JPH01125316A - 義歯洗浄剤組成物 - Google Patents

義歯洗浄剤組成物

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JPH01125316A
JPH01125316A JP28467987A JP28467987A JPH01125316A JP H01125316 A JPH01125316 A JP H01125316A JP 28467987 A JP28467987 A JP 28467987A JP 28467987 A JP28467987 A JP 28467987A JP H01125316 A JPH01125316 A JP H01125316A
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cleaning
dentures
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oxidizing agent
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、中性条件下においても短時間で洗浄剤溶液の
色調が変化して、使用者に適正な洗浄終了時間を知らし
める義歯洗浄剤組成物に関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点義歯の汚
れは、コーヒー、紅茶、煙草等に起因する着色物の他に
、口膣内における微生物の繁殖に由来する汚れも多いこ
とが知られている。これら義歯の汚れを除去するため、
漂白殺菌作用を有する各種洗浄剤が使用されている。こ
の場合、義歯の洗浄時間は汚れの程度によって異なるが
、義歯の汚れが軽い場合は、通常5〜60分位で洗浄剤
の殺菌、汚染物の除去効果が十分に発揮されて洗浄が終
了する。
そこで、この洗浄終了時間を使用者に明瞭に知らせるこ
とができるようにタール色素を配合した義歯洗浄剤が提
案されている(特公昭62−41644号)。この義歯
洗浄剤は、水に溶解してp I−I 8以上で使用する
ものであり、このような弱アルカリ性から強アルカリ性
の条件下でタール色素が洗浄剤成分中の過酸化物の有す
る酸化作用により分解し、洗浄剤溶液が変色あるいは消
色することを利用して、洗浄の終了を知らせるものであ
る。
一方、近年、義歯洗浄剤においても使用感の良好な製品
が望まれるようになってきた。
しかし、現在繁用されている義歯洗浄剤のほとんどがア
ルカリ性洗浄剤であり、水に溶解して使゛用する際、手
がヌルヌルして不快感を与え、使用感に劣るものが多い
。また、このようなアルカリ性洗浄剤溶液のヌルツキを
改善するために洗浄剤溶液のp I−Iを中性領域にす
ると、上記タール色素を配合した洗浄剤においてはター
ル色素の酸化が起こり難くなり、色変化に3〜5時間と
いう長時間を要するようになって、特に5〜60分程度
で洗浄除去され得る汚れの軽い義歯を洗浄する場合には
、その洗浄終了時間を使用者に明確に知らせることが困
難となる。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、軽い汚れの義
歯を中性領域で洗浄する場合においてもその洗浄終了時
間を適確に使用者に知らせると共に、中性領域で使用可
能であるため、ヌルツキを防止して使用感を向上させる
ことができる義歯洗浄剤組成物を提供することを目的と
する。
問題截を解゛するための手段及び作用 本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重ね
た結果、水溶性天然色素であるラッカイン酸が過酸化物
系の酸化剤の存在下、中性領域の溶液中においても酸化
分解して5〜60分間程度の短時間で溶液の色調が赤色
から無色に変色すること、従って、ラッカイン酸が中性
の義歯洗浄剤溶液の洗浄終了を知らせるインジケーター
として非常に有効で、ラッカイン酸を酸化剤とともに用
いた義歯洗浄剤組成物を水に溶解したときに中性領域に
なるように調製しても、該溶液が短時間に変色して、比
較的汚れの軽い義歯を洗浄する場合にも使用者に義歯の
洗浄終了時間を適確に知らせ得ると共に、このように洗
浄剤組成物を水に溶解したときにそのpHを中性領域と
することができるので、使用時にヌルツキがなく良好な
使用感を与えることができることを知見し、本発明をな
すに至った。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に係る義歯洗浄剤組成物は、ラッカイン酸と酸化
剤とを含有してなるもので、通常、粉末、顆粒、錠剤等
の固体の形態に形成され、使用時に水に溶解させて使用
する。
ここで、本発明の義歯洗浄剤組成物にインジケーターと
して配合するラッカイン酸は、下記式(1)で示される
天然アントラキノン誘導体の一種であり、タイやインド
地方に産する昆虫のラックカイガラ虫の雌から抽出され
、天然の赤色系色素としてジャム、トマト加工品や製餡
等の着色料として使われているものである。
ラッカイン酸の配合量は特に制限されないが、義歯洗浄
剤組成物の全成分量に対して30ppm〜0.2重量%
、特に50ppm 〜0 、1重量%とすることが好ま
しい。ラッカイン酸の配合量が30ppmより少ないと
、使用時において洗浄剤溶液の着色が薄く、溶液の変色
が不鮮明になる場合があり、0.2重量%より多いと洗
浄剤溶液の着色が濃くなり過ぎて不快感を与えると共に
、溶液が変色するのに通常温度の条件下で長時間を要す
る場合がある。
また、本発明組成物には、必要に応じて上記ラッカイン
酸と共にその他の色素、例えばフロキシン、アシッドレ
ッド、ブリリアントブルー、タートラジン、ウラニン等
のタール色素などを併用配合することができる。
また、本発明組成物に使用される酸化剤としては、酸化
作用を有するものであれば特に制限されないが、酸素系
