JPH01126943A - 洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、洗浄液が汚物除去のために用いられた後、該
洗浄液が例えばバケツである容器から取り除かれ該容器
へ戻す洗浄装置に関する。特に、しかし制限されないが
、繰り返してバケツに絞られる床モツプ、洗清布又はシ
ャミ皮のような清掃要素又は装置を使用する洗浄バケツ
の応用に関する。

（従来の技術） かかる洗浄装置の問題点は液から沈殿した汚物が容器の
底に集まり、例えばモツプをゆすぐときのように、液の
擾乱が集まった汚物を液の主要部へ戻すことである。さ
らに、洗浄要素には、モツプが集まった汚物を直接的に
拾い上げることがありうるという問題点がある。このた
め、容器はしばしば空になり、液の洗浄添加物が実際に
消耗する前に洗い流される。

洗浄液の寿命を延長するために、洗浄剤と汚物との間の
結合を破壊する作用を有する添加物が提案され、その結
果汚物が沈殿し、容器の底へ落下するようになった。こ
のことは理論的には液体洗剤を保護し、その有効寿命を
延長するが、沈殿した余分の汚物は前記問題を増大させ
る。そのためこの添加物の用途がある程度までは挫折す
る。

（発明の概要） 本発明によれば洗浄装置は汚物トラップを具備する容器
を含む。該容器はその中に置かれたマット又はバット状
の形態である汚物受は要素を含む。該汚物受は要素は、
重力下で沈む汚物を容器内の液から受ける。この容器内
の液は該要素に集まる汚物を有し又は該要素の下方で汚
物が捕えられるように該要素を通過する。該要素の形態
及び構造は、容器内の液の擾乱により、集まった汚物が
該要素から又はそれを通して有意義な程度にまで流れ出
すことができないように構成されている。

二つの本質的な要求すなわち一方において沈殿した汚物
が該要素に集まり、該要素を通過することができるとい
うこと、他方において沈殿した汚物を液の主要部の擾乱
の結果として液の主要部の中に流すことができないとい
うことを満たすことを条件として、マット又はバット状
要素は任意の適した三次元の多孔性の、細胞の又はメツ
シュ状の構造を有することができる。該要素はブロック
又は汚物を集める通路を有するように形成され又はモー
ルドされた物体を含むことができる。この通路は非直線
性であることが好ましく、例えばゴム又はプラスチック
のブロックをコルクせん抜き形状をした通路を具備する
ようにモールド成型させたものがある。

しかしながら、該要素は三次元の繊維状メツシュ構造を
有することが好ましい。該メツシュ構造は重ねられたメ
ツシュ層のマット又はパッドを含んでもよく、又は織ら
れていない単一のメツシュであフて例えば台所用途若し
くは床洗浄のために製造されたプラスチックの洗浄パッ
ドにおいて連結し若しくは結合された繊維の寄せ集めを
含むものであってもよい。またメツシュはマット又はパ
ッドの頂部で比較的広い構造を有し底に向けて漸進的に
比較的密集してもよい。このように汚物は、最初は該要
素に迅速に定着し、次に選択的に、粒子の寸法に従って
、メツシュパッド又はマット要素の深さの至るところで
、かつマットの最下部で比較的密集して集められる。沈
殿汚物自体が該要素に集まると、容器から除去できる。

この場合、該要素を汚物と共に使い捨ててもよく又は汚
物を洗い流した後に再使用してもよい。

沈殿汚物がパッド又はマット要素を通過するときには汚
物が集まる収集シート上に−又は除去可能な収集トレー
内に該要素を置いてもよい。次に、その洗浄はトレーを
そのメツシュ要素と共に取り除きそして洗浄後にはその
双方を元に戻す簡単なことである。代りとして、そのト
レー及びメツシュ要素は使い捨て集合体であって、使用
後に捨てられ、置換されるものであってもよい。

マットの頂部側には一定間隔の葉状体又は撚り糸の配列
を設ける。該葉状体の配列はケルプ（ｋｅｌｐ）のよう
な海草の挙動で、液の擾乱がない（非常に少ない）とき
に、浮き立つが、擾乱が著しいときに、平坦になり、マ
ット又はパッド要素の頂部を密封し保護し、擾乱から定
着汚物を保護する。

洗浄液からの沈殿汚物を受動的に収集することに追加し
て、マット又はパッド要素は洗浄液を通して移動可能で
あり、浮遊汚物粒子を集め、洗浄液から除去することが
できる。

汚物受は要素は繊維状上部パッド部と下部フィルタ層部
とを含む。該繊維状上部パッド部は重力下で沈殿する比
較的大きい汚物粒子を受動的に集める。該下部フィルタ
層部は、除去又は洗浄後の該要素の置換時に、以前に沈
殿しなかった液中の比較的小さい浮遊粒子を能動的に集
める。上部受動的パッド部及び能動的フィルタ層部は１
ユニットとして結合されていてもよく又は分離した部材
であって容器内に置かれているときに一方を他方の頂部
に載せるものであってもよい。床モッピングのような典
型的な洗浄の場合には汚物の９０％から９５％は沈殿し
、上部パッドによって受動的に集められ、また残留物の
多くは、洗浄要素が置換されるときに、下部フィルタ層
によって能動的に集められることが予想される。

