JPH01132816A - 太陽光選択吸収性保温繊維 - Google Patents

太陽光選択吸収性保温繊維

Info

Publication number
JPH01132816A
JPH01132816A JP19537588A JP19537588A JPH01132816A JP H01132816 A JPH01132816 A JP H01132816A JP 19537588 A JP19537588 A JP 19537588A JP 19537588 A JP19537588 A JP 19537588A JP H01132816 A JPH01132816 A JP H01132816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
solar heat
melt
thermoplastic synthetic
fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19537588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH039202B2 (ja
Inventor
Shunsaku Oji
蔭地 駿作
Masanori Fujimoto
昌則 藤本
Tsunekatsu Furuta
古田 常勝
Katsuhiro Inoue
勝博 井上
Kenichi Kamemaru
亀丸 賢一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DESANTO KK
Descente Ltd
Unitika Ltd
Original Assignee
DESANTO KK
Descente Ltd
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DESANTO KK, Descente Ltd, Unitika Ltd filed Critical DESANTO KK
Priority to JP19537588A priority Critical patent/JPH01132816A/ja
Publication of JPH01132816A publication Critical patent/JPH01132816A/ja
Publication of JPH039202B2 publication Critical patent/JPH039202B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、保温性が要求される防寒衣料やスポーツ、レ
ジャー用衣料あるいはカーテンなどのインテリア用品、
テントなどのレジャー用品などとして有用な太陽熱選択
吸収性繊維並びに保温性繊維に関するものである。
従来の技術 従来から、冬期に屋外で行なわれるスキー、スケート、
登山、釣などのスポーツ、レジャー用衣料、防寒衣料、
あるいはテントなどの室外レジャー用品、カーテンなど
のインテリア用品などには保温性を付与する目的から種
々の処置が施されている。たとえば1表地と裏地の間に
中綿を入れた三層構造を形成し、中綿の空気層の厚みに
よって保温性を得てきた。このような三層構造の布帛は
特に動き易さを要求するスポーツ衣料では1重くかさば
り自由な動きが阻害されるという欠点を有していた。近
年は、アルミニウムやチタンなどの金属を蒸着した布帛
を裏地として用いることにより、体からの熱を裏地の表
面で反射させ、衣服の外に逃げる熱を減少させる保温効
果を利用することにより、用いる中綿の量を少なくした
り、あるいは全く用いないようにし、さらにまた金属、
誘電体物質、半導体物質などによる多層膜を布帛表面に
形成することにより、太陽熱を効率的に吸収しかつ光線
の反射を防止するような処置が行なわれている。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記のような保温効果のある蒸着裏地では、ア
ルミニウムやチタンなどの金属を布帛表面に蒸着加工し
ているので、蒸着加工にともなうコストアップや、蒸着
加工前の準備工程における布帛の微妙な取扱いによる蒸
着斑の発生などの問題がある。また金属、誘電体物質、
半導体物質などによる多層膜の形成は1通常太陽熱吸収
材となる物質の微粉末をたとえばポリウレタン、ポリア
クリル酸エステルその他適宜な樹脂系バインダーに混合
して均一に分散させ、この分散混合物を布帛表面に塗布
あるいは印捺することにより行なわれている。しかし多
層膜系の被膜形成は塗布あるいは印捺を反復しなければ
ならないため、工程が複雑化するうえに、形成被膜と布
帛表面との接合密着度合の関係から往々にして屈伸をと
もなう部位から界面剥離を生じるという問題がある。
本発明は上記の問題を解決するもので、蒸着加工や被膜
形成のような後加工方法を用いずに良好な保温性を有す
る太陽熱選択吸収性繊維並びに保温性繊維を提供しよう
とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は、衣服原料となる繊維そのものに高性能の太陽
熱選択吸収特性を付与することによって従来技術の問題
点を解消したものである。
