JPH01113578A

JPH01113578A - 浮力利用水車装置

Info

Publication number: JPH01113578A
Application number: JP62271488A
Authority: JP
Inventors: Shiro Kaneshiro; 金城　四郎
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-10-26
Filing date: 1987-10-26
Publication date: 1989-05-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は発電や揚水などの際、必要な回転動力を得るた
めの装置に関するものである。

（従来の技術）従来、発電や揚水などの際、発電機やポンプなどの軸を
回転させる動力は水の圧力、衝撃力、外燃機関、内燃機
関、原子力機関などが利用されてきた。

（発明が解決しようとする問題点）これらの諸装置は大規模な施設からなり、大工事によっ
て初めて装置の機□□□を発揮するものであり、また、
大量の水や燃料の確保、昨今の大気汚染公害など山積み
する問題を抱えている。

この装置はそのような現状を踏まえ、中小規模の発電や
揚水の際の回転エネルギーを生み出すために水の浮力を
利用し、この装置を水中に沈設することにより浮力とい
うクリーンエネルギーで半永久的な回転エネルギーを供
給することを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段）第１図は本発明装置の正面図であり、第２図は同じく側
面図である。水底（１７）に垂設された２本の枠体（６
）の上下内側に八角形プーリー（７）を軸支する。また
、枠体（６）の最上部に発電機・ポンプ（１５）などを
敷設する。上部の八角形プーリー（７）の軸端にはプー
リー（１３）を繋合させ、ベル）　（１４）を介して発
電機・ポンプ（１５）などに回転力が伝達出来るように
敷設されている。

枠体（６）に両側より軸支された上下の八角形プーリー
（７）に第４図のようなガードベルト（５）を張架しこ
のガードベルト（５）の外周に爪付自在エアーポックス
（１）を多数係止し、また、内周には上記エアーボック
ス＋１１に連通したチーズ形パイプ（３）、及びこのチ
ーズ形パイプ（３）を輪状に連通させるためのフレキシ
ブルパイプ（４）を連接する。

爪付自在エアーボックス（１１の構造は第５図のように
まず細長い箱の両端面内折れ部（１ｄ）が箱を第６図の
ように潰した時、内部に折り曲がるように対角線を切断
しである。そして、気密を保つため内折れ部（Ｉｄ）内
側にベロー（１ａ）を張着する。また、両端２枚のベロ
ー（１ａ）の中心部をゴム、スプリングなどの弾性体（
１ｂ）で張着する。

箱の一面からエアー出入口（ｌｃ）を貫装させチーズ形
パイプ（３）、フレキシブルパイプ（４）へと連接させ
、第３図のような密閉された空間を形成する。

第４図を参考に上述したエアーボックスＴｌ）の上面端
部２ケ所に爪（Ａ）　（２ａ）と爪（Ｂ）　（２ｂ）を
有する爪金物（２）を定着させる。

ガードベルト（５）には、この爪金物（２）の爪（Ａ）
（２ａ）、爪（Ｂ）　（２ｂ）をロックさせるためのロ
ック金具（１２）を係止する。

そして、枠体（６）周辺に爪金物（２）を押し下げるカ
ムの役割を果たす押し下げ金具（Ａ）　（８１、押し下
げ金具（Ｂ）　（’１１を係合させながら定着する。同
様にロック金具（１２）の解除のためのロック解除金具
（Ａ）０１１１、ロック解除金具（Ｂ）　（１１）も枠
体（６）の係合する位置に定着する。

これらの装置全体を発電機・ポンプ（１５）部分のみ水
面（１６）上に残し、水底（１７）に沈設する。

（作　用）第３図は爪付自在エアーボックス＋１）、チーズ形パイ
プ（３）、フレキシブルパイプ（４）から構成される密
閉された空気室で、この部分を水中に埋設すると左右の
エアーボックス（１）の容積の差、すなわち浮力の差に
よって矢印のように回転する。回転をはじめ爪付自在エ
アーボックス（１）が上部に達すると第１図、第２図の
ロック解除金具（Ｂ）　（１１）によって第４図の爪金
物の爪（Ｂ）　（２ｂ）が解除され、続いて押し下げ金
具（Ａ）　ｆ８１によって爪金物（２）が押し下げられ
爪（Ａ）　（２ａ）がロック金具（１２）にロックされ
る。エアーボックス（１）は第６図のように変形しなが
ら容積を最小にしながら下部に進行していく。

最下部に近づくとロック解除金具（Ａ）　Ｑｌによって
爪（Ａ）　（２ａ）は解除され、続いて押し下げ金具（
Ｂ）（９）により爪金物（２）が起き上がり、爪（Ｂ）
　（２ｂ）がロックされ、エアーボックス（１）の容積
も最大となり浮力により矢印の如く上部に上がる。

この動作を複数のエアーボックス＋１１が順次分担しつ
つ全体として回転力を半永久的に生み出す装置が実現す
る。

（発明の効果）自然現象の浮力によって、その装置そのものが半永久的
に回転力を供給しクリーンエネルギーとして産業に多大
な貢献を及ぼす。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の正面図。第２図は本発明装置の側
面図。第３図は爪付自在エアーボックス＋１１の側面断
面形状図。第４図は爪付自在エアーボックス＋１１と周
辺関連部品の斜視図、第５図は爪付自在エアーボックス
ｉｌｌの最大容積時の斜視図。第６図は爪付自在エアーボックス（１）の最小容積時の
斜視図。

Claims

【特許請求の範囲】

　形状及び容積が変化する複数の圧縮自在エアーボック
ス（１）を取付けたガードベルト（５）を輪状にして、
水中で縦方向の状態に形設した枠体（６）の上下２ヶ所
に、八角形プーリー（７）を軸支したものにかけ渡し、
浮力で動力を得る装置。