JPH01127574A - 定張力テープ巻線装置 - Google Patents

定張力テープ巻線装置

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JPH01127574A
JPH01127574A JP28795587A JP28795587A JPH01127574A JP H01127574 A JPH01127574 A JP H01127574A JP 28795587 A JP28795587 A JP 28795587A JP 28795587 A JP28795587 A JP 28795587A JP H01127574 A JPH01127574 A JP H01127574A
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JP
Japan
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tape
arm
pad
flyer
lever piece
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Pending
Application number
JP28795587A
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English (en)
Inventor
Tadao Yatabe
谷田部 忠男
Hiroshi Okawa
浩 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01127574A publication Critical patent/JPH01127574A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テープ巻絶縁電線の製造において、つねに一
定の張力をテープに対し自動的に与えつつ巻付は得る、
改良されたテープ巻線装置に関するものである。
[従来の技術と問題点] 変圧機などにおいて使用されているテープ巻平角絶縁電
線等の製造には、従来は例゛えば第3図に示すようなテ
ープ巻線装置が使用されてきた。
すなわち、中心部に線材20が走行せしめられ当該線材
20の外周を回転可能に構成されるフライヤー1にテー
プパッド2を取付け、該テープパッド2よりテープ2′
を繰り出してガイドロール3および角度ビン4を介し、
前記テープ2′を線材20に巻付けるものである。この
テープ2′を線材20に具合よく巻付けるには当該テー
プ2′にある程度の張力が付加されている必要があり、
従来はそのための張力を調整アーム5、板バネ6、締付
はネジ7、スペーサ8.8などを用いて付与していた。
これをもう少し詳しく説明すれば、第4図に例示したよ
うな調整アーム5に板バネ6.6を適当数取付けた張力
調整部材を用意し、テープパッド2の側面に板バネ6.
6が当接するようにして、これを第3図に示すようにテ
ープパッド2と同軸的に取付け、テープパッド2および
調整アーム5の両側にスペーサ8.8を配置し、締付は
ネジ7により締付けることにより板バネ6.6に付勢力
を生ぜしめ、この板バネ6.6とテープパッド2の側面
との摩擦力により制動力を得て、張力を付与するもので
ある。
上記において、テープ2′の巻付は張力は一定であるこ
とがその品質維持の上からも当然望ましいが、第3図か
ら容易に理解できるように、テープ2′の使用に従いテ
ープパッド2の径が小さくなるとテープパッド側面にお
ける板バネ6.6との接触面積がそれだけ小さくなり、
張力は小さくなってくる。そのような張力低下を少しで
も補うため、第4図に示すように3本の調整アーム5に
おける板バネ6.6の取付は位置が同じ位置とならない
よう、fIt 、 J!z 、 413の長さを変えた
りしているが、それにも限界があり、実際は一本のテー
プパッドの使用完了までに4〜5回締付はネジ7を締め
増して行き、テープ巻付は張力を調整しているのが実情
である。
しかし、この張力調整作業は、経験と感にたよるとここ
ろが大きく、個人差もあり、線材20へのテープ2′の
巻き乱れやテープ切れの発生要因となっており、そのた
めの製品々質の低下のみならず稼動率まで悪化させる原
因となっていた。
[発明の目的] 本発明は、上記した従来技術の欠点を解消し、テープの
種類や中あるいは線材のサイズ等によってそれぞれ異な
るテープ巻付は張力を、作業開始前に十分セツティング
してやれば、その後はテープの使用量の変化とは無関係
につねに一定の張力を保持したテープ巻付けを可能とす
る新規なテープ巻線装置を提供しようとするものである
[発明の概要] すなわち、本発明の要旨とするところは、テープパッド
を支持しているフライヤーにテープ減少量を感知し得る
感知手段と、当該感知した減少量に従いテープパッドの
制動力を増加し得る制動力漸増手段を設けたことにあり
、より具体的構成としてはテープパッド径の減少量を機
械的方法によりアームの移動量に変換し、その移動量を
バンドブレーキのブレーキバンドに連動させ、テープパ
ッド径が減少するにつれ自動的にブレーキの制動力が増
し、それによりつねに一定の繰り出しトルクを保持せし
め得るようにして巻付は張力をつねに一定ならしめるも
のである。
[実施例] 以下に、本発明について実施例に基いて説明する。
すでに説明した通り、テーピング装置は、フライヤーの
回転によりテープをテープパッドより引き出して行くメ
カニズムからなるものであり、フライヤーの回転が一定
であれば、テープを引き出すことにより生ずるトルクは
テープパッド径が小さくなるに従って小となる。従って
、テープ繰り出しのためのトルクを一定とし、それによ
