JPH01116530A - 光スイッチング素子及び該素子から成る光スイッチングマトリクス - Google Patents

光スイッチング素子及び該素子から成る光スイッチングマトリクス

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JPH01116530A
JPH01116530A JP63247266A JP24726688A JPH01116530A JP H01116530 A JPH01116530 A JP H01116530A JP 63247266 A JP63247266 A JP 63247266A JP 24726688 A JP24726688 A JP 24726688A JP H01116530 A JPH01116530 A JP H01116530A
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JP
Japan
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light guide
guide
layer
optical switching
conductivity type
Prior art date
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JP63247266A
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English (en)
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Marko Erman
マルコ・エルマン
Remi Gamonal
レミ・ガモナル
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/29Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the position or the direction of light beams, i.e. deflection
    • G02F1/31Digital deflection, i.e. optical switching
    • G02F1/313Digital deflection, i.e. optical switching in an optical waveguide structure
    • G02F1/3132Digital deflection, i.e. optical switching in an optical waveguide structure of directional coupler type
    • G02F1/3133Digital deflection, i.e. optical switching in an optical waveguide structure of directional coupler type the optical waveguides being made of semiconducting materials

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  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、対向壁が結合間隔と称す小距離だけ離間して
結合長と称す長さDに亘って平行に延在する2個の光ガ
イドを具え、これら光ガイドの各々を第1の小屈折率n
0を有する材料の半導体基板上に形成された第2の屈折
率n、>noを有する半導体材料の直線ストリップG□
及び1(IIで構成し、これらガイドの寸法を各々が単
一モード波を導波するように定め、且つ一方のガイドか
ら他方のガイドへの光のスイッチング動作をこれらガイ
ドに設けられた電極システム8口及びMに印加される電
位又は電流の作用により生じさせるようにした光スイツ
チング素子に関するものである。
本発明は更に、nxm個のこれらスイッチング素子から
成る光スイツチングマトリクスに関するものである。
本発明は上記のスイッチング素子及びマトリクスの製造
方法にも関するものである。
本発明は、光ファイバにより伝送される光信号のスイッ
チングに使用され、例えば多数の光フアイバ間のスイッ
チングを可能にしてファイバにより伝送される光信号を
種々の加入者間の切換処理中に電気信号に変換する必要
がないようにする必要がある電気通信の分野に使用され
る。
上述した種類のスイッチングマトリクスを構成するのに
好適な光スイツチング素子はrsecondEurop
ean Conference on Integra
ted 0ptics」(1983年10月17−18
 日、イタリア フロ、−レンス開催)において発表さ
れたジェイ・ブラントン。
エイ・カレンコ等の論文: rDouble  Heterostructure 
GaAs−A1. Ga+−x AsRib Wave
 Guide Directional Couple
r 5w1tch Jから既知である。
この論文には砒化ガリウム(GaAs)のストリップか
ら成る2個の光ガイドで構成されたスイッチング素子が
記載されている。これらのストリップは平行であって、
