストライプ領域を覆うように形成シ、コノシリコン窒化
膜113をマスクドじテ16へ一/ たとえばH2SO4:H2O2:H20=1:1:5の
混合液でP型InGaAs  コンタクト層112をエ
ツチングする。さらにたとえばHCI:H3P○4=1
:2の混合液でP型1nPクラッド層111をエツチン
グし、さらにたとえばH2SO4:H2O2:H2O−
1:1:5の混合液でP型InC1aAsP光導波層1
06 オヨヒIn、GaAs P活性層104をエツチ
ングすると第1図dに示すようにN型InPクラッド層
(コレクタ層)103の表面が露出する。
次に自たとえばプラズマCVD法で新たに堆積した厚さ
300 n mのシリコン窒化膜114に開孔を穿ち、
このシリコン窒化膜114をマスクとしてたとえばHC
I:H2PO4−1:2の混合液でN型InPコレクタ
層(クラッド層)103およびN+m InPクラッド
層102をエツチングすると第1図eに示すような素子
間を電気的に絶縁分離する分離溝115が形成される。
分離溝115はレーザのストライプと平行なく011>
方向では第1図eに示すような半絶縁性InP基板10
1の主面に垂直な側面を持っておシレーザのストライプ
と垂直なく011〉方向では7字型のテーパ状の側面を
持っている。
次に、たとえばプラズマCVD法で堆積した厚さ300
 n mのシリコン窒化膜116とたとえば熱CVD法
で堆積した厚さ200 n mのシリコン酸化膜117
をパッシベーション膜として形成し、コンタクト金属と
してたとえば厚さ10/15/300 n mのAu/
Sn/Au を蒸着してリフトオフ法によシエミソタ電
極118.コレクタ電極119およびカソード電[12
0を形成する。さらにたとえば厚さ10 / 10 /
 300 n mのAu/Zn/Au電極を蒸着してリ
フトオフ法によりベース電極121およびアノード電極
122を形成する。最後にたとえば厚さ50 / 50
 / 400 n mのCr/Pt/Au 電極を蒸着
してリフトオフ法により素子間の電極配線123を形成
すると第1図fに示すように本発明の一実施例の光電子
集積回路装置が完成する。この電極配線において分離溝
115と交差する電極配線は〈011〉方向の分離溝の
7字型のテーパ状の側面を這わせるようにすることによ
って断線を防ぐことができる。
上述の本発明の一実施例の特徴はグラフトベース領域が
2回目の結晶成長で形成されるのでグラフトベースを形
成するだめの拡散工程がなくなることである。さらに、
グラフトベースとレーザのP型InPクラッド層とが同
時に形成されるので素子の特性劣化を引き起こす熱処理
工程が最小限に抑えられることも本発明の特徴である。
以上の本発明の一実施例の説明からもわかるように、本
発明の光電子集積回路装置はレーザのN型クラッド層と
へテロ接合バイポーラトランジスタのコレクタ層、レー
ザのP型光導波層とへテロ接合バイポーラトランジスタ
のベース層がそれぞれ共通であるという簡単な構造を有
しており、ベース層の形成は最初のエピタキシャル成長
で平坦な基板の表面に行うので厚さは均一であシミ流増
幅率が素子間で均一になるという特徴がある。また、本
発明の他の特徴は従来例では必要であったP型InP分
離層が不要であるため素子の構造が簡1B、。
単であることであシ、またコレクタ層を2層にしてベー
スと接するN型InPコレクタ層(クラッド層)のキャ
リア密度を下げ、半絶縁性基板と接するN+型InPコ
レクタ層(クラッド層)のキャリア密度を上げているこ
とである。これによってコレクタ容量を低減し、コレク
タ抵抗も低減することができるので動作速度を高速化す
ることができる。
さらに本発明の光電集積回路装置のへテロ接合バイポー
ラトランジスタのベースはコレクタ側にベースよりもバ
ンドギャップが小さい活性層と共通の層を有している。
ヘテロ接合バイポーラI・ランジスタの動作速度を上げ
るためにはベースのキャリア密度を上げてベース抵抗を
低減しコレクタのキャリア密度を下げてコレクタ容量を
低減する必要があるがベースのキャリア密度を上げると
2度目の液相エピタキシャル成長の際にベースの不純物
がコレクタ側に再拡散してしまうので従来はベースのキ
ャリア密度を上げることはできなかった。本発明ではベ
ースとコレクタとの間にベース19Aニア よりもバンドギャップが小さい活性層と共通の層を有し
ているのでベースの不純物の再拡散を活性層で止めるこ
とができる。ここでベース層(光導波層)の厚さをWB
、少数キャリアである電子の拡散長をLBとし、ベース
層の不純物が活性層に拡散して活性層がP型になったと
してP型の活性層の厚さをWA1少数キャリアである電
子の拡散長をLAとするとベテロ接合バイポーラトラン
ジスタの電流増幅率は β=1/(cosh(WB/LB)cosh(WA/L
A)−1)となる。上式でWB>WAのときWAが変化
しても電流増幅率βの値はあまシ変化しないので不純物
の再拡散による電流増幅率の変化を少なくすることがで
きる。
