JPH01125212A - 射出成形方法およびその装置 - Google Patents
射出成形方法およびその装置Info
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- JPH01125212A JPH01125212A JP28446287A JP28446287A JPH01125212A JP H01125212 A JPH01125212 A JP H01125212A JP 28446287 A JP28446287 A JP 28446287A JP 28446287 A JP28446287 A JP 28446287A JP H01125212 A JPH01125212 A JP H01125212A
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- 239000012778 molding material Substances 0.000 claims abstract description 46
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
- B29C45/2701—Details not specific to hot or cold runner channels
- B29C45/2703—Means for controlling the runner flow, e.g. runner switches, adjustable runners or gates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C2045/2683—Plurality of independent mould cavities in a single mould
- B29C2045/2691—Plurality of independent mould cavities in a single mould sequentially filled
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は射出成形方法およびその装置の改良に関する
ものである。
ものである。
従来の射出成形方法は、２個以上の互いに等しい形状の
キャビティを設けた金型を用い、２個以上の成敗の成形
品を得る場合には、金型を閉じ、射出成形機によって複
数個のキャビティに同時に溶融した成形材料を射出し、
射出した成形材料を冷却、固化させた後、金型を開いて
成形品を型外しすることを繰り返している。 このような従来の射出成形方法では、金型の必要型締力
は、製品である成形品の投影面積の和に単位面積当りの
射出圧を乗じた値で決められる。
キャビティを設けた金型を用い、２個以上の成敗の成形
品を得る場合には、金型を閉じ、射出成形機によって複
数個のキャビティに同時に溶融した成形材料を射出し、
射出した成形材料を冷却、固化させた後、金型を開いて
成形品を型外しすることを繰り返している。 このような従来の射出成形方法では、金型の必要型締力
は、製品である成形品の投影面積の和に単位面積当りの
射出圧を乗じた値で決められる。
前述した従来の射出成形方法では、金型に設けた複数個
のキャビティ全部に同時に成形材料を射出しているため
、複数個の成形品の投影面積の和が大きくなると、必然
的に大きな型締力が必要となり、との型締力に対応した
大型の射出成形機が必要となる。そこで、金型に設ける
キャビティの個数を減少させることで、必要型締力を小
さくし、小型の射出成形機で成形することが考えられる
が、このようにすると、金型を閉じ、成形材料を射出し
、射出した成形材料を冷却固化させ、その後、金型を開
き、成形品を型外しする、成形時の全工程を行う回数が
増加し、これらの全工程を行うのに長時間を要し、生産
性がよくないという問題点があった。 この発明は、前述した問題点を解決するためになされた
もので、必要型締力が小さい小型の射出成形機を用いて
、生産性よく製品が得られる射出成形方法およびこの射
出成形方法を実施するのに好適する射出成形装置を提供
することを目的としている。
のキャビティ全部に同時に成形材料を射出しているため
、複数個の成形品の投影面積の和が大きくなると、必然
的に大きな型締力が必要となり、との型締力に対応した
大型の射出成形機が必要となる。そこで、金型に設ける
キャビティの個数を減少させることで、必要型締力を小
さくし、小型の射出成形機で成形することが考えられる
が、このようにすると、金型を閉じ、成形材料を射出し