砒化ガリウム(GaAs)の平坦な基板上にあって光ガ
イド内に光を閉じ込める層として作用する砒化ガリウム
アルミニウム(GaAIAs)の層の表面に並べて形成
される。別の砒化ガリウムアルミニウム(GaAIAs
)の層により光ガイドを形成するストリップの各々を覆
う。各ストリップは出発層をエツチングして基板上に浮
彫形成される。最後にショットキ型の電極が各光ガイド
の表面に形成されると共に基板の反対側表面にオーム接
点を形成する層が設けられる。
各光ガイドは単一モード波を伝搬し、これら光ガイドの
小さい横方向離間距離のために一方又は他方の光ガイド
に与える分極によって2個の単一モードガイドの結合を
変化させて所望のスイッチングを得ることかできる。
しかし、結合長、即ち、光を一方のガイドから他方のガ
イドへ移すために必要な長さは結合間隔、即ちガイドの
横方向離間距離と、ガイドの構造とに依存する。上述の
論文から既知のガイドの構造は「外部ストリップ」タイ
プのものである。このタイプのものは2つのガイド間の
結合が小さく、従って結合長が大きくなり、代表的には
5〜8mmである。
斯る距離は集積スイッチグマトリクスを形成する場合に
大きな問題となる。実際上、マドリスクはガイドの長さ
方向に縦続配置されたn個のこのような結合素子を具え
、集積に適さない表面積を必要とする。
他方、斯るスイッチングマトリクスを得るためには、1
つの光路を周期的に偏向させる必要がある。これはrJ
ournal of Applied Physics
JVat。
45、  N(111,1974年11月、pp499
7−4999のエフ・オウラチャ及びエッチ・エッチ・
ウィッチの論文:rNew Directional 
Coupler of Integraated 0p
tics Jに示されているように、1つのスイッチン
グ素子のガイドの1つを他のスイッチング素子のガイド
の1つに湾曲ガイド部により接合することにより得るこ
とができる。しかし、小さな損失を達成するこめにはこ
の湾曲ガイド部を大きな曲率半径(代表的には10ミリ
メートル) にして90°の方向変化中に1dB以下の
損失が得られるようにする必要がある。これがためマト
リクスにより占められる面積が一層大きくなり集積に適
さなくなる。
上述の論文は斯るスイッチング素子の欠点を2個の光ガ
イドを重畳層により得ることにより解決することを提案
している。しかし、この構造は他方のガイドに対する一
方のガイドのアラインメントに必要なマスクを高精度に
形成する必要があるため製造効率が低くなりすぎて安価
な集積回路用に適さないこと明らかである。これがため
、この論文は更に、2個の光ガイドを自発結合を避ける
に十分な距離だけ離して並置すると共にこれらガイドを
別の層で被覆して両ガイドから誘電体層で分離され且つ
両ガイドをまたぐ第3の光ガイドを形成した構造を提案
している。この論文はこのようにすると結合が改善され
ることを示している。
しかし、この構造は重畳光ガイドの上述のアラインメン
トによる欠点に加えて、3個の光ガイドを必要とするた
めに一層複雑になる問題がある。また、この論文には個
別素子以外の装置については記載がなく、完全なスイッ
チングマトリクスをどのようにして得るかについては記
載されていない。
従って、この回路の設計者は個別素子の形成から複雑な
回路の形成へと推移させることが極めて困難であること
を認識しているものである。
最後に、欧州特許出願第209190号から、光ガイド
に鏡を設けて光ビームを偏向させることが既知である。
しかし、これに示されている構造は、2個の重畳光ガイ
ドで構成され、この構造は上述の理由から避ける必要が
あるものである。更に、上側光ガイド上に鏡をエツチン
グにより形成する際、極めて臨界的なマスク工程を用い
て下側の光ガイドのエツチングを避ける必要があるため
、この構造の形成はかなり難しいものとなる。従って、
斯る装置の製造効率はかなり低いものとなる。
今日、前述した電気通信の分野では著しく高い性能を有
し、著しく小形化され、著しく安価、即ち高い製造効率
で容易に実現し得る電気光学回路が必要とされている。
本発明の目的は上述した問題を解決することにあり、こ
の目的のために本発明は頭書に記載した種類のスイッチ
ング素子において、 主光ガイドと称す第1光ガイドGilの一端を当該光ス
イツチング素子の入力端に接続すると共に該ガイドの他
端を当該スイッチング素子の直行出力端に接続し、 副光ガイドと称す第2光ガイドH11には前記電極シス
テムB目の区域を越えた位置に、該ガイドの光軸に対し
45°をなす平坦側面から成る鏡Mllを設け、 前記副光ガイドl(t+を、該ガイドの光軸に対し90
°に配置され前記鏡により反射された光を受光する副光
ガイドH′8.と称す光ガイド部分に接続し、 前記副光ガイドH’ 11を、前記主光ガイドGiiと
交差して前記副光ガイドH1tと平行に延在し、他端が
当該スイッチング素子の横方向出力端に接続さ−れた横
方向主光ガイドG’ 11に間隔dで結合し、 前記副光ガイドH’ 11及び前記横方向主光ガイドG
’ 11には電位又は電流の印加によりこれらのガイド
の一方から他方への光のスイッチングを生じさせる電極
システムIli’ itを設け、前記全ての光ガイドと
基板をこれら光ガイドの屈折率より低い第3の屈折率n
2を有する半導体材料のプレーナ層(2)で覆い、この
プレーナ層の平坦表面上に前記電極システム6i1及び
