JPH0113790B2 - - Google Patents

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JPH0113790B2
JPH0113790B2 JP58219156A JP21915683A JPH0113790B2 JP H0113790 B2 JPH0113790 B2 JP H0113790B2 JP 58219156 A JP58219156 A JP 58219156A JP 21915683 A JP21915683 A JP 21915683A JP H0113790 B2 JPH0113790 B2 JP H0113790B2
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Japan
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signal
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signals
frequency
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Akira Hirota
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は色信号のデイジタル処理装置に係り、
特に搬送色信号をデイジタル処理して低域に変換
して記録媒体に記録し、また記録媒体から再生さ
れた低域変換搬送色信号をデイジタル処理しても
との帯域の搬送色信号に変換する、色信号のデイ
ジタル処理装置に関する。
発明の背景 近年、IC技術やコンピユータ技術の進歩発展
により、高速のデイジタル技術が急速に発展し、
デイジタルテレビやデイジタルVTRの実現が可
能になつた。ここで、搬送色信号を低域に周波数
変換して磁気テープに記録し、再生時は低域変換
搬送色信号をもとの帯域に変換して再生する記録
再生方式のVTRにデイジタル技術をそのまま適
用した場合は、第1図に示す如きブロツク系統に
よる信号処理が考えられる。同図において、入力
端子1には、搬送色信号をデイジタルパルス変調
して得たデイジタル色信号が入来する。このデイ
ジタル色信号はデイジタル乗算器2に供給され、
ここで局部発振器3よりのデイジタル信号と乗算
される。これにより、デイジタル乗算器2から
は、その2入力信号の和の周波数成分のデイジタ
ル信号と差の周波数成分のデイジタル信号とが
夫々取り出され、次段の低域フイルタ4に供給さ
れる。低域フイルタ4は入力デイジタル信号中の
上記差の周波数成分のデイジタル信号を出力す
る。この出力デイジタル信号は、低域変換搬送色
信号のデイジタル信号であり、例えばDA変換器
を通して磁気ヘツドに供給され、これにより磁気
テープ上に記録される。
ここで、NTSC方式カラー映像信号の搬送色信
号の色副搬送波周波数は3.58MHzであり、この搬
送色信号を色副搬送波周波数が例えば現行の
VTRにおける62k9Hzである低域変換搬送色信号
に変換するためには、局部発振周波数は約4.2M
Hzとする必要がある。このため、デイジタル乗算
器2からは差の周波数である629kHzの信号に関
するデイジタル信号と、和の周波数である約
7.78MHzの信号に関するデイジタル信号とが取り
出されることになる。従つて、折り返し歪みを除
去するには、約7.78MHzの信号に関するデイジタ
ル信号も正確に伝送されるように、最高周波数の
約7.78MHz+500kHzの2倍以上(約18MHz以上)
の高周波数に、入力デイジタル色信号の標本化周
波数を選定しなければならなかつた。このため、
デイジタル乗算器2などのIC化が困難である等
の問題点があつた。
そこで、本発明は色副搬送波周波数の4倍の周
波数で標本化して得たデイジタル色信号から直角
二相変調されていた2種の色差信号を夫々分離し
て夫々について低域へ変換し、また再生時には再
生低域変換デイジタル色信号から乗算器を用いて
2種の色差信号を取り出し、これに基づいてもと
の帯域の搬送色信号のデイジタル信号を得ること
により、比較的低い標本化周波数やロツク周波数
を用いて搬送信号のデイジタル処理を行ない得る
色信号のデイジタル処理装置を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、カラー映像信号中の搬送色信号がそ