、射出した成形材料を冷却固化させ、その後、金型を開
き、成形品を型外しする、成形時の全工程を行う回数が
増加し、これらの全工程を行うのに長時間を要し、生産
性がよくないという問題点があった。 この発明は、前述した問題点を解決するためになされた
もので、必要型締力が小さい小型の射出成形機を用いて
、生産性よく製品が得られる射出成形方法およびこの射
出成形方法を実施するのに好適する射出成形装置を提供
することを目的としている。
【問題点を解決するための手段】
この発明による射出成形方法は、複数個のキャビティが
ある金型を用いる射出成形方法において、閉じている金
型の一部のキャビティに成形材料を射出した後、時間差
を設けて他のキャビティに成形材料を射出し、複数回に
分けて全キャビティへの成形材料の射出を完了させ、全
キャビティに射出した成形材料の固化後に金型を開いて
成形品を型外しすることを特徴としている。 また、この発明による射出成形装置は、射出成形機の固
定側取付板と可動側取付板とにそれぞれ金型を固定し、
これらの金型によって複数個のキャビティを形成し、上
記固定側取付板に固定した金型に上記キャビティに成形
材料を射出するための複数のゲートを形成し、固定側取
付板に、上記射出成形機のノズルとの接続部から分岐し
て複数のゲートに連通ずる成形材料流路を形成すると共
に、上記ゲートを互いに時間差を有して開閉させる複数
の開閉弁を設けたことを特徴としている。
ある金型を用いる射出成形方法において、閉じている金
型の一部のキャビティに成形材料を射出した後、時間差
を設けて他のキャビティに成形材料を射出し、複数回に
分けて全キャビティへの成形材料の射出を完了させ、全
キャビティに射出した成形材料の固化後に金型を開いて
成形品を型外しすることを特徴としている。 また、この発明による射出成形装置は、射出成形機の固
定側取付板と可動側取付板とにそれぞれ金型を固定し、
これらの金型によって複数個のキャビティを形成し、上
記固定側取付板に固定した金型に上記キャビティに成形
材料を射出するための複数のゲートを形成し、固定側取
付板に、上記射出成形機のノズルとの接続部から分岐し
て複数のゲートに連通ずる成形材料流路を形成すると共
に、上記ゲートを互いに時間差を有して開閉させる複数
の開閉弁を設けたことを特徴としている。
この発明の射出成形方法は、前述したように、金型の複
数個のキャビティを、一部のキャビティと他のキャビテ
ィとに分け、順次時間差を設けて別々に成形材料を射出
することにより、必要型締力を、従来の同時に複数個の
キャビティに成形材料を射出するのに比べ、射出回数に
応じて小さくでき、小型の射出成形機で間に合うことに
なり、また金型を閉じ、成形材料の射出、冷却、型開き
などの各工程の全部を多数回行うのに比べ、射出時間が
長くなるだけで、金型の開、閉成形量の冷却などの時間
が変化せず、１回の動作で複数の成形品が取れる分だけ
、全体としては成形品が生産性よく得られる。 また、この発明の射出成形装置は、固定側取付板に、こ
の取付板に固定した複数のゲートに射出成形機のノズル
との接続部から分岐して複数のゲートに連通する成形材
料流路を形成すると共Ｃζ、上記ゲートを互いに時間を
有して開閉させる複数の開閉弁を設けるだけで、一般的
な小型の射出成形機の本体を改変することなく、そのま
ま用いることができ、固定側取付板を改変すればよく、
金型も複雑な形状にすることなく、前述したこの発明の
射出成形方法を行うことができ、この成形方法を行うた
めに射出成形装置にかかる経費を安価にすることができ
る。
数個のキャビティを、一部のキャビティと他のキャビテ
ィとに分け、順次時間差を設けて別々に成形材料を射出
することにより、必要型締力を、従来の同時に複数個の
キャビティに成形材料を射出するのに比べ、射出回数に
応じて小さくでき、小型の射出成形機で間に合うことに
なり、また金型を閉じ、成形材料の射出、冷却、型開き
などの各工程の全部を多数回行うのに比べ、射出時間が
長くなるだけで、金型の開、閉成形量の冷却などの時間
が変化せず、１回の動作で複数の成形品が取れる分だけ
、全体としては成形品が生産性よく得られる。 また、この発明の射出成形装置は、固定側取付板に、こ
の取付板に固定した複数のゲートに射出成形機のノズル
との接続部から分岐して複数のゲートに連通する成形材
料流路を形成すると共Ｃζ、上記ゲートを互いに時間を
有して開閉させる複数の開閉弁を設けるだけで、一般的
な小型の射出成形機の本体を改変することなく、そのま
ま用いることができ、固定側取付板を改変すればよく、
金型も複雑な形状にすることなく、前述したこの発明の
射出成形方法を行うことができ、この成形方法を行うた