すなわち本発明により提供される太陽熱選択吸収性繊維
は、周期律表第■族に属する遷移金属の炭化物粉末また
はこれとアルミニウムの混合粉末と熱可塑性合成線状重
合体との混練組成物を溶融紡糸するか、前記混練組成物
と熱可塑性合成線状重合体を溶融複合紡糸して得られる
繊維物質である。
太陽放射スペクトルは0.5μmの波長近辺にピークが
存在し、0.3〜2.0μmの間に全エネルギーの95
%以上を含んでいる。このため、太陽熱を選択的に吸収
させる物質としては、0.3〜2.0μmの波長域で吸
収が大きく、また2、0μm以上の赤外域では熱の放射
率が小さい(反射率が大きい)ことが材質上の必要条件
となる。
本発明で適用する周期律表第■族に属する遷移金属の炭
化物、TiC,ZrC,HfCなどは上記の材質条件を
満足するが、これら物質のうちZrCが最も効率的な選
択吸収性を有するため有効に用いられる。T iC+ 
Z r C* Hf C擲の炭化物は単独の粉末または
これにアルミニウムを加えた混合粉末として使用に供さ
れる:粉末の状態は可及的に細かいことが良く、粒径1
5μm以下の微粉末として用いることが望ましい、また
炭化物とアルミニウムの配合比率は1:0.3〜1.0
の範囲に設定される。
熱可塑性合成線状重合体としては、アクリルあるいはナ
イロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン1
1、ナイロン12などのポリアミド、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエ
ステルおよびポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリ
オレフィン等から選択されるが、特にナイロン6.66
のようなポリアミド、ポリエチレンテレフタレートのよ
うなポリエステルが有効に用いられる。
TiC,ZrC,HfC粉末またはこれとA9Jの混合
粉末と熱可塑性合成線状重合体との混練組成物は、溶融
状態にある重合体に粉末を添加混合する通常の方法で形
成することができる。この場合、重合体成分に対する炭
化物粉末またはこれとAM混合粉末の添加率は、0.3
〜lO重量%に設定することが望ましい。この添加率が
0.3重量%を下廻ると太陽熱吸収性能を十分に付与す
ることができず、また10重量%を越える配合状態とす
ると重合体の流動性が低下し、紡糸性が悪化すると同時
に強度劣化をももたらす。
混練組成物はそのまま常法により溶融紡糸するか、前述
したポリアミド、ポリエステルなどの熱可塑性合成線状
重合体と溶融複合紡糸する。溶融紡糸法には5通常のス
クリュー型またはプレッシャーメルト型の押出紡糸装置
を用いることができるが、複合紡糸する場合には太陽熱
吸収成分を含む混練組成物を芯、熱可塑性合成線状重合
体を鞘とする芯鞘構造となるようにおこなう。
このようにして紡糸したフィラメントは単独あるいは他
の繊維と混用して編織され目的とする用途商品に加工さ
れる。他繊維と混用する場合は、混繊、金糸、合撚、交
織、交編その他あらゆる手段を用いることができる。
また上記の課題を解決するために本発明の保温性繊維は
、繊維内部に上記のTiC,ZrC。
HfCを含む遠赤外線放射能力を有するセラミック微粒
子を含有したものである。
本発明において、遠赤外線放射能力を有するセラミック
とは、たとえばチタン、ジルコニウム、ハフニウムなど
の周期律表第■族に属する遷移金属、の炭化物や、はう
素、けい素、タンタルなどの炭化物、けい素、チタン、
クロム、マンガン、鉄、コバルト、銅、ジルコニウムな
どの酸化物およびこれらの複合組成物や、雲母、蛍石、
方解石などの結晶体などをいい、このような無機物質の
微粒子を繊維に混入して用いる。これらのセラミツ〃は
いずれも熱源の熱エネルギーを多量に吸収する能力を有
しており、特に周期律表第■族の遷移金属の炭化物は波
長0.3〜2.0μmの太陽エネルギーを選択的に吸収
し、遠赤外線の波長2〜20μmの熱エネルギーに転換
、放射する能力と、波長2〜20μmの熱エネルギーを
反射する能力に富み、このような金属炭化物を繊維に混
入することにより、その繊維は太陽熱を吸収しつつ、吸
収した熱エネルギーを内部に蓄熱する性能を有するよう
になる。
このような太陽熱吸収蓄熱性能は周期律表第■族の遷移
金属の炭化物がすぐれており、なかでも特に炭化ジルコ
ニウム(ZrC)が抜群の能力を有し最もすぐれている
。また上記の周期律表第■族の遷移金属の炭化物にアル
ミニウムを1:0.3〜1の範囲で混合してもよい。
上記のセラミックは微粒子として用いる。すなわち15
μm以下の粒径に粉砕した粉末で、特に1μm以下の粒
径の微粉末を用いるのが好ましい。
粒子が大きすぎると、後述する繊維に含有させる場合、
製糸工程での濾材の目詰まりや、糸切れなどによる可紡
糸の低下などの問題が生じ、たとえ紡糸できても延伸工
程での糸切れ発生の問題がある。
本発明において、上記の遠赤外線放射能力を有するセラ
ミック微粒子を含有する繊維としては。
ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン
11.ナイロン12などのポリアミド、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレンテレフタレートなどのポリ
