JPH01109289A - スイープ運針時計 - Google Patents

スイープ運針時計

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JPH01109289A
JPH01109289A JP26611687A JP26611687A JPH01109289A JP H01109289 A JPH01109289 A JP H01109289A JP 26611687 A JP26611687 A JP 26611687A JP 26611687 A JP26611687 A JP 26611687A JP H01109289 A JPH01109289 A JP H01109289A
Authority
JP
Japan
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temperature
circuit
signal
data
control signal
Prior art date
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Application number
JP26611687A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Takahashi
理 高橋
Tatsuo Moriya
守屋 達雄
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スイープ運針時計の温度変化による秒針の指
示ずれの補正方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、特開昭50−74458号公報第1図に紀峨され
ている様に、磁気継手機構と粘性負荷を組み合わせるこ
とによるスイープ運針時計が知られていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
腕時計の場合、腕に直11携帯していれば時計体の温度
は約25℃であるが、携帯していない時には、例えば寒
冷地では低温状態、例えば自動車の中に、放置すれば高
温状態になることが想定される。現伏のステップ運針時
計において、作動温度範囲は一10℃から60℃であり
、スイープ運針時計においても同程度でなくてはならな
い。
しかし、従来のスイープ運針時計は、駆動側磁石と従動
磁石の位相差により生ずる復元トルクと粘性による負荷
トルクが釣り合って回転する従動磁石の滑らかな動きを
、追従磁石を介して秒針に伝える構造である。粘性負荷
トルクは粘性体の動粘度と密度の積の粘性係数に比例す
るが、動粘度の温度特性の最も良いシリコンオイルでも
一10℃の動粘度は50℃の約3.8倍、−10℃の密
度は50℃の1.1倍であり、粘性係数としては約4.
2倍となる。よって、60℃で針合わせをして、−10
℃で時刻を見た場合、駆動側磁石と従動磁石は50℃で
の復元トルクの約4.2倍の復元トルクを生ずる位相差
となるため、50℃と一10℃の位相差の差だけ指示遅
れを生ずる。故に、駆動側磁石と従動磁石の引き力が大
きく、位相差を生じにくい構造とすれば、温度変化に対
する進み遅れ量は減少する。以上に示すように、低温状
態では粘性負荷が増加し、駆動側磁石と従動磁石の位相
差が増加し、秒針の指示に遅れを生ずる。逆に高温状き
では秒針の指示は進みとなる。
しかし、駆動側磁石と従動磁石の位相差が大き、いほど
、つまり同じ粘性負荷トルクに対して駆動側磁石の間欠
的な動きによる、復元トルクの変化量が小さいほど、秒
針の動きは滑らかになる。よって、1度変化に対する指
示ずれ量を、小さくすれば、秒針の動きは間欠的な動き
に近づき、逆に、秒針の動きを滑らかにすれば、温度変
化に対する指示ずれ量が太きなるという関係になる。
本発明は、このような問題点を、解決するもので、その
目的とするところは、温度変化が生じても、指示ずれ量
を小さくする方式を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のスイープ運針時計は、秒針、間欠的な運動をす
る駆動部、位相差の増加に伴い復元トルクの増加する継
手機構、温度の変化により負荷トルクの変化する負1i
!機構、前記駆動部を制御する電子回路より構成される
スイープ運針時計において、前記電子回路に温度情報部
を有し、前記温度情報部の情報によ沙前記駆動部を制御
する制御部を1持したことを特徴とする。
