JPH01111107A - 未燃チャー再燃焼系を有するサイクロン石炭燃焼炉 - Google Patents
未燃チャー再燃焼系を有するサイクロン石炭燃焼炉Info
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- JPH01111107A JPH01111107A JP26624287A JP26624287A JPH01111107A JP H01111107 A JPH01111107 A JP H01111107A JP 26624287 A JP26624287 A JP 26624287A JP 26624287 A JP26624287 A JP 26624287A JP H01111107 A JPH01111107 A JP H01111107A
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Landscapes
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
し産業上の利用分野］
本発明はボイラ本体燃焼室に付設し、送入された微粉炭
を高温・高熱負荷の条件下で燃焼し、周壁に付着させた
燃焼灰を溶融状態にて排出するサイクロン石炭燃焼炉に
関するものである。
を高温・高熱負荷の条件下で燃焼し、周壁に付着させた
燃焼灰を溶融状態にて排出するサイクロン石炭燃焼炉に
関するものである。
［従来の技術］
従来、石炭をボイラ用燃料として使用する場合、ボイラ
本体燃焼室で微粉状にして燃焼する方法、ボイラ本体燃
焼室下部で粗粒状にして流動燃焼する方法およびボイラ
本体燃焼室に付設したサイクロン石炭燃焼炉において微
粉状にした石炭を高温・高熱負荷で燃焼する等の方法が
行なわれていた。まずボイラ本体燃焼室で微粉状にして
燃焼する方法は本来固体の石炭を液体燃料状に取り扱う
ことによりボイラの負荷変化に対して極めて優れた追従
性を有していた。次にボイラ本体燃焼室下部で粗粒状に
して流動層を形成し燃焼する方法は燃焼室内での滞留時
間が長いことにより、難燃性の石炭でも燃焼し得ること
、粗粒で燃焼するためにミルでの粉砕動力が削減でき経
済的であることおよび媒体の添加により燃焼室内におい
て脱硫が可能であるなど多くの優れた特性を有していた
。またサイクロン石炭燃焼炉において微粉炭を高温・高
熱負荷で燃焼する方法は、燃焼灰の大部分（８０〜９０
％）をサイクロン石炭燃焼炉の周壁に付着させ、溶融状
態で外部に排出することにより、ボイラ本体には非常に
灰分の少ない高温の燃焼ガスを供給し得ると言う利点を
有していた。
本体燃焼室で微粉状にして燃焼する方法、ボイラ本体燃
焼室下部で粗粒状にして流動燃焼する方法およびボイラ
本体燃焼室に付設したサイクロン石炭燃焼炉において微
粉状にした石炭を高温・高熱負荷で燃焼する等の方法が
行なわれていた。まずボイラ本体燃焼室で微粉状にして
燃焼する方法は本来固体の石炭を液体燃料状に取り扱う
ことによりボイラの負荷変化に対して極めて優れた追従
性を有していた。次にボイラ本体燃焼室下部で粗粒状に
して流動層を形成し燃焼する方法は燃焼室内での滞留時
間が長いことにより、難燃性の石炭でも燃焼し得ること
、粗粒で燃焼するためにミルでの粉砕動力が削減でき経
済的であることおよび媒体の添加により燃焼室内におい
て脱硫が可能であるなど多くの優れた特性を有していた
。またサイクロン石炭燃焼炉において微粉炭を高温・高
熱負荷で燃焼する方法は、燃焼灰の大部分（８０〜９０
％）をサイクロン石炭燃焼炉の周壁に付着させ、溶融状
態で外部に排出することにより、ボイラ本体には非常に
灰分の少ない高温の燃焼ガスを供給し得ると言う利点を
有していた。
［発明が解決しようとする問題点］
しかしながら上記従来の石炭の燃焼方法は、まずボイラ
