JPH01114869A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はレーザビームプリンタ等の画像形成装置に関
する。

〔従来の技術〕

光導電層を表面に存する感光体の周辺に該光導電層を帯
電させ、これに画像に相当する光信号を露光して静電潜
像を形成し、ついでこれに通常の粉状現像剤（トナー）
を供給して前記潜像を頌在化させた後、該像に普通紙な
どの転写材を近接させてこれを転写し、感光体をクリー
ニングした後前記のプロセスを繰り返すような画像形成
装置は従来から広く実用化されている。

このような画像形成装置において、露光用光源としてレ
ーザを用いた走査光学系を育するものにおいては、紙ジ
ヤム、部品交換等をする際には、本体カバーを開放する
ことによりマイクロスイッチを開放するなど電気的手段
でレーザの発光を停止する安全装置が一般に知られてい
る。一方、前記レーザ走査光学系は、前記画像形成装置
内に浮遊している前記トナー粒子や塵が光学系へ侵入、
付着するのを防ぐために、レーザ光の射出口に防じんガ
ラス又はそれを兼ねた光学系を配置したものが一般的に
知られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、前記のような安全装置においては、スイッチの
誤動作、故障などによって本体カバーを開放し、部品の
交換などを実施する際にもレーザ光が放射され、これが
装置外に漏出する恐れがあった。一方、前記の走査光学
系においても、前記防じんガラスの装置内に露出した表
面にトナーや塵が付着し、長期間の放置によってレーザ
光の伝達損失を引き起こし、印字品質に重大な影響を与
える恐れがあった。また、これを防ぐために装置使用者
による清掃手段も考えられるが、保守作業が増えること
になり、煩雑さが増してしまう。

本発明は以上のような問題に鑑み、カバーの開放などレ
ーザ光が漏出する恐れのある部位の着脱あるいはそれに
関連する一連の操作には、これに応動してレーザ光の光
路を遮断し、レーザ光が外部に漏出することを確実に阻
止し、同時にレーザ走査光学系の防じん光学部材の表面
を自動的に清掃して、トナーなどによるレーザ光の損失
を防止し得るような画像形成装置を提供することを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明における画像形成装置は、可動部材の移動に連動
してレーザ走査光学系のレーザを遮断するシャッタ部材
を存し、かつ該シャッタ部材に連動または一体化してな
る前記レーザ走査光学系の画像形成装置内に露出した光
学部材の表面を移動する拭取り部材を有することを特徴
とする。

〔作　用〕

本発明によれば、レーザ走査光学系のレーザ射出口の前
部に設置されたシャフタ部材が、例えば画像形成装置本
体の前面扉などの可動部材の開放に連動して、レーザを
遮断することによって、装置外部へのレーザ漏出を防ぐ
ことができ、かつ、前記シャッタ部材と連動または一体
化してなる拭取り部材が、シャッタ部材の開閉の際、レ
ーザ射出口に配置された光学部材の表面を摺動すること
によって、光学部材表面のトナーや塵の付着による、レ
ーザ光損失を自動的に防止することができる。

〔実施例〕

第１図は本発明を適用したレーザプリンタの側面図を示
す。本体１内奥側（図中右側）には、ポリゴンミラー２
ｂ、レンズ２ｃ、ミラー２ｄなどを含むレーザ走査光学
ユニット２が配置され、該ユニットのレーザ光射出口２
ａには透明樹脂板１１（例えばポリカーボネイト、ＰＭ
ＭＡなど）が配置され、ユニット内へのトナー、塵など
の侵入を防いでいる。前記光学ユニット２の前面には、
ドラム状の感光体５が配され、その周辺に帯電器６、現
像器７、転写器８クリーニングＨ置１０などが配置され
ている。

さて、帯電器６によって一様に帯電された感光体５の表
面に、走査光学ユニット２からの情報に対応した画像信
号がユニット２のレーザ射出口２ａ透明樹脂板１１を介
して露光され、静電潜像が形成され、次いで現像器７に
よってこの潜像が顕像化されると共に、矢印Ａの方向に
給紙ローラ１５によって送給される図示しない転写材に
転写器８により転写される。前記の転写材はこのトナー
像を担持した状態で図中下方に送られ、定着ローラ９ａ
ｓｎ紙ローラ８ｂなどからなる定首器９により定積固定
されて本体１外へ排出される。前記転写工程において転
写に寄与しなかったトナーはクリーニング装置１０によ
って感光体５から除去され、次いで前述の画像形成工程
を操り返すものとする。

