JPH01126080A

JPH01126080A - 画像表示方法

Info

Publication number: JPH01126080A
Application number: JP28503887A
Authority: JP
Inventors: Tomoji Nogaki; 智士野垣
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1987-11-11
Filing date: 1987-11-11
Publication date: 1989-05-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、画像通信システムにおいて、自局側のカメラ
出力画像を自局側の画像表示装置に表示する方法に関す
る。

（従来の技術）画像入力装置と画像表示装置を備え、輝度信号と色信号
を分離して符号化する画像通信装置を使用した画像通信
システムにおいては、通信を行う前に、自局側カメラ出
力画像を自局側の画像表示装置に表示することにより、
通話者が自分自身の身だしなみを整えたり、背景に写る
ものなどを整理したりすることが行われる。その際、従
来においては、第２図に示すように相手局側の画像表示
装置に表示されると同様に、自局側の画像表示装置に表
示する画像表示方法が普通に用いられている。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら自局側のカメラ出力画像を自局側の画像表
示装置に第２図の如くに表示する従来の画像表示方法で
は、被写体である装置使用者自身の動きに対して表示画
像が左右逆方向に動いて見えるように表示されるから違
和感が生じ、動作がぎこちなくなる。従来の画像表示方
法には、このような問題点があった。

本発明の目的は、自局側のカメラ出力画像を自局側の画
像表示装置に表示出力するにあたり、表示画像が使用者
と同方向に動き、鏡を見ているように自然で違和感なく
表示される人間工学的に優れた表示方法を提供すること
にある。

（問題点を解決するための手段）本発明によれば、画像入力装置と画像表示装置を備え、
輝度信号と色信号を分離して符号化する画像通信装置を
用いた画像通信システムにおいて、自局側のカメラ出力
画像を自局側の画像表示装置に表示する方法であって、
前記自局側カメラ出力画像のカラー信号を輝度信号とに
分離し、これら両信号をそれぞれ記憶手段に記憶し、前
記記憶手段に記憶されている前記両信号を１つの水平走
査線分ごとに記憶とは逆の順序で読み出して左右が反転
した輝度信号および色信号を生成し、前記左右反転輝度
信号および色信号から左右反転カラー信号を得て前記自
局側画像表示装置に当該左右反転カラー信号を表示する
ことを特徴とする画像表示方法が得られる。

（作用）本発明の画像表示方法では、画像入力装置と画像表示装
置を備え輝度信号と色信号を分離して符号化する画像通
信装置を用いた画像通信システムにおいて、自局側のカ
メラ出力画像であるカラー信号を自局の画像表示装置に
表示する際、自局画像を左右反転させて自局の画像表示
装置に表示することにより、第１図に示すように画像通
信装置使用者からみた自局の表示画像と使用者自身の左
右の向きおよび動きの方向を一致させることができ、あ
たかも鏡を見ているような自然で違和感のない表示画像
を得ることができる。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

入力される画像信号の輝度信号と色信号が、時間軸多重
されている場合の実施例について、以下に説明する。

時間軸多重とは、複数の信号を時間方向に圧縮し、それ
らの信号をある一定順序で並べることにより信号の多重
化を実現する方法である。テレビ信号において最もよく
行われるのは、色信号の帯域が輝度信号のそれに比べて
狭いのを利用して時間的な圧縮を行い、輝度信号の水平
ブランキング期間へ埋め込む方法である。第８図は、色
信号Ｃｔ　、　Ｃｔを輝度信号の水平ブランキング期間
へ埋め込んだテレビ信号の例を示す波形図である第３図
は本発明の第１の実施例を適用する画像通信装置を示す
ブロック図である。この画像通信装置では、自局側のカ
メラからの画像信号は、線２０１を介し符号器２へ供給
されるとともに、メモリ１へも供給される。なおここで
は、線２０１を介して供給される信号はディジタル化さ
れており、輝度信号と色信号を時間軸多重した形式とな
っているものとする。

メモリ１は、例えば第５図に示すような構成になってい
る。

すなわち、色信号分離回路１１においては、線１０１に
よって供給される、時間軸多重化された画Ｃ象信号が、
輝度信号と色信号、例えばＹ、ＣＩ。

Ｃ２に分離される。これらの分離された信号は、線１１
１、線１１２、線１１３によって、それぞれラインメモ
リ１４、ラインメモリ１５、ラインメモリ１６に供給さ
れる。

同期検出回路１３においては、線１０１によって供給さ
れる画像信号より同期信号のタイミングを検出し、走査
線の先頭を知らせる信号を線１３１を介してラインメモ
リ１４、ラインメモリ１５、ラインメモリ１６に供給す
る。

ラインメモリ１４、ラインメモリ１５、ラインメモリ１
６は、それぞれ輝度信号（Ｙ）と色信号（Ｃ５゜Ｃ，）
を１走査線単位で記憶するものである。また、それぞれ
に２走査線分の容量を持たせ、各１走査線分を読み出し
と書き込みに交互に切り替えて使用すれば、容易にこれ
を実現することができる。