本体燃焼室で微粉状にして燃焼した場合、石炭中の灰分
は全量が燃焼ガス中に浮遊した状態でボイラ本体中を通
過するためにボイラチューブの摩耗を生じ、また煙道中
で捕集した灰は粉末状であるために、これを処理する場
合に大気中に飛散し易く、また地中に埋めた場合、地下
水によって有害成分が溶出すると言う不具合を有してい
た。次にボイラ本体燃焼室下部で粗粒状にして流動燃焼
する場合、石炭中の灰分の一部はフライアッシュとして
燃焼ガス中に浮遊した状態でボイラ本体中を通過し、そ
の他は燃焼室内の温度が低温であるためにドライアッシ
ュとして炉底から粉末状で排出される。このためボイラ
チューブの摩耗を生じるとともに、炉底から捕集した灰
の処理に際して大気中への飛散或いは地下水中への有害
成分の溶出と言う不具合を有していた。またサイクロン
石炭燃焼炉において微粉炭を高温・高熱負荷で燃焼する
方法では、燃焼灰の大部をサイクロン石炭燃焼炉の周壁
に付着させ、溶融状態でボイラ本体に送入される前に外
部に排出し得るが、残りの灰分（１０〜２０％）は燃焼
ガスとともにボイラ本体を経て煙道に排出されるために
、灰中に残存する未燃チャーも灰と一緒に排出され、ボ
イラの燃焼効率を低下させると言う不具合を有していた
。
本体燃焼室で微粉状にして燃焼した場合、石炭中の灰分
は全量が燃焼ガス中に浮遊した状態でボイラ本体中を通
過するためにボイラチューブの摩耗を生じ、また煙道中
で捕集した灰は粉末状であるために、これを処理する場
合に大気中に飛散し易く、また地中に埋めた場合、地下
水によって有害成分が溶出すると言う不具合を有してい
た。次にボイラ本体燃焼室下部で粗粒状にして流動燃焼
する場合、石炭中の灰分の一部はフライアッシュとして
燃焼ガス中に浮遊した状態でボイラ本体中を通過し、そ
の他は燃焼室内の温度が低温であるためにドライアッシ
ュとして炉底から粉末状で排出される。このためボイラ
チューブの摩耗を生じるとともに、炉底から捕集した灰
の処理に際して大気中への飛散或いは地下水中への有害
成分の溶出と言う不具合を有していた。またサイクロン
石炭燃焼炉において微粉炭を高温・高熱負荷で燃焼する
方法では、燃焼灰の大部をサイクロン石炭燃焼炉の周壁
に付着させ、溶融状態でボイラ本体に送入される前に外
部に排出し得るが、残りの灰分（１０〜２０％）は燃焼
ガスとともにボイラ本体を経て煙道に排出されるために
、灰中に残存する未燃チャーも灰と一緒に排出され、ボ
イラの燃焼効率を低下させると言う不具合を有していた
。
［問題点を解決するための手段］
上記問題点を解決するための手段は、前記特許請求の範
囲に記載のとおり、ボイラ本体燃焼室に付設し、送入さ
れた微粉炭を高温・高熱負荷の条件下で燃焼し、周壁に
付着させた燃焼灰を溶融状態にて排出するサイクロン石
炭燃焼炉において、ボイラ本体下部および排ガス煙道部
に燃焼灰回収手段を設けて未燃チャーを含む燃焼灰を回
収し、サイクロン石炭燃焼炉に投入して再燃焼すること
を特徴とする未燃チャー再燃焼系を有するサイクロン石
炭燃焼炉である。
囲に記載のとおり、ボイラ本体燃焼室に付設し、送入さ
れた微粉炭を高温・高熱負荷の条件下で燃焼し、周壁に
付着させた燃焼灰を溶融状態にて排出するサイクロン石
炭燃焼炉において、ボイラ本体下部および排ガス煙道部
に燃焼灰回収手段を設けて未燃チャーを含む燃焼灰を回
収し、サイクロン石炭燃焼炉に投入して再燃焼すること
を特徴とする未燃チャー再燃焼系を有するサイクロン石
炭燃焼炉である。
［作 用］
ボイラ本体燃焼室にサイクロン石炭燃焼炉を付設した微
粉炭燃焼ボイラにおいて、ボイラ本体燃焼室下部および
ボイラ本体接触部下部にそれぞれ反出し装置を固設する
。ボイラ本体と煙突との間の煙道部に集塵器を配設し、
採取した灰の排出装置を設ける。灰リサイクルファンを