めに射出成形装置にかかる経費を安価にすることができ
る。
以下、この発明の一実施例につき図を参照して説明する
。 第１図、第２図はこの発明の一実施例に係る射出成形装
置の要部を示す。第１図において、１は図示しない射出
成形機のノズル２側ダイプレー１・に取付けられた固定
側取付板、３は可動側取付板であり、固定側取付板１．
可動側取付板３の対向面にはそれぞれ金型４，５が固定
され、金型４゜５によって第３図にも示すように、２個
の互いに等しい形状の第１．第２キャビティ６ａ、６ｂ
が形成されている。これらのキャビティ６ａ、６ｂのゲ
ー）７ａ、７ｂが固定側取付板１に固定した金型４に設
けられ、上記ゲー１−７ａ、７ｂには、これらを開閉す
る第１．第２開閉弁８ａ、８ｂが設けられ、これらの弁
８ａ、８ｂを介してゲート７ａ、７ｂが上記ノズル２に
固定側取付板１内で分岐した成形材料流路９ａ、９ｂを
介して接続され、開閉弁８ａ、８ｂには第１．第２ピス
トン１０ａ、１０ｂが連結され、ピストン１０ａ、１０
ｂは固定側取付板１内に設けられた第１．第２のシリン
ダｌｌａ、ｌｌｂに嵌合されている。第１のシリンダＩ
ｌａのボートの、■が第２図に示す油圧回路に設けたソ
レノイドバルブ１２ａに、第２のシリンダｌｌｂのポー
ト■２■が上記油圧回路のソレノイドバルブ１２ｂにそ
れぞれ接続されている。なお、第１図中、１３は成形材
料を示す。 以上のように構成された射出成形装置を用いて、実施例
の射出成形方法を行うには、可動側取付板３側ダイプレ
ートが前進して金型４，５が必要型締力で閉じ、第２図
に示すソレノイドバルブ１２ａの動作で第１開閉弁８ａ
が開き、ソレノイドバルブ１２ｂの動作で第２開閉弁８
ｂが閉じた状態となる。この状態で、まず、射出成形機
のノズル２から溶融した熱可塑性樹脂などの成形材料１
３を射出することで、この材料１３を成形材料流路９ａ
からゲー）−７ａを経て第１キヤビテイ６ａのみに射出
、充填させる。次に、第１開閉弁８ａを第１ピストン１
０ａを前進させて閉じると同時に、第２開閉弁８ｂを第
２ピストン１０ｂＪｅ後退させて開き、ゲート７ｂから
成形材料１３を第２キヤビテイ６ｂのみに射出、充填さ
せる。第２キヤビテイ６ｂへの成形材料１３の射出は、
第１．第２ｒＪ！ｊＭ弁８ａ、８ｂｉｔ前述のように切
換操作する時間だけ、第１キヤビテイ６ａへの成形材料
１３の射出終了時より遅れて、この射出とは別に行われ
る。その後、金型４，５を冷却することで、これらを介
して第１．第２キャビティ６ａ、６ｂに射出された成形
材料１３を冷却し、両キャビティ６ａ、６ｂの成形材料
１３が固化した後、可動側取付板３を後退させることで
、金型５を固定側取付板１に固定された金型４から開き
、製品である成形品を型外しする。 この実施例によれば、成形材料の射出を２回に分けて別
々に行ったので、射出時間は長（なるが、各々の射出に
ついて射出速度、射出圧力をタイマーなどで別々に制御
するので、第１．第２キヤピテイの両方で安定した成形
品が得られ、また型締力は１個のキャビティ分ですむ。 すなわち、 グ３８０＋＋ｎａ円板を成形品として２個取りする場合
、通常の同時成形では、 成形品の １９ｃｍ Ｘ １９ｃｍ Ｘ ３．１４＝
１１３４ｃｊ Ｘ ２投影面積
＝ ２２８８ｃｊ単位面積当り射出圧 ３５０ｋｇ
／ ｃｄ必要型締力 ２２６８ｃ＋／ Ｘ ３５０ｋ
ｇ ／ ｅｅｌ ＝ ７９３８００ｋｇ中 ８００ｔ となり、８００〜８５０ｔの射出成形機が必要になる。 これを上記、実施例の時差射出にすると、別々に射出す
るため、 成形品の投影面積 １１３４ｃｊ 単位面積当り射出圧 ３５０ｋｇ ／ ｃｉ／必要型締
力 １１３４ｃａｒ Ｘ ３５０ｋｇ ／ ｃａｒ ＝
３９６５５０ｋｇ＋ ３９７ ｔ となり、４００〜４５０ｔの射出成形機ですむ。 また、安定成形をするための方法として、従来の多段射
出から、この実施例では各々任意の射出パターンを２種
類以上作成でき、これを第４図〜第６図により説明する
と、従来の方法では第６図に示すように、射出開始から
多段の射出速度変化をし、保圧に切り換えるが１種類し
かできないのに対し、この実施例では、第４図、第５図
に示すように、射出開始から各成形品に対し任意に射出
速度変化と保圧を繰り返させる制御ができる。 なお、上記実施例では、説明を理解し易くするために、
キャビティを同一形状の２個とし、成形品を２９取りす
る場合について述べたが、この発明は、キャビティが３
個以上あってもよく、また複数個のキャビティの形状が
互いに異ったものでもよく、さらに３回以上に分けて成
形材料を射出してもよく、成形材料の１回の射出も１個
ずつキャビティを分けて行うことなく、複数個のキャビ