の色副搬送波周波数の4倍の第1の周波数で標本
化されたデイジタル色信号を得る手段と、該デイ
ジタル色信号の各標本点データを一標本点おき毎
に抽出すると共に抽出した標本点データの極性を
交互に反転し、かつ、抽出しない一標本点おき毎
の標本点データの代りに相隣る標本点データから
生成したデータを出力することにより、直角二相
変調されて上記搬送色信号を構成している2種の
色差信号の夫々に関する第1及び第2のデイジタ
ル色差信号を作成出力する色差信号作成回路と、
低域変換搬送色信号の色副搬送波周波数に等しい
第2の周波数で、かつ、互いに位相が90゜異なる
2種の信号を上記第1の周波数で標本化して得た
2種のデイジタル信号を発生する発生器と、該発
生器よりの該2種のデイジタル信号の一方と該第
1のデイジタル色差信号との乗算を行なうと共
に、該2種のデイジタル信号の他方と該第2のデ
イジタル色差信号との乗算を行ない、これらによ
り得た両信号を加算して上記低域変換搬送色信号
に関するデイジタル信号を生成出力する乗算及び
加算回路と、該乗算及び加算回路の出力デイジタ
ル信号とアナログ信号に変換して記録媒体に記録
する手段とよりなり、また更に、記録媒体から既
記録アナログ信号を再生して前記第1の周波数で
標本化されたデイジタル色信号に変換する手段
と、このデイジタル色信号と前記発生器と同一構
成の発生器よりの2種のデイジタル信号とを夫々
別々に乗算を行なつて得た信号をフイルタ回路を
通して前記2種の色差信号に関する第3及び第4
のデイジタル色差信号を夫々出力する乗算回路手
段と、該第3及び第4のデイジタル色差信号の極
性を夫々反転する反転回路と、該第3及び第4の
デイジタル色差信号と該反転回路よりの2種のデ
イジタル色差信号とが夫々供給され、前記第1の
周波数の信号に位相同期してこれら4種のデイジ
タル色差信号を順次に切換出力してもとの帯域に
戻された搬送色信号に関するデイジタル信号を出
力するスイツチ回路とより構成したものであり、
以下その一実施例について第2図以下の図面と共
に説明する。
実施例 第2図は本発明装置の記録系の一実施例のブロ
ツク系統図を示す。同図中、入力端子6に入来し
た、例えばNTSC方式カラー映像信号はアナログ
信号であり、AD変換器7により、その色副搬送
波周波数sc(ここでは3.58MHz)の4倍の周波数
を標本化周波数sとして標本化された後量子化さ
れてデイジタル信号に変換される。このデイジタ
ル信号はデイジタル輝度信号とデイジタル色信号
とからなる。輝度信号処理回路8は上記のデイジ
タル輝度信号を分離波した後、被周波数変調輝
度信号に相当するデイジタル信号を生成する。
一方、帯域フイルタ9により分離波されたデ
イジタル色信号は、色差信号作成回路10及び1
1に夫々供給される。ここで、上記のデイジタル
色信号は、第3図Aに実線で示す搬送色信号のう
ち、D11,D12,D13,D14,D21,D22,D23,……
で示した、周期T(この周期は1/(4sc)であ
る)毎の信号部分を標本化及び量子化して得たデ
イジタル信号である。すなわち、搬送色信号は1
周期で4つの標本点データに変換されるから、こ
の4つの標本点データDi1,Di2,Di3及びDi4(た
だし、iは自然数)は夫々色副搬送波の位相が例
えば0゜,90゜,180゜及び270゜のときの標本点データ
であるものとすることができる。一方、搬送色信
号は2種の色差信号M,N(M,NはR―Y,B
―YあるいはI,Q信号など)で色副搬送波周波
数scを直角二相変調して得た信号であり、色副
搬送波の位相が0゜のときはcos θが1でsin θが
0だから色差信号Mが得られ、かつ、他方の色差
信号Nは得られず、位相が90゜のときはcos θが
0でsin θが1だから色差信号Mは得られず、か
つ、色差信号Nが得られ、また位相が180゜のとき
はcos θが−1でsin θが0だから色差信号Mの
極性反転信号が得られ、かつ、色差信号Nは得ら
れず、更に位相が270゜のときにはcos θが0で
sin θが−1だから色差信号Mは得られない色差
信号Nの極性反転信号が得られる。
そこで、色差信号作成回路10は入力デイジタ
ル色信号の各標本点データのうち一標本点おき毎
のデータDi1及びDi3を夫々抽出すると共にその極
性を交互に反転することにより、色差信号Mの
180゜毎の標本点データを得た後、その標本点デー