真数し、吸込側を大気に開口し、吐出側にダクトを配設
する。
粉炭燃焼ボイラにおいて、ボイラ本体燃焼室下部および
ボイラ本体接触部下部にそれぞれ反出し装置を固設する
。ボイラ本体と煙突との間の煙道部に集塵器を配設し、
採取した灰の排出装置を設ける。灰リサイクルファンを
真数し、吸込側を大気に開口し、吐出側にダクトを配設
する。
該ダクトにボイラ本体燃焼室下部、ボイラ本体接触部下
部および煙道ガス集塵器の各反出し装置排出部を接続し
、ダクト中に排出されたフライアッシュおよびシンダー
アッシュをリサイクルアッシュ用分離器に接続して、風
送されたアッシュと空気とを分離する。分離されたアッ
シュはリサイクルアッシュビンに貯蔵する。サイクロン
石炭燃焼炉で燃焼される石炭はミルで粉砕されて微粉炭
となり、１次送風機によって昇圧された空気によって微
粉炭ダクト中を通りサイクロン石炭燃焼炉に送入される
。リサイクルアッシュビンに貯蔵されたアッシュを上記
の微粉炭ダクト中に混入することにより、ボイラ本体お
よび煙道ダクト中から捕集されたアッシュは全量がサイ
クロン石炭燃焼炉に返戻されることになり、再びサイク
ロン石炭燃焼炉中で高温・高熱負荷の条件下でサイクロ
ン石炭燃焼炉の周壁に付着し、溶融状態となって排出さ
れる。上記のアッシュリサイクル系の運用によってサイ
クロン石炭燃焼炉に供給された石炭の灰分は、はぼ全量
がサイクロン石炭燃焼炉において捕集され、溶融状態で
排出されることにより、大気中に飛散するのは煙道ガス
中に配設された集塵器で捕集し得なかった微量の極微粒
子の灰分のみとなる。また上記のアッシュリサイクル系
の運用によって、灰中に含有されている未燃チャーは、
サイクロン石炭燃焼炉に送入された後、ボイラ本体を経
て煙道ダクト中に配設した集塵器に至り、更にリサイク
ルファンによってリサイクルアッシュ用分離器に送られ
分離されてアッシュビンに貯蔵され、再びサイクロン石
炭燃焼炉に送入されて高温・高熱負荷の条件下におかれ
ると言うサイクルを繰り返す間に再燃焼を完了すること
により、ボイラ全体の燃焼効率を著しく向上させること
が可能になると言う効果を有する。
部および煙道ガス集塵器の各反出し装置排出部を接続し
、ダクト中に排出されたフライアッシュおよびシンダー
アッシュをリサイクルアッシュ用分離器に接続して、風
送されたアッシュと空気とを分離する。分離されたアッ
シュはリサイクルアッシュビンに貯蔵する。サイクロン
石炭燃焼炉で燃焼される石炭はミルで粉砕されて微粉炭
となり、１次送風機によって昇圧された空気によって微
粉炭ダクト中を通りサイクロン石炭燃焼炉に送入される
。リサイクルアッシュビンに貯蔵されたアッシュを上記
の微粉炭ダクト中に混入することにより、ボイラ本体お
よび煙道ダクト中から捕集されたアッシュは全量がサイ
クロン石炭燃焼炉に返戻されることになり、再びサイク
ロン石炭燃焼炉中で高温・高熱負荷の条件下でサイクロ
ン石炭燃焼炉の周壁に付着し、溶融状態となって排出さ
れる。上記のアッシュリサイクル系の運用によってサイ
クロン石炭燃焼炉に供給された石炭の灰分は、はぼ全量
がサイクロン石炭燃焼炉において捕集され、溶融状態で
排出されることにより、大気中に飛散するのは煙道ガス
中に配設された集塵器で捕集し得なかった微量の極微粒
子の灰分のみとなる。また上記のアッシュリサイクル系
の運用によって、灰中に含有されている未燃チャーは、
サイクロン石炭燃焼炉に送入された後、ボイラ本体を経
て煙道ダクト中に配設した集塵器に至り、更にリサイク
ルファンによってリサイクルアッシュ用分離器に送られ
分離されてアッシュビンに貯蔵され、再びサイクロン石
炭燃焼炉に送入されて高温・高熱負荷の条件下におかれ
ると言うサイクルを繰り返す間に再燃焼を完了すること
により、ボイラ全体の燃焼効率を著しく向上させること
