JPH01138054A - エレクトロスラグ再溶解による鋼塊の製造方法 - Google Patents

エレクトロスラグ再溶解による鋼塊の製造方法

Info

Publication number
JPH01138054A
JPH01138054A JP29535887A JP29535887A JPH01138054A JP H01138054 A JPH01138054 A JP H01138054A JP 29535887 A JP29535887 A JP 29535887A JP 29535887 A JP29535887 A JP 29535887A JP H01138054 A JPH01138054 A JP H01138054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
mold
steel
slag
ingot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29535887A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Wada
芳信 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP29535887A priority Critical patent/JPH01138054A/ja
Publication of JPH01138054A publication Critical patent/JPH01138054A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はエレクトロスラグ再溶解による鋼塊の製造方法
に関するものである。
〈従来の技術〉 エレクトロスラグ再溶解(以下ESRという)の方式と
してはモールドが固定され、電極を下降する方式やモー
ルドを上方に移動する方式などが知られている。(日本
鉄綱協会発行、第3版鉄鋼便覧第738頁参照) ESR用の電極は、従来円柱状鋼塊を製造し、これをそ
のまま電極として使用したり、角柱状鋼塊を円柱状に鍛
造して使用するものが大半を占めている。
しかし、角柱状鋼塊例えば連鋳製ブルームを電極として
使用することができれば鋼製電極が低コストになり、E
SRによる鋼塊が経済的に製造できることになる− 〈発明が解決しようとするl′1JlR点〉内周面が円
形のモールドに角柱状の鋼製電極(以下電極という)、
例えば連鋳ブルームを電極としてESR鋼塊を製造する
と、第4図に示すように得られた鋼塊9の表面が円滑に
ならず縦長の溝21が形成され、この溝21はのちの鍛
造時にノツチ効果、あるいはスラグ噛込みにより割れの
原因になる。
この縦長の溝21は、第5図に示すようにモールド2の
内周面と電極7の外周面との間隙が均一でなく、特に電
極7のコーナ部がモールド2の内周面に接近しているた
めモールド銅板への抜熱が大きく、他の部分に比較して
モールド2の内周面への熱伝達に著しい差を生じ、コー
ナ部に向かってスキンスラグ22が凝固成長し、スキン
スラグ22の凝固厚が不均一になるために生じるもので
ある。
前記問題の対策として、角柱状電極を小さくしてモール
ド内周面との間隙を増大すれば熱伝達差を小さくするこ
とができるが、そうすると間隙からのスラグ熱放散が増
加して電力原単位が大きくなり得策でない。
角柱状電極を鍛造により円柱状にすれば問題はなくなる
が、これでは電極製造コストが高くなってしまう。
本発明は、 (1)  内周面が円形モールドに角柱状電極を使用す
ると得られた鋼塊表面に縦溝欠陥が発生する。
(2)  縦溝欠陥の発生を防止するためにモールド内
周面と電極外周面の間隙を大きくするとフィルレシオ(
−電極断面積/モールド断面積)が小さくなり、熱放散
が太き(電力原単位が高くなる。という2つの問題点を
同時に解決し得るエレクトロスラグ再溶解による鋼塊の
製造方法を提供することを目的とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本発明のエレクトロスラグ再
溶解による鋼塊の製造方法は、円周面が円形のモールド
2中に角柱状の銅製電極7を装入してエレクトロスラグ
再溶解により鋼塊9を製造するに際し、上記のモールド
2あるいは鋼製電極7のいずれか一方をその軸心を中心
にして回転させつつ上記鋼製電極7を再溶解することを
特徴とするものである。
以下本発明の構成を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図に示すようにスツール1上にモール
ド2をセットし、モールド2内にスラグ3を装入する。
この場合、予め溶融したスラグを流入してもよい。
角柱状鋼製の電極7は、連結したスタブ6を介して伸縮
自在なシリンダ10を収縮して半割基台13aを後退さ
せた状態で取込まれ、スタブ6の上端大径部6aを馬蹄
型の回転支持体11に乗せて支持させる。
次にシリンダ10を伸長して半割基台13aを前進させ
、固定側の半割基台13bと接合させると、半割基台1
3aと13bの間に形成される開口15によって電極7
の細径部6bが芯合わせされて支持される。12aおよ
び12bはそれぞれ半割基台13aおよび13bの上面
に固着されている半割絶縁体である。
このようにして電極7を半割基台13a、13bにセッ
トしたのち、電源4より給電ブラ、シ5.スタブ6を介
して電極7に通電するとスラグ3の固有抵抗によるジュ
ール熱を発生し、スラグ3に浸漬した電極7は先端より
溶解し、液滴がスラグ中を降下してメタルプール8を形
成する。
電極7の回転は半割基台13b上に設置した回転用シリ
ンダ14の伸縮操作を繰り返すことによって回転支持体
11を介して行われ、基台13a、13b間の開口15
を中心にして第3図に示すように電極7の正転逆転によ
る回転が継続される。
このような操作に伴ってメタルプール8はスツール1お
よびモールド2によって冷却され積層凝固して鋼塊9が
製造される。
電極の回転手段としては、上記のように回転用シリンダ
14により正転逆転を繰り返すものの他、一方向の回転
するものなど種々の回転手段により実施することができ
、同様の効果を得ることができる。
また電極を回転する替わりにスツールを回転させて鋳型
の方を回転するようにすることも可能である。
〈作 用〉 本発明では、低コストでESR綱塊鋼塊造するために、
内周面が円形のモールド2に対し、例えば角柱状の連鋳
プームを電極7として使用するものであるが連鋳プルー
ムは一般的にコーナーの半径が5〜10IIII11で
小さいため、プルーム対角長が面積の割に大きい。
このように連鋳プルームを用いると断面が長方形なので
、内周面が円形のモールド2に対してフィルレシオを確
保しようとすると電極7とモールド7のなす間隙が極め
て小さくなる。
そこで本発明では電極7のコーナーとモールド2の極め
て小さい間隙部をモールド2の内面に沿って電極7また
はモールド2を周方向に相対的に少しづつ移動させるこ
とによって、モールド2への熱伝達の不均一を平均化さ
せる。このようにすることによって熱伝達の不均一によ
り生じていたスキンスラグ22の厚さを均一にして、溝
21などの凹凸のない滑らかな鋼塊の製造を可能にする
ものである。
〈実施例〉 第1表に示す成分のプルーム電極(800x 560)
を平均内径1034φのモールドに適用した。
スラグ組成はCaFz 60%、 CaO20%、 A
1.o= 20%をベースにしたフラックスを乾燥し、
コールドスタート法による自動着火及びESR溶解を実
施した。非回転式では幅=10〜20謹、深さ=5〜1
5閣の縦溝が鋼塊に発生していたが、第1図および第2
図に示す本発明の電極回転式では同一条件でESR溶解
を実施しても縦溝は勿論、わずかな凹みの発生も皆無で
あった。
〈発明の効果〉 本発明は上記の構成であるから、角柱状電極を用いてフ
ィルレシオを十分確保するとか可能となり、モールド上
面から放散する熱量を少なくすることができる。その結
果、電極を円柱状に加工するための費用を必要とせず、
またESR鋼塊を製造するための電力原単位が低減でき
るばかりでなく、表面に縦溝などの凹凸欠陥のない良好
な鋼塊を製造することができ、そのコスト削減効果には
著しいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すもので、モールド部分
を断面で示した正面図、第2図は第1図のA−A矢視平
面図、第3図は電極の回転方向を示す説明図、第4図は
従来例により製造された鋼塊の表面状況を示す斜視図、
第5図は従来例のスキンスラグの生成状況を示す説明図
である。 1・・・スツール、   2・・・モ − ル ド、3
・・・ス ラ グ、    4・・・電    源、5
・・・給電ブラシ、    6・・・ス  タ  ブ、
7・・・電   極、   8・・・メタルプール、9
・・・綱   塊、   10・・・シ リ ン ダ、
11・・・回転支持体、 12a、12b・・・半割絶縁体、 13a113b・・・半割基台、 14・・・回転用シリンダ。 特許出願人   川崎製鉄株式会社 第1図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  内周面が円形のモールド中に角柱状の鋼製電極を装入
    してエレクトロスラグ再溶解により鋼塊を製造するに際
    し、上記のモールドあるいは鋼製電極のいずれか一方を
    その軸心を中心にして回転させつつ上記鋼製電極を再溶
    解することを特徴とするエレクトロスラグ再溶解による
    鋼塊の製造方法。
JP29535887A 1987-11-25 1987-11-25 エレクトロスラグ再溶解による鋼塊の製造方法 Pending JPH01138054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29535887A JPH01138054A (ja) 1987-11-25 1987-11-25 エレクトロスラグ再溶解による鋼塊の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29535887A JPH01138054A (ja) 1987-11-25 1987-11-25 エレクトロスラグ再溶解による鋼塊の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01138054A true JPH01138054A (ja) 1989-05-30

