JPH01130348A - 光磁気記録媒体 - Google Patents
光磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH01130348A JPH01130348A JP29017187A JP29017187A JPH01130348A JP H01130348 A JPH01130348 A JP H01130348A JP 29017187 A JP29017187 A JP 29017187A JP 29017187 A JP29017187 A JP 29017187A JP H01130348 A JPH01130348 A JP H01130348A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic material
- soft magnetic
- type oxide
- recording layer
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は記録層としてマグネトプランバイト型酸化物磁
性体を用いた光磁気記録媒体に関する。
性体を用いた光磁気記録媒体に関する。
一般に、光磁気記録媒体の記録層としては希土類−遷移
金属合金、マグネトプランバイト型酸化物磁性体および
スピネルフェライトなどの酸化物磁性体が提案されてい
る。
金属合金、マグネトプランバイト型酸化物磁性体および
スピネルフェライトなどの酸化物磁性体が提案されてい
る。
このうち、希土類−遷移金属合金を記録層とした場合、
この合金のM−Hループは第2図に示されるように角型
比(Mr/Ms)が1であるため、第3図に示されるよ
うに残留磁化状態においてもすべての磁区が完全に反転
して上向き(あるいは下向き)にそろっており、微小記
録ビットが安定に存在する。
この合金のM−Hループは第2図に示されるように角型
比(Mr/Ms)が1であるため、第3図に示されるよ
うに残留磁化状態においてもすべての磁区が完全に反転
して上向き(あるいは下向き)にそろっており、微小記
録ビットが安定に存在する。
一方、マグネトプランバイト型酸化物磁性体を用いた場
合、例えばGGG基板上にBaFe1□Co@asTi
a−soas膜を形成したM −H)Ll−プは第4図
に示されるように1反磁界4πMsによ゛ り傾いてお
り、磁界0(残留磁化状態)においては膜面に対し、上
向きと下向きの磁区が混在する。すなわち第5図に示さ
れるように、反転磁区が記録磁区内・あるいは記録磁区
周辺部に存在するため、微小ビットを安定に存在させ、
かつ良好な再生を得ることは困難であった。
合、例えばGGG基板上にBaFe1□Co@asTi
a−soas膜を形成したM −H)Ll−プは第4図
に示されるように1反磁界4πMsによ゛ り傾いてお
り、磁界0(残留磁化状態)においては膜面に対し、上
向きと下向きの磁区が混在する。すなわち第5図に示さ
れるように、反転磁区が記録磁区内・あるいは記録磁区
周辺部に存在するため、微小ビットを安定に存在させ、
かつ良好な再生を得ることは困難であった。
このように、安定した微小ビットを得るためには希土類
−遷移金属合金がマグネトプランパイト型酸化物磁性体
より優れているが、この希土類−遷移金属合金は酸化腐
食による経時変化を生じやすく、高信頼性の光磁気記録
媒体は得にくいという問題点を有する。
−遷移金属合金がマグネトプランパイト型酸化物磁性体
より優れているが、この希土類−遷移金属合金は酸化腐
食による経時変化を生じやすく、高信頼性の光磁気記録
媒体は得にくいという問題点を有する。
そこで、本発明はそれ自体が酸化物であるため化学的に
安定なマグネトプランバイト型酸化物磁性体を記録層と
した場合に生ずる前記問題点を解消し、微小ビットを安
定に存在させ、かつ良好な再生を得る光磁気記録媒体を
提供することを目的とするものである。
安定なマグネトプランバイト型酸化物磁性体を記録層と
した場合に生ずる前記問題点を解消し、微小ビットを安
定に存在させ、かつ良好な再生を得る光磁気記録媒体を
提供することを目的とするものである。
本発明の光磁気記録媒体は透明基板上に透光性軟磁性体
、マグネトプランバイト型酸化物磁性体、およびNiF
e、CoNbZr、NiPから選ばれるいずれかの合金
系軟磁性体を順次積層したことを特徴とするものである
。
、マグネトプランバイト型酸化物磁性体、およびNiF
e、CoNbZr、NiPから選ばれるいずれかの合金
系軟磁性体を順次積層したことを特徴とするものである
。
第1図は本発明に係る光磁気記録媒体の一実施例を示す
ものである。第1図において、1は石英ガラス等の透明
基板であり、この透明基板1上には透光性軟磁性体層2