が可能になると言う効果を有する。
［実施例］
以下に本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第１図は本発明に基く、未燃チャーの再燃焼系を有する
サイクロン石炭燃焼炉を真数した微粉炭燃焼ボイラの系
統図である。第１図において、１はサイクロン石炭燃焼
炉、２はボイラ本体、３は煙道ガス集塵器、４は灰リサ
イクルファン、５は燃焼灰リサイクルダクト、６はボイ
ラ本体接触部下部灰排出ダクト、７はボイラ本体燃焼室
下部灰排出ダクト、８はリサイクルアッシュ用分離器、
９はリサイクルアッシュビン、 １０は微粉炭サイロ、
１１は微粉炭フィーダ、１２は１次送風機、１３は微粉
炭ダクト、１４はスラグ用コンテナ、１５は煙突である
。ミルで粉砕された石炭は、まず微粉炭サイロ１０に貯
蔵された後ボイラ本体２の負荷に応じた量を微粉炭フィ
ーダ１１によって切り出され、１次送風機１２から送ら
れた圧力空気によって微粉炭ダクト１３中を通りサイク
ロン石炭燃焼炉１に供給される。サイクロン石炭燃焼炉
１に供給された微粉炭は旋回しながら高温・高熱負荷の
条件下で燃焼する。サイクロン石炭燃焼炉１内では強い
旋回流により、燃焼灰の大部分（８０〜９０％）は周壁
に衝突、付着したのち溶融状態となって排出孔から外部
に排出され、水によって冷却された後スラグ用コンテナ
１４に投入される。サイクロン石炭燃焼炉１からボイラ
本体２に送入された高温の燃焼ガスはボイラ本体２の燃
焼室内で燃焼を完結した後、ボイラ本体２内で輻射およ
び接触によってボイラ水と熱交換を行ない低温の状態で
排出され、空気予熱器等によって更に熱交換を行ない低
温の状態で煙突１５から大気中に放出される。この間に
ボイラ本体２に送入された燃焼ガスは、ボイラ本体２の
燃焼室および接触部において、風送された灰分の一部を
落下させるが、残りの大部分の灰分な燃焼排ガス中に浮
遊させた状態で煙道ダクト中を通り、ボイラ本体２と煙
突１５とを連結する煙道ダクト中に配設した煙道ガス集
塵器３に至る。煙道ガス集塵器において微量の極微粒子
の灰分を除いた大部の灰分を捕集された燃焼排ガスは煙
突１５から大気中に放出される。捕集した燃焼灰の風送
用に灰リサイクルファン４を真数する。灰リサイクルフ
ァン４は吸込側を大気に開口し、吐出側に燃焼灰リサイ
クルダクト５を配設し、該ダクト５に煙道ガス集塵器３
の灰排出ダクト、ボイラ本体２の接触部下部灰排出ダク
ト６、ボイラ本体２の燃焼室下部灰排出ダクト７を接続
し、各部から排出されたプライアッシュ或いはシンダー
アッシュ等の燃焼灰をリサイクルアッシュ用分離器８に
送入し、燃焼灰と空気とを分離する。分離された燃焼灰
はリサイクルアッシュビン９に貯蔵する。リサイクルア
ッシュビン９の下部は微粉炭ダクト１３に接続されてお
り、貯蔵した燃焼灰を連続的に微粉炭ダクト中に送入可
能な構造としである。これによって１次送風機１２から
の空気によって搬送される微粉炭と共に回収した燃焼灰
をサイクロン石炭燃焼炉１内に供給することが可能とな
る。サイクロン石炭燃焼炉１内に供給された燃焼灰は再
び旋回しながら高温・高熱負荷の条件下におかれること
により、燃焼灰中の未燃チャーの燃焼を行なうとともに
周壁に衝突、付着し、溶融状態となって排出孔から外部
に排出される。
サイクロン石炭燃焼炉を真数した微粉炭燃焼ボイラの系
統図である。第１図において、１はサイクロン石炭燃焼
炉、２はボイラ本体、３は煙道ガス集塵器、４は灰リサ
イクルファン、５は燃焼灰リサイクルダクト、６はボイ
ラ本体接触部下部灰排出ダクト、７はボイラ本体燃焼室
下部灰排出ダクト、８はリサイクルアッシュ用分離器、
９はリサイクルアッシュビン、 １０は微粉炭サイロ、
１１は微粉炭フィーダ、１２は１次送風機、１３は微粉
炭ダクト、１４はスラグ用コンテナ、１５は煙突である