我々は汚物を洗浄液から沈殿させる添加物の使用につい
て既に説明した。この添加物は意図した作用の効果があ
るけれども、高価で、洗浄液の全洗浄効果が、添加物が
使用されなかった場合よりも少ないという不利益を有す
る。本発明に係る能動的汚物収集要素を用いることによ
って、汚物を液から効果的に“−掃”すると同等の結果
を前記添加物を用いることなしに達成できる（汚物除去
に関する限り）と信じられる。このように本発明は低価
格で増大する洗浄効果を汚物収集と除去の利益と共に提
供する。

上部パッド部と関連する下部フィルタ部とを１ユニット
として集合することができ、そのユニットを液の頂部上
に置くと、そのユニットは容器の底に比較的小さい汚物
粒子を能動的に集めるフィルタ層と共に沈む。二つの要
素が分離され、１ユニットとして結合されていないとき
、下部フィルタ要素は流体力学的形状をなし、例えばハ
ラシュートのようなフリスビー（商標）形状をなし、液
を通して安定な方法で沈む。

用いられる要素物質をシート又はロール形態に製造する
ことができ、該要素物質をシート又はロール形態から例
えばプレスで要求される寸法及び形状の断片に使用とす
る容器に取りつけるために切断することができる。この
ように、例えば既存の又は新しい洗浄バケツの設計は使
用される物質からなるパッドを備えることができる。

本発明は、後に洗浄バケツに対する応用であって、本発
明に対する主要な応用であるが決してこれに制限されな
いものに関してより明確に説明される。汚物受は要素は
バケツの下部に吸い込みカップ、フック及び“ヴエルク
ロ（Ｖｅｌｃｒｏ）ｎ型のル−プ固定具又は他の適切で
容易にとりはずせる固定手段によって固定され、“保持
”されつる。もし汚物がメツシュを通過後に集まるトレ
ー内に又は汚物だめを横切って取りつけられるならば、
トレー（又は汚物だめ）とマットの集合体を“持ち上げ
器”に取りつけることができる。この“持ち上げ器“に
より、洗浄のために、オペレータが洗浄液に触れずに該
集合体を持ち上げることが可能となる。

本発明に係るメツシュマット又はパッド要素は関連する
バケツの底をおおうように又は汚物を強制的に定着する
特定の低レベル部をおおうように置かれてもよい。該要
素は収集器の領域を横切って伸張してもよく、集まった
汚物を該収集器の領域からパッド又はマット要素を乱さ
ず又はバケツを空にすることなしに除去できる。

繊維状のメツシュマット又はパッドをその周縁にバケツ
に対して密封するように形成し、構成することができ、
又は底にあるギャップを残すようにも設計でき、又はバ
ケツ内で洗浄液上に又は中に浮くようにすることも可能
である。本発明に係る汚物収集マット又はパッド状要素
を含む汚物トラップの用途がすべての種類の洗浄作動、
例えば窓洗浄、壁洗浄、本洗浄、おおむねとして物品（
例えば灰皿のような）の洗浄及び床洗浄に適しているこ
とがただちに了承されよう。床洗浄機域のような洗浄装
置にも適用できる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。

第１図は本発明に係る汚物受は要素を備える洗浄バケツ
の縦断面図である。同図においてバケツ１は例えば床モ
ッピング作動である清掃作動に使用するための洗浄液２
を含む。汚物トラップはバケッ１の底の上に載っていて
またその底の全体の領域をおおう汚物受はマット要素３
を備えている。

該要素３は繊維状バット部４．下部フィルタ層部５及び
上部二次元表面配列で密接な一定間隔にある葉状体であ
って、その底でパッド部４に取りつけられた６を含む集
合体である。繊維状形態であるパッド部４は三次元メツ
シュ構造を備える。

そのため洗浄液２の擾乱により、洗浄液の主要部の中へ
、いかなる物質であっても、洗浄液２から沈殿した汚物
粒子であってパッド部４の相互の繊維間に定着している
ものを流し出すことができない。結合した任意の繊維物
質、例えば結合されたナイロン／ポリエステルステープ
ル繊維であってビニール基で付着力のある結合剤及び架
橋結合のメラミン樹脂を有するものからなる物質はパッ
ド部４に適している。

このように、パッド部は沈殿した汚物を集め、また次に
該要素３から汚物を洗い戻して、出そうとする液の流れ
に反して効果的な擾乱の障壁として作用する。さらなる
保護として、葉状体６は浮力を有していて、洗浄液２の
擾乱がないか又は非常に少ないときには垂直上方に浮ん
で伸張している。しかしながら、擾乱が高いとき、すな
わちバケツ内でモツプをゆすぐときのように、葉状体６
はパッド部４の頂部に対して横になり、多かれ少なかれ
平坦になり、このようにしてパッド部４を擾乱から切り
離す。