B’ iiを配置すると共にこのプレーナ層には前記鏡
Mi1の周囲の光ガイドの構造を基板まで露出させる開
口Qiiを設けたことを特徴とする。
図面につき本発明を説明する。
第1図に示すように、本発明の光スイツチング素子は小
屈折率n0を有する単結晶基板1上に形成された高い屈
折率n、>noを有する2個の半導体ストリップG21
 及びH2+ を具える。
第1図に示すこれらのストリップは矩形断面を有してい
る。これらのストリップは直線であり、距離dだけ互い
に離間され、この距離dを結合間隔と称している。これ
らのストリップはそれらの光軸に対し距離りに亘って平
行に延在し、この距離りを結合長と称している。
これらのストリップはプレーナ構造が得られるように小
屈折率n2<n、を有する層2内に埋置する。
光ガイドG、l は第1図に示す素子の全長に亘って延
在して光ガイドG2□に融合する。この光ガイドG21
 は点21において、ガイドGxt及びH2+ と同一
の構造を有する光ガイドG′21と直角に交差する。
これに対し、光ガイドH2+ には基板1の平面に垂直
をなすと共にこの光ガイドH21の光軸に対し45°を
なす鏡面を有する鏡M2+を設ける。この鏡はガイドH
21からの波をこれと直角をなす同一の構造のガイドH
′21へと反射させる。
ガイドH′2.及びG′21は、上述した結合間隔dだ
けを互いに離間させると共に上述の結合長りに亘って互
いに平行に配置する。
プレーナ層2にはガイドG2□+6’21の交差区域2
1及びガイドH2+ に設けた鏡M21 の区域を露出
させる窓Q21 を設ける。
この窓92.の寸法は結合長りより小さくするが、この
ことは本発明の構造を略図的に示し一定の倍率で示して
ない第1図からは明らかでない。
本発明のスイッチング素子は更に4個の電極から成る第
1電極システムを具え、ガイド021及び821上のこ
れら電極の位置をE、lで示しである。
この電極システムは、ガイドG、l上にその先軸に平行
に配置され且つ短絡しないように互いに小距離だけ離間
させた2個の表面電極と、ガイドH21上に配置された
2個の同一の表面電極とで構成される。これらの電極は
プレーナ層20表面に形成され、これら電極の製造方法
については後述する。
これら電極は電位又は電流を印加することにより動作さ
せることができる。そして電気光学効果、或いは電荷の
空乏化又は電荷の注入を生ずる電界を発生させて光信号
を変調することができる。
本発明のスイッチング素子は更に、ガイドG′21及び
H′21上に第1電極システムと同一の4個の電極の第
2電極システムを具え、これら電極の位置を8 ’ 2
1で示しである。
4X4個のこれらのスイッチング素子で構成されたスイ
ッチングマトリクスを第2図に平面図で線図的に示す。
このマトリクスは基板1上に4×4個の第1図に示す種
類のスイッチング素子構造を縦続に配置して得られる。
このマトリクスは次のように動作する。例えば光信号φ
がマトリクスの入力端IN、においてガイドGll に
注入されるものとする。電極システムLlに印加される
適切な電位又は適切な電流の作用によって光ビームを、 ・結合間隔dによる自発結合によりガイド)Illへ移
すことなくガイドGl+内に保持することができ(第6
a図参照)、或いは ・ガイド)Illへ完全に移すことができる(第6b図
参照)。
後者の場合、ビームは鏡M11 によりガイドH’ 1
1へ反射され、適切な電位又は盾切な電流を電極システ
ムE′1.に供給することによりビームをガイドH’ 
11からガイドG′11へ移すことができる。ガイド1
Ett及びG/i□を「主ガイド」と称す。主ガイドG
’ 11はガイドG’ 21.−−− G’ 41で延
長され、光ビームを出力端゛0.で受信することができ
る(第2図)。
これに対し、ビームが主ガイドGll内に保持されてい
る場合には、電極B12+−−−61,に印加する電位
の作用によってビームを直交出力端1/1又は横方向出
力端0□、−同一〇、の1つに導くことができる。
スイッチングマトリクスは本発明のnxn個のスイッチ
ング素子により構成することができる。
この場合このマ) IJクスはn個の入力端IN、、−
−−IN、、 −−−IN 、を有し、これら入力端の
1つ、例えばINiに注入された光信号を横方向主ガイ
ドの出力端0.、−0.、−−−0.にスイッチするこ
とができ、また主ガイドの直交出力端1/i に直接導
くことができる。斯るマトリクスは意図する用途に応じ
て本発明のlXn個のスイッチング素子又はnxm個の
スイッチング素子を具えるものとすることもできる。
本発明のスイッチング素子の構造は特に有利な製造方法
の使用を可能にする。
本発明スイッチング素子の一例の製造方法は第3図に示
す以下の工程を具える。
(a)結晶面に沿い平坦表面を有する単結晶基板lを形
成する。この基板は装置で使用する所定の波長λに対し
低t1屈折率n。を有するn゛導電型の2光材料A、B
Vで形成する(第3a図)(b)  光ガイドを構成す
るために、基板1の表面に波長λに対し屈折率n、>n
oを有するロー導電型の材料、例えば4元材料(A、X
、BY、YV)の平坦エピタキシャル層3を形成する(
第3b図)。
(C)  層3を例えば反応イオンエツチング(RIE
)方法によりエツチングし、このエツチングを基板1が
0.5μmを超えない深さe t、例えば0.1〜0.