。ミルで粉砕された石炭は、まず微粉炭サイロ１０に貯
蔵された後ボイラ本体２の負荷に応じた量を微粉炭フィ
ーダ１１によって切り出され、１次送風機１２から送ら
れた圧力空気によって微粉炭ダクト１３中を通りサイク
ロン石炭燃焼炉１に供給される。サイクロン石炭燃焼炉
１に供給された微粉炭は旋回しながら高温・高熱負荷の
条件下で燃焼する。サイクロン石炭燃焼炉１内では強い
旋回流により、燃焼灰の大部分（８０〜９０％）は周壁
に衝突、付着したのち溶融状態となって排出孔から外部
に排出され、水によって冷却された後スラグ用コンテナ
１４に投入される。サイクロン石炭燃焼炉１からボイラ
本体２に送入された高温の燃焼ガスはボイラ本体２の燃
焼室内で燃焼を完結した後、ボイラ本体２内で輻射およ
び接触によってボイラ水と熱交換を行ない低温の状態で
排出され、空気予熱器等によって更に熱交換を行ない低
温の状態で煙突１５から大気中に放出される。この間に
ボイラ本体２に送入された燃焼ガスは、ボイラ本体２の
燃焼室および接触部において、風送された灰分の一部を
落下させるが、残りの大部分の灰分な燃焼排ガス中に浮
遊させた状態で煙道ダクト中を通り、ボイラ本体２と煙
突１５とを連結する煙道ダクト中に配設した煙道ガス集
塵器３に至る。煙道ガス集塵器において微量の極微粒子
の灰分を除いた大部の灰分を捕集された燃焼排ガスは煙
突１５から大気中に放出される。捕集した燃焼灰の風送
用に灰リサイクルファン４を真数する。灰リサイクルフ
ァン４は吸込側を大気に開口し、吐出側に燃焼灰リサイ
クルダクト５を配設し、該ダクト５に煙道ガス集塵器３
の灰排出ダクト、ボイラ本体２の接触部下部灰排出ダク
ト６、ボイラ本体２の燃焼室下部灰排出ダクト７を接続
し、各部から排出されたプライアッシュ或いはシンダー
アッシュ等の燃焼灰をリサイクルアッシュ用分離器８に
送入し、燃焼灰と空気とを分離する。分離された燃焼灰
はリサイクルアッシュビン９に貯蔵する。リサイクルア
ッシュビン９の下部は微粉炭ダクト１３に接続されてお
り、貯蔵した燃焼灰を連続的に微粉炭ダクト中に送入可
能な構造としである。これによって１次送風機１２から
の空気によって搬送される微粉炭と共に回収した燃焼灰
をサイクロン石炭燃焼炉１内に供給することが可能とな
る。サイクロン石炭燃焼炉１内に供給された燃焼灰は再
び旋回しながら高温・高熱負荷の条件下におかれること
により、燃焼灰中の未燃チャーの燃焼を行なうとともに
周壁に衝突、付着し、溶融状態となって排出孔から外部
に排出される。
［発明の効果］
本発明は上記実施例から明らかなように、サイクロン石
炭燃焼炉からボイラ本体側に燃焼ガス中を浮遊状態で搬
送された燃焼灰を、ボイラ本体下部および煙道ガス集塵
器によフて捕集し、捕集した燃焼灰を再び微粉炭ととも
にサイクロン石炭燃焼炉に投入することにより、微粉炭
中の灰分ははぼ全量がサイクロン石炭燃焼炉において捕
集され、溶融状態で排出されることにより、燃焼灰の大
気中への飛散を防止し、捕集した燃焼灰の処理時におけ
る地下水中への有害成分の溶出と言う問題点を解決する
ことが可能になる。また燃焼灰の再循環、再燃焼を繰り
返すことにより、燃焼灰中に含有された未燃チャーの燃
焼を完了することが可能となることにより、ボイラ全体
の燃焼効率を著しく向上させることが可能になると言う
効果を有する。
炭燃焼炉からボイラ本体側に燃焼ガス中を浮遊状態で搬
送された燃焼灰を、ボイラ本体下部および煙道ガス集塵
器によフて捕集し、捕集した燃焼灰を再び微粉炭ととも
にサイクロン石炭燃焼炉に投入することにより、微粉炭
中の灰分ははぼ全量がサイクロン石炭燃焼炉において捕
集され、溶融状態で排出されることにより、燃焼灰の大
気中への飛散を防止し、捕集した燃焼灰の処理時におけ
る地下水中への有害成分の溶出と言う問題点を解決する