(作用) 温度変化がない時、電子回路は駆動部を周期的に駆動し
、温度変化が発生し負荷トルクが増加した時には、電子
回路は駆動部の周期的な駆動に加えて、負荷トルクの増
加に伴い継手機構の位相差が増加した分だけ余分に駆動
部を駆動し、逆に温度変化により負荷トルクが減少した
時には、負荷トルクの減少に伴い継手wA構の位相差の
減少した分だけ周期的な駆動を停止させる。
〔実施例〕
以下実施例に基づき本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、本
実施例では温度変化がない時には、1秒に4回ステップ
モータ17を駆動する構成になっている。第1図に於て
、発振回路1は超小型水晶振動子を源振として3278
8Hzの標準信号φstt’saを発生しており、分周
回路2は標準信号φsmys*を順次分周してタイミン
グ信号形成回路3に必要な周波数信号を発生している。
タイミング信号形成回路3は第2図のタイミノグチヤー
ドに示した制御信号S1、S8、S8、S4と8Hzの
微分信号φ、及び4Hzの微分信号φ4を発生する。分
周回路2及びタイミング信号形成回路3はリセット信号
形成回路4から出力されるリセット信号S+tによって
初期吠聾に設定される。リセット信号形成回路4は時計
のりゆうずに連動する、スイッチ18(本実施例では、
規正レバー)が開いているときには“Low”、閉じて
いるときには“High”のリセット信号SRを発生す
る。温度情報発生回路5は、時計内の温度に比例して発
振周波数が1℃あたり約30Hz変化する感温信号St
mを出力する感温発振器6、St、の値をオフセットU
整し一10℃に於けるパルス数をOとするオフセット信
号St、を出力するオフセット調整回路?、St*の値
の傾きを調整し1℃あたり1発ずつパルスが増加する温
度情報信号Stsを発生する傾き調整回路8より構成さ
れ、端子OPに入力する制御信号S!が′″H1gh”
のときに作動する。カウンター9は温度情報信号Sts
のパルス数をカウントしR端子に入力する制御信号S1
によりリセットされる。デコーダー10は温度情報信号
St、を関数化するためのもので、本実施例ではカウン
ター9の値が5.11.19.29.42のとき、(時
計内の温度が一5℃、1℃、9℃、18℃、32℃のと
き)に”High”となりその他のときに”L。
wlJとなる温度関数信号Staを出力する。カウンタ
ー11けStaの温度関数信号Staのパルス数をカウ
ントし、R端子に入力する制御信号S、によりリセット
される。ラッチ回路には制御信号S、が”High”の
ときにカウンター11のデータを、とり込み信号の立下
り時にホールドする。比較回路13はカウンター11の
データ&とラッチ回路12のデータbを比較し、a<b
のときに“High”その他のときには”Low”とな
る信号Sくと、a=bのときに”Hlgh静となりその
他のときには′″Low”となる信号S。
を出力する。運針制御回路14はモータ駆動周期を制御
するためのもので、第3図に示した様にANDゲート3
01・902−305、ORゲート304・306、イ
ンバーター303から構成されており、運針指令信号φ
Nとして第41!lのタイミングチャートに示したとお
り、制御信号S4が”Low’の、ときには常に4Hz
信号φ、を通し、制御信号S4が“High”のときに
は、比較信号Sくが“High”であれば°8Hz信号
φ、を玄た比較信号S、が“High”であれば4Hz
信号φ4を通し、S(及びS〜がともに“Low”のと
きにはいずれの信号も通さない、モータ駆動パルス形成
回路16は運針指令信号φ、に応答して、ステップモー
タ17を駆動するためのモータ駆動パルスを0.及びO
**子に交互に出力する。
ここで本実施例の動作について説明する0時計の使用者
が時刻合わせのためにりゅうずを引きだすとスイッチ1
6が閉じリセット信号SRが“Hlgh−になり分周回
路2及びタイミング信号形成回路3は初期状態に設定さ
れる。使用者が時刻合わ、せを終了しすゆうすを押し込
むとスイッチ16が開きリセット信号SRが“Low”
になり、タイミング信号形成回路3から第2図に示した
各制御信号が10秒周期で出力される。まず制御信号S
、が“)Iigh”の区間でカウンター9及び11かリ
セットされ温度測定待機状態となる。次に信号S、が“
High”の区間で温度測定がされ、カウンター11に
温度データλがとりこまれる。この値aは制御信号S、
が“High”の区間でラッチ回路12にとり込まれb
として10秒間保存される。制御信号S、及びS、が再