ティを複数個ずつの群に分け、各群ごとに時間差を設け
て成形材料の射出を行ってもよい。 【発明の効果］ 以上説明したように、この発明の射出成形方法によれば
、金型に形成した複数個のキャビティのうち、一部のキ
ャビティに成形材料を射出した後、時間差を設けて他の
キャビティに成形材料を射出し、複数回に分けて全キャ
ビティへの成形材料の射出を完了させ、射出した成形材
料の全部が固化した後に成形品を型外して製品を得るよ
うにしたので、型締力が小さい小型の射出成形機を用い
て、生産性よく製品が得られるという効果がある。 また、この発明の射出成形装置によれば、固定側取付板
と可動側取付板とにそれぞれ固定した金型によって複数
個のキャビティを形成し、上記固定側取付板に固定した
金型に上記キャビティに成形材料を射出するための複数
のゲートを形成し、固定側取付板に射出成形機のノズル
から分岐して複数のゲートに至る成形材料流路を形成す
ると共に、上記ゲートを互いに時間差を有して開閉させ
る複数の開閉弁を設けたので、この発明による射出成形
方法を行うのに、小形の射出成形機の本体を改変するこ
となく用いることができ、金型および固定側取付板を改
変すればよく、金型も複雑な形状にしなくてもよいこと
により、この発明による射出成形方法を行う装置を安価
に提供できるという効果がある。
。 第１図、第２図はこの発明の一実施例に係る射出成形装
置の要部を示す。第１図において、１は図示しない射出
成形機のノズル２側ダイプレー１・に取付けられた固定
側取付板、３は可動側取付板であり、固定側取付板１．
可動側取付板３の対向面にはそれぞれ金型４，５が固定
され、金型４゜５によって第３図にも示すように、２個
の互いに等しい形状の第１．第２キャビティ６ａ、６ｂ
が形成されている。これらのキャビティ６ａ、６ｂのゲ
ー）７ａ、７ｂが固定側取付板１に固定した金型４に設
けられ、上記ゲー１−７ａ、７ｂには、これらを開閉す
る第１．第２開閉弁８ａ、８ｂが設けられ、これらの弁
８ａ、８ｂを介してゲート７ａ、７ｂが上記ノズル２に
固定側取付板１内で分岐した成形材料流路９ａ、９ｂを
介して接続され、開閉弁８ａ、８ｂには第１．第２ピス
トン１０ａ、１０ｂが連結され、ピストン１０ａ、１０
ｂは固定側取付板１内に設けられた第１．第２のシリン
ダｌｌａ、ｌｌｂに嵌合されている。第１のシリンダＩ
ｌａのボートの、■が第２図に示す油圧回路に設けたソ
レノイドバルブ１２ａに、第２のシリンダｌｌｂのポー
ト■２■が上記油圧回路のソレノイドバルブ１２ｂにそ
れぞれ接続されている。なお、第１図中、１３は成形材
料を示す。 以上のように構成された射出成形装置を用いて、実施例
の射出成形方法を行うには、可動側取付板３側ダイプレ
ートが前進して金型４，５が必要型締力で閉じ、第２図
に示すソレノイドバルブ１２ａの動作で第１開閉弁８ａ
が開き、ソレノイドバルブ１２ｂの動作で第２開閉弁８
ｂが閉じた状態となる。この状態で、まず、射出成形機
のノズル２から溶融した熱可塑性樹脂などの成形材料１
３を射出することで、この材料１３を成形材料流路９ａ
からゲー）−７ａを経て第１キヤビテイ６ａのみに射出
、充填させる。次に、第１開閉弁８ａを第１ピストン１
０ａを前進させて閉じると同時に、第２開閉弁８ｂを第
２ピストン１０ｂＪｅ後退させて開き、ゲート７ｂから
成形材料１３を第２キヤビテイ６ｂのみに射出、充填さ
せる。第２キヤビテイ６ｂへの成形材料１３の射出は、
第１．第２ｒＪ！ｊＭ弁８ａ、８ｂｉｔ前述のように切
換操作する時間だけ、第１キヤビテイ６ａへの成形材料
１３の射出終了時より遅れて、この射出とは別に行われ
る。その後、金型４，５を冷却することで、これらを介
して第１．第２キャビティ６ａ、６ｂに射出された成形
材料１３を冷却し、両キャビティ６ａ、６ｂの成形材料
１３が固化した後、可動側取付板３を後退させることで
、金型５を固定側取付板１に固定された金型４から開き
、製品である成形品を型外しする。 この実施例によれば、成形材料の射出を２回に分けて別
々に行ったので、射出時間は長（なるが、各々の射出に
ついて射出速度、射出圧力をタイマーなどで別々に制御
するので、第１．第２キヤピテイの両方で安定した成形
品が得られ、また型締力は１個のキャビティ分ですむ。 すなわち、 グ３８０＋＋ｎａ円板を成形品として２個取りする場合
、通常の同時成形では、 成形品の １９ｃｍ Ｘ １９ｃｍ Ｘ ３．１４＝
１１３４ｃｊ Ｘ ２投影面積
＝ ２２８８ｃｊ単位面積当り射出圧 ３５０ｋｇ
／ ｃｄ必要型締力 ２２６８ｃ＋／ Ｘ ３５０ｋ