タをメモリに蓄積し、抽出しなかつた一標本点お
き毎の標本点データDi2及びDi4の代りに、例えば
その標本点データの前後の抽出標本点データの平
均値を演算により生成して出力する構成とされて
いる。従つて、色差信号作成回路10はD11
(D11−D13)/2→−D13→(−D13+D21)/2
→D21→(D21−D23)/2→−D23→……なる順
序の各標本点データを色差信号Mの標本点データ
として出力する。なお、一標本点おき毎に取り出
される平均値データは、色差信号Mの本来の標本
点データに極めて近似したデータである。
他方、色差信号作成回路11は色差信号作成回
路10と同様の回路構成とされているが、抽出す
る一標本点おき毎のデータが、Di2及びDi4である
点が色差信号作成回路10と異なる。これによ
り、色差信号作成回路11からはD12→(D12
D14)/2→−D14→(−D14+D22)/2→D22
(D22−D24)/2→−D24→……なる順序で、色
差信号Nの標本点データを出力する。
なお、前記した標本点データDi1,Di2,Di3
びDi4は色副搬送波の位相が0゜,90゜,180゜及び
270゜の場合のデータとして説明したが、必ずしも
このような関係になくてもよい。すなわち、Di1
Di2,Di3及びDi4は色副搬送波の位相が相対的に
互いに90゜ずつ異なるときの標本点データである
から、一標本点おき毎のデータは直角二相変調さ
れている2種の色差信号の一方の色差信号の標本
点データとなり、この場合にも色差信号作成回路
10,11は上記と同一の動作により、色差信号
M,Nに関するデイジタル色差信号を夫々出力す
ることができる。この場合、カラーバースト信号
の標本点位置は搬送色信号の標本点位置に応じた
位置となるから、正しい色再現ができることは勿
論である。
色差信号作成回路10より取り出された色差信
号Mに関する第1のデイジタル色差信号(標本点
データ)はデイジタル乗算器12に供給され、ま
た色差信号作成回路11より取り出された色差信
号Nに関する第2のデイジタル色差信号(標本点
データ)はデイジタル乗算器13に供給される。
デイジタル乗算器12及び13には夫々低域信号
発生器14よりのデイジタル信号も供給される。
低域信号発生器14は記録再生しようとする低
域変換搬送色信号の色副搬送波周波数(例えば水
平走査周波数Hの4倍の周波数)cで、かつ、互
いに位相が90゜異なる2種類の正弦波cos ωt及び
sin ωt(ただしωは角周波数で、2πcである)
を、夫々前記した標本化周波数sと同一の標本化
周波数で標本化及び量子化して得た2種類のデイ
ジタル信号を発生するよう構成されている。すな
わち、低域信号発生器14は第3図Bにcos ωt
で示した信号上に丸を付して示した部分の標本点
データが時系列的に合成されてなる第1のデイジ
タル信号をデイジタル乗算器12に供給し、か
つ、第3図Bにsin ωtで示した信号上に丸を付し
て示した部分の標本点データが時系列的に合成さ
れてなる第2のデイジタル信号をデイジタル乗算
器13に供給する。
これにより、デイジタル乗算器12は色差信号
Mでcos ωtを振幅変調して得た第1の低域変換
色差信号に関するデイジタル信号を発生出力して
加算回路15へ出力する。これと同時に、デイジ
タル乗算器13は色差信号Nでsin ωtを振幅変調
して得た第2の低域変換搬送色信号に関するデイ
ジタル信号を発生出力して加算回路15へ出力す
る。従つて、加算回路15からは、2種の色差信
号M,Nで直角二相変調された低域変換搬送色信
号に関するデイジタル信号が取り出されて混合回
路16へ出力される。この加算回路15の出力デ
イジタル信号は、第3図Cに実線で示す低域変換
搬送色信号上の丸で付した信号部分c1〜c6等の標
本点データの時系列合成信号である。因みに、c1
は{(D11−D13)/2}cos ωt+D12sin ωtで示
され、c2は−D13cos ωt+{(D12−D14)/2}sin
ωt,c3は{(−D13+D21)/2}cos ωt−D14sin
ωt,c4はD21cos ωt+{(−D14+D22)/2}sin
ωt,c5は{(D21−D23)/2}cos ωt+D22sin
ωt,c6はD23cos ωt+{(D22−D24)/2}sin ωt
で夫々示される。
加算回路15の出力デイジタル信号は混合回路
16により輝度信号処理回路8よりのデイジタル