各ラインメモリにおいては、供給されたＹ。

ＣＩ、Ｃ２の各信号は第７図のように時系列順に書き込
まれ、次に、書き込み時とは逆の順序で読みだされる。

この動作は線１３１によって供給される走査線の先頭を
知らせる信号に従って行われる。

これにより、供給された信号は１走査線単位で時間方向
に関して反転して、出力される。すなわち、画像におい
ては左右が反転されることになる。

このようにして得られた左右反転されたＹ。

Ｃ７，Ｃ２の各信号は、それぞれ線１４１、線１５１、
線１６１を介して色信号多重化回路１２に供給される。

色信号多重化回路１２は、供給された輝度信号と色信号
を時間軸多重して、線１０２を介して第３図における切
替器４に供給する。

符号器２は、供給された画像信号に対して定められた符
号化を行い、符号化画像信号を線２０２を介して相手局
に伝送する。

復号器３は、線３０１を介して相手局より伝送されてき
た符号化画像信号を画像信号に復号し、線３０２を介し
て切替器４に供給する。

切替器４は、自局側カメラ出力画像を表示する際には、
メモリ１から供給される自局のカメラ出力の左右反転を
行った画像信号を選択し、通常時は、復号器３から供給
される相手局復号画像信号を選択し、線４０１を介して
自局側の画像表示装置に供給する。このときには勿論、
通常のＮＴＳＣカラー信号のような複合カラー信号に変
換すれば、通常のテレビ受信機にて表示できる。もし、
ＲＧＢ入力で表示できるテレビ受像機であれば、ＲＧＢ
変換器を間に入れることにより、ＮＴＳＣへの変換は不
要となる。

次に、入力される画像信号がはじめから輝度信号と色信
号、例えばＹ、ＣＩ、Ｃ−２に分離されている場合の実
施例を第４図を用いて説明する。

この第４図は本発明の第２の実施例を適用する画像通信
装置を示すブロック図である。この画像通信装置におい
ては、自局側のカメラ出力からの画像信号は、輝度信号
と色信号に分離されて、線２０１−１、線２０１−２、
線２０１−３によって、符号器２ｂおよびメモリ１ｂに
供給される。

メモリ１ｂは、第６図に示すように、第５図から色信号
分離回路１１と色信号多重化回路１２を除いた構成とな
っており、同期検出回路１３より線１３１を介して供給
される信号に従って、線２０１−１、線２０１−２、線
２０１−３によって供給される輝度信号および色信号を
左右反転して、線１０２−１、線１０２−２、線１０２
−３を介して切替器４ｂに供給する。なお、同期信号が
分離して供給される場合を含め、同期信号のタイミング
の検出をメモリ１ｂの外で行い、走査線の先頭を知らせ
る信号を外部よりメモリ１ｂに供給する構成としても良
い。

第４図における符号器２ｂおよび復号器３ｂは、それぞ
れ入力と出力信号の輝度信号と色信号が分離された形式
となるだけで、機能的には第３図の符号器２および復号
器３と同等である。

切替器４ｂは、自局側のカメラ出力を表示する際には、
メモリ１ｂより供給される自局側のカメラ出力を左右反
転した画像信号を選択し、通常時は、復号器３ｂより供
給される相手局復号化画像信号を選択して、自局の画像
表示装置に供給する。

ただし、ここにおいて切替器４ｂは、２信号のうち１信
号を選択して出力する回路を３回路分持っており、それ
ら３回路は同時に切り替えられるものとする。

また、画像通信装置の符号化装置がフレーム間予測方式
等の方式のためのフレームメモリを持ち、そこに受信側
で復号される画像と同じ局部復号画像を持つ場合には、
第３図においてメモリ１へ線１０１を介して自局カメラ
から画像信号を供給する代わりに、この局部復号信号を
蓄えたフレームメモリから供給しても良い、今までの実
施例では自局のカメラ出力画像が左右反転して表示され
るだけなのに対し、この場合表示される画像は、受信機
で復号して得られる画像の左右を反転したものとなる。

また、この場合、受信側で復号して得られる画像の劣化
を最少限にとどめるよう送信側で演出することが容易に
なるという効果も得られる。

（発明の効果）以上に詳しく説明したように、本発明の方法により自局
側の画像表示装置に表示される自局側カメラの出力画像
は、装置使用者に対してあたかも鏡を見ているかのよう
に見え、向き及び動きの方向に違和感がなく、自然であ
る。したがって、本発明の方法により画像を表示すれば
、例えば通信前に身なりを整えるなどの動作を背段鏡の
前で行うかのように違和感を持つことなく行うことがで
き、作業効率を大きく改善することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像表示方法を示す概念図、第２図は
従来の画像表示方法を示す概念図、第３図は本発明の一
実施例を適用する画像通信装置を示すブロック図、第４
図は本発明の第２の実施例を適用する画像通信装置を示
すブロック図、第５図は第３図におけるメモリ１の詳細
ブロック図、第６図は第４図におけるメモリ１ｂの詳細
ブロック図、第７図は第５図および第６図におけるライ
ンメモリで行う書込み及び読出しの順序を示す概念図、
第８図は色信号Ｃ１及びＣ１を輝度信号の水平ブランキ
ング期間へ埋め込んだテレビ信号の例を示す波形図であ
る。１．１ｂ・・・メモリ、２．２ｂ・・・符号器、３゜３
ｂ・・・復号器、４，４ｂ・・・切替器、１１・・・色
信号分離回路、１２・・・色信号時間軸多重化回路、１
３・・・同期信号検出回路、１４．１５．１６・・・ラ
インメモリ。

Claims

【特許請求の範囲】

画像入力装置と画像表示装置を備え、輝度信号と色信号
を分離して符号化する画像通信装置を用いた画像通信シ
ステムにおいて、自局側のカメラ出力画像を自局側の画
像表示装置に表示する方法であって、前記自局側のカメ
ラ出力画像のカラーＴ信号を輝度信号と色信号とに分離
し、これら両信号をそれぞれ記憶手段に記憶し、前記記
憶手段に記憶されている前記両信号を１つの水平走査線
分ごとに記憶とは逆の順序で読み出して左右が反転した
輝度信号および色信号を生成し、前記左右反転輝度信号
および色信号から左右反転カラー信号を得て前記自局側
画像表示装置に当該左右反転カラー信号を表示すること
を特徴とする画像表示方法。