JPH01128832A - 多層構造体 - Google Patents

多層構造体

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JPH01128832A
JPH01128832A JP63250999A JP25099988A JPH01128832A JP H01128832 A JPH01128832 A JP H01128832A JP 63250999 A JP63250999 A JP 63250999A JP 25099988 A JP25099988 A JP 25099988A JP H01128832 A JPH01128832 A JP H01128832A
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は良好な蒸気障壁(barrier)特性を有す
る多層(multilayered)熱可塑性構造体並
びに更に殊にポリカーボネート層、ポリ塩化ビニリデン
層及びその中間に置かれたタイ(tie)  (接着)
層からなる共押出しされた(co −extruded
)構造体に関するものである。
ガス及び液体の透過に対する抵抗性は現在の包装材料の
必要とされる特徴である。加えて、これらの材料は良好
な機械的特性を有することが必要とされる。ポリカーボ
ネートはフィルム及び包装を含めた種々のプラスチック
製品を成形する際の優れた材料であるが、その障壁特性
はある程度欠点がある。その優れた障壁特性が公知であ
るポリ塩化ビニリデンとポリカーボネート樹脂との組合
せは文献においては指摘されているが、これらの物質を
含む共押出しされた構造体の製造の成功はまだ報告され
ていない。米国特許環3,420゜729号に外側のシ
ェル(shell)及び内側の剛化剤(rigidif
ier)成分並びにその中間に置かれた接着層からなる
製品が開示されている。
ポリカーボネートが外側のシェルに対して適する物質の
中に挙げられている。ポリ塩化ビニリデン(サラン)は
積層製品における中間層として適することが米国特許環
3,561,629号、同第3.717.544号、同
第3,908.070号及び同第4,107.362号
に開示されている。米国特許環3,606,958号に
おいて、ロード−キャリング(1oad −carry
iB)薄層及び第二のシーリング薄層からなる壁を有す
る容器が開示された。ポリカーボネートはロード−ベア
リング(1oad −bearing)薄層に適する物
質の中に挙げられ、一方ポリ塩化ビニリデンは流体障壁
薄層に適する物質として開示される。またこれに関連し
て米国特許環3.869,056号に容器が開示されて
いる。米国特許環4.475.241号にポリカーボネ
ートコーティングを有するペースシート及び接着タイ層
からなる包装用フィルムが開示されている。
本分野においてポリカーボネート及びポリビニリデンの
共押出しされた構造体が不可能であると考えられている
ことを示すことは多分有益である。
L、E、バッカロ(B accaro)らによる「高温
障壁包装用の材料及び成分(Materials an
d Com−ponents for High Te
mperature BarrierP acking
)J  園984重合体、積層及びコーティング会議(
Polymers、 Lam1nation and 
Coat−ings Conference) 、ブッ
ク(B ook) 2、パルプ及び紙工業の技術協会の
議事録(p roceedingsof  the  
Technical  As5ociation  o
f  thePulp and Paper 1 nd
ustry) 、639頁]なる表題の論文において、
ポリ塩化ビニリデンの欠点は「市場での現在の共押出フ
ィードブロック([66dblock)システムに関し
て、劣化させずにPCを用いて処理することが実質的に
不可能である」ことにあることが示されていた。事実、
1987年のM、ポイセン、レインペルグ(B oys
en。
Rheinberg)によるタンストストラフx (K
unststoffe) 77 (1987) 5.5
221525頁の「包装に対する障壁プラスチックの比
較;EvOH及びPVDCの包装用複合体(A Com