信号と加算合成された後DA変換器17に供給さ
れ、ここでアナログ信号、すなわち被周波数変調
輝度信号と低域変換搬送色信号との周波数分割多
重信号に変換され、更に磁気ヘツド18,19に
供給されて周知の方法で磁気テープ20に記録さ
れる。
次に再生系につき説明するに、第4図は本発明
装置の再生系の一実施例のブロツク系統図を示
す。同図中、第2図と同一構成部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。磁気ヘツド18,
19より取り出された既記録アナログカラー映像
信号は再生回路21で増幅され、かつスイツチン
グされて一の連続する信号にされた後、AD変換
器22により前記した標本化周波数sと同一の標
本化周波数で標本化及び量子化されてデイジタル
信号となる。このデイジタル信号は輝度信号処理
回路23に供給される一方、低域フイルタ24に
供給され、ここで低域変換搬送色信号に関するデ
イジタル色信号が分離波された後、デイジタル
乗算器25及び26に夫々供給される。
他方、低域信号発生器27は低域信号発生器1
4と同様の構成で、前記したcos ωt及びsin ωt
の2種類の信号を、色副搬送波周波数scの4倍
の周波数sで標本化及び量子化して得た2種類の
デイジタル信号を発生し、cos ωtで示される信
号に関するデイジタル信号はデイジタル乗算器2
5に供給し、かつ、sin ωtで示される信号に関す
るデイジタル信号はデイジタル乗算器26に供給
する。従つて、デイジタル乗算器25はMcos
ωt+Nsin ωtで示される低域変換搬送色信号のデ
イジタル信号とcos ωtで示されるデイジタル信
号の乗算を行なうことにより、次式で示される信
号に関するデイジタル信号を発生して低域フイル
タ28へ出力する。
(Mcos ωt+Nsin ωt)・cos ωt =Mcos2 ωt+Ncos ωtsin ωt =(M/2)・(1+cos 2ωt) +(N/2)・sin 2ωt ……(1) 一方、デイジタル乗算器26は次式に示される
信号に関するデイジタル信号を発生して低域フイ
ルタ29へ出力する。
(Mcos ωt+Msin ωt)・sin ωt =Mcos ωtsin ωt+Nsin2 ωt =(M/2)sin 2ωt+(N/2) ・(1−cos 2ωt) ……(2) 低域フイルタ28及び29は低域変換搬送色信
号に関するデイジタル信号を通過させる程度の遮
断周波数を選定されており、低域変換搬送色信号
の色副搬送波周波数cの2倍の周波数成分のデイ
ジタル信号はその通過を阻止する構成とされてい
る。従つて、低域フイルタ28は(1)式中のcos
2ωtとsin 2ωtを含む高調波成分を除去して、
(M/2)で示される色差信号Mのデイジタル信
号のみを波してスイツチ回路30及び反転回路
31に夫々出力する。また、これと同時に低域フ
イルタ29は(2)式中のsos 2ωtとsin 2ωtを含む
高調波成分を除去して、(N/2)で示される色
差信号Nのデイジタル信号のみを波してスイツ
チ回路30及び反転回路32に夫々出力する。
反転回路31及び32は夫々入力デイジタル信
号の極性を反転して(すなわちデイジタルデータ
の値を−1倍して)スイツチ回路30へ夫々出力
する。スイツチ回路30は低域フイルタ28,2
9、反転回路31及び32の各デイジタル色差信
号を同時にラツチし、それを入力端子33より入
来したスイツチング信号(ドライブパルス)によ
り、低域フイルタ28よりの色差信号Mのデータ
→低域フイルタ29よりの色差信号Nのデータ→
反転回路31よりの色差信号Mの極性反転データ
→反転回路32よりの色差信号Nの極性反転デー
タの順に順次出力する。そして反転回路32の出
力データをスイツチング出力した直後に、再びラ
ツチパルスにより次の低域フイルタ28,29、
反転回路31及び32の各デイジタル色差信号を
夫々同時にラツチした後、上記入力端子33より
のスイツチング信号によりラツチしたデータを順
次に出力する。以下この動作が繰り返される。こ
こで、上記のスイツチング信号の繰り返し周波数
は、色副搬送波周波数scの4倍の周波数、すな
わち前記した標本化周波数sと同一の周波数に選
定されており、スイツチング出力されるデータの
順序が前記した如く、M→N→−M→−N→M→
……の順序であるから、第3図Aと共に説明した
帯域フイルタ9のデイジタル信号と同一のデイジ