漂白剤や塩素系漂白剤として利用される化合物が好適に
使用される。酸化剤として具体的には、過炭酸ナトリウ
ム、過酸化ナトリウム、過硫酸ナトリウム、モノ過硫酸
水素カリウム(デュポン社製、商品名オキソン)、過ホ
ウ酸ナトリウム等の酸素系漂白剤や、次亜塩素酸ナトリ
ウム、ジまたはトリクロロシアヌル酸ナトリウム等の塩
素系漂白剤が例示され、中でも酸素系漂白剤として利用
される各種過酸化物系の酸化剤を用いることが好ましい
。なお、これら酸化剤は1種を単独で用いても2種以上
を併用配合してもよい。
この場合、酸化剤の配合量は別に限定されず、組成物の
剤型などに応じて適宜選定され、例えば本発明組成物を
錠剤に形成する場合には、賦形剤の十分量を配合できる
ように酸化剤の配合量を調製するなどのことができるが
、酸化剤量は通常、組成物の全成分量に対して10〜9
0重量%、特に25〜60重量%とすることができる。
ここで、本発明組成物においては、上記ラッカイン酸の
配合量に応じて酸化剤の配合量を適宜調整することによ
り、洗浄剤溶液の変色時間を容易に調節することができ
るが、ラッカイン酸と酸化剤との混合比は重量比で1 
: 250−1 : 10.OOoとすることが好まし
い。このようにラッカイン酸と酸化剤との配合量を調整
することにより、洗浄剤溶液の変色時間を5〜60分程
度の短時間の範囲に確実に調節することができる。
本発明の義歯洗浄剤には、上述した成分に加えて、更に
必要により、アルカリ化剤、中和剤、界面活性剤、結合
剤、崩壊促進剤、デキストラナーゼ、ムタナーゼ、イヌ
ラーゼ、アルカリプロテアーゼ、β−1,3−D−グル
カナーゼ等の酵素、香料等、義歯洗浄剤に通常用いられ
る成分を配合することができる。特に、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩や
無水クエン酸、コハク酸、リンゴ酸等の酸剤を使用する
と溶解時に発泡し、その泡により対流が生じ、洗浄剤の
溶解を促進することができる。
本発明に係る義歯洗浄剤組成物は、通常固体の形態に調
製され、使用に当っては10〜50倍重量程度の水に溶
解し、水溶液温度を常温、特に20〜40℃程度に保っ
て使用する。
この際、洗浄剤溶液のpHは特に制限されないが、本発
明においてはp Hが中性領域であっても洗浄剤溶液の
変色が短時間で起こり得るので、洗浄剤溶液のp Hを
使用感の点から5.5〜7,5、特に6前後の中性領域
とすることが好ましい。
発明の詳細 な説明したように、本発明の義歯洗浄剤組成物は、洗浄
剤溶液のPHが中性領域であっても溶液の色調が短時間
で変色し、比較的汚れの軽い義歯を洗浄する際に使用者
に義歯の洗浄終了時間を適確に知らせることができ、加
えて、この洗浄剤溶液のp Hを中性領域にすることが
できるので、使用時にヌルツキのない良好な使用感を使
用者に与えることができる。
次に実験例を示す。
〔実験例〕
常法に従って、下記成分を100mQの水に溶解して義
歯洗浄剤組成物(pH6,0)を調製した。
義歯洗浄剤成分 ラッカイン酸    第1表に示す配合量モノ過硫酸水
素カリウム    1.2g炭酸水素ナトリウム   
   0.2gこの溶液を25℃に保ち、目視により変
色(赤色→無色)に要する時間を測定した。
結果を第1表に示す。
第    1   表 第1表の結果より、本発明に係る義歯洗浄剤溶液は、短
時間で容易に変色し、しかもその変色時間はラッカイン
酸の配合量を適宜変えることで容易に調整し得ることが
確認された。
以下に、実施例を示して本発明を具体的に説明するが、
本発明は下記実施例に制限されるものではない。
〔実施例1〜8〕 第2表に示す処方の義歯洗浄剤(粉又は顆粒状、錠剤)
を調製した。なお、錠剤については各成分を均一に混合
した後、8トンの打錠圧で直径25■の錠剤に成形した
次いで、この義歯洗浄剤1包又は1錠(いずれも3.0
g)を第2表に示す温度の水150muに溶解して洗浄
剤溶液とし、この洗浄剤溶液の変色に要する時間を目視
で測定した。
結果を第2表に示す。
第2表の結果より、本発明品は、短時間で色調が変化す
ることが確認された。
また、本発明品を溶解した洗浄剤溶液はいずれもヌルツ
キがなく、良好な使用感であった。
出願人  ラ イ オ ン 株式会社 代理人  弁理士 小 島 隆 司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ラッカイン酸と酸化剤とを配合してなることを特徴
    とする義歯洗浄剤組成物。 2、水に溶解してpH5.5〜7.5を示す特許請求の
    範囲第1項記載の義歯洗浄剤組成物。 3、酸化剤が過酸化物系の酸化剤である特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の義歯洗浄剤組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019011310A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 小林製薬株式会社 義歯洗浄剤
JP2019116459A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 小林製薬株式会社 固形状の義歯洗浄剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019011310A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 小林製薬株式会社 義歯洗浄剤
JP2019116459A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 小林製薬株式会社 固形状の義歯洗浄剤

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