parison of Barr−ier P 1as
tics for Packaging ; The 
packagingcomposites of E 
V OHand P VDC)Jなる表題の論文におい
て、PVDC及びポリカーボネートの共押出は不可能で
あると明らかに述べられている。
本発明はポリ塩化ビニリデンの障壁層、ポリカーボネー
ト層及びその中間に置かれた接着層からなる包装用材料
として有用である新規な、多層体の共押出しされた熱、
可塑性構造体に関するものである。本発明のポリカーボ
ネート樹脂はその低い分子量に特徴がある。好適な具体
例において、ポリカーボネート樹脂はまたその特別な連
鎖停止剤に特徴がある。
本発明のポリカーボネートは重量平均分子量約10.0
00〜約40.000、殊に12.000〜30,00
0、好ましくは15.000〜25.000を有する熱
可塑性芳香族樹脂である。
このタイプのポリカーボネートは公知であり、そして商
業的に容易に入手できる。本発明のポリカーボネート樹
脂は式 %式%() 式中、Zは炭素原子6〜30個を有する二価の芳香族基
である、 のジヒドロキシ化合物をベースとする。これらのものに
はへテロ原子を含有することができ、そして置換されて
いてもよい単核及び多核ジヒドロキシ化合物が含まれる
。次のものが適当な化合物である:ハイドロキノン、レ
ゾルシノール、ジヒドロキシジフェニル、ビス−(ヒド
ロキシフェニル)−アルカン、ビス−(ヒドロキシフェ
ニル)−シクロアルカン、ビス=(ヒドロキシフェニル
)スルフィド、ビス−(ヒドロキシフェニル)エーテル
、ビス=(ヒドロキシフェニル)ケトン、ビス−(ヒド
ロキシフェニル)スルホキシド、ビス−(ヒドロキシフ
ェニル)スルホン及びα、α′ −ビス−(ヒドロキシ
フェニル)−ジイソプロピルベンゼン、並びにその核ア
ルキル化及び核ハロゲン化された化合物。これらのもの
及び他の適当なジヒドロキシ化合物はそのすべてを本明
細書に参考として併記する米国特許第3,028,36
5号;同第2.999.835号:同第3.148゜1
72号;同第2,991.273号;同第3゜271.
367号及び同第2,999.846号、ドイツ国特許
出願公開第1,570,703号;同第2,063,0
50号;同第2.036.052号;及び同第2,21
1,956号;フランス国特許第1.561,518号
並びにH,シュネル(S chnell) 、ポリカー
ボネートの化学及び物理(Chemistry and
 Physics of Po1ycarbo−nat
es) 、インターサイエンス出版(I ntersc
i−ence Publishers) 、ニューヨー
ク、1964の文献に記載されている。
好適なジヒドロキシ化合物の例には次のものがある:4
,4’−ジヒドロキシジフェニル、2゜2−ビス−(4
−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2.4−ビス−(
4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、1.l
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン
、α、α1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−
ジイソプロピルベンゼン、2.2−ビス−(3−メチル
−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2.2−ヒス
−(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル
)−メタン、2.2−ビス−(3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシフェニル)−プロパン、ビス〜(3,5−ジ
メチル−4−ヒドロキシフェニル)−スルホン、2.4
−ビス−(3,5−’、;メチルー4−ヒドロキシフェ
ニル)−2−メチルブタン、1.I−ビス−(3,5−
ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン
、α、α゛−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)−p−ジイソプロピル−ベンゼン、2.2