タル信号がスイツチ回路30より取り出されるこ
とになる。すなわち、このスイツチ回路30の出
力デイジタル信号は、もとの色幅搬送波周波数
scの搬送色信号を標本化周波数sで標本化及び
量子化して得たデイジタル色信号であり、キラー
回路34、キラー検出回路35,ID検出回路3
6及びAPC回路37に夫々供給される。
キラー検出回路35はカラーバースト信号の有
無により入力信号がカラー映像信号か白黒映像信
号かを検出し、白黒映像信号のとき(カラーバー
スト信号が存在しないとき)はキラー回路34を
動作させてその出力を伝送しないようにさせる公
知の動作をデイジタル信号処理にて行なう回路で
ある。同様様に、ID検出回路36はヘツドスイ
ツチングの直後やドロツプアウトなどにより再生
カラーバースト信号の位相が急に変化した場合に
は、これを検出して低域信号発生器27の低域信
号の位相を180゜回転させる公知の動作をデイジタ
ル信号処理にて行なう。更に、APC検出回路3
7は発振器(図示せず)により発生された入力端
子38よりの標本化周波数sと同一周波数の基準
信号と、スイツチ回路30よりの再生デイジタル
信号のクロツク成分とを位相比較して、再生デイ
ジタル色信号の時間軸変動成分を抽出し、この時
間軸変動成分がなくなるように低域信号発生器2
7の出力信号の位相を可変制御する動作を行な
う。
このようにして、時間軸変動が除去され、か
つ、もとの帯域に戻された搬送色信号に関するデ
イジタル色信号がスイツチ回路30より取り出さ
れ、キラー回路34で通過して混合回路39に供
給され、ここで輝度信号処理回路23より取り出
された、ベースバンドの輝度信号に関する標本化
周波数sのデイジタル輝度信号と混合された後
DA変換器40によりアナログ信号に変換され、
再生カラー映像信号として出力端子41へ出力さ
れる。
応用例 なお、本発明は上記の実施例に限定されるもの
ではなく、例えばPAL方式カラー映像信号にも
適用することができ、また記録媒体はデイスク等
でもよい。更に色差信号作成回路10及び11
は、一標本点おき毎の抽出しない標本点データと
して、その直前又は直後の抽出した標本点データ
を代用するようにしてもよい。
効 果 上述の如く、本発明によれば、色副搬送波周波
数の4倍の周波数で少なくとも搬送色信号を標本
化して得たデイジタル色信号から2種の色差信号
のデイジタル信号を分離抽出し、夫々について低
域へ変換してから記録するようにしたため、従来
のアナログ回路による低域変換回路をそのままデ
イジタル回路で構成したような場合における標本
化周波数よりも低い標本化周波数を用いて記録の
ための低域変換搬送色信号をデイジタル処理によ
り生成することができ、これによりIC化が比較
的簡単となり、また記録媒体から再生されたアナ
ログ低域変換搬送色信号を前記した標本化周波数
と同一の標本化周波数を用いてデイジタル色信号
に変換した後、デイジタル乗算器を用いて低域変
換された2種の色差信号に関するデイジタル信号
を分離抽出し、更に前記標本化周波数と同一周波
数のスイツチング信号により上記2種のデイジタ
ル色差信号並びにそれらを極性反転したデイジタ
ル色差信号を順次選択出力することにより、もと
の帯域に戻された搬送色信号をその色副搬送波周
波数の4倍の標本化周波数で標本化して得られた
デイジタル色信号を再生出力することができ、ま
たその場合に使用される標本化周波数、スイツチ
ング信号周波数、乗算用信号周波数などは比較的
低いので、IC化が容易である等の特長を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアナログ低域変換回路をデイジ
タル回路で構成した場合の一例を示すブロツク系
統図、第2図は本発明装置の記録系の一実施例を
示すブロツク系統図、第3図A〜Cは夫々第2図
図示ブロツク系統の動作説明用信号波形図、第4
図は本発明装置の再生系の一実施例を示すブロツ
ク系統図である。 1……デイジタル色信号入力端子、6……カラ
ー映像信号入力端子、7,22……AD変換器、
9……帯域フイルタ、10,11……色差信号作
成回路、12,13,25,26……デイジタル
乗算器、14,27……低域信号発生器、15…
…加算回路、17,40……DA変換器、18,
19……ヘツド、20……磁気テープ、24,2
8,29……低域フイルタ、30……スイツチ回
路、31,32……反転回路、33……スイツチ