5μmの深さに亘ってエツチングされるまで行う(第3
C図)。このエツチングは第3d図に平面図で示すマス
クMK、を用いて行い、エツチング後に基板上に、 ・直交主ガイド及び横方向主ガイドGii及びG’ i
iを形成するストリップと、 ・副ガイド1ltt及びH’ ifと鏡Milを形成す
るストリップと、 を残存させる。
RIE方法はエツチングエツジがエツチングすべき表面
に垂直に得られる利点壬有しく第3C図参照)、このこ
とは鏡Miiの形成に重要である。
本発明の方法によれば、光ガイドと鏡が単一のマスクを
用いていわゆるセルフアラインメント技術によリー工程
で形成される。
基板1と光ガイドの相対屈折率は光がガイド内に閉じ込
められるように選択する。しかし、特に4元及び2元材
料層の組成により、光導波を得ることができる。
(6)n2<n、のような低屈折率n2を有するn−導
電型の2元材料(A[By)の層2をエピタキシャル成
長により形成する(第3e図)。
この工程はブレーナ装置を得るためのものである。従っ
て、このエピタキシャル成長は、この目的のために、ガ
イドの表面でこの層が平面となるような成長条件の下で
気相から又は液相から行う。ガイド上方のプレーナ層2
の厚さはe′である。
前述したように前記カレンコの論文による5部ストリッ
プ」型の既知の装置は小さな結合係数を有し、従って大
きな結合長を必要すとる。
これに対し、本発明によれば光ガイドは僅かに異なる屈
折率を有するプレーナ層2内に埋置される。この状態で
は結合係数が従来既知の装置の結合係数の約4倍になる
。これがため結合長を著しく短くすることができる。従
って本発明の装置は小形になり、その寸法が集積回路の
形成に適するものとなる。
更に、使用する材料AIIBV及び使用するエピタキシ
ャル成長及び反応イオンエツチング技術は本発明の電気
光学装置に隣接する集積回路の形成と完全に共通する。
更に、プレーナ層2のエピタキシャル成長中に主ガイド
Gil及びG’ itの交差区域及び鏡Mtiの区域に
対応する略々方形の区域Q(iをマスクMに2によりマ
スクしてこの区域を層2の成長から保護する点に注意さ
れたい。
実際上、鏡Mllはこれら鏡の区域にふける光ガイドの
外部媒体が空気の場合にのみ全反射にすることができ、
このことは層2の開口Qiiによって得ることができる
°(第3e図にガイドを断面図で示してあり、第3f図
にマスクMK2を平面図で示しである)。
有利な例では、光ガイドを厚さ6>l μI及び巾Wシ
2μm (第3e図参照)の寸法に形成すると共に間隔
d−k1.5μlで互いに離間させ、プレーナ層2をガ
イドより上の厚さe′が約1μmとなるように形成、す
る。
プレーナ層2はガイド内の光損失を低減する他の利点も
もたらす。実際上、ガイドの長手側壁及び土壁はエツチ
ングにより得られるため、これらの壁は粗面になり、そ
の外部媒体が空気の場合には散乱により大きな損失をも
たらす。
ガイドはガイドの屈折率(n、)にかなり近い屈折率n
2を有する媒体内に埋置されるため、これらの損失は屈
折率の差n、−n2を小さくするほど小さくなる。この
効果は屈折率n1を有する媒体内の先導波を発生する光
閉じ込め効果とは異なるものであるが、この先導波のた
めには小さな屈折率の差n、−n、で十分であり、また
単一モード動作のためにも小さな屈折率の差が必要とさ
れる。
しかし、層2内の開口Qitにおいてガイド内にある程
度の損失が生ずる。しかし、これらの開口を小寸法、好
ましくは最大で口′X口′さ10μm×10μmにして
これらの損失を制限することができる。他方、損失を制
限するために、開口Qilの区域内のガイドHtt及び
H’ ifの幅Wを第4f図に示すように突部14及び
15によって増大させることができる。実際上、埋込み
ガイド内を伝搬する波Aは第3J図に示す波形を有する
が、空気で囲まれたガイド内を伝搬する波Aは第3に図
に示す波形を有する。これがため、突部14及び15で
拡大されたガイド部分は第31図に断面図で示すように
損失を低減することができる。
最後に、プレーナ層2はガイド上の電極の形成に特に好
適な上側表面を提供する利点をもたらす。
(e)  電極システムE目及びE’ 11を構成する
ために、プレーナ層2のガイドの上方位置に、例えばイ
オン注入によりp゛゛電型の領域4を形成する(第3h
図)。こうしてガイドGiiの上方に2個の領域F1及
びF2を形成すると共にガイドG’ ifの上方に2個
の領域F3及びF4を形成する。
イオン注入は第3g図に示すMK、の開口を経て一工程
で行うことができる。これらのp゛型領領域イオンの拡
散により形成することもできる。
結合長りはl mmより僅かに短い長さであるが、開口
011の寸法D′は上述したように10μm程度である
(f)  電極システムBat及びε ifの形成のた
めに、p゛゛電型の領域4の表面に従来既知の任意の方
法により金属層5、例えばチタン−プラチナ−金(Ti
−Pt−Au)の多重層を形成する(第31図)。
マスクMK3の位置決めは2つの理由から問題を生じな
い。第1の理由は構造がプレーナ構造であるからである
。これがため、フォトリトグラフ方法を容易に行うこと