−ビス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル
)−プロパン及び2゜2−ビス−(3,5−ジブロモ−
4−ヒドロキシフェニル)−プロパン。
殊に好適なジヒドロキシ化合物の例には次のものがある
:2,2−ビスー(4−ヒドロキシフェニル)−プロパ
ン、2.2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)−プロパン、2.2−ビス−(3,5−ジ
クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2.2
−ビス−(3゜5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル
)−プロパン及びl、l−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−シクロヘキサン。
また上記のジヒドロキシ化合物の混合物を使用し得る。
少量、好ましくは約0.05乃至2.0モル%間(用い
るジフェノールを基準として)の分枝鎖剤を加え得る。
これらのものは3またはそれ以上の官能性を有する化合
物、殊に3個またはそれ以上の7エノール性ヒドロキシ
ル基を有するものであり、これらのものは流動特性を改
善するために加えられる。これらの化合物の例にはフロ
ログリシツール、4.6−シメチルー2.4.6−トリ
ー(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプト−2−エン、4
.6−シメチルー2.4.6− (4−ヒドロキシフェ
ニル)−へブタン、l、3.5−ドーリ、(4−ヒドロ
キシフェニル)−ベンゼン%111、l−トリー(4−
ヒドロキシフェニル)−エタン、トリー(4−ヒドロキ
シフェニル)7zニルメタン、2.2−ビス−[4,4
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキシル
】−フロパン、2.4−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ルイソプロピル)−フェノール、2.6−ビス−(2−
ヒドロキシ−5′−メチルベンジル)−4−メチルフェ
ノール、2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−(2,
4−ジヒドロキシフェニル)−フロパン、ヘキサ−[4
−(4−ヒドロキシフェニルイソプロピル)−7エニル
]オルトテレフタル酸エステル、テトラ−(4−ヒドロ
キシフェニル)−メタン、テトラ−[4−(4−ヒドロ
キシフェニルイソプロピル)フェノキシ]−メタン及び
1.4−ビス−[(4’ 、4“−ジヒドロキシ−トリ
フェニル)−メチル]−ベンゼンが含まれる。他の適当
な三官能性化合物には2.4−ジヒドロキシ安息香酸、
トリメシン酸、塩化シアヌール及び3.3−ビス−(3
−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−2−オキソ−2
,3−ジヒドロインドールがある。
本発明によるポリカーボネートは本明細書に参考として
併記される相界面法により好適に製造される[例えばH
,シュネル、ポリカーボネートの化学及び物理、ポリマ
ー・レビューズ(p olymerReviews) 
、第■巻、33頁以下、インターサイエンス出版、(1
964)に記載〕。
ポリカーボネート樹脂の分子量の調整は一価の芳香族ヒ
ドロキシ化合物の使用により行われる。
これらのものは十分公知であり、そしてモノフェノール
例えばクミルフェ゛ノール、m−及びp−メチルフェノ
ール、m−及びp−エチルフェノール、m−及びp−プ
ロピルフェノール並びにm−及びp−イソプロピルフェ
ノール、p−ブロモフェノール並びにm−及びp−ブチ
ルフェノール、特にp−t−ブチルフェノールが含まれ
る。好適な具体例は式 式中、Rは炭素原子4〜lO個からなる分枝鎖状のアル
キル基を表わす、 に一致する連鎖停止剤を有するポリカーボネート樹脂を
要する。このタイプの連鎖停止剤を有する最も好ましい
ポリカーボネート樹脂は本明細書に参考として併記され