Family

ID=17819585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29535887A Pending JPH01138054A (ja) 1987-11-25 1987-11-25 エレクトロスラグ再溶解による鋼塊の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01138054A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10037926B4 (de) * 1999-11-25 2005-06-16 Advantest Corp. Netzwerkanalysator, Netzwerk-Analyseverfahren und Speichermedium

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10037926B4 (de) * 1999-11-25 2005-06-16 Advantest Corp. Netzwerkanalysator, Netzwerk-Analyseverfahren und Speichermedium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1179023A (en) Method for welding railroad rails and means therefor
US4001461A (en) Method of producing electrode units for plasmatrons
JPH01138054A (ja) エレクトロスラグ再溶解による鋼塊の製造方法
JP4484390B2 (ja) 複合円筒・円柱体の製造方法
JP2622796B2 (ja) エレクトロスラグ再溶解用電極および該電極を用いた合金の製造方法
JPH05285632A (ja) エレクトロスラグ溶解法
JPS6150065B2 (ja)
EP0264936A2 (en) Method of producing composite steel body shaft
JPS5914055Y2 (ja) エレクトロスラグ溶接用銅水冷タブ材
DE69404832T2 (de) Verfahren und vorrichtung zum giessen einer metallischen hülle auf einer seele
JPH0931558A (ja) 真空アーク再溶解法
JPH0415410Y2 (ja)
JPS6123069B2 (ja)
JPS63149065A (ja) 圧延用ロ−ル素材の製造方法
JP2006257515A (ja) 鋳塊の製造方法及びコールドスタート用治具
JP3083653B2 (ja) リテーニングリング材の製造方法
JPS582743B2 (ja) 非消耗電極式ア−ク溶接法
JPS5828684Y2 (ja) 複合鋼塊製造用定盤
JPH0735553B2 (ja) エレクトロスラグ再溶解用電極の製造方法
JPS613651A (ja) エレクトロスラグ再溶解用水冷鋳型
EP0207066B1 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Blöcken
JPH07188795A (ja) エレクトロスラグ溶解方法
RU2087562C1 (ru) Способ получения крупногабаритного слитка
JPS59223149A (ja) 連続鋳造用浸漬ノズル
JPH05329666A (ja) エレクトロスラグ溶接用起動材