JPH0113659Y2 - - Google Patents

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JPH0113659Y2
JPH0113659Y2 JP1981192907U JP19290781U JPH0113659Y2 JP H0113659 Y2 JPH0113659 Y2 JP H0113659Y2 JP 1981192907 U JP1981192907 U JP 1981192907U JP 19290781 U JP19290781 U JP 19290781U JP H0113659 Y2 JPH0113659 Y2 JP H0113659Y2
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JP
Japan
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key cylinder
spring
control piece
biased
cam
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JP1981192907U
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JPS5899157U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用ステアリングロツク装置にお
ける施錠ロツドの駆動機構に関するものであり、
キーシリンダにより直接的に施錠ロツドの非施錠
位置又は施錠位置への移動を制御するようにした
ものである。
以下一実施例について図面と共に説明すれば、
図面において1はステアリングロツク装置のフレ
ームであり、前部に小さな開口部1aを有すると
共に後部に大きな開口部1bを有し、大きな開口
部1bよりシリンダ錠のハウジングケース2が挿
入されて固定され、該ケース2内にはキーシリン
ダ3が回動自在に設けられる。
キーシリンダ3の前端部には周方向の第1段部
3aが設けられて該フレーム1の前端開口部1a
の内側周縁に係合して前方へは抜け出ないように
構成され、該第1段部3aの後方に形成された周
方向の第2段部3a′がハウジングケース2の環状
段部2aに係合するまで軸方向に移動可能にして
且つ回転可能に設けられる。
キーシリンダ3の中心部にはキー4の挿入孔3
bが形成され、該キーシリンダ3とハウジングケ
ース2間には公知の如くにキー4によつて駆動さ
れる複数のピンタンブラ(図示せず)が設けられ
ている。
キーシリンダ3の後端の係止孔3cにはスピン
ドル5の一端が係入し、該スピンドル5の他端部
はフレーム1の溝1cにより固定されてフレーム
1の大きな開口部1bを閉鎖するところのプレー
ト6の孔6aにより支持される。
而して、スピンドル5は該孔6aより係止孔3
cに挿入されるものであるが、係止孔3c内にお
いてキーシリンダ3とスピンドル5間には予めス
プリング7が設けられる。
プレート6のステアリングシヤフト部分に面し
た内側部には該孔6aに達する孔6bが形成さ
れ、該孔6bに嵌合されるピンスピンドル8が該
スピンドル5の環状溝5aに係入して該スピンド
ル5を所定位置において回動自在に係止し、これ
によりスイツチケース9部分を取り外してから破
錠されるのを防止している。
10は施錠ロツドであり、ホルダー11に対し
て摺動自在に設けられ、該ホルダー11の頂部1
1aとの間に設けられたスプリング12により常
時施錠方向に付勢されている。ホルダー11の底
部11bはフレーム1におけるステアリングシヤ
フト部分に面した開口部1dを閉鎖する。施錠ロ
ツド10には端部の結合溝10aを介してハンガ
ー13が組合される。ハンガー13にはキーシリ
ンダ3の後端におけるカム部3dに係合する被駆
動部13aが突設される。
施錠ロツド10乃至ハンガー13を予め組み込
んだホルダー11は、フレーム1に対して開口部
1dから挿入した後にキーシリンダ3方向に移動
させてハンガー13の被駆動部13aがカム部3
dに係合する状態とし、次に前記した如くに溝1
cにプレート6を嵌合して固定するものである。
キーシリンダ3の前部において、半径方向に向
けてキーの挿入孔3bに達する孔3eが形成さ
れ、該孔3e内には制御片14が摺動自在に設け
られている。制御片14の外側端部はハウジング
ケース2部分に衝合するようにスプリング15に
より外方へ付勢され、内側端部がキーの挿入孔3
bに突出しないように支持される。
ケース2の内周部には、制御片14に対する斜
状の駆動カム2bが形成され、該駆動カム2bの
終端部2b2は該駆動カム2bより深く形成された
軸方向と直交する周方向の係止段部2eに連続し
ている。係止段部2cは駆動カム2bにおける始
端部2b1の後部まで延長しており、始端部2b1
係止段部2c間の隔壁2dにはテーパー状案内部
2d1が形成される。
上記構成において、ステアリングロツク装置に
キー4を挿入する前においては、装置は第1図の