ｇ ／ ｅｅｌ ＝ ７９３８００ｋｇ中 ８００ｔ となり、８００〜８５０ｔの射出成形機が必要になる。 これを上記、実施例の時差射出にすると、別々に射出す
るため、 成形品の投影面積 １１３４ｃｊ 単位面積当り射出圧 ３５０ｋｇ ／ ｃｉ／必要型締
力 １１３４ｃａｒ Ｘ ３５０ｋｇ ／ ｃａｒ ＝
３９６５５０ｋｇ＋ ３９７ ｔ となり、４００〜４５０ｔの射出成形機ですむ。 また、安定成形をするための方法として、従来の多段射
出から、この実施例では各々任意の射出パターンを２種
類以上作成でき、これを第４図〜第６図により説明する
と、従来の方法では第６図に示すように、射出開始から
多段の射出速度変化をし、保圧に切り換えるが１種類し
かできないのに対し、この実施例では、第４図、第５図
に示すように、射出開始から各成形品に対し任意に射出
速度変化と保圧を繰り返させる制御ができる。 なお、上記実施例では、説明を理解し易くするために、
キャビティを同一形状の２個とし、成形品を２９取りす
る場合について述べたが、この発明は、キャビティが３
個以上あってもよく、また複数個のキャビティの形状が
互いに異ったものでもよく、さらに３回以上に分けて成
形材料を射出してもよく、成形材料の１回の射出も１個
ずつキャビティを分けて行うことなく、複数個のキャビ
ティを複数個ずつの群に分け、各群ごとに時間差を設け
て成形材料の射出を行ってもよい。 【発明の効果］ 以上説明したように、この発明の射出成形方法によれば
、金型に形成した複数個のキャビティのうち、一部のキ
ャビティに成形材料を射出した後、時間差を設けて他の
キャビティに成形材料を射出し、複数回に分けて全キャ
ビティへの成形材料の射出を完了させ、射出した成形材
料の全部が固化した後に成形品を型外して製品を得るよ
うにしたので、型締力が小さい小型の射出成形機を用い
て、生産性よく製品が得られるという効果がある。 また、この発明の射出成形装置によれば、固定側取付板
と可動側取付板とにそれぞれ固定した金型によって複数
個のキャビティを形成し、上記固定側取付板に固定した
金型に上記キャビティに成形材料を射出するための複数
のゲートを形成し、固定側取付板に射出成形機のノズル
から分岐して複数のゲートに至る成形材料流路を形成す
ると共に、上記ゲートを互いに時間差を有して開閉させ
る複数の開閉弁を設けたので、この発明による射出成形
方法を行うのに、小形の射出成形機の本体を改変するこ
となく用いることができ、金型および固定側取付板を改
変すればよく、金型も複雑な形状にしなくてもよいこと
により、この発明による射出成形方法を行う装置を安価
に提供できるという効果がある。
第１図はこの発明の一実施例による射出成形を行うため
の射出成形装置の要部を示す概略縦断側面図、第２図は
バルブ作動用油圧回路の構成図、第３図は開会型合せ面
の正面図、第４図は射出制御とバルブ動作の説明図、第
５図および第６図は従来およびこの発明の一実施例の射
出成形方法の射出パターンをそれぞれ示すタイマーと圧
力の関係図である。 １・・・固定側取付板、２・・・射出成形機のノズル、
３・・・可動側取付板、４，５・・・金型、６ａ、６ｂ
・・・キャビティ、７ａ、７ｂ・・・ゲート、８ａ、８
ｂ・・・開閉弁、９ａ、９ｂ−成形材料流路、１０ａ、
１０ｂ・・・シリンダ、１３・・・成形材料。 １７図 ご−（６１ヤ１１−′タイ 才２図 才３図 第５ｅ タイマー（従来） → 第６図 タイマー（時差射出） → 昭和６３年３り？日
の射出成形装置の要部を示す概略縦断側面図、第２図は
バルブ作動用油圧回路の構成図、第３図は開会型合せ面
の正面図、第４図は射出制御とバルブ動作の説明図、第
５図および第６図は従来およびこの発明の一実施例の射
出成形方法の射出パターンをそれぞれ示すタイマーと圧
力の関係図である。 １・・・固定側取付板、２・・・射出成形機のノズル、
３・・・可動側取付板、４，５・・・金型、６ａ、６ｂ
・・・キャビティ、７ａ、７ｂ・・・ゲート、８ａ、８
ｂ・・・開閉弁、９ａ、９ｂ−成形材料流路、１０ａ、
１０ｂ・・・シリンダ、１３・・・成形材料。 １７図 ご−（６１ヤ１１−′タイ 才２図 才３図 第５ｅ タイマー（従来） → 第６図 タイマー（時差射出） → 昭和６３年３り？日
Claims (2)
- （１）復数個のキャビティがある金型を用いる射出成形
方法において、閉じている金型の一部のキャビティに成
形材料を射出した後、時間差を設けて他のキャビティに
成形材料を射出し、複数回に分けて全キャビティへの成
形材料の射出を完了させ、全キャビティに射出した成形
材料の固化後に金型を開いて成形品を型外しすることを
特徴とする射出成形方法。 - （２）射出成形機の固定側取付板と可動側取付板とにそ