ができる。第2の理由は、マスクMK、の配置によって
ガイドが見えなくなるが、開口の位置を基準として用い
てマスクMに、をセンタリングすると共に開口を整列さ
せることができるからである。このことは本発明装置の
構造の追加の利点をもたらす。
更に、工程(C)において基板内までエツチングして基
板を深さe′に亘って僅かに掘り下げる反応イオンエツ
チングは本発明装置に利点をもたらす点に注意されたい
。第1に、エツチング処理を基板の上側表面のレベルで
正確に停止させるよりも基板を僅かにエツチングするま
で続ける方が容易である。これがため、この手段は技術
的な容易さをもたらす。更に、この基板の僅かな掘り下
げは電界と光学的な場との相互作用を増大させて本発明
装置の電気光学効果を最大にすることを可とする。これ
がため、光ガイドを第31図に示すように一層満足に分
離する(第31図には電気力線Hを示しである)。
本発明の装置の変形例においては、基板をn゛゛電型に
しない。これを半絶縁性にする。この変更はダイオード
や電界効果トランジスタを含む検出器や増幅器等のよう
な電子集積回路をスイッチングマトリクスと関連させて
同一の基板上に形成する必要がある場合に有利である。
この場合には、上述の製造方法の工程(a)、 (b)
(C)を第4図に示す順次の工程と置換する。
(a)′結晶面に沿う平坦表面を有する単結晶基板lO
を形成する。この基板は波長λに対し小さな屈折率n1
0を有する半絶縁性の2光材料AffIBvで造る(第
4a図)。
(b’υ基板10の表面にn+導電型の2光材料Arf
iBVの平坦エピタキシャル層1′を形成する。この層
の厚さは0.5μmとするのが好ましい。この層の屈折
率は波長λに対し小さい値n 10−00に選択する(
第4b図)。
(b’ 2)  層1′の表面に、波長λに対し屈折率
n、> no、 n’。を有するn−導電型の材料、例
えば4元材料(AIXIIIBvYV)の約0.5〜1
μmの厚さの平坦エピタキシャル層3を形成する(第4
C図)。
(e′)層3及び1′を例えば反応イオンエツチング(
RIE)方法により、下側の基板10が0゜5μmを超
えない深さe′に亘ってエツチングされるまでエツチン
グする(第4d図)。このエツチング工程はマスクMK
’ 、を用いて行う。マスクMK’は第4f図に示すよ
うに光ガイドを限界すると共に層1′及び3の一部分を
残存させて「ブリッジ」、即ち全てのガイドを電気的に
相互接続するn°導電型の層1′の相互接続部を形成す
ることができる。実際上、マス接点Mはn゛層上形成さ
れ、形成すべきマス接点が多くなりすぎないようにする
必要がある場合にはガイド下部のn゛層部分を第4e図
に示すように簡単に相互接続するのが有利である(第4
e図は装置の平面図を示す第4f図のI−I線上の断面
図である)。
一方のガイドと他方のガイドを電気的に接続するブリッ
ジの形成は臨界的でなく、これらのブリッジではどのガ
イドまたはガイド部分も絶縁分離しない場合には装置内
の任意の位置に位置させることができる。他方、これら
のブリッジの存在はこれらのブリッジが例えばガイドの
幅Wに等しい小さな横方向寸法であればガイド内の波の
伝搬を妨げないことが知られている。本発明装置の一例
又は変形例の製造方法は次の工程で続けられる。
((至) n゛導電型の層1又は1′の表面にマス接点
Mの電極6を形成する(第31図)。この目的のために
、装置が存在しない区域において上側層を層1,1′の
一部分が露出するまでエツチングし、オーム接点型の金
属層、例えば金−ゲルマニウム−ニッケル(Au−Ge
−Ni)’の多重層を堆積する。用途に応じて、これら
のマス接点電極は装置の一方の表面又は他方の表面に形
成することができる。実際上、基板がn゛型の場合には
マス接点は装置の背面上又は上側層をエツチング除去し
た前面上のどちらにも形成することができる。基板が半
絶縁性の場合にはマス接点は層2及び3をエツチング除
去して前面に形成する。
本発明装置の用途は特に電気通信の分野にある。
この目的のために、ガイドで伝送される光信号の波長は λ。=1.3μm 2111.55μm とすることができる。
これらの条件では、基板を構成する2元化合物Al11
BvはAll1をインジウム(In)とし、BVを燐(
P)として燐化インジウム(InP)  とするのが有
利である。
この基板は鉄(Fe)を1018 am 3の濃度でド
ーピングすることにより半絶縁性にすることができる。
化合物InPはS原子を2・10”cm□3程度の濃度
でドーピングすることによりn+導電型にすることもで
きる。
この場合屈折率は、 no ′:=t3.1994 (λさ1.32μmにお
いて)になる。
ガイドを構成するのに好適な層3を形成する4元化合物
は化学式Alx1IIBvYVを有し、ここにAはイン
ジウム(I n)、Xはガリウム(Ga)、Bは燐(P
)及びYは砒素(As)である。この場合、その組成は
<Gax In、−x AsyP+−y)で表わされ、
ここで、yユ0.1及びXさ0.46yシ0.046で
ある。
この化合物はλ=1.32 μmにおいて屈折率n。
= 3.2049 > noを有する。GaInAsP