.マグネトプランバイト型酸化物磁性体からなる記録層
3およびNiFe、CoNbZr*NiPから選ばれる
合金系軟磁性体層4が順次積層されている。
ものである。第1図において、1は石英ガラス等の透明
基板であり、この透明基板1上には透光性軟磁性体層2
.マグネトプランバイト型酸化物磁性体からなる記録層
3およびNiFe、CoNbZr*NiPから選ばれる
合金系軟磁性体層4が順次積層されている。
通常、光磁気記録媒体は基板側からレーザ光を照射し、
記録、再生を行うため、本発明において基板1側に設け
る軟磁性体層2はNiZnフェライト、MnZnフェラ
イトのようなレーザ光(7g0ni+、830nm)に
対し透光性である(0.3ptrrの膜厚で80%以上
の透過率)酸化物系軟磁性体とする。この透光性軟磁性
体層2は膜厚0.05〜1.0μm、好ましくは0.1
〜0.3μmとする。なお。
記録、再生を行うため、本発明において基板1側に設け
る軟磁性体層2はNiZnフェライト、MnZnフェラ
イトのようなレーザ光(7g0ni+、830nm)に
対し透光性である(0.3ptrrの膜厚で80%以上
の透過率)酸化物系軟磁性体とする。この透光性軟磁性
体層2は膜厚0.05〜1.0μm、好ましくは0.1
〜0.3μmとする。なお。
この透光性軟磁性体層2はその上に積層されるマグネト
プランバイト型酸化物磁性体の下地層としての役割をも
有し、マグネトプランバイト型酸化物磁性体を良好なC
軸配向性をもった垂直磁化膜とすることができる。
プランバイト型酸化物磁性体の下地層としての役割をも
有し、マグネトプランバイト型酸化物磁性体を良好なC
軸配向性をもった垂直磁化膜とすることができる。
この透光性軟磁性体層2上には記録層3としてマグネト
プランバイト型酸化物磁性体が垂直磁化膜として膜厚0
.1〜1μm成膜される。このマグネトプランバイト型
酸化物磁性体はM−Feixons (MはSr、Pb
、Baの少なくとも一種以上)で表わされるものである
。
プランバイト型酸化物磁性体が垂直磁化膜として膜厚0
.1〜1μm成膜される。このマグネトプランバイト型
酸化物磁性体はM−Feixons (MはSr、Pb
、Baの少なくとも一種以上)で表わされるものである
。
ここで、具体例を示せば、石英ガラスにNi、、2Zn
、、、Fe、04を形成した後、DC対向ターゲットス
パッタ装置により、BaFe1tC1)+−5TX、、
SO,、なる組成を有するターゲットを用いて、A r
+ Ow雰囲気にて基板温度を620℃程度に加熱し
、BaFe1.Co00.Ti、++、O,,からなる
記録層を膜厚0.3μ■成膜した。
、、、Fe、04を形成した後、DC対向ターゲットス
パッタ装置により、BaFe1tC1)+−5TX、、
SO,、なる組成を有するターゲットを用いて、A r
+ Ow雰囲気にて基板温度を620℃程度に加熱し
、BaFe1.Co00.Ti、++、O,,からなる
記録層を膜厚0.3μ■成膜した。
この記録層3上に積層される合金系軟磁性体層4はNi
Fe、CoNbZr、NiPから選ばれるいずれかとす
る。この合金系軟磁性体層4は前記材料から選ばれるた
め、反射層としての作用をなす、そして、その膜厚は0
.05〜0.3μmの範囲とする。
Fe、CoNbZr、NiPから選ばれるいずれかとす
る。この合金系軟磁性体層4は前記材料から選ばれるた
め、反射層としての作用をなす、そして、その膜厚は0
.05〜0.3μmの範囲とする。
通常、記録層はHk/ 4 x Ms>10 (Hk:
異カ性磁界、Ms:飽和磁化)の場合、角型比″:1の
記録媒体が得られるが、マグネトプランバイト型酸化物
磁性体の場合にはHk/4πM g = 3 、6程度
であるため、反磁界(4πMs)により5M−Hループ
が4πMsだけ傾き、角型比は1゜とはならないのでは
あるが1本発明の光磁気記録媒体ではマグネトプランバ
イト型酸化物磁性体がその上下を軟磁性体によりはさま
れるよう構成されているため、第6図に示されるように
記録磁区と軟磁性体層で閉ループが形成され、反磁界が
キャンセルされるので、第1図に示されるように微小ビ
ットが完全に反転した磁区により形成され、しかも記録
磁区内に反転磁区が存在することが防止されるようにな
る。
異カ性磁界、Ms:飽和磁化)の場合、角型比″:1の
記録媒体が得られるが、マグネトプランバイト型酸化物
磁性体の場合にはHk/4πM g = 3 、6程度
であるため、反磁界(4πMs)により5M−Hループ
が4πMsだけ傾き、角型比は1゜とはならないのでは
あるが1本発明の光磁気記録媒体ではマグネトプランバ
イト型酸化物磁性体がその上下を軟磁性体によりはさま
れるよう構成されているため、第6図に示されるように