エステル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオ
レフィン、ポリブクリロニトリル、ポリビニルアルコー
ルなどの合成重合体からなる合成繊維、レーヨン、アセ
テートなどの繊維素系化学繊維などのいわゆる人造繊維
を挙げることができる。
繊維中に含有する前記セラミック微粒子の量は、繊維重
量に対して0.1重量%以上20重量%以下、好ましく
は0.3重量%以上10重量%以下が適当であるが、特
に炭化ジルコニウムの場合には0.3重量%以上、好ま
しくは0.5重量以上7.0重量%以下で画期的な効果
が認められ、実質的に5重量%以下でも極めてすぐれた
効果を奏し、これは驚くべきことである。含有量が0.
1重量%以下では目的とする保温性が得られず、20重
量%以上では繊維の生産性が悪く、しかも糸質的には十
分な強伸度を有するものが得られない。
遠赤外線放射能力を有するセラミック微粒子を繊維に含
有させる方法としては、前記人造繊維の原料中に直接混
合して紡糸する方法、あらかじめ原料の一部を用いて高
濃度に含有させたマスターバッチを製造し、これを紡糸
時に所定の濃度に希釈調整してから紡糸する方法などが
ある。
繊維中に前記セラミック微粒子を含有させた態様を、繊
維の断面図によって説明する。
第1図は繊維1の全体にセラミック微粒子を均一に含有
させた状態を示し、第2図〜第8図は繊維の特定部分だ
けにセラミック微粒子を均一に含有させた状態を示して
いる。第2図〜第8図において、第2図、第3図はいず
れも芯鞘構造のもので、第2図は芯部2.鞘部3のうち
の芯部2に、第3図は鞘部4、芯部5のうちの鞘部4に
それぞれセラミック微粒子を均一に含有した状態を示し
、第4図は含有しない繊維本体6の表面の3箇所の部分
7a、7b、7cに含有させた状態を示し、第5図は1
6分割の分割構造であり、含有した部分8と含有しない
部分9とを交互に配置した状態を示し、第6図は同心3
層構造で、含有した中層部10と含有しない中心部11
aおよび外層部11bからなる状態を示し、第7図はサ
イドバイサイド3層構造であり、含有した中央部12と
含有しない両側部13a、13bからなる状態を示し、
°第8図は海鳥構造で、含有した島部14が含有しない
海部15の中に複数箇所点在した状態を示している。
上記の断面構造の繊維のうち、第1図に示す繊維はその
断面の全体に均一にセラミック微粒子を含有しているの
で、ある程度強力的に低い水準の繊維となるのは止むを
得ないが、この魚節2図〜第8図に示す繊維はそれぞれ
セラミック微粒子を含有していない部分3,5,6,9
.lla、llb。
13a 、 13b 、 15を有しているので、その
程度に応じてセラミック微粒子を含有することによる強
度低下が軽減されるという利点を有している。また第2
図、第6図、第8図に示す繊維は、セラミック微粒子を
含有している芯部2.中層部IO1島部14がそれぞれ
繊維の内部にあって表面に露出していないので、繊維の
製造時や織編物の製造時に繊維中のセラミック微粒子が
紡糸機や織機、編機のローラやガイドなどを摩擦によっ
て損傷したりすることがないという利点を有している。
また第4図、第5図、第7図に示す繊維は、セラミック
微粒子を含有している部分の7a、7b、7c、8゜1
2がそれぞれ繊維の表面に露出しているとはいえ、露出
の程度が第1図に示す繊維より少ないので、その程度に
応じて上記の摩擦損傷の問題も低減する。これら第2図
〜第8図に示す繊維では、セラミック微粒子を含有して
いる部分と、含有していない部分が異種の繊維原料であ
っても差し支えない。
なお繊維中へセラミック微粒子を含有させる態様は、第
1図〜第8図に示すほか種々のものがある。
本発明の遠赤外線放射能力を有するセラミック微粒子を
含有した保温性を有する繊維は、ふとんの中綿やキルテ
イング、寝装、足温器の中綿などに用いるが、またこの
繊維は織物、編物、不織布などの布帛として、広汎な用
途に用いる。なおこの繊維は同様にセラミック微粒子を
含有する異種の繊維あるいは他の通常の繊維などと混繊
、混紡、交撚、交織、交編などにより混用するご仁もで
きる。また布帛は必要に応じて染色、樹脂加工などの種
々の加工処理を施して各種の用′途に供する。
得られた布帛はすぐれた保温性を有しているので、保温
性が要求されるスキージャケット、スキー用ワンピース
、スキーパンツなどのスキーウェア(表地、裏地のいず
れにも使用可能)をはじめ、スウェットウェア、スウェ
ットシャツ、シャツ、タイツ、ウィンドブレーカ、トレ
ーニングウェア。
アンダーウェア、水着、ウェットスーツ、ウェットスー
ツの内張すなどのスポーツ衣料、登山、フィッシング、
ハンティングなどのアウトドアスポーツ用防寒衣料(表
地、裏地のいずれにも使用可能)、ウィンタースポーツ
用シューズのライニング・中敷、帽子や手袋の表地・裏
地などのスポーツ用グツズ、日常使用する防寒衣、作業
着、冷え防止肌着、腹巻、ソックスなどの一般衣料品、
靴・ブーツ・手袋などの内張り用材1毛布、電気毛布、
シーツ、マツトレス、敷ぶとんなとの寝装具、カーテン
、カーペット、ホットカーペット用生地、こたつ掛け、