状態にあり、キーシリンダ3が前進してハンガー
13の被駆動部13aはカム部3dにおける切欠
部3d1に落ち込む状態となり、ハンガー13はス
プリング12により押圧され施錠ロツド10がス
テアリングシヤフト(図示せず)の孔に係入して
ステアリングシヤフトの回動をロツクしている。
次にキーシリンダ3にキー4を挿入してキーシ
リンダ3を回動すると駆動カム2bにより制御片
14を介してキーシリンダ3が後退させられると
共にカム部3dによりハンガー13乃至施錠ロツ
ド10がステアリングシヤフトから後退するよう
に駆動され、アクセサリー位置において制御片1
4が係止段部2cに係合することにより施錠ロツ
ド10の非施錠位置を保持する(第7図ロ)。こ
の状態から更に回動をすすめると、キーシリンダ
3はオン位置からスタート位置迄回動し(第7図
ハ,ニ)、これに伴つてスピンドル5はスイツチ
ケース9内の接点を切り換える。この状態からキ
ーシリンダ3をロツク位置に戻すと駆動カム2b
の後部に隔壁2dを介して位置し(第2図、第7
図ホ)、次にキー4を引き抜くとキーシリンダ3
を前方へ付勢しているスプリング7の弾力が制御
片14を突出方向に付勢しているスプリング15
の弾力より強いので、制御片14はテーパー状案
内部2d1を介して後退させられつつ隔壁2dを乗
り越えて駆動カム2bの始端部2b1にキーシリン
ダ3と共に前進するもので、これに伴つてハンガ
ー13の被駆動部13aが円周部3d2による支持
を失つたハンガー13はスプリング12により駆
動され、施錠ロツド10が施錠位置に移動する
(第1図、第7図イ)。
本考案は上記した如くに、キーシリンダにより
直接的に施錠ロツドの非施錠位置又は施錠位置へ
の移動を制御するものであるから、部品点数を少
なくして大巾に機構を簡略化することができ、安
定した作動を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はステアリングロツク装置の縦断面図、
第2図は同上の作動状態図、第3図は第1図の
−線断面図、第4図はシリンダ錠部分の分解斜
視図、第5図は施錠ロツド部分の分解斜視図、第
6図は施錠ロツド部分のフレームに対する結合過
程を示す斜視図、第7図イ,ロ,ハ,ニ,ホはキ
ーシリンダにおけるカム部とハンガーとの関係を
示す説明図、第8図は同上のカム部とハンガーの
関係を示す斜視図、第9図はハウジングケースの
要部を内側からみた状態の斜視図である。 3……キーシリンダ、3d……カム部、3d1
…切欠部、3d2……円周部、10……施錠ロツ
ド、13……ハンガー、13a……被駆動部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キーシリンダの後端に連続して一体的に形成さ
    れるカム部において、円周面に対して半径方向に
    落込む切欠部を形成し、施錠ロツドに結合される
    ハンガーに対して該カム部に係合する被駆動部を
    設け、該ハンガーを該カム部に対して付勢するス
    プリングを設け、該キーシリンダの半径方向に形
    成された孔内で移動可能に配置されて外側端部が
    ケースに衝合するようにスプリングにより付勢さ
    れる制御片を設け、該ケースの内周部において斜
    状の駆動カムと該駆動カムの終端部に位置して周
    方向に連続する係止段部及び該駆動カムの始端部
    とこれに対応する係止段部との間の隔壁にテーパ
    ー状案内部を設け、該キーシリンダは該制御片の
    スプリングよりも弾力の強いスプリングにより、
    軸方向に付勢されると共に該係止段部は該制御片
    を介して該キーシリンダの移動位置を保持し、該
    被駆動部はキーシリンダがロツク位置からオン位
    置へ回転されるときに該切欠部から円周面に移動
    し、キーの引き抜き時において該制御片が後退し
    て該キーシリンダの軸方向移動により前記スプリ
    ングにより付勢されたハンガーが該円周面から該
    切欠部に落ち込むことを特徴とする自動車用ステ
    アリングロツク装置における施錠ロツドの駆動機
    構。
JP1981192907U 1981-12-26 1981-12-26 自動車用ステアリングロツク装置における施錠ロツドの駆動機構 Granted JPS5899157U (ja)

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JP1981192907U JPS5899157U (ja) 1981-12-26 1981-12-26 自動車用ステアリングロツク装置における施錠ロツドの駆動機構

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5899157U JPS5899157U (ja) 1983-07-06
JPH0113659Y2 true JPH0113659Y2 (ja) 1989-04-21

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