JPH01121797A - コンクリート構造物表面の剥離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、コンクリート構造物表面の剥離装置に関する
。

［従来技術］ 例えば原子力発電所の解体に際し、汚染度があまり高く
ない壁、床、天井の表面は人が入って汚染した表面をは
つって所定厚さ（例えば３１１）だけ剥離除去していた
。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、上記の方法ははつり作業を人力で行っていたの
で作業性が悪く、また汚染物質が拡散して作業者および
周囲に被晶があった。

［発明の目的］ 従って本発明の目的は、例えば原子力発電所の解体に際
し、作業性を向上するとともに、汚染物質の拡散を防止
して作業者および周囲の液晶を低減するコンクリート構
造物表面の剥離装置を提供するにある。

［目的を達成するための手段］ 本発明によれば、一方の側にローラ体を備えた枠体と、
該枠体に固設されな３速ビットのはつり機と該はつり機
に弾性部材を介して取付けられ前記ビットの周囲を覆い
ビット側が開口し該開口に直交してシュートが突設され
た長方体状のフード体と、該フード体の前記シュート側
以外の内方に折曲げた端縁に設けられたブラシ体と、該
ブラシ体の外周を覆う弾性スカート体と、シュート側端
縁に内方に向けて突設された摺動板体と、該摺動板体の
下端と前記シュートとの間に設けられた弾性スカート体
と、該弾性スカート体に設けられたブラシ体と、シュー
トに接続されたホース体と、吊り部材とを設けたことを
特徴とするコンクリート構造物表面の剥離装置が提供さ
れる。

［発明の作用効果］ 従って例えば原子力発電所の解体に際し、吊り部材によ
り剥離装置を吊設し、ローラ体により壁面に位置決めし
、弾性部材によりフード体を壁面に圧接し、はつり機を
作動して壁面を作業性良く剥離することができる０作業
に際し、ホース体を集塵装置を介してプロワ装置に接続
し、フード体の内部を負圧化して剥離により生じた粉座
すなわち汚染物質を直接、あるいはブラシ体の目にひっ
かかった粉塵をブラシ体の目の間を高速で流入する風圧
でフード体内に吸い込み、汚染物質の拡散を防止して作
業者および周囲の被墨を低減することができる。この際
、ローラ体ははつり機の打撃によるフード体のおどりを
防止するとともに、ビットの位置決めを安定化し、また
、弾性部材ははつり機の打撃による衝撃を吸収してフー
ド体に伝わるのを防止して作業性を向上することができ
る。

［好ましい実施のｎ様］ 本発明の実施に際し、はつり機は公知の両ハンドル型エ
アハンマー式のものを用いるのが好ましい、このように
すると、両ハンドルを把持して装置を安定に支持するこ
とができる。

本発明の実施に際し、枠体にローラ体の位置を移動自在
にする手段を設けるのが好ましい、このようにすると、
ビットの壁面に対する位置を調整することができる。。

本発明の実施際し、弾性部材はネオブレーン等の密閉型
発泡ゴム板を用いるのが好ましい。

本発明の実施に際し、フード体に空気流入パルプを設け
るのが好ましい、このようにすると、フード体内部の負
圧を調節して壁面への吸着度合を調整するこができる。

本発明の実施に際し、フード体のシュートに対向する側
に剥離確認窓を設けるのが好ましい、このようにすると
、ビット付近の剥離状態を確認して装置を移動すること
ができ、便利である。

［実施例］ 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図および第２図において、公知の両ハンドル型エア
ハンマ式３速ビットのはつり機１の一方のハンドル３に
は、エアホース４が接続され、本体５の長手方向両端に
は枠体である口字状の壁面ガイド６．６が固設されてい
る。この壁面ガイド６の上部アーム６ａには、ローラ体
である壁面ガイドローラ７が設けられ、例えば図示しな
い長孔とボルトとにより矢印方向に移動できるようにな
っている。そして、上部アーム６ａには吊部材であるフ
ック８がブラケット８ａを介して固設され、図示しない
天井に取付けられたバランサのバランサローブ９に吊設
されている。