こたつ敷、膝掛け、座ぶとんなどのインテリア製品、テ
ント、寝装、農業用保温材、保温用カバー材、手袋合皮
基布などの各種各様の用途に用いることができる。
作用 TiC,ZrC,HfCあるいはこれとA立の混合成分
は、約0.6v以上の光エネルギーを吸収し、それより
低エネルギーの光は反射する性質があり、これは波長0
.3〜2.0μmの太陽エネルギーを選択吸収するため
に有効作用する。したがって、このような優れた太陽熱
吸収成分を組織内部に含有する繊維は1編織することに
より全体として太陽エネルギーの効率的な吸収と放射損
失を防ぐ機能を持つ布生地となる。
また本発明の保温性繊維において、繊維が含有するセラ
ミックは、遠赤外線放射能力、すなわち波長0.3〜2
.0μmの太陽エネルギーを選択吸収する能力と、吸収
後波長2〜20μm(遠赤外線)の熱エネルギーに転換
、放射する能力と、前記波長2〜20μmの熱エネルギ
ーを反射する能力を有しており、これによりこのセラミ
ック微粒子を含有する繊維は一旦吸収したエネルギーを
内部で放射するとともに、内部からの熱エネルギーを遮
蔽して外部への漏れを抑制するので、良好な保温性を示
す。
実施例 実施例1 粒径10μm以下のZrC粉末を融解したナイロン6に
2重量%の添加率で配合し、十分混練して均一に分散し
た混練組成物を調整した。この混練組成物をスクリュー
型溶融紡糸機により700のフィラメントとして吐出し
た。紡糸の段階で糸切れなどの問題は発生せず、製糸性
も良好であった。
上記の太陽熱選択吸収性繊維を原糸として平織のタフタ
に製織した。このようにして得た生地試料と太陽熱吸収
性能を付与しないナイロン生地(ブランク材)を対象に
保温特性を測定した。結果を第1表に表した。なお、特
性項目のうち消費熱量および熱伝導率はサーモラボ試験
機を用い。
透湿性はJIS L −1099のカップ法によった。
〈以下余白〉 第1表 また、上記の生地試料とブランク材につき、1.5mの
距離をおいてsoowの写真用照明ランプで照射し、約
3分後にサーモピュアカメラにより布面の熱分布状態を
撮影した。第9図はそのサーモパターンを示したもので
、第9図■は生地試料。
第9図■はブランク材のものである。
保温特性とサーモパターンの結果から、本発明の太陽熱
選択吸収性繊維により製織した生地試料はブランク材に
比べて高い熱伝導と熱吸収性能を有することが認められ
る。
実施例2 粒径3μm以下のZrC粉末5部に粒径1μm以下のA
M粉末3部を配合して混合粉末をつくり、この混合粉末
をナイロン6に5重量%の添加率で混合し、二軸押出機
により溶融混練したのち水中に押出してベレットとした
。このぺυット状混練組成物とナイロン66を用い通常
の複合紡糸法により混練組成物を芯、ナイロン66を鞘
とする芯鞘構造の複合フィラメントを製造した。
得られた太陽熱選択吸収性の複合フィラメントを原糸と
して実施例1と同様に平織し多フタを製織した。
上記の生地試料とナイロン6のみで製織したブランク材
につき、実施例1と同様にしてサーモピュアカメラによ
り熱分布のパターンを測定し第10図に示した。第1O
図の■は本発明繊維による生地試料、■はブランク材の
各サーモパターンである。
実施例3 粒径0.7μmの炭化ジルコニウム(ZrC)微粒子を
20重量部と固有粘度1.15のナイロン6を80重量
部の割合で均一に溶融混合してセラミック混合組成物を
調整した。このセラミック混合組成物と固有粘度1.1
5のナイロン6を重量比15 : 85の割合で均一に
溶融混合して紡糸し、冷却固化後4.000m/win
の速度で捲取って70デニール/24フィラメントのマ
ルチフィラメント糸を得た。紡糸。
捲取りの工程中において糸切れ、巻付きなどの問題は発
生しなかった。得られたマルチフィラメント糸を経糸、
緯糸の双方に用いて製織し、経糸密度116本/インチ
、緯糸密度78本/インチの平織物を得た。
本実施例と比較のため、下記比較例1の試料を作製した
比較例1 上記実施例3において用いたのと同様のナイロン6を用
い、炭化ジルコニウムを混入しないほかは実施例3と同
一の方法、条件で紡糸し、製織して、ナイロン6マルチ
フィラメント70デニール/24フィラメント使いの同
一規格の平織物を得た。
上記の実施例3および比較例1の平織物の保温性を測定
し、その結果を合わせて第2表に示した。
く以下余白〉 第  2  表 ×註:保温性・・・20℃、60%の恒温室内において
エネルギー源として写真用toow 白色光源を用い、布帛の表面温度 をサーモピュア(赤外線センター、 日本電子■製)にて測定した。
第2表から明らかなように、実施例3の織物は比較例1
の織物に比べ光源のエネルギーをよく吸収して逃がさず
、生地の表面温度が上昇し、高い熱吸収性能を有し、良
好な保温性を示した。
実施例4 粒径0.7μm炭化ジルコニウム微粒子4重量部と固有
粘度0.8のポリエチレンテレフタレート96重量部を
均一に溶融混合し、セラミック混合組成物を調整した。
このセラミック混合組成物と固有粘度0.8のポリエチ
レンテレフタレートを重量比50 : 50の割合で、
300℃にて前者が芯部となる第2図に示すような同心
円型芯鞘構造の複合フィラメントを溶融紡糸し、冷却固
化後lookm/■inの速度で捲取り、延伸して芯鞘