のギャップ波長は0.97 μmである。
この4元化合物(GalnAsP) は故意のドーピン
グをしなければn−導電型を有することもできる。
ブレーナ層2は上述したようにn−導電型の2元化合物
AよりV、即ち例えば故意にドーピングされてなく且つ
n2ユ3.2049 (λさ1.32において)の屈折
率を有する燐化インジウム(InP)で形成することが
できる。
本発明の変形例では、ブレーナ層2はn−導電型、即ち
故意にドーピングされてなく、且つ(Ga、 In+−
x AsyP+−y)で表わされ、X = 0.46y
でy=0.03〜0.05であるような4元化合物(A
MXIIBvY、、)で形成することもできる。
p゛導電型の領域は公知の技術により例えばZn又は8
e又はCdのイオンを10′8〜10I10l9aの濃
度で注入又は拡散することにより得ることができる。
このようにして実現すると、4X4スイツチング素子の
マトリクスの寸法は4X4mm2程度になり、1つのス
イッチング素子の寸法は主として結合長りにより決まる
lX1mm2程度になる。
上述したように、本発明のマトリクスを形成する技術は
検出器りのような集積回路の形成と共通する。
これら検出器は主出力ガイドI’ ti又は0目の表面
に形成した例えばダイオード[lttとすることができ
る(斯る装置の平面図を示す第5a図及びその■−■線
上の断面図を示す第5a図参照)。検出器Di1の領域
に右いて、ガイドG’ itの幅Wを増大させる点に注
意されたい。
基板がInPのような2元半導体材料A m B vか
ら成る上述の実施例にふいてはこれらのダイオードはガ
イドの層3の表面に形成された吸収層30を具えるもの
とすることができる。この吸収層は約1μmの厚さを有
するn−導電型のGa1nAsのような3元材料の層と
するのが好ましい。この吸収層30は装置の主直行ガイ
ド及び主横方向ガイドの出力端部を除いた部分を覆うマ
スクMKSの開口内に形成する。この層は例えば気相又
は液層エピタキシャル成長により得られる。次に、この
マスクMK、を除去して工程(C)を実行し得るように
する。
堆積層、本例では30.3及び1′をエツチングする工
程(C)を前述した方法で行う。次いで、工程(C)と
工程(6)との間に、誘電体保護層を検出領域上に堆積
する工程を介挿して検出領域をプレーナ層2の堆積から
保護する。この保護層は保護マスクMK2と同一の層で
形成することができ、この保護層MK2をブレーナ工程
(イ)の終了後に除去する。次いでp゛イオン注入領域
4を限界するマスクMに3に検出領域に対応する開口を
設け、工程(e)及び(f)を上述の方法で続ける。こ
うするとp″″導電型の領域40が各検出領域内に形成
され、その上に電気接点50が形成される(第5a図)
本発明の実施に当っては他の材料を用いることもでき、
また他の寸法を用いることもできる。これらの条件に応
じて伝送される波は異なる波長になり、電気通信以外の
用途にも使用することができる。
その製造方法も他のエツチング技術や堆積技術を用いる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光スイツチング素子を線図的に示す斜
視図、 第2図は本発明の4×4個の光スイツチング素子から成
る光スイッチングマトリククスを線図的に示す平面図、 第3a〜3I1図は本発明の光スイツチング素子の一例
の製造方法を示す図、 第4a〜4f図は本発明の光スイッチング素子め変形例
の製造方法を示す図、 第5a及び5b図は本発明の光スイツチングマドグリス
の光ガイドの出力端の光検出器の製造方法を示す図、 第6a及び6b図は本発明の光スイツチング素子内の光
ビームの進路を示す図である。 1・・・基板       2・・・プレーナ層3・・
・光ガイドストリップ Git(G□1.622)・・・主直行光ガイドG’ 
If(G’ ■+ 6’ 21)・・・主構方向光ガイ
ドH目、” tt(Hat、 H’ 21)・・・副光
ガイドBit+ B’ tt(E2+、 B’ 21)
・・・電極システムLt(L+)・・・鏡    Qi
i(Q21)・・・開口IN+−−−IN4・・・入力
端 1/ l−+−1/、・・・直行出力端0+−−−04
・・・横方向出力端 Dii・・・検出器     M・・・マス電極4・・
・p゛型接点領域  5,6・・・金属層lO・・・半
絶縁性基板 1′・・・n+導電型エピタキシャル層30・・・吸収
層      40・・・p+型接点領域50・・・金
属層 MK、、 Mに′51Mに*、 MKs、 MKs・・
・マスク特許出願人  エヌ・ベー・フィリップス・フ
ルーイランペンファブリケン FIG、 2 FIG、 3 t η       ず1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、対向壁が結合間隔と称す小距離だけ離間して結合長
    と称す長さDに亘って平行に延在する2個の光ガイドを
    具え、これら光ガイドの各々を第1の小屈折率n_0を
    有する材料の半導体基板上に形成された第2の屈折率n
    _1>n_0を有する半導体材料の直線ストリップG_