る米国特許第4,269.964号に開示される。好適
なポリカーボネートは耐加水分解性、臨界的な厚さ並び
に機械的及び熱的特性に関する改警を表わす。
本発明に適する式Iの化合物の例には式及び CH,CH。
がある。
式Iのある化合物または式Iの化合物からなる混合物の
いずれかを本発明によるポリカーボネートの製造に使用
し得る。
ポリ塩化ビニリデン重合体及び共重合体は十分公知であ
り、そして広く使用される障壁物質である。本発明の障
壁樹脂は高含有量の塩化ビニリデンを有する重合体であ
る。
塩化ビニリデンは構造的に式 に一致し、そして共重合の際に種々の有用な樹脂を生成
させるビニル単量体である。この族の樹脂の代表的な樹
脂であるサランはガス及び液体に対するその低い透過性
並びに耐燃性に特徴がある。
本発明に関して、障壁層は好ましくは約198〜205
°Cの融点及び約210’Cの分解温度を有する塩化ビ
ニリデンである。
本発明の障壁物質は好ましくは少なくとも70重量%の
塩化ビニリデンからなり、残りはオレフィン及び置換さ
れたオレフィンから選ばれる適当−な共重合可能な単量
体であり、かかる単量体には不飽和カルボン酸、メチル
、エチル、イソブチル、ブチル、オクチル及び2−エチ
ルへキシルアクリレート及びメタクリレート、フェニル
メタクリレート、シクロへキシルメタクリレート、p−
シクロへキシルフェニルメタクリレート、クロロエチル
メタクリレート、2−ニトロ−2−メチル−プロピルメ
タクリレート及び対応するアクリル酸のエステル、メチ
ルアルファクロロアクリレート、オクチルアルファーク
ロロ−アクリレート、メチルイソプロピルケトン、アク
リロニトリル、メタクリレートリル、メチルビニルケト
ン、塩化ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ク
ロロ酢酸ビニノ呟臭化ビニル、スチレン、ビニルナフタ
レン、エチルビニルエーテル、N−ビニルフタルイミド
、N−ビニルスクシンイミド、N−ビニルカルバゾール
、酢酸インプロペニル、アクリルアミド、メタクリルア
ミドまたはそのモノアルキル置換生成物、フェニルビニ
ルケトン、フマール酸ジエチル、マレイン酸ジエチル、
マレイン酸メチレンジエチル、フッ化ジクロロビニリデ
ン、イタコン酸ジメチノ呟イタコン酸ジエチル、イタコ
ン酸ジブチル、ビニルピリジン、無水マイレン酸及びア
リルグリシジルエーテルが含まれる。
その透過特性が実質的に水分または水蒸気により影響さ
れないt;め、障壁樹脂は食料包装用に用いる際に理想
的である。しかしながら残念なことに、この樹脂の色調
は熱に敏感であり、約350下より高い温度に曝された
際に琥珀−ベージュ色に変わる。更に、高温でポリ塩化
ビニリデンは分解し、高度に腐蝕性の塩酸を生成させる
ポリ塩化ビニリデン樹゛脂はガス及び液体の透過に対す
るその耐性が顕著である。酸素透過性は23°Cで約0
.04〜l 、0cc−ミル/100in、”−日−a
tm、の範囲であり、そして水分の存在で影響されない
。二酸化炭素透過性は約0.1〜2.4CCである。n
−ヘキサンの透過性は約10−3〜10””g−ミル/
 100 in、”−日であり、一方水蒸気透過速度は
37.8℃及び90%相対湿度で0.05〜0.5gで
ある。本出願に適する好適なポリ塩化ビニリデンにはダ
ウ・ケミカル社(Dow Chemical Comp
any)の生成物である実験的なPvDC樹脂XU−3
2009,00である。このものはその障壁特性に特徴
があり、次に要約する:酸素透過性0.15cc−、ミ
ル/100in、”24時間・atm@ 73 ”F及
び76%RH,ASTMD−1434、水蒸気透過速度
0.10gミル/ l OOin、” 24時間@10
0″F′及び90%RH,ASTM D−96及び二酸
化炭素に対する透過性0.25cc−ミル/ l OO
in、”24時間・atm@ RT 。
ポリ塩化ビニリデンの障壁特性はその厚さに依存する。
本発明に関して経済性及び特性間の平均によりポリ塩化
ビニリデン層の厚さは約0.001“〜約0.015“
の程度であり、好ましくは厚さは約0.0066“〜約
0.O1’2”である。
優れた特性はポリカーボネート層(0,005#)、接
着層(0,003“)及びポリ塩化ビニル(0゜010
“)を含む構造体において得られた。