ング信号入力端子、41……再生カラー映像信号
出力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カラー映像信号中の搬送色信号がその色副搬
    送波周波数の4倍の第1の周波数で標本化された
    デイジタル色信号を得る手段と、該デイジタル色
    信号の各標本点データを一標本点おき毎に抽出す
    ると共に抽出した標本点データの極性を交互に反
    転し、かつ、抽出しない一標本点おき毎の標本点
    データの代りに相隣る標本点データから生成した
    データを出力することにより、直角二相変調され
    て上記搬送色信号を構成している2種の色差信号
    の夫々に関する第1及び第2のデイジタル色差信
    号を作成出力する色差信号作成回路と、低域変換
    搬送色信号の色副搬送波周波数に等しい第2の周
    波数で、かつ、互いに位相が90゜異なる2種の信
    号を上記第1の周波数で標本化して得た2種のデ
    イジタル信号を発生する発生器と、該発生器より
    の該2種のデイジタル信号の一方と該第1のデイ
    ジタル色差信号との乗算を行なうと共に、該2種
    のデイジタル信号の他方と該第2のデイジタル色
    差信号との乗算を行ない、これらにより得た両信
    号を加算して上記低域変換搬送色信号に関するデ
    イジタル信号を生成出力する乗算及び加算回路
    と、該乗算及び加算回路の出力デイジタル信号を
    アナログ信号に変換して記録媒体に記録する手段
    とよりなることを特徴とする色信号のデイジタル
    処理装置。 2 カラー映像信号中の搬送色信号がその色副搬
    送波周波数の4倍の第1の周波数で標本化された
    デイジタル色信号を得る手段と、該デイジタル色
    信号の各標本点データを一標本点おき毎に抽出す
    ると共に抽出した標本点データの極性を交互に反
    転し、かつ、抽出しない一標本点おき毎の標本点
    データの代りに相隣る標本点データから生成した
    データを出力することにより、直角二相変調され
    て上記搬送色信号を構成している2種の色差信号
    の夫々に関する第1及び第2のデイジタル色差信
    号を作成出力する色差信号作成回路と、低域変換
    搬送色信号の色副搬送波周波数に等しい第2の周
    波数で、かつ、互いに位相が90゜異なる2種の信
    号を上記第1の周波数で標本化して得た2種のデ
    イジタル信号を発生する第1及び第2の発生器
    と、該第1の発生器よりの該2種のデイジタル信
    号の一方と該第1のデイジタル色差信号との乗算
    を行なうと共に、該2種のデイジタル信号の他方
    と該第2のデイジタル色差信号との乗算を行な
    い、これらにより得た両信号を加算して上記低域
    変換搬送色信号に関するデイジタル信号を生成出
    力する乗算及び加算回路と、該乗算及び加算回路
    の出力デイジタル信号をアナログ信号に変換して
    記録媒体に記録する手段と、該記録媒体から既記
    録アナログ信号を再生して前記第1の周波数で標
    本化されたデイジタル色信号に変換する手段と、
    該変換手段よりの該デイジタル色信号が供給され
    該第1及び第2の発生器よりの2種のデイジタル
    信号と別々に乗算を行なつて得た信号をフイルタ
    回路を通して前記2種の色差信号に関する第3及
    び第4のデイジタル色差信号を夫々出力する乗算
    回路手段と、該第3及び第4のデイジタル色差信
    号の極性を夫々反転する反転回路と、該第3及び
    第4のデイジタル色差信号と該反転回路よりの2
    種のデイジタル色差信号とが夫々供給され、前記
    第1の周波数の信号に位相同期してこれら4種の
    デイジタル色差信号を順次に切換出力してもとの
    帯域に戻された搬送色信号に関するデイジタル信
    号を出力するスイツチ回路とよりなることを特徴
    とする色信号のデイジタル処理装置。
JP58219156A 1983-11-21 1983-11-21 色信号のデイジタル処理装置 Granted JPS60111590A (ja)

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