び“Hlgh”になりリセット解除後2回目の温度測定
がされると、カウンター11の温度データ仇は新たにと
りこみなおされる。そして現在の温度データaと10秒
前の温度データbが比較回路13によって比較される。
この比較結果をもとにして制御信号S4が“High”
の区間で運針指令信号φ、のパルス数が前述した様に増
減される。以後は上記の動作を10秒ごとに(り返す。
以上詳しく説明してきた様に第1図の実施例によれば、
−5℃、1℃、9℃、19℃、32℃を分岐点として1
0秒前の温度より現在の温度が低い場合にはモータ駆動
パルスを4発増やし、10秒前の温度より現在の温度が
高い場合にはモータ駆動パルスを4発減らすことが可能
である。
尚、前述の分岐点はデコーダー10の構成を変えること
により自在に選択することができる。またモータ駆動パ
ルスの増減の仕方も制御信号S7の長さを変えることに
より自在に変えることが可能である。
また、本実施例に於ける温度測定周期は、温度データa
とbを比較したときに分岐点が2点以上含まれないよう
に設定する必要がある0本実施例では時計内の温度が外
気温度に比較してゆるやかに変化することを考慮して温
度測定周期を10秒に設定しているが、温度情報発生回
路5の消費電流が大きい等の理由で温度測定周期を長く
する場合には、分岐点が2点以上含まれるため、比較回
路13及び運針制御回路14の構成を変える必要がある
。この場合比較回路13を温度データaとbの差をとる
回路とし、この出力内容に基づいて運針指令信号φ間の
増減を制御すれず良い。
第5図および第6図は第1図の回路を用いた場合の輪列
構成を示す断面図である。501は地板である。ステッ
プモータは、ステータ502、コイルブロック503お
よび、ロータ504よりなり、ロータ504は180度
ずつ1秒間に4回回転する。ロータ504の回転は五番
車505を介して変換車50Bに伝達される。主動車5
06aと、従動車50θbはひげぜんまい508Cによ
り結合されており、相互の位相差を減らすように力が働
く構造になっている0本実施例では、相互の回転角1r
ad当たり30mgmmのトルクを生ずる。また、変換
車50Bの回転数は2.8rpmである。中間車507
は、従動車508 b。
オイルロータかな508aLおよび四番車509と噛み
合っている。四番車508には秒針510、五番車51
1には分針512が固定されている。
五番車511は、二番かな511aと二番歯車511b
よりなり、相互にあるトルク以上かかった時にスリップ
するようになっている。四番車509は1rpmで回転
し、オイルロータ508の回転数は2.1rpmである
。オイルロータ608はオイルロータかな50 ’8 
aLsオイルロータX508bおよびオイルロータ板5
08cからな怜、オイルロータ板608cはキャビティ
513およびキャップ514と平行に回転する。キャビ
ティ513内には、シリコンオイル615が充填されて
おり、オイルロータ508が回転する時には活性摩擦に
より角速度に比例する負荷を生ずる。この負荷は、オイ
ルロータ508が2.1rpmで回転すると、約40m
gmmとなるように、オイルロータ板508cとキャビ
ティ513およびキャップ514の隙間、とシリコンオ
イル515の粘度を設定しである。キャップ514およ
びヨーク51Bは高透磁率材であり、オイルロータ真5
08bは炭素鋼であるため、磁石517により生ずる磁
束は、ヨーク51B、オイルロータX508b、キャッ
プ514を通る磁気回路を形成し、オイルロータ真50
.8 bとキャップ514の空隙部に磁性流体518が
引き寄せられ、キャビティ513内のシリコンオイル6
15が空隙部から漏れるのを防いでいる。また、キャビ
ティ513は工yジニアリングプラスチック製にするこ
とで、キャップ514と締代にしてキャップ514の外
周とキャビティ513の隙間からシリコンオイル515
の漏れを防止し、かつ熱膨脹係数の比較的小さい材料と
することで、高温でキャップ514との熱膨脹係数の差
により締代がなくなることによる漏れを防止している。
また、キャップ614の中心穴はバーリングであり、磁
性流体518の溜まり場になっている。
ロータ504のステップ的な回転は、五番車505を介
して主動車506aまで一伝達される。従動車506b
は、ひげぜんまい50θCに貯えられたトルクと、オイ
ルロータ508の負荷トルク生釣り合って回転するため
、最初はゆっくり起動する。主動車506aと従動車5
06bの回転数の差により、ひげぜんまい506Cに貯