    i_i及びH_i_iで構成し、これらガイドの寸法を
    各々が単一モード波を導波するように定め、且つ一方の
    ガイドから他方のガイドへの光のスイッチング動作をこ
    れらガイドに設けられた電極システムE_i_i及びM
    に印加される電位又は電流の作用により生じさせるよう
    にした光スイッチング素子において、 主光ガイドと称す第1光ガイドG_i_iの一端を当該
    光スイッチング素子の入力端に接続すると共に該ガイド
    の他端を当該スイッチング素子の直行出力端に接続し、 副光ガイドと称す第2光ガイドH_i_iには前記電極
    システムE_i_iの区域を越えた位置に、該ガイドの
    光軸に対し45゜をなす平坦側面から成る鏡M_i_i
    を設け、 前記副光ガイドH_i_iを、該ガイドの光軸に対し9
    0°に配置され前記鏡により反射された光を受光する副
    光ガイドH′_i_iと称す光ガイド部分に接続し、 前記副光ガイドH′_i_iを、前記主光ガイドG_i
    _iと交差して前記副光ガイドH_i_iと平行に延在
    し、他端が当該スイッチング素子の横方向出力端に接続
    された横方向主光ガイドG′_i_iに間隔dで結合し
    、 前記副光ガイドH′_i_i及び前記横方向主光ガイド
    G′_i_iには電位又は電流の印加によりこれらのガ
    イドの一方から他方への光のスイッチングを生じさせる
    電極システムE′_i_iを設け、 前記全ての光ガイドと基板をこれら光ガイ ドの屈折率より低い第3の屈折率n_2を有する半導体
    材料のプレーナ層(2)で覆い、このプレーナ層の平坦
    表面上に前記電極システム E_i_i及びE′_i_iを配置すると共にこのプレ
    ーナ層には前記鏡M_i_iの周囲の光ガイドの構造を
    基板まで露出させる開口Q_i_iを設けたことを特徴
    とする光スイッチング素子。 2、前記光ガイドの断面は矩形であることを特徴とする
    請求項1記載の光スイッチング素子。 3、前記基板(1)はn^+導電型の2元材料A_III
    B_Vで構成し、前記光ガイドを形成するストリップ(
    3)はn^−導電型の4元材料(A_IIIX_IIIB_V
    Y_V)で構成し、前記プレーナ層(2)はn^−導電
    型の2元材料(A_IIIB_V)及び4元材料(A_II
    IX_IIIB_VY_V)の中から選んだ材料で構成した
    ことを特徴とする請求項2記載の光スイッチング素子。 4、前記基板(10)は半絶縁性の2元材料(A_III
    B_V)で構成し、前記光ガイドを形成するストリップ
    はn^+導電型の2元材料 (A_IIIB_V)の層(1′)とn^−導電型の4元
    材料(A_IIIX_IIIB_VY_V)の層(3)の多重
    層で構成し、前記プレーナ層(2)はn^−導電型の2
    元材料(A_IIIB_V)及び4元材料 (A_IIIX_IIIB_VY_V)の中から選んだ材料で
    構成し、且つ前記光ガイドの下側層を形成するn^+導
    電型の層(1′)は部分的に電気的に相互接続してある
    ことを特徴とする請求項2記載の光スイッチング素子。 5、前記電極システムは前記n^+導電型の材料の層(
    1又は1′)とオーム接点を形成する金属層から成るマ
    ス電極M(6)と、主光ガイド及び副光ガイド上にそれ
    ぞれ2個づつ互いに整列させて対称に配置されたそれぞ
    れ4個の電極F_1、F_2、F_3及びF′_1、F
    ′_2、F′_3、−F′_4の電極群E_i_i及び
    E′_i_iとで構成し、これら電極の各々は光ガイド
    の上方のプレーナ層(2)内に形成したp^+導電型の
    領域(4)とこの領域とオーム接点を形成する金属層(
    5)とで形成したことを特徴とする請求項3又は4記載
    の光スイッチング素子。 6、前記材料の元素Aはインジウム(In)、元素Bは
    燐(P)、元素Xはガリウム(Ga)及び元素Yは砒素
    (As)であることを特徴とする請求項3〜5の何れか
    に記載の光スイッチング素子。 7、前記n^+型の層(1、1′)上のオーム接点はA
    u−Ge−Niの多重層で構成し、前記p^+型領域(
    4)上のオーム接点はTi−Pt−Auの多重層で構成
    したことを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載の光
    スイッチング素子。 8、n個の入力端子IN_1、IN_2‐‐‐IN_n
    と、n個の直行出力端子I′_1、I′_2‐‐‐I′
    _nとm個の横方向出力端子O_1、O_2、‐‐‐O
    _mとを具え、これら入出力端子間でスイッチング動作
    を行う光スイッチングマトリクスにおいて、当該マトリ
    クスは請求項1〜7の何れかに記載のn×m個の光スイ
    ッチング素子を各素子の主光ガイドと副光ガイドがそれ
    ぞれ互いの延長部となるように2方向に並べて構成した