さてこの実施例において、走査光学ユニット２の前面に
レーザ射出口２ａを開閉するシャッタ３が配され、紙ジ
ヤムの処理や部品交換の際の本体前面扉１ａの開閉に応
動し、該扉を開放したときレーザ射出口２ａを閉じ、該
扉を閉じたときレーザ射出口２ａを開放する。一方、シ
ャフタ３にはその透明樹脂板１１と対向する面に、拭取
り部材４（例えばフェルト布材など）が、接着されてお
リ、シャッタの開閉時に前記樹脂板１１の露出面の拭取
り動作を行う。

第２図は、上記シャッタ３及び拭取り部材４の構成並び
に各動作状態を示すものである。第２図（ａ）に示すよ
うに、走査光学ユニット２の前面にはレーザ射出口２ａ
を開閉する長尺のシャフタ３が前記ユニット前面の両端
部に形成された案内路１４に保合、前記前面に沿って摺
動自在に配置されている。またシャフタ３には一端を光
学ユニット２のケースなどの不動部分に取り付けられた
ばね１３の他端が係止されており、第２図（Ｃ）に示す
ようにレーザ射出口２ａを閉じる方向へ習性づけられて
いる。さらにシャッタ３の前記ばね１３の係止部の反対
側は、節点部１２ａを介してリンク機構１２と接続され
ており、該リンク機構の他端は節点部１２ｃを介して光
学ユニット２０ケースに係止されている。第２図（ｂ）
に示す如く、本体前面扉１ａが閉じた状聾では、該扉よ
り突出した爪部１ｂにより節点部１２ｂが押され、前記
リンク機構１２を介してシャッタ３は、ばね１３の作用
に抗して矢印Ｂの方向へ引かれ、レーザ射出口２ａは開
放状態となり、レーザ射出可能となる。さて前記扉１ａ
が開放状聾となると、第２図（ｃ）に示す如く、爪部１
ｂは節点部１２ｂから離れ、リンク機ｔ’１ｉ１２が開
放されるので、シャフタ３はばね１３の作用によりレー
ザ射出口２ａを矢印Ｃ方向へ閉じて、レーザの漏出を防
止する。

一方、シャッタ３の透明樹脂板１１と対向する面に取り
付けられた拭取り部材４は、シャッタ３の開閉すなわち
、本体前面ｆｆｉ　１　ａの開閉に連動して透明樹脂板
１１の露出面上を摺動して、露出面に付着したトナーや
塵を自動的に除去する。−船釣に前記本体前面扉１ａは
、保守点検や故障解除のために定期的に開閉されるので
、透明樹脂板１１の露出面も定期的に清掃され、レーザ
光の損失を防ぐことができる。

さて、本実施例において防じん部材として透明樹脂板を
採用したが、これは長尺のシリンドリカルレンズなどの
防じん部材を兼ねた光学部材でもよいことは言うまでも
ない。また材質についてもガラスであってもよく、樹脂
の場合は表面にハードコート処理（多官能アクリレート
系の紫外線硬化法など）を施すと、拭取り部材との接触
による表面の摩耗を防止することができる。

〔発明の効果〕

以上述べてきたように本発明により、カバーの開などレ
ーザ光が漏出する恐れのある部位の着脱あるいはそれに
関連する一連の操作には、これに応動してレーザ光の光
路を遮断し、レーザ光が外部に漏出することを確実に阻
止することができ、それによって使用者が印字途中の紙
ジヤムや、ドラムの交換を極めて安全に処理できる。ま
た同時にレーザ走査光学ユニットの防じん光学部材の表
面を自動的に清掃して、トナーなどによるレーザ光の損
失を防止し、それによって使用者が定期的に作業する手
間が省け、かつ均一に汚れを拭き取ることができること
から、長期間にわたり均一で良好な印刷物を得ることが
できる画像形成装置を提供することができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像形成装置の実施例を示す側面図。 第２図（ａ）〜（Ｃ）は本発明の上記実施例のより詳細
な構成及び各動作状態を示ず図。 ２・・・レーザ走査光学ユニット ３・・・シャッタ ４・・・拭取り部材 ５・・・感光体 １１・・・透明樹脂板 １２・・・リンク機構 １３・・・ばね 以　　上 出願人　セイコーエプソン株式会社 代理人　弁理士　最　上　　務　他１名２１、−プ）ヒ
（し粘４ヒＬニプト

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）光信号発生装置としてレーザ走査光学ユニットを
   用い、電子写真プロセスを用いた画像形成装置において
   、可動部材の移動に連動して前記レーザ走査光学ユニッ
   トのレーザを遮断するシャッタ部材を、有することを特
   徴とする画像形成装置。
2. （２）前記レーザ走査光学ユニットのレーザ出射口に配
   置された光学部材の該ユニット外へ露出した表面を移動
   する拭取り部材を有することを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の画像形成装置。
3. （３）前記拭取り部材は、前記シャッタ部材と連動また
   は一体化してなることを特徴とする特許請求の範囲第２
   項記載の画像形成装置。