えられるトルクが増加し、従動車506bの回転数は増
加し主動車506aと同じ回転数2.8rpmになった
ところで定速回転となる。この時、25℃で主動車50
6aに対して従動車506bは約1rad巻上げられ、
30mgmmの復元力が働いている。
主動車506&のステップ駆動により、ひげぜんまい5
06Cの保育トルクは1回の巻上げの前後で変化するが
、オイルロータ508の負荷トルクは角速度に比例して
変化するため、ひげぜんまい506cの保1F)ルクが
大きくなりオイルロータ508を早く回転させようとす
れば、角速度は大きくなり、その結果粘性負荷は増加し
、角速度の増加を妨げる。逆に、ひげぜんまい506c
の保育トルクが小さなっても、角速度の減少を妨げるた
め、オイルロータ508はほぼ定速で回転できる。この
時、ひげぜんまい508cのばね定数が小さければ小さ
いほど、主動車50θaのステップ駆動による1回の巻
き上げの前後でのひげザんまい508cの、保育トルク
の変化は小さくなり、オイルロータ508の角速度変化
は小さくなり、秒針510の動°きはより滑らかになる
という特性を「している。
針合わせ時は、規正レバー519は中間車6゜7を規正
し、同時に回路ブロックのリセット部と接触することに
より、ICから駆動パルスを出すのを中止し、ロータ5
04の回転を止めている。
一般のステップモータのロータ504とステータ502
の、引きトルクは約30 m g m m 1オイルo
−夕508が2.trpmで回転する時のひげぜんまい
506Cの保「トルクは30mgmm。
ロータ504と変換車50Bの減速比が約43であるた
め、ひげぜんまい608Cはロータ504とステータ6
02の引きトルクと規正レバー619により規正前の巻
上げ角を保っている。この状聾で規正解除すれば、従動
車508bは直ちに定速で回転することができる。
本実施例では、変換車60Bおよびオイルロータ508
を時計体の中心よりはずし、中間車607を介して平面
的にレイアウトしている。そのため、ひげぜんまい50
6Cを長(することによりばね定数を小さくシ、主動車
50Efaの1回のステップ的にな上げによる復元トル
クの変動を少なくシ、オイルロータ8をほぼ定速で回転
させることができる。また、オイルロータ板508Cを
大きくすることにより、同じ負荷トルクでキャビティ5
13および、キャップ614とオイルロータ板508C
の隙間を広くとることができ、オイルロータ板508C
%キャビティ513およびキャップ514の傾き等によ
り生じる負荷トルクの変動を少なりシ、負荷を安定して
得られるようになる。以上より、秒針510の動きはよ
り滑らかにすることができる。
第7図は第5図のオイルロータ508の負荷トルクと温
度の関係を示すグラフである。前述したように、25℃
ではオイルロータ508の負荷トルクは40mgmmで
変換車506は1radの位相差を生じている。温度が
下がると負荷トルクは上昇し、変換車5060位相差が
増加し、秒針510の指示遅れ量が増加する5lrad
の、位相差を秒針に換算すると減速比268より20゜
5@C−)まり3.4秒のずれとなる。よって負荷トル
クが40/3.4=11.7mgmm変化を起こした時
、1秒の指示ずれ壱起こす、第7図より負荷トルクをl
 1.7mgmmきざみに、区切ると、−5℃、1℃、
9℃、19℃、32℃となり、本実施例の補正のきざみ
はこの値より決っている。
第8図は本実施例の温度変化に対する指示ずれを示すグ
ラフであり、第9図は第1図の様な温度補正回路を有し
ない場合の指示ずれを示すグラフtある。26℃で針合
わせをしたとすると、26℃では指示ずれは0となる。
第8図に示す様にここから、温度が低下していくと指示
は少しずつ遅れを生じる。19℃より、はんの少し高い
温度では、負荷は40mgmmより11.7mgmmの
半分5.85mgmm増加し指示ずれは0.5秒となる
。19℃よりわずかに低温になると、m1図に示す回路
構成よゆ4パルス分つまり指示を1秒進ませることにな
り、粘度の増加による遅れと合わせると、0.5秒進み
となる。8℃よりわずかに高温ではそれに加えて1秒の
遅れを生じ、全体として0.5秒の遅れとなる。9℃を
下まわると、同様に1秒の進み分のパルスを、発生する
ため、0.5秒の進みとなる。以下同様に0.6秒の進
みと遅れを繰り返し、−10℃では、約0゜4秒の遅れ
となる。ここから温度が増加すると、−5℃よりわずか
に低温では、0.5秒の進みとなるが、−5°cltm
えると、1秒分のパルスの発生を停止させるため、0.