    ことを特徴とする光スイッチングマトリクス。 9、各主直行出力ガイド又は横方向出力ガイドにはその
    上面に光信号の検出器Dを直接設け、この検出器は光ガ
    イドの屈折率より大きい屈折率n_3を有する波長λの
    吸収層(30)で構成し、この吸収層内にp^+型領域
    (40)を形成し、その表面にオーム接点(50)を形
    成したことを特徴とする請求項8記載の光スイッチング
    マトリクス。 10、前記吸収層(30)は3元材料(A_IIIX_II
    IB_V)で構成したことを特徴とする請求項9記載の
    光スイッチングマトリクス。 11、前記検出器のオーム接点(50)はTi−Pt−
    Auの多重層で構成したことを特徴とする請求項9記載
    の光スイッチングマトリクス。 12、請求項1記載の光スイッチング素子を製造するに
    当り、少なくとも (a)装置の動作波長に対し小さい屈折率n_0を有す
    るn^+導電型の2元材料A_IIIB_Vから成る、結
    晶面に沿う平坦表面を有する単結晶基板(1)を形成す
    る工程と、 (b)前記基板の表面に、波長λに対し屈折率n_1>
    n_0を有するn^−導電型の4元材料A_IIIX_II
    IB_VY_Vの平坦エピタキシャル層(3)を形成す
    る工程と、 (c)前記4元材料層(3)を反応イオンエッチング(
    RIE)方法により基板(1)が小さな深さに亘ってエ
    ッチングされるまで行い、このエッチングはマスク(M
    K_1)を用いて行い、このエッチング工程後に、 ・直行及び横方向主光ガイドG_i_i及びG′_i_
    iを形成するストリップと、 ・副光ガイドH_i_i及びH′_i_iとこれらガイ
    ドの光軸に対し45゜をなす基板の表面に垂直な鏡M_
    i_iとを形成するストリップを基板上に残存させる工
    程と、 を具えることを特徴とする光スイッチング素子の製造方
    法。 13、請求項第1、第2又は第4項に記載の光スイッチ
    ング素子を製造するに当り、 (a′)長λに対し小さな屈折率n′_0を有する2元
    材料A_IIIB_Vからなる、結晶面に沿う平坦表面を
    有する半絶縁性の単結晶基板(10)を形成する工程と
    、 (b′_1)前記基板の表面に、波長λに対し小さな屈
    折率n_0≒n′_0を有するn^+導電型の2元材料
    A_IIIB_Vの平坦エピタキシャル層(1′)を形成
    する工程と、 (b′_2)前記n^+層(1′)の表面に、波長λに
    対し屈折率n_1>n_0、n′_0を有するn^−導
    電型の平坦エピタキシャル層(3)を形成する工程と、 (C′)前記層(3)及び(1′)を例えば反応イオン
    エッチング(RIE)方法により、下側の基板(10)
    が小さな深さに亘ってエッチングされるまでエッチング
    し、このエッチングは、光ガイドと、光ガイドの光軸に
    対し45゜をなす基板に垂直な鏡M_i_iとを限界す
    ると共に前記n^+層(1′)内に光ガイドの種々の部
    分間を相互接続する部分を残存させるマスク(MK′_
    1)を用いて行う工程とを具えることを特徴とする光ス
    イッチング素子の製造方法。 14、工程(b′_2)及び(C′)間に、(C_0)
    光ガイドG_i_i及び/又はG′_i_iの出力端部
    を除いた全面を覆うマスク(MK_5)を形成し、これ
    ら光ガイドの端部の表面に動作波長の吸収層(30)を
    形成し、次いでこのマスク(MK_5)を除去する工程
    を介挿することを特徴とする請求項13記載の方法。 15、(d)n_2<n_1のような小さな屈折率n_
    2を有するn^−導電型の2元材料A_IIIB_Vのプ
    レーナ層(2)をエピタキシャル成長し、このエピタキ
    シャル成長中マスク(MK_2)によって鏡M_i_i
    の区域と、もしあれば吸収領域(30)とをマスクする
    工程と、 (e)マスク(MK_3)の開口を介してイオン注入又
    は拡散により、もしあれば吸収領域(30)の表面p^
    +導電型の領域(40)を形成すると共に、光ガイドの
    上方のプレーナ層部分の表面にp^+導電型の領域(4
    )を形成して光ガイドG_i_i及びF_i_iの上方
    にそれぞれ2個の接点領域(F_1、F_2及びF_3
    、F_4)を形成すると共に光ガイドG′_i_i及び
    F′_i_iの上方にそれぞれ2個の接点領域(F′_
    1、F′_2及びF′_3、F′_4)を形成する工程
    と、 (f)これらp^+導電型の領域(4及び40)の表面
    に金属接点(5及び50)を形成してオーム接点を形成
    する工程と、 (g)n^+導電型の層(1)又は(1′)の表面に金
    属層(6)を形成してマス接点(M)を形成する工程と
    を更に具えることを特徴とする請求項12、13又は1
    4記載の方法。
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