れぞれ金型を固定し、これらの金型によって複数個のキ
ャビティを形成し、上記固定側取付板に固定した金型に
上記キャビティに成形材料を射出するための複数のゲー
トを形成し、固定側取付板に、上記射出成形機のノズル
との接続部から分岐して複数のゲートに連通する成形材
料流路を形成すると共に、上記ゲートを互いに時間差を
有して開閉させる複数の開閉弁を設けたことを特徴とす
る射出成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28446287A JPH01125212A (ja) | 1987-11-11 | 1987-11-11 | 射出成形方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28446287A JPH01125212A (ja) | 1987-11-11 | 1987-11-11 | 射出成形方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01125212A true JPH01125212A (ja) | 1989-05-17 |
Family
ID=17678848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28446287A Pending JPH01125212A (ja) | 1987-11-11 | 1987-11-11 | 射出成形方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01125212A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1159118A1 (en) * | 1999-02-11 | 2001-12-05 | C.T.E.B. Equipment PTY. Ltd. | Improvements in moulded synthetic closure manufacture |
| JP2006168066A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Toshiba Mach Co Ltd | 射出成形機と射出成形方法 |
| JP2008126498A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Oshima Denki Seisakusho:Kk | 射出成形体の製造方法および製造用の金型 |
| JP2012125925A (ja) * | 2010-12-11 | 2012-07-05 | Sankoo Giken:Kk | 射出成形方法及び射出成形装置 |
-
1987
- 1987-11-11 JP JP28446287A patent/JPH01125212A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1159118A1 (en) * | 1999-02-11 | 2001-12-05 | C.T.E.B. Equipment PTY. Ltd. | Improvements in moulded synthetic closure manufacture |
| EP1159118A4 (en) * | 1999-02-11 | 2002-06-05 | C T E B Equipment Pty Ltd | IMPROVEMENTS IN THE PRODUCTION OF INJECTION MOLDED SYNTHETIC SEALS |
| JP2006168066A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Toshiba Mach Co Ltd | 射出成形機と射出成形方法 |
| JP4579667B2 (ja) * | 2004-12-14 | 2010-11-10 | 東芝機械株式会社 | 射出成形機と射出成形方法 |
| JP2008126498A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Oshima Denki Seisakusho:Kk | 射出成形体の製造方法および製造用の金型 |
| JP2012125925A (ja) * | 2010-12-11 | 2012-07-05 | Sankoo Giken:Kk | 射出成形方法及び射出成形装置 |
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