記録磁区と軟磁性体層で閉ループが形成され、反磁界が
キャンセルされるので、第1図に示されるように微小ビ
ットが完全に反転した磁区により形成され、しかも記録
磁区内に反転磁区が存在することが防止されるようにな
る。
以上のような本発明によれば、化学的に安定なマグネト
プランバイト型酸化物磁性体を記録層とし、この記録層
を軟磁性体により上下からはさんで構成されるため1反
磁界が低減でき、微小ビットを安定に存在させることが
でき、かつ飽和状態での回転角を利用できるので良好な
再生が期待できるという効果を有する。
プランバイト型酸化物磁性体を記録層とし、この記録層
を軟磁性体により上下からはさんで構成されるため1反
磁界が低減でき、微小ビットを安定に存在させることが
でき、かつ飽和状態での回転角を利用できるので良好な
再生が期待できるという効果を有する。
第1図は本発明の一実施例を示す部分斜視説明図である
。 第2図は希土類−遷移金属合金におけるM −Hループ
図である。 第3図は第2図の記録層を用いた光磁気記録媒体の部分
斜視説明図である。 第4図はマグネトプランバイト型酸化物磁性体における
M−Hループ図である。 第5図は第4図の記録層を用いた光磁気記録媒体の部分
斜視説明図である。 第6図は第1図に示した本発明実施例における記録磁区
を示す説明図である。 1・・・透明基板 2・・・透光性軟磁性体層
3・・・記録層 4・・・合金系軟磁性体層
箱 1 (!l 爾4(¥1 第3図
。 第2図は希土類−遷移金属合金におけるM −Hループ
図である。 第3図は第2図の記録層を用いた光磁気記録媒体の部分
斜視説明図である。 第4図はマグネトプランバイト型酸化物磁性体における
M−Hループ図である。 第5図は第4図の記録層を用いた光磁気記録媒体の部分
斜視説明図である。 第6図は第1図に示した本発明実施例における記録磁区
を示す説明図である。 1・・・透明基板 2・・・透光性軟磁性体層
3・・・記録層 4・・・合金系軟磁性体層
箱 1 (!l 爾4(¥1 第3図
Claims (1)
- 1、記録層としてマグネトプランバイト型酸化物磁性体
を用いた光磁気記録媒体において、透明基板上に透光性
軟磁性体、マグネトプランバイト型酸化物磁性体、およ
びNiFe、CoNbZr、NiPから選ばれるいずれ
かの合金系軟磁性体を順次積層したことを特徴とする光
磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29017187A JPH01130348A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 光磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29017187A JPH01130348A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 光磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01130348A true JPH01130348A (ja) | 1989-05-23 |
Family
ID=17752669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29017187A Pending JPH01130348A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 光磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01130348A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5989705A (en) * | 1995-11-14 | 1999-11-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Magneto-optical recording medium |
-
1987
- 1987-11-17 JP JP29017187A patent/JPH01130348A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5989705A (en) * | 1995-11-14 | 1999-11-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Magneto-optical recording medium |
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