5秒の遅れとなる。以下同様に、50℃では0.3秒の
進みを生ずることになる。ここでは25℃で針合わせを
行ったため、0.5秒の進み遅れを生ずるのみの指示ず
れであったが、例えば19℃よりわずかに高い温度で針
合わせを行えば、0秒から1秒の進みの指示ずれを起こ
すことになる。もし、第1図に示す様な回路構成を使用
しないで、通常のステップモータの様に周期的にパルス
を発生する回路を使用したとすれば、第9図に示す様に
25°Cと針合わせに対して、−10℃では4.4秒の
連れ、50℃では、1.3秒の指示ずれを生ずることに
なり、針合わせ温度が一10℃であれば、50℃で5゜
7秒の進みを生ずることになる。
本実施例では最大1秒の指示ずれを生ずる様な仕様であ
り、1秒の指示ずれを生ずる温度変化が生じた時、1秒
分の駆動パルスと同等のパルス数を増減しているが、最
大0.5秒の指示ずれを生ずる様な仕様とするためには
、0.5秒の指示ずれを生ずる温度変化が生じた時、0
.5秒分の駆動パルスと、同等のパルス数を増減してや
ればよい。
本実施例では1秒当たりのステップモータ駆動回数は4
回であるため、最大指示ずれは0.25秒にすることが
できる。尚、1秒当たりのステップモータ駆動回数は4
回として説明してきたが、本発明によれば1秒当たりの
ステップモータ駆動回数が何回であつても指示ずれ量を
小さ(することができる、また、補正のための温度のき
ざみは一定負荷変化を生ずる、温度により決定している
が、例えば温度きざみを一定間隔にしても指示ずれ量を
絶対的に減少させることは可能であり、温度のきざみは
他の方法より決定しても同様の効果がある。
以上、継手Il横にひげぜんまい、負荷機構に粘性流体
、駆動部にステップモータを使用して説明してきたが、
継手機構に磁気継手、負荷機構に温度変化により負荷の
変化する方式、駆動部に圧電素子等他の方式の組み合わ
せを使用しても同様の効果が得られる。
本発明では、温度センサーを負荷トルク変動による指示
ずれを補正するためのみに使用しているが、時計の源振
となる水晶振動子等温度変化により生ずる振動数変化の
補正を同時に行えば、手差スイープ運針時計が得られる
〔発明の効果〕
以上説明してきた様に、温度変化により負荷トルクが変
化することによ抄、継手aueの位相差が変化するスイ
ープ運針時計において、電子回路により駆動部の駆動を
増減し、位相差の変化分を補正することにより、秒針の
指示ずれ量を小さくすることができる。また、本発明を
利用すれば、継手機構のばね定数を負荷トルクに対して
小さ(しても秒針の指示ずれ量は増加しないため、ばね
定数を小さくすることにより、秒針の動きを滑らかにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一つ実施例を示す回路図。 第2図は第1図のタイミング信号形成回路3のタイミン
グ図。 第3図は第1図の運針制御回路14の構成図。 第4図は第1図の運針制御回路14のタイミング図。 第5図および第8図は第1図の回路を用いた場合の輪列
構成を示す断面図。 第7図は第6図のオイルロータ508の負荷トルクと温
度の関係を示すグラフ。 第8図は本実施例の温度に対する指示ずれを示すグラフ
。 第9図は第1図の様な温度補正回路を育しない場合のグ
ラフ。 1・・・発振回路 2・・・分局回路 3・・・タイミング信号形成回路 4・・・リセット信号形成回路 5・・・温度情報発生回路 6・・・感温発Wta 7・・・オフセット調整回路 8・・・傾き調整回路 9.11・・・カウンター 10・・・デコーダー 12・・・ラッチ回路 13・・・比較回路 14・・・運針W御回路 15・・・モータ駆動パルス形成回路 1B・・・りゆうずに連動するスイッチ17・・・ステ
ップモータ 502・・・ステータ 503・・・コイルブロック 504・・・ロータ 506・・・変換車 507・・・中間車 508・・・オイルロータ 509・・・四番車 510・・・秒針 以  上 出願人 セイコーエプソン株式会社 第3図 過度(°C) 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 秒針、間欠的な運動をする駆動部、位相差の増加に伴い
    復元トルクの増加する継手機構、温度の変化により負荷
    トルクの変化する負荷機構、前記駆動部を制御する電子
    回路より構成されるスイープ運針時計において、前記電
    子回路に温度情報部を有し、前記温度情報部の情報によ
    り前記駆動部を制御する制御部を保持したことを特徴と
    するスイープ運針時計。
JP26611687A 1987-10-21 1987-10-21 スイープ運針時計 Pending JPH01109289A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016512896A (ja) * 2013-09-04 2016-05-09 チェンドゥ スペーシオン エレクトロニクス カンパニー リミテッドChengdu Spaceon Electronics Co. Ltd. クオーツ電子時計の高精度計時方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016512896A (ja) * 2013-09-04 2016-05-09 チェンドゥ スペーシオン エレクトロニクス カンパニー リミテッドChengdu Spaceon Electronics Co. Ltd. クオーツ電子時計の高精度計時方法

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