本体５の端面には弾性部材であるネオプレーン等の密閉
型発泡ゴム板のフード押付は圧調整ダンパ１０を介して
フード体である集塵フード１１が取付けられている。こ
の集塵フード１１ははつり機のビット２を覆い、とブト
２側が開口し、底部に集塵シュート１２が設けられた長
方体状に形成され、集塵シュート１２にはホース体であ
る集塵ホース１３が接続されている。また、上面には透
明板を備えた剥離確認窓１４が設けられ、側面には空気
流入バルブ１５が設けられている。そして、集塵シュー
ト１２側以外の端縁の内方折曲げ部１１ａには、ブラシ
１６が突設され、そのブラシ１６の外周は弾性スカート
体であるゴムスカート１７で覆おれている。このブラシ
１６は、毛足がビット軸と並行で、毛足の先端はビット
２の先端と路面−であり、内周はビット２の外周に近接
されている。他方、集塵フード１１の集塵シュート１２
側の端縁にはビット２の先端と路面−で、端部がビット
２の外周に近接した摺動板体である壁面摺動プレート１
８が設けられ、そのプレート１８の下端と集塵シュート
１３との間にはゴムスカート１９が設けられている。そ
して、ゴムスカート１９には、毛足がビット軸と平行で
、毛足の先端はビット２の先端と路面−なブラシが設け
られている。

次に作用について説明する。

例えば原子力発電所の解体に際し、フック８にバランサ
ローブ９を引掛け、集塵フード１１のゴムスカート１７
、摺動ガイド１８が壁面Ｗに当接するように装置を吊設
し、集塵ホース１３を図示しない集塵装置を介してブロ
ワ装置に接続し、エアホース４を図示しないコンプレッ
サ装置に接続してブロワ装置、コンプレッサ装置を作動
する。

はつり機１のハンドル３．３を両手で把持して集塵フー
ド１１を壁面Ｗに押し付け、はつり機１を作動させる。

すると、−集塵フード１１内はブロワ装置の吸引圧によ
り負圧化されてゴムスカート１７、摺動ガイド１８は壁
面に吸着される。この吸着の度合は、空気流入バルブ１
５により空気を流入させて調整することができる。

はつり機１のビット２で壁面Ｗを所定深さに剥離すると
、剥離により発生した粉塵すなわち汚染物質は負圧によ
り直接、あるいはブラシ１６の目の間にひっかかった粉
塵はブラシ１６の、目の間を高速で流入する矢印Ａで示
す空気流で集塵フード１１内に吸い込まれ、シュート１
２、集塵ホース１３から集塵装置に導かれて集塵、回収
される。。

この際、壁面ガイド６は、は、らりＩｌｌの打撃反動に
よる本体５のおどりを防止するとともに、ビット２の位
置を安定させ、フード押付は圧調整ダンパ１０は、はつ
り機１の打撃による衝撃を吸収し、集塵フード１１に伝
わるのを防止して作業性を向上する。

そして、剥離確認窓１４からビット２の剥離状況を確認
し、装置を移動する。この際、壁面ガイドローラ７およ
び壁面摺動プレート１８は移動をスムーズにし、ブラシ
１６は壁面Ｗに付着した粉塵をかき落として集塵フード
１１内に吸込ませる作用をする。

［まとめ］ 以上説明したように本発明によれば、例えば原子力発電
所の解体に際し、集塵フードによりビットの周囲を覆い
剥離した粉塵を吸込んで拡散を最少限度に押え、作業者
および周囲の被暴を低減することができる。また、装置
を吊設した壁面ガイドにより位置決め安定し、かつ移動
してはつり機により剥薫作業を行い、作業性を向上する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図１、第２図は剥
離作業の状態を示す側断面図である。 Ｗ・・・壁面　　１・・・はつり機　　２・・・ビット
　　６・・・壁面ガイド　　７・・・壁面ガイドローラ
　　８・・・フック　　１０・・・フード押付は圧調整
ダンパ　　１１・・・集塵フード　　１２・・・集塵シ
ュート　　１３・・・集塵ポース　　１６．２０・・・
ブラシ　　１７．１９・・・ゴムスカート　　１８・・
・壁面摺動プレート 第２図 Ｌ・−９

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一方の側にローラ体を備えた枠体と、該枠体に固設され
   た３速ビットのはつり機と該はつり機に弾性部材を介し
   て取付けられ前記ビットの周囲を覆いビット側が開口し
   該開口に直交してシュートが突設された長方体状のフー
   ド体と、該フード体の前記シュート側以外の内方に折曲
   げた端縁に設けられたブラシ体と、該ブラシ体の外周を
   覆う弾性スカート体と、シュート側端縁に内方に向けて
   突設された摺動板体と、該摺動板体の下端と前記シュー
   トとの間に設けられた弾性スカート体と、該弾性スカー
   ト体に設けられたブラシ体と、シュートに接続されたホ
   ース体と、吊り部材とを設けたことを特徴とするコンク
   リート構造物表面の剥離装置。