ってテープに加わる張力を一定とするには、テープパッ
ドに加える制動力をパッド径が小となるに応じて大きく
する必要がある。
従来例は、それを作業者の経験と感に基く手作業により
行なっていたことは、すでに説明した。
もしも、テープパッドの縮径をなんらかの手段で感知し
、その縮径に応じ次第に制゛動を増加するようにし、そ
れを自動的に行なわせ得れば、対象となるテープパッド
の始動時の必要な制動力およびその後の径の減少に従っ
て必要となるill動の増加率を知ることは可能である
から、それに基き自動的に定張力テーピングを行なわせ
得る。
本発明は以上のような知見に立つものである。
具体的には、テープパッドの径の減少量を感知する手段
としては、電磁的な位相の変化に変換して検出する方法
、工学的に検知する方法、圧電素子やホール素子あるい
はストレインゲージの如き素子の特性を利用するものな
ど種々な手段が考えられるし、これらの感知手段によっ
て得た情報を自動的に制動力の変化に転換するには、常
用の種々な利用手段がありそれは容易である。
より具体的には第1図に示すような機械的な手段を用い
れば、構造が簡易であって製造が容易な上、故障などの
おそれが少なく、高い信頼性をもって所期目的を達成せ
しめ得る。
すなわち、第1図は本発明に係る定張力テープ巻線装置
の具体例を示す正面図であり、第2図はその説明断面図
である。本具体例は、本発明をいわゆる中心式テーピン
グ機に適用したものであるが、アーム式やタンゼンシャ
ル式など他の方式のテープ巻線装置にも適用可能である
ことはいうまでもない。
第1および2図において、1はフライヤー、2はテープ
パッド、2′はテープパッド2より繰り出され線材20
に巻付けられるテープ、3.3′はガイドロール、4は
角度ビンであって、実質的にすでに説明した従来構成と
変らない。
9は本発明に係るアームであり、ベアリングを有すると
ポット10においてその一端が前記フライヤー1に回動
可能に枢着されており、他端は自由端となっている。ア
ーム9の自由端側は2つの腕片9aおよび9bに構成さ
れ、一方の腕片9aの先端は渦巻のテープパッド2の外
周よりも先に延び、その先端にはガイドロール11が取
付けられており、また他方の腕片9bの先端にはフライ
ヤー1にその一端が固定されたバネ12が取付けられて
おり、アーム9の自由端1則がチー、プパッド2よりテ
ープ2′の繰り出される方向とは逆方向へバネ付勢がな
されている。このバネ12によるアーム9への付勢力は
大きなものではなく、テープ2′の張力に幾分抗した状
態にアーム9全体を保持できる程度であればよい。
また、フライヤー1には別にピボット14において一端
が回動可能に枢着され他端が自由端とされたテコ片13
が取付けられ、当該テコ片13の自由端側には、テープ
パッド2に制動を与えるバンドブレーキのブレーキバン
ド16の一端が取付けられており、調整機構17により
前記ブレーキバンド16のブレーキドラム15への接触
力が調整できるようになっている。
さらにまた、アームリの腕片9bには、例えばベアリン
グ支持されたローラー18よりなる突出部があり、第1
図においては余り定かでなはないが、当該ローラー18
は腕片9bの図中裏側方向に突出していて、前記テコ片
13の当接面13aに当接して該当接面13aと協働し
て摺動的に動き得るように構成されている。このローラ
ー18は腕片9bにおいては固定点であるから、アーム
9がピボット10を中心に動くとき、該ローラー18は
つねに一定の軌跡を措いて動くこととなる。
しかして、前記ローラー18に当接する前記テコ片13
の当接面13aの形状は、前記ローラー18の描く軌跡
に同じではなく、当該軌跡に対し次第に重なり合いを生
ずる方向にずれた形状に構成され、前記ローラー18が
自らの軌跡に従い動くとき、テコ片13が押しのけられ
てそれによりテコ片13の自由端の位相が変り、先端に
固定されているブレーキバンド16をブレーキドラム1
5に引き締め得るように構成される。
つぎに、上記のように構成される装置を用い、定張力テ
ーピングする態様について説明する。
テープパッド2より繰り出されたテープ2′は、アーム
9の腕片9a側に設けられているガイドロール11を通
り、フライヤー1のガイドロール3゜3′角度ビン4を
介して線材20に巻付けられる。
この際、テープパッド2の径が最大(使用開始時)の場
合におけるテープ2′のアーム9側ガイドロール11に
対する入射角と反射角の和が120’となる位置に、フ
ライヤーl側のガイドロール3を設置するようにするこ
とが望ましい。
上記の巻付開始状態にテープ2′がセットされたら、テ
コ片13の調整機g117のネジを調整し、ブレーキバ
ンド16をブレーキドラム15に引き寄せ、初期制動力
を設定して、テープ2′への所要巻付は張力を付与する
。この初期張力のセットは、テープの種類、テープ巾あ
るいは線材のサイズなどにより定まる。
以上のセットをしたのち巻付けを開始すると、テープパ
ッドの径が減少するに従い、アーム9側のガイドロール
11は、第1図に点線で示した11′側へと移動して行
く。これに伴い、アーム9も移動をし、前記ローラー1
8はテコ片13の当接面13aを摺動的にコロがり移動
しつつ前記した移動軌跡を描く。
すでに説明したように当接面13aの形状はローラー1
8が移動するにつれ、テコ片13の自由端側先端が少し
づつ位相を変えてブレーキバンド16を引張るように構
成されているから、その引張り具合の増加が丁度テープ
パッド2の径の減少に伴いテープ張力を一定とするため
に必要とする制動力の増加率に適合するように構成して
おけば、テープパッド2の径が如何ように変化してもテ
ープ2′の張力をつねに一定張力に保持することができ
る。
なお、以上の具体的構成はいずれも例示的なものであり