型のセラミック含有マルチフィラメント糸50デニール
/24フイラメントを得た。
前記マルチフィラメント糸をフロント糸に用い、セラミ
ックを含有していない通常のポリエチレンテレフタレー
トマルチフィラメント糸50デニール736フイラメン
トをバック糸に用いてコース数50本/インチ、ウェー
ル数33本/インチのトリコットハーフを編立てた。
本実施例4と比較のため下記比較例2の試料を作製した
比較例2 上記の実施例4において用いたのと同様のポリエチレン
テレフタレートを用いて炭化ジルコニウムを添加するこ
となく単独で実施例4と同様の方法1条件で溶融紡糸、
捲取り、延伸して、ポリエチレンテレフタレートマルチ
フィラメント糸50デニール736フイラメントを得た
。このマルチフィラメント糸をフロント糸に用いて実施
例4と同様に編成して同一規格のトリコットハーフを得
た。
上記の実施例4および比較例2のトリコットハーフにつ
いて保温性を測定し、その結果を合わせて第3表に示し
た。
第  3  表 第3表に示す結果から明らかなように実施例4の布帛は
光源のエネルギーをよく吸収して逃がさず、生地の表面
温度が上昇し、良好な保温性を示した。
実施例5 粒径0.9μmの炭化チタン微粒子4重量部と固有粘度
0.8のポリエチレンテレフタレート96重量部を均一
に溶融混合し、セラミック混合組成物を得た。このセラ
ミック混合組成物と固有粘度0.8のポリエチレンテレ
フタレートを重量比30 : 70の割合で300℃に
て前者が芯部となる第2図に示すような同心円型芯鞘構
造の複合フィラメントを溶融紡糸し、冷却固化後100
0m/+iinの速度で捲取り。
延伸して芯鞘型のセラミック含有マルチフィラメント糸
150デニール/48フイラメントを得た。
前記マルチフィラメント糸150デニール/48フイラ
メントを仮撚加工機LS−6型(三菱重工業■製)にて
、仮撚数2370 T / M、第1ヒータ温度200
℃、第2ヒータ温度180℃、第1オーバーフイード率
O%、第2オーバーフィード率15%の条件で仮撚加工
を行ない、得られたセラミック含有仮撚加工糸を裏針抜
きのリバーシブル編地の裏組織に用い、表組織には別に
用意した光沢のある通常の三角断面ポリエステル仮撚嵩
高加工糸150デニ 。
−ル/36フイラメントを用いて、豊田自動織機■製の
にJ−36型九編機(30インチX22G)にて裏針抜
きのリバーシブル編地を編成した。
本実施例5と比較のため下記比較例3の試料を作製した
比較例3 上記の実施例5において用いたのと同様のポリエチレン
テレフタレートを用いて炭化ジルコニウムを添加するこ
となく単独で実施例5と同様の方法、条件で溶融紡糸、
捲取り、延伸してポリエチレンテレフタレートマルチフ
ィラメント糸150デニール/48フイラメントを得た
。このマルチフィラメント糸を用い実施例5と同様の方
法によりポリエチレンテレフタレート繊維使いの同一規
格のリバーシブル編地を得た。
上記の実施例5と比較例3のリバーシブル編地の保温性
を測定し、その結果を合わせて第4表に示した。
〈以下余白〉 第4表 第4表に示す結果から明らかなように、実施例5の布帛
は光源のエネルギーを吸収して逃がさず、生地の表面温
度が上昇し、良好な保温性を示した。
実施例6 二酸化マンガン60重量%、二酸化第二鉄20重量%、
酸化銅10重量%、酸化コバルト10重量%を混合焼結
後、0.5μmの粒径に粉砕したセラミック微粒子20
重量部と固有粘度1.1のポリエチレンテレフタレート
80重量部を均一に溶融混合してセラミック混合組成物
を得た。このセラミック組成物と固有粘度1.1のポリ
エチレンテレフタレートを重量比10 : 90の割合
で均一に溶融混合後紡糸し。
冷却固化後1000m/+sinの速度で捲取り、延伸
して75デニール/24フイラメントのセラミック含有
マルチフィラメント糸を得た。
前記マルチフィラメント糸を経糸、緯糸の双方に用いて
製織し、経糸密度116本/インチ、緯糸密度78本/
インチの平織物を得た。
本実施例6と比較のため下記比較例4,5の試料を作製
した。
比較例4 上記の実施例6において用いたのと同様のポリエチレン
テレフタレートを用いてセラミック微粒子を混入しない
ほかは、実施例6と同様の方法、条件で溶融紡糸、捲取
り、延伸してポリエチレンテレフタレートマルチフィラ
メント糸75デニール/24フイラメントを得た。この
マルチフィラメント糸を用いて実施例6と同一規格の平
織物を製織した。− 比較例5 上記比較例4で得た平織物に、アルミニウム蒸着装置を
用いて3 X 10−’ wHg〜5 X 10−’ 
mHgの減圧下で蒸気化させたアルミニウム金属を厚さ
が10μmになるように蒸着加工を行なってアルミニウ
ム蒸着加工織物を得た。
上記の実施例6および比較例4、比較例5で得た織物の
保温性を測定し、その結果を合わせて第5表に示した。
第  5  表 第5表に示す結果から明らかなように、実施例6で得た
布帛は比較例の布帛より光源のエネルギーをよく吸収し
て逃がさず、生地の表面温度が上昇し、良好な保温性を
示した。
実施例7 二酸化第二鉄80重量%、二酸化マンガン15重量%、
酸化コバルト5重量%を混合焼結後、0.8μmの粒径
に粉砕したセラミック微粒子15重量部と固有粘度0.
8のポリエチレンテレシタレート85重量部とを均一に
