JPH0113129Y2 - - Google Patents

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JPH0113129Y2
JPH0113129Y2 JP4334884U JP4334884U JPH0113129Y2 JP H0113129 Y2 JPH0113129 Y2 JP H0113129Y2 JP 4334884 U JP4334884 U JP 4334884U JP 4334884 U JP4334884 U JP 4334884U JP H0113129 Y2 JPH0113129 Y2 JP H0113129Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本発明は軸組建築に用にられる壁パネル構造に
関する。
〔従来技術と本考案の目的、構成〕
従来軸組建築において壁パネルを用い、内壁及
び間仕切り等壁面を構築する方法が行なわれてき
た。
その壁パネルにおいては柱厚寸法より薄い厚さ
で、しかも基準となる柱芯間が1間の柱間の内寸
法の真半分寸法からなるパネルを作り、該柱間に
嵌合設置する。そのため該パネルは柱間に必らず
構築されなくてはならず、特に間仕切りに使用す
る場合においても、出隅、入隅部分に柱を構築し
なくてはならない。
また柱芯間が半間あるいは1.5間の場合、該パ
ネルの組合せでは幅が狭かつたり、広かつたりす
るため、パネルの幅を切断したり、継ぎ足したり
しなければならない。
パネルのその切断、継ぎ足しをなくする目的で
パネル数をそれぞれ寸法に合せ予じめ作つておく
ことも可能であるが、この場合はパネルの種類が
多くなる問題点を生ずる。
例えば柱を105mm角のものを使用した関東間の
場合、基準となる1間の柱芯間が1818mmであるた
め、パネルは(1818mm〜105mm)÷2=856.5mm幅
寸法で作られる。
そのため、柱芯間が1間の場合、該パネル2枚
が柱間に嵌合設置される。しかも、柱芯間が半間
(909mm)の場合柱内寸法が804mmmmであるため、
該パネル1枚では広すぎ、また柱芯間が1.5間
(2727mm)の場合、柱内寸法が2622mmであるため、
このパネル3枚では狭くなつてしまう。上記した
ように、標準パネルを用い、壁面を構築する場合
においてもそれほど作業の簡略化、工期の短縮な
どがなされていないのが現状である。
本考案は以上のような従来の軸組建築に用いら
れる壁パネル構造の問題点を解決することを目的
とする。すなわち、本考案は以下述べるように単
に2種類の第1、第2壁パネルA,Bを用いて、
柱芯間隔0.5間、1間、1.5間の場合に対応できる
壁パネル構造を提供しようとするものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
本考案の壁パネル構造は次のように構成され
る。
柱の厚さ t 幅 t 柱芯寸法 L 第1壁パネルAの厚さ t 第1壁パネルAの幅 1/2L=l1 第2壁パネルBの厚さ t 第2壁パネルBの幅 1/2L−t=l2 とする。
第1図に示すように柱C芯間隔Lとすると、 第1壁パネルAの幅 l1=1/2L 第2壁パネルBの幅 l2=1/2L−t したがつて、 柱間隔(L−t)に第1、第2壁パネルA,B
はそのまま嵌合設置できる。すなわち 1/2L+(1/2L−t)=L−t 以下実際の寸法に合せて本考案の実施例を説明
する。
(実施例) 柱を105mm角のものを使用した関東間サイズ軸
組建築の場合 第2図は柱C,Cの柱芯間隔を1間すなわち、
1818mmを基準柱芯寸法とする。
柱Cの厚さ、幅 105mm 第1壁パネルAの幅を 1818mm×1/2=909mm 第2壁パネルBの幅を 909mm−105mm=804mm (パネルAの幅)(柱Cの幅) 壁パネルA,Bの厚さ 105mm である。
第2図のように構成されたパネルA,Bの構築
にあたつては、柱C,C芯間隔1818m/mの場合
は、柱間隔は1713m/mである。
したがつて、第1壁パネルA(909mm幅)と第2
壁パネルB(804mm幅)が柱C,C間隔1713m/m
にそのまま嵌合設置される。
第3図のように、柱C,C間隔が半間(909mm)
の場合は、柱間隔は804mmとなる。この場合は第
2壁パネルBがそのまま嵌合設置される。
第4図のように、 柱C,C間隔が1.5間の場合は、 柱C,C芯間隔 2727mm 柱C,C間隔 2622mm であるので、 第1壁パネルA,Aと第2壁パネルB 909mm+909mm+804mm=2622mm となり、第1壁パネルA2枚、第2壁パネルB1枚
をそのまま嵌合設置できる。
第5図のように、 柱の厚さtと第1、第2壁パネルA,Bの厚さ
を同一寸法にすることによつて、出隅、入隅にお
いて第1壁パネルAあるいは第2壁パネルBの側
面に第1壁パネルAあるいは第2壁パネルBの木
口縁を突合せ施工する。このようにすることによ
り、出隅、入隅部において、柱を構築ことなく、
柱芯間の基本モジユールのまま自由に内壁、間仕
切壁を構築できる。
第5図は一側の入隅、出隅に柱を構築しない
で、他側の入隅、出隅に柱C,Cを構築した場合
の第1、第2壁パネルA,Bの配置の1例を示し
ている。
以上の実施例は関東間の基本モジユールについ
て説明したが、関西間、京間などの他のモジユー
ルについても同様にして適用できる。
すなわち、第1、第2壁パネルA,Bの厚さを
柱Cの厚さと等しくし、また幅を(1/2L)、(1/2
L−t)とすることにより、2種類の幅の第1、
第2壁パネルA,Bのみを用いて施工できる。
(本考案の作用効果) 2種類の幅の第1、第2壁パネルA,Bを用い
るだけで、そのまま、軸組建築の壁パネル構造を
構築できる。したがつて、建築コストが低下で
き、施工期間も短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図……本考案構造に用いる第1、第2壁パ
ネルA,Bの説明図、第2図……柱芯間隔を1間
とした場合の説明図、第3図……柱芯間隔を半間
としたときの説明図、第4図……柱芯間隔を1.5
間としたときの説明図、第5図……入隅部、出隅
部に柱を設けない場合の説明図。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2種類の幅の第1壁パネルA、第2壁パネル
    B、柱Cから構成され、第1、第2壁パネルA,
    Bの厚さtを、柱Cの厚さt、幅tと等しくし、 第1壁パネルAの幅を柱芯寸法Lの1/2すなわ
    ち1/2L=l1とし、 第2壁パネルBの幅を第1壁パネルAの幅l1
    ら柱厚さtを差引いたl2、すなわち、 1/2L−t=l2とした、 ことを特徴とする、 軸組建築に用いられる壁パネル構造。
JP4334884U 1984-03-28 1984-03-28 軸組建築に用いる壁パネル構造 Granted JPS60157814U (ja)

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JPS60157814U JPS60157814U (ja) 1985-10-21
JPH0113129Y2 true JPH0113129Y2 (ja) 1989-04-18

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