、本発明の有する技術的思想の範囲内において種々設計
変更が可能であることはいうまでもない。
[発明の効果] 以上詳記の通り、本発明によれば、初期においてテープ
の繰り出し張力をセットすることによってテープの使用
量に影響を受けずに常に定張力が得られるものであり、
つぎのような大きな効果を期待することができる。
(1)テープの繰り出し張力の調整が不要となり、調整
のための停止を皆無ならしめ得る。
(2)テープ繰り出し張力が一定となるためテープのみ
だれやテープ切れ事故を解消せしめることができる。
(3)以上により、製品々質の向上が図れかつ稼動率を
大巾向上せしめ得る。
(4)テープ繰り出し張力の調整およびテープ切れ、み
だれ等の事故がなくなり、作業者の精神的負荷が軽減さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る具体的構成を示す説明図、第2
図は第1図の説明断面図、第3図は従来例の構成を示す
説明断面図、第4図は従来例において使用される制動用
部材の正面図である。 1:フライヤー、 2:テープパッド、 2′ :テープ、 9:アーム、 11.11’  :アーム側ガイドローラー、13:テ
コ片、 13a:当接面、 15;ブレーキドラム、 16:ブレーキバンド、 20:線材。 代理人  弁理士  佐 藤 不二雄 第1図 冒 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)走行移動する線材の周囲を回転可能に構成される
    フライヤーにテープパッドを取付け、当該テープパッド
    に制動を与えることにより張力を付与しつつテープを繰
    り出して前記線材にテープを巻付けるテープ巻線装置に
    おいて、前記フライヤーにはテープパッドのテープの減
    少量を感知し得る感知手段と、当該感知したテープの減
    少量に従い前記テープパッドへの制動力を順次増加し得
    る制動力増加手段とが設置されてなる低張力テープ巻線
    装置。
  2. (2)走行移動する線材の周囲を回転可能に構成される
    フライヤーにテープパッドを取付け、当該テープパッド
    に制動を与えることにより張力を付与しつつテープを繰
    り出して前記線材にテープを巻付けるテープ巻線装置に
    おいて、前記フライヤーにはアームとテコ片とが設けら
    れ、前記アームの一端はフライヤーに回転可能に枢着さ
    れ他端は自由端とされてすくなくとも渦巻きのテープパ
    ッドの最外周よりも長く突き出し得ると共にそれ自身は
    テープパッドよりテープの繰り出される方向に逆らう方
    向にバネ付勢がされてなり、さらにまた、前記アームの
    先端側には繰り出されるテープを案内するガイドロール
    があり、中間部にはテープパッドのテープ量が減少する
    ことにより前記アームの先端側が位相を変えるに従い一
    定の軌跡を描く突出部が形成されてなり、他方、前記テ
    コ片は、一端が前記アーム同様に回動可能にフライヤー
    に枢着されると共に他端は自由端に構成され、当該自由
    端側には前記テープパッドに制動を与えるバンドブレー
    キのバンドの一端が取付けられる一方、テコ片の一部は
    前記アームの突出部が当接して摺動的に動き得る当接面
    に形成され、かつ当該当接面の形状は前記アームの突出
    部が描く軌跡に対し次第に重なり合う方向にずれ得る形
    状に構成されてなり、それによりアームの突出部の軌跡
    移動に伴いテコ片の先端側に位相のずれが生じてバンド
    ブレーキのバンドを次第に強く引張り得るように構成し
    てなる定張力テープ巻線装置。
  3. (3)アームの突出部がベアリング支持されたローラー
    により構成されてなる特許請求の範囲第2項記載のテー
    プ巻線装置。
JP28795587A 1987-11-13 1987-11-13 定張力テープ巻線装置 Pending JPH01127574A (ja)

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JP28795587A JPH01127574A (ja) 1987-11-13 1987-11-13 定張力テープ巻線装置

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JP28795587A JPH01127574A (ja) 1987-11-13 1987-11-13 定張力テープ巻線装置

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JP28795587A Pending JPH01127574A (ja) 1987-11-13 1987-11-13 定張力テープ巻線装置

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JP (1) JPH01127574A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007195581A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 電気かみそり

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007195581A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 電気かみそり

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