溶融混合し、セラミック混合組成物を得た。このセラミ
ック混合組成物と固有粘度0.8のポリエチレンテレフ
タレートを重量比20:80の割合で、300℃にて均
一に溶融紡糸し、冷却同化後1000m/sunの速度
で捲取り、延伸して50デニール/24フイラメントの
セラミック含有マルチフィラメント糸を得た。
前記マルチフィラメント糸をフロント糸およびバック糸
の両方に用いて、コース数52本/インチ、ウェール数
47本/インチのトリコットハーフを編成した。
本実施例7と比較のため下記比較例6,7の試料を作製
した。
比較例6 上記の実施例7において用いたのと同様のポリエチレン
テレフタレートを用いてセラミック微粒子を混入しない
ほかは、実施例7と同様の方法、条件で溶融紡糸、捲取
り、延伸してポリエチレンテレフタレートマルチフィラ
メント糸50デニール/24フイラメントを得た。この
マルチフィラメント糸を用いて実施例7と同一規格のト
リコツトノ)−フを編成した。
比較例7 上記比較例6で得たトリコットハーフに対して、上記の
比較例5の場合と同一の方法、条件でアルミニウム蒸着
加工を行なってアルミニウム蒸着加工布帛を得た。
上記の実施例7および比較例6、比較例7で得た布帛の
保温性を測定し、その結果を合わせて第6表に示した。
第  6  表 第6表に示す結果から明らかなように、実施例7で得た
布帛は、比較例の布帛に比べ光源のエネルギーをよく吸
収して逃さず、生地の表面温度が上昇し、良好な保温を
示した。
発明の効果 本発明によれば、太陽熱を効率的に選択吸収するととも
に熱放射の小さい物質が組織中に均一に介在した繊維が
提供されるから、衣服にした際の性状は皮膜形成による
従来技術にみられる界面剥離のような現象は全く発生せ
ず、常に安定した太陽熱選択吸収性能を保持することが
できる。
また本発明の保温性繊維においては、炭化ジルコニウム
のような太陽熱を選択的に吸収し遠赤外線放射能力を有
するセラミック微粒子を含有しているので、太陽エネル
ギーの95%以上を含む波長0.3〜2.0μm領域の
太陽熱を選択的に吸収し、これを波長2.0〜20μm
(遠赤外線)の熱エネルギーに転換、放射する能力と、
前記波長2〜20μmの熱エネルギーを反射する能力を
有・し、これにより一旦吸収したエネルギーを内部で効
率よく放射するとともに、身体からの熱エネルギーを遮
断して外部への漏れを抑制するので極めて保温性がすぐ
れており、従来のような後加工によるコストアップもな
く、また皮膜と生地との間の界面剥離のような問題が生
じることもなく、性能むらもない!したがって本発明の
太陽熱選択吸収性繊維並びに保温性繊維は、繊維、糸条
あるいは布帛などの形態で、保温性を要求するスポーツ
、レジャー用衣料をはじめ、カーテンなどのインテリア
用品あるいはテントなどの室外レジャー用品などに適用
してすぐれた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は、本発明の保温性繊維において遠赤外
線放射能力を有するセラミック微粒子を含有する態様を
模式的に示した概略横断面図、第9図■は本発明の実施
例1で得た織物の保温特性の測定におけるサーモパター
ンを示す図、第9図■はブランク材における同じくサー
モパターンを示す図、第10図■は本発明の実施例2で
得た織物の保温特性の測定におけるサーモパターンを示
す図、第10図■はブランク材における同じくサーモパ
ターンを示す図である。 代理人   森  本  義  弘 第1図  第2図   第3図 第7図  第β図 第7図 ■       ■ 第1σ図 の        ■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、周期律第IV族に属する遷移金属の炭化物粉末または
    これとアルミニウムの混合粉末と熱可塑性合成線状重合
    体との混練組成物を溶融紡糸するか、前記混練組成物と
    熱可塑性合成線状重合体を溶融複合紡糸して得られる太
    陽熱選択吸収性繊維。 2、周期律表第IV族に属する遷移金属の炭化物がZrC
    である請求項1記載の太陽熱選択吸収性繊維。 3、熱可塑性合成線状重合体が、ポリアミドまたはポリ
    エステルである請求項1記載の太陽熱選択吸収性繊維。 4、熱可塑性合成線状重合体に対する周期律表第IV族に
    属する遷移金属の炭化物粉末またはこれとアルミニウム
    の混合粉末の添加率が 0.3〜10重量%の混練組成物である請求項1記載の
    太陽熱選択吸収性繊維。 5、溶融複合紡糸の形態が、混練組成物を芯、熱可塑性
    合成線状重合体を鞘とする芯鞘構造である請求項1記載
    の太陽熱選択吸収性繊維。 6、繊維の内部に遠赤外線放射能力を有するセラミック
    微粒子を0.1〜20重量%含有している保温性繊維。
JP19537588A 1987-08-05 1988-08-05 太陽光選択吸収性保温繊維 Granted JPH01132816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19537588A JPH01132816A (ja) 1987-08-05 1988-08-05 太陽光選択吸収性保温繊維