ポリ塩化ビニリデン障壁樹脂中に配合し得る代表的な可
塑剤にはクエン酸アセチルトリブチル、エポキシド化さ
れた大豆油、セバシン酸ジブチル並びにエチレン及び酢
酸ビニルの共重合体が含まれる。
また本発明の接着性のタイ層は共押出工程の際に付随す
る高温からポリ塩化ビニリデン層を少なくとも部分的に
保護するための熱的絶縁体として作用する。代表的に接
着層の厚さは約o、oo。
5“〜0.005“、好ましくは約0.001〜0.0
03インチである。本発明に関して適する接着層に対し
、比較的低い処理温度(約3506Fより低い)を有し
、ポリ塩化ビニリデン及びポリカーボネートの両方に接
着し、そして適合しなければならない。更にこのものは
約o、sppmより少ない金属イオンを含有しなければ
ならない。本発明のポリカーボネート及びポリ塩化ビニ
リデン層間の接着を促進する際に種々の熱可塑性樹脂が
適している。適当な樹脂には約14〜40%の酢酸ビニ
ル及び相補的%のエチレンを含むエチレン及び酢酸ビニ
ルの共重合体がある。また適当なものには約30%のア
クリレートまたはメタクリレート及び相補的%のエチレ
ンを含むエチレン及びアクリレートまたはメタクリル酸
エステルの共重合体がある。
共押出工程は本分野で十分公知である。ダウ・ブロック
、ウニレックス(Welex) ・ブロック及びマルチ
マニホルド・ダイ(multimanifold di
e)の使用を含めて多数の方法のいずれも適している。
下記の構造体の製造において、クロエレン(C1ore
n)共押出ブロックを用いた。例えば本明細書に参考と
して併記される米国特許第4,600.550号参照。
かくて生成された構造体は優れた障壁特性が望まれる容
器、フィルムまたはシートの製造に適している。
本発明の範囲内の構造が製造され、そしてその特性を評
価した。適当な構造体には順次、次の層から製造される
共押出しされたシートがある:ポリカーボネート、接着
剤、障害層、接着剤、ポリカーボネート。これらの構造
体において接着層はPlexar 3342であり、そ
して障壁層はダウ・ケミカルXU  32009.05
であった。ポリカーボネートはその連鎖停止剤が上の式
(I)に一致することを特徴とする、約25,000の
分子量を有するビスフェノール−Aをベースとする均質
重合体であった。ポリカーボネートの溶融温度は約43
0°F(ダイの中心で測定)であった。
本発明により共押出しされた構造体は追加の層が本発明
のポリカーボネート樹脂によりポリ塩化ビニリデン層か
ら分離される限りは通常のポリカーボネート樹脂を含め
た追加の共押出しされた層を含有し得る。
本発明の構造体を共押゛出しする際に、できる限り溶融
温度を低く保持するためにポリカーボネート押出機を低
から中程度の剪断スクリュー及び低いrpmで操作する
ことが重要である。好ましくは、速度は40rpm以下
であるべきである。またポリカーボネート押出機中のス
クリューが高剪断混合部品、即ちマドックス(M ad
dox)を含有しないことが重要である。加えて次のこ
とに注意すべきである:劣化を最少にするためにポリ塩
化ビニリデンは押出機アダプター(adapter)及
びダイ中で短かい滞留時間を有しなければならない。
滞留時間を最少にするために、共押出アダプター及びダ
イまたはマルチマニホルドダイを通しての一緒にした多
層構造体の流速を高くすべきである。
押出された多層溶融物は直ちに冷却しなければならない
。通常の技術では温調した金属ローラー例えば3本ロー
ラースタック(s tack)上に押出す。この場合に
接触ローラー、中心ローラーはポリカーボネートに通常
使用されるより冷却した温度を有するべきであり;30
°Cの差が望ましい。
接着層は層が一緒になり、ローラースタック上で冷却さ
れるまで障壁層をポリカーボネート層から絶縁するに十
分厚くなければならず;代表的な厚さは2ミルである。
下記に示すパラメータは本発明を示す際に用いた共押出
工程を記述する。
装置 押出機A:ニブ−ビススタンダード(DavisS t
andard) 23A“、30:l非ベント式(un
vented)押出機、中剪断スクリュー。
押出機B:ニブ−ビススタンダード2%、30:l非ベ
ント式押出機、低剪断スクリ ューO 押出機C:デービス・スタンダード1%、24:l非ベ
ント式押出機 押出機D=ニブ−ビススタンダード1%、24:lポリ