ことが可能になる。また燃焼灰の再循環、再燃焼を繰り
返すことにより、燃焼灰中に含有された未燃チャーの燃
焼を完了することが可能となることにより、ボイラ全体
の燃焼効率を著しく向上させることが可能になると言う
効果を有する。
第１図は本発明に基く一実施例で、未燃チャーの再燃焼
系を有するサイクロン石炭燃焼炉を真数した微粉炭燃焼
ボイラの系統図である。 １・・・サイクロン石炭燃焼炉、２・・・ボイラ本体、
３・・・煙道ガス集塵器、 ４・・・灰リサイクルファン、 ５・・・燃焼灰リサイクルダクト、 ６・・・ボイラ本体接触部下部灰排出ダクト、７・・・
ボイラ本体燃焼室下部灰排出ダクト、８・・・リサイク
ルアッシュ用分離器、９・・・リサイクルアッシュビン
、 １０・・・微粉炭サイロ、 １１・・・微粉炭フィー
ダ、１２・・・１次送風機、 １３・・・微粉炭ダ
クト、１４・・・スラグ用コンテナ、１５・・・煙突。
系を有するサイクロン石炭燃焼炉を真数した微粉炭燃焼
ボイラの系統図である。 １・・・サイクロン石炭燃焼炉、２・・・ボイラ本体、
３・・・煙道ガス集塵器、 ４・・・灰リサイクルファン、 ５・・・燃焼灰リサイクルダクト、 ６・・・ボイラ本体接触部下部灰排出ダクト、７・・・
ボイラ本体燃焼室下部灰排出ダクト、８・・・リサイク
ルアッシュ用分離器、９・・・リサイクルアッシュビン
、 １０・・・微粉炭サイロ、 １１・・・微粉炭フィー
ダ、１２・・・１次送風機、 １３・・・微粉炭ダ
クト、１４・・・スラグ用コンテナ、１５・・・煙突。
Claims (1)
- ボイラ本体燃焼室に付設し、送入された微粉炭を高温・
高熱負荷の条件下で燃焼し、周壁に付着させた燃焼灰を
溶融状態にて排出するサイクロン石炭燃焼炉において、
ボイラ本体下部および排ガス煙道部に燃焼灰回収手段を
設けて未燃チャーを含む燃焼灰を回収し、サイクロン石
炭燃焼炉に投入して再燃焼することを特徴とする未燃チ
ャー再燃焼系を有するサイクロン石炭燃焼炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26624287A JPH01111107A (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 未燃チャー再燃焼系を有するサイクロン石炭燃焼炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26624287A JPH01111107A (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 未燃チャー再燃焼系を有するサイクロン石炭燃焼炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01111107A true JPH01111107A (ja) | 1989-04-27 |
Family
ID=17428249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26624287A Pending JPH01111107A (ja) | 1987-10-23 | 1987-10-23 | 未燃チャー再燃焼系を有するサイクロン石炭燃焼炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01111107A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1987
- 1987-10-23 JP JP26624287A patent/JPH01111107A/ja active Pending
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