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19562987 1987-08-05
JP62-195629 1987-08-05
JP62-198488 1987-08-07
JP19537588A JPH01132816A (ja) 1987-08-05 1988-08-05 太陽光選択吸収性保温繊維

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01132816A true JPH01132816A (ja) 1989-05-25
JPH039202B2 JPH039202B2 (ja) 1991-02-07

Family

ID=26509078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19537588A Granted JPH01132816A (ja) 1987-08-05 1988-08-05 太陽光選択吸収性保温繊維

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01132816A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02122086U (ja) * 1989-03-14 1990-10-04
JPH0314178U (ja) * 1989-06-26 1991-02-13
JPH0351312A (ja) * 1989-07-14 1991-03-05 Unitika Ltd 白度の向上した蓄熱保温性繊維
JPH065949U (ja) * 1991-12-13 1994-01-25 株式会社アサヒゴム 保温材料
JP2002038360A (ja) * 2000-07-25 2002-02-06 Malden Mills Ind Inc 水分制御及び改良された熱特性を有するダブル編み編成布
WO2006008785A1 (ja) * 2004-07-15 2006-01-26 Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. ホウ化物微粒子含有繊維およびこれを用いた繊維製品
JP2006200061A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Nippon Ester Co Ltd 異形断面糸及び芯鞘型異形断面糸
JP2015094034A (ja) * 2013-11-08 2015-05-18 ユニチカトレーディング株式会社 保温性布帛
JP2017150122A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 崔 ▲鉉▼▲澤▼CUI Xuanze 光吸収発熱組成物及び当該組成物を含む織物の製造方法
KR20170135376A (ko) * 2016-05-31 2017-12-08 (주)서목통상 가시광선 반응형 광발열 원단 제조 방법
US10519595B2 (en) 2017-12-29 2019-12-31 Industrial Technology Research Institute Composite textile