また、本発明においては約2μmの浅い分離溝を形成す
るだけで素子間の絶縁分離ができるので従来のような長
時間の熱拡散を必要とせず熱拡散による素子の劣化が少
ないという特徴もある。
なお、上記実施例の説明においてP型とN型の導電型が
逆であってもよいことはもちろんである。
さらに、以上の実施例の説明では本発明をInP/In
GaAsP系光電子集積回路装置に応用した場合につい
て述べたがG a A s / A I G a A 
s来光電子集積回路装置でも同様に応用が可能であるこ
とはもちろんである。
発明の詳細 な説明したように本発明は半絶縁性基板上にN型のクラ
ッド層、N5のクラッド層よりもバンドギャップが小さ
い活性層および前記活性層よりもバンドギャップが大き
いP型の光導波層が形成されており、前記P型光導波層
の表面に部分的に前記光導波層よりもバンドギャップが
広いN型のエミッタ層および電流ブロック層が形成され
ており、また前記P型光導波層の表面に前記エミッタ層
を取り囲みさらに前記N型電流ブロック層に設けられた
ストライプ状の溝部を埋め込むようにP型のクラッド層
が形成されていてヘテロ接合バイポーラトランジスタお
よびレーザが構成されていて、レーザのN5クラッド層
とへテロ接合パイポ21 ベージ ーラトランジスタのコレクタ層、レーザのP型光導波層
とへテロ接合バイポーラトランジスタのベース層、レー
ザのN型電流ブロック層とへテロ接合バイポーラトラン
ジスタのエミッタ層、レーザのP型クラッド層とへテロ
接合バイポーラトランジスタのグラフトベース層がそれ
ぞれ共通であるという簡単な構造を有することによυ熱
処理による特性劣化がなく高速で動作する光電子集積回
路が得られるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の光電子集積回路の製造工程
の断面構造図、第2図は従来の光電子集積回路の製造工
程の断面構造図、第3図は従来の光電子集積回路の等何
回路を示す図である。 1゜216001.N十型InPクラッド層、103−
・・・・・N型InPクラッド層、104・・・・・・
I nGaAs P活性層、105・・・・・・P型I
nGaAsP光導波層、106・・・・・・N型InP
エミッタ層、111・・・・・・P型InPクラッド層
、115・・・・・・分離溝。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
凶 331カッ−F−電1ヒ 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半絶縁性基板上に一方導電型のクラッド層、前記
    一方導電型のクラッド層よりもバンドギャップが小さい
    活性層および前記活性層よりもバンドギャップが大きい
    他方導電型の光導波層が形成されており、前記他方導電
    型光導波層の表面に部分的に前記光導波層よりもバンド
    ギャップが広い一方導電型のエミッタ層および電流ブロ
    ック層が形成されており、また前記他方導電型光導波層
    の表面に前記一方導電型エミッタ層を取り囲みさらに前
    記一方導電型電流ブロック層に設けられたストライプ状
    の溝部を埋め込むように他方導電型のクラッド層が形成
    されていてヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびレ
    ーザが構成されていることを特徴とする光電子集積回路
  2. (2)半絶縁性基板上に一方導電型のクラッド層、前記
    一方導電型のクラッド層よりもバンドギャップが小さい
    活性層、前記活性層よりもバンドギャップが大きい他方
    導電型の光導波層および前記他方導電型の光導波層およ
    び前記他方導電型導波層の表面に部分的に前記光導波層
    よりもバンドギャップが広い一方導電型のエミッタ層を
    順次形成する工程、前記一方導電型のエミッタ層を部分
    的にエッチングしてヘテロ接合バイポーラトランジスタ
    のエミッタ島領域およびレーザのストライプ溝を形成す
    る工程、前記他方導電型光導波層の表面に部分的に他方
    導電型のクラッド層を形成する工程を備えたことを特徴
    とする光電子集積回路の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007059615A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光電子集積回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007059615A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光電子集積回路

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