塩化ビニリデン 温度ゾーン1.    F  470 2.    F465 3、    F  440 4、    F440 クランプ     ’F  440 アダプター    ”F  440 フイード・ブロック F410 フィード・ブロック ’F  410 ダイ1.        ″F430 ダイ2.        ″F430 ダイ3.         F   430ロ一ラー温
度 上         ’F  200 中         下  175 下         F200 XU 32009.05 かくて記載された本発明は熱可塑性多層構造体を生成さ
せる際のいずれかの特殊な共押出技術により限定されな
い。層の厚さまたは柔軟性のいずれに関しても本発明は
限定されない。本発明の詳細な説明を参考に説明したが
、本発明の範囲から逸脱せずに変法及び改良法が行われ
る。
本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
1、障壁層、ポリカーボネート層及びその中間に置かれ
た接着層を含んでなる共押出しされた多構造体において
、該障壁層が少なくとも70%塩化ビニリデン及び1つ
またはそれ以上のオレフィンまたは置換されたオレフィ
ンを含む共重合体を含んでなり、該ポリカーボネートが
その重量平均分子量か約10,000〜40.000で
あり、該接着層がエチレン並びにアクリル酸、メタクリ
ル酸及び酢酸並びに対応するエステルよりなる群から選
ばれる少なくとも1つの単量体の共重合体を含んでなる
、ことを特徴とする該共押出しされた多層構造体。
2、該接着剤がエチレン及び酢酸ビニルの共重合体であ
る、上記lに記載の構造体。
3、障壁層、ポリカーボネート層及びその中間に置かれ
た接着層を含んでなる共押出しされた多層構造体におい
て、該障壁層が少なくとも70%の塩化ビニリデン及び
1つまたはそれ以上のオレフィンまたは置換されたオレ
フィンを含む共重合体を含んでなり、該ポリカーボネー
トがその連鎖停止剤が式 式中、Rは分枝鎖状のC4〜C3゜アルキル基を表わす
、 と一致し、該接着層がエチレン並びにアクリル酸、メタ
クリル酸及び酢酸並びに対応するエステルよりなる群か
ら選ばれる少なくとも1つの単量体の共重合体を含んで
なることを特徴とする該共押出しされた多層構造体。
4、該連鎖停止剤が式 と一致する、上記3に記載の構造体。
5.該連鎖停止剤が式 %式% と一致する、上記3に記載の構造体。
6、該接着剤がエチレン及び酢酸ビニルの共重合体であ
る、上記3に記載の構造体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、障壁層、ポリカーボネート層及びその中間に置かれ
    た接着層を含んでなる共押出しされた多層構造体におい
    て、該障壁層が少なくとも70%の塩化ビニリデン及び
    1つまたはそれ以上のオレフィンまたは置換されたオレ
    フィンを含む共重合体を含んでなり、該ポリカーボネー
    トがその重量平均分子量が約10,000〜40,00
    0であり、該接着層がエチレン並びにアクリル酸、メタ
    クリル酸及び酢酸並びに対応するエステルよりなる群か
    ら選ばれる少なくとも1つの単量体の共重合体を含んで
    なる、ことを特徴とする該共押出しされた多層構造体。 2、障壁層、ポリカーボネート層及びその中間に置かれ
    た接着層を含んでなる共押出しされた多層構造体におい
    て、該障壁層が少なくとも70%の塩化ビニリデン及び
    1つまたはそれ以上のオレフンまたは置換されたオレフ
    ィンを含む共重合体を含んでなり、該ポリカーボネート
    がその連鎖停止剤が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Rは分枝鎖状のC_4〜C_1_0アルキル基を
    表わす、 と一致し、該接着層がエチレン並びにアクリル酸、メタ
    クリル酸及び酢酸並びに対応するエステルよりなる群か
    ら選ばれる少なくとも1つの単量体の共重合体を含んで
    なることを特徴とする該共押出しされた多層構造体。
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