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5239258A (en) * 1975-09-22 1977-03-26 Suzuki Tekkosho:Kk Apparatus for feeding sheet-like matters
JPS60252712A (ja) * 1984-05-28 1985-12-13 Teijin Ltd 保温材用繊維
JPS6112908A (ja) * 1984-06-28 1986-01-21 Hoton Ceramic Kk セラミツクスパウダ−を含有する繊維製品

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5239258A (en) * 1975-09-22 1977-03-26 Suzuki Tekkosho:Kk Apparatus for feeding sheet-like matters
JPS60252712A (ja) * 1984-05-28 1985-12-13 Teijin Ltd 保温材用繊維
JPS6112908A (ja) * 1984-06-28 1986-01-21 Hoton Ceramic Kk セラミツクスパウダ−を含有する繊維製品

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02122086U (ja) * 1989-03-14 1990-10-04
JPH0314178U (ja) * 1989-06-26 1991-02-13
JPH0351312A (ja) * 1989-07-14 1991-03-05 Unitika Ltd 白度の向上した蓄熱保温性繊維
JPH065949U (ja) * 1991-12-13 1994-01-25 株式会社アサヒゴム 保温材料
JP2002038360A (ja) * 2000-07-25 2002-02-06 Malden Mills Ind Inc 水分制御及び改良された熱特性を有するダブル編み編成布
WO2006008785A1 (ja) * 2004-07-15 2006-01-26 Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. ホウ化物微粒子含有繊維およびこれを用いた繊維製品
JP2006200061A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Nippon Ester Co Ltd 異形断面糸及び芯鞘型異形断面糸
JP2015094034A (ja) * 2013-11-08 2015-05-18 ユニチカトレーディング株式会社 保温性布帛
JP2017150122A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 崔 ▲鉉▼▲澤▼CUI Xuanze 光吸収発熱組成物及び当該組成物を含む織物の製造方法
KR20170135376A (ko) * 2016-05-31 2017-12-08 (주)서목통상 가시광선 반응형 광발열 원단 제조 방법
US10519595B2 (en) 2017-12-29 2019-12-31 Industrial Technology Research Institute Composite textile

Also Published As

Publication number Publication date
JPH039202B2 (ja) 1991-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2006090808A1 (ja) 吸水により立体的に構造変化する複合布帛材料および繊維製品
JPS63152413A (ja) 遠赤外線放射性複合繊維
JPH01132816A (ja) 太陽光選択吸収性保温繊維
CN1037788C (zh) 中子和γ射线屏蔽纤维的制造方法
JPS6392720A (ja) 遠赤外線放射性芯鞘型複合繊維
JPH0440456B2 (ja)
FI88412C (fi) Fiber som selektivt absorberar solvaerme
JP2015010282A (ja) 遮熱性および放熱性に優れた織編物および繊維製品
JPH01314715A (ja) 保温性を有する繊維および布帛
JP5297331B2 (ja) 芯鞘型複合繊維
JP5379076B2 (ja) 複合合成繊維
KR20210046680A (ko) 자발 발광을 가지는 직물 재료들 및 uv 차단, 차광, 보온의 방법들 및 동일한 방식을 사용하는 적용예들
JP5777391B2 (ja) インテリア内装材
JPH0359134A (ja) 芯・鞘型複合糸条
JPH04257308A (ja) 白色系軽量保温性中空繊維
JPH0491238A (ja) 保温性多層構造糸
JP2933327B2 (ja) 芯・鞘型複合糸条
JP3419578B2 (ja) 不透明な繊維集合体
JPH0860486A (ja) 軽量保温性繊維布帛
JP3753486B2 (ja) 軽量性に優れた太陽光選択吸収性保温繊維
JP3296859B2 (ja) 蓄熱保温性繊維
JP2000160450A (ja) 吸放湿性、保温性に優れた織編物
JPH08170218A (ja) 蓄熱・保温繊維
JP2007254909A (ja) 蓄熱保温繊維
KR101613533B1 (ko) 냉감지속능이 우수한 냉감지

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080207

Year of fee payment: 17

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090207

Year of fee payment: 18

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090207

Year of fee payment: 18