例えばモツプによって洗浄液２に移された比較的大きな
汚物粒子は重力下で沈殿し、該要素３の上部パッド部材
４に集まる。理想的な汚物量が集められた後には、該要
素３はオペレータによって取り除かれまた洗浄され、例
えば汚物が汚水溝に流される。適当な持ち上げ具（図示
されていない）が備えられ、又は代わりに、両側にある
ハンドル７のような持ち上げ手段が該要素に取りつけら
れ、そのために、オペレータの両手が該要素３を取り除
くとき液２に入らない。洗浄後、該要素は元へ戻され、
液２の頂部にオペレータによって置かれる。次に該要素
３は液２の主要部を介して重力下で沈み、図に示すよう
にバケツの底の上に再び載る。該要素３がバケツの底へ
沈むので該要素３は以前パッド部４に沈殿しなかった比
較的小さい粒子を集め、液２から濾過して取り除く。こ
のように比較的大きい粒子はパッド部４によって受動的
に集められ、また自ら沈殿しない比較的小さい粒子は、
下部フィルタ部５によって能動的に集められる。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように本発明によれば繊維状上部パ
ッド部は沈殿汚物の大粒子を集め、下部フィルタ層部は
沈殿しない汚物の小粒子を集めることとしたので、低価
格で洗浄効果高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る汚物受は要素を備える洗浄バケツ
の縦断面図である。 １：バケツ、　　　　　　２：液、 ３：汚物受はマット要素、 ４：繊維状パッド部、　　５：下部フィルタ層部、６：
葉状体又は撚り糸。

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗浄液用の容器において、 該容器にはマット又はパッド状の形態を有する汚物受け
   要素を含む汚物トラップを設けてあり、該汚物受け要素
   が汚物を含む容器内の液から重力で沈下する汚物を受け
   、汚物が前記汚物受け要素に集まり、該液が前記汚物受
   け要素を通過し、前記汚物受け要素の下方で汚物を捕え
   るように容器内に設けられ、前記汚物受け要素の形態及
   び構造が前記容器内の液の擾乱により集まった汚物を前
   記汚物受け要素を介して有意義な程度に流すことができ
   ないように構成されることを特徴とする洗浄装置。
2. （２）前記容器が取手を有する洗浄装置用の洗浄バケツ
   であることを特徴とする請求項（１）に記載の洗浄装置
   。
3. （３）前記要素が三次元繊維状メッシュ構造を有するこ
   とを特徴とする請求項（１）又は（２）に記載の洗浄装
   置。
4. （４）前記要素が重ねられたメッシュ構造であるマット
   又はパッドを含み、又は織られていない単一のメッシュ
   であって、連結し若しくは結合された繊維の“寄せ集め
   ”を含むものであることを特徴とする請求項（３）に記
   載の洗浄装置。
5. （５）前記要素が結合されたナイロン／ポリエステスス
   テーブル繊維であって、ビニール基で付着力のある結合
   剤及び架橋結合のメラミン樹脂を有するものからなるこ
   とを特徴とする請求項（４）に記載の洗浄装置。
6. （６）前記要素の構造が、沈殿汚物が前記要素に集まる
   ように及び前記要素を具備する前記容器から除去可能で
   あるように、構成されることを特徴とする請求項（１）
   〜（５）のいずれかに記載の洗浄装置。
7. （７）前記要素が、沈殿汚物で比較的粒子が大きいもの
   を受動的に受けるのに適した上部汚物受け部と前記要素
   を前記容器に置くときに汚物で比較的粒子が小さいもの
   を能動的に集めるのに適した下部フィルタ層部とを含む
   ことを特徴とする請求項（１）〜（６）のいずれかに記
   載の洗浄装置。
8. （８）前記要素の前記汚物受け部及び前記フィルタ層部
   が、１ユニットとして集合されることを特徴とする請求
   項（６）又は（７）に記載の洗浄装置。
9. （９）前記要素が再使用できるユニットであつて、前記
   容器から除去し、集まった汚物を洗い流した後に前記容
   器に戻すことができることを特徴とする請求項（８）に
   記載の洗浄装置。
10. （１０）前記要素の頂部側に一定間隔の葉状体又は撚り
    糸の配列であって、液に擾乱がない（又は非常に少なく
    ）ときに浮き立つが、擾乱が著しいときに平坦になり、
    マット又はパッドの要素の頂部を密封し、保護しかつ擾
    乱から定着汚物を保護するものを設けることを特徴とす
    る請求項（１）〜（９）のいずれかに記載の洗浄装置。
11. （１１）汚物収集要素が装置の前記容器の底に位置しか
    つ繊維状の三次元メッシュ構造を有する受動的汚物受け
    部と、能動的汚物収集下部フィルタ層部と、該汚物受け
    部の上部表面上に、分散した葉状体又は撚り糸の配列と
    を含み、該配列は洗浄液において擾乱がないときには立
    つように、擾乱があるときには横になるように、浮力を
    有するように構成されることを特徴とする請求項（１０
    ）に記載の洗浄装置。