JPH01108712A - 多極着磁の方法 - Google Patents

多極着磁の方法

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JPH01108712A
JPH01108712A JP26611087A JP26611087A JPH01108712A JP H01108712 A JPH01108712 A JP H01108712A JP 26611087 A JP26611087 A JP 26611087A JP 26611087 A JP26611087 A JP 26611087A JP H01108712 A JPH01108712 A JP H01108712A
Authority
JP
Japan
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permanent magnet
ring
yoke
magnetization
magnetized
Prior art date
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Pending
Application number
JP26611087A
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English (en)
Inventor
Seiji Miyazawa
宮沢 清治
Toshiyuki Ishibashi
利之 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリング状永久磁石の外周面及び内周面に多ti
i着磁を行なう方法に関する。
〔従来の技術〕
リング状永久磁石の外周面または、内周面に多極着磁を
行ないPM型スステップモータローターとして使用する
利用方法は最近OA機器の発達に伴い増加している。こ
のようなリング状永久磁石の着磁には軟磁性材料よりな
るヨークに着磁極数相当の溝加工を行ないこの溝に絶縁
電線を巻装してwm:1−りとして用いる方法や、最近
では特開昭82−39003に示されるような構造を持
っ着磁器を用いて着磁を行なっていた。
つまり着磁を行なうリング状永久磁石の内外周面または
、着磁面に接するどちらかの一面に歯切りした凹凸着磁
ヨークを当接させコイルに直流電源または、パルス着磁
電源上り着磁電流を流し第1次着磁を行ない更にリング
状永久磁石を一極分ずらし、着磁ヨークの凹部(歯の谷
部)に位置していた部分凸部(歯の先端部)が来るよう
にして先程とは、電流の向きを変えて第2次!磁を行な
う。
これによってN極S極が交互に着磁された多極着磁磁石
が得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら前記した様な方法では、着磁ヨークの溝に
各々絶縁電線を巻装する手間も省けしかも2mm以下の
微小間隔の多ti着磁も可能であるが、内周ヨーク及び
外周ヨークに挾まれたリング状永久磁石を一極分ずらす
時にきちんと固定が出来ない為に永久磁石に割れや欠け
が発生したり、保磁力の高い磁石を@磁する場合はヨー
クなどの材質により発生する磁場、つまり着磁磁場が決
定されるため飽和着磁ができず磁気性能が高い永久磁石
を使用しているにもかかわらず低い表面磁束しか得られ
ないなどの問題点を育していた。
そこで本発明は、このような問題点を解決するためのも
ので、その目的とするところは着磁する永久磁石に割れ
や欠けも無く保磁力が高(目早性能が高い永久磁石を着
磁しても高い表面磁束を得ることのできる飽和着磁が可
能な多極着磁方法を提供するところにある。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明の多[8磁の方法は、リング状永久磁石の外周面
または、内周面に多極着磁を施す方法において着磁を行
なう面と相対する面に磁性材料よりなる継鉄リングを密
着させ永久磁石と継鉄リングを一体化した後着磁器にセ
ットし60〜150℃の温度中で、歯切り加工を行なっ
た着磁ヨークを着磁面に接触させwE1次着磁を行ない
、次に前記した継鉄リングを用い固定したリング状永久
磁石を一極分ずらして位置決めをし第2次着磁を行なう
ことを特徴とする。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
外径φ30X内径φ29X長さ22mmのラジアル磁場
中で圧縮成形したNd−Fe−Bアモルファス磁石粉末
と熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂との混合物よりなる
一般に樹脂結合型希土類永久磁石と呼ばれるラジアル異
方性永久磁石(以下リング状永久磁石と呼ぶ)の外周面
に100極着磁を行なうべ(リング状永久磁石の内周面
には、外径φ29×内径φ27X長さ22mmの軟磁性
材料よりなる継鉄リングを入れ接着剤により接着して加
熱固化した。
一般にNd−Fe−B磁石は、例えば常温(24℃)で
、保磁力(iHc)が16,000 (Oe)とかなり
高(でも100℃位になると約8゜500 (Oe)位
に低下する0本実施例では作業者が触れても熱傷になら
ない程度の低い温度で加熱による効果の現れる60℃か
ら、樹脂が劣化しない温度である150℃までを温度範
囲とした。
第1図は多極着磁装置を示す断面図、第2図は第1図に
示した多極!磁装置の主要部を上方より見た部分断面図
、第1図においてリング状永久磁石1は、継鉄り/グ2
と一緒に多極着磁装置の中央部に位置しその回りに軟磁
性材料よりなる50個の歯を持つ着磁ヨーク3があり更
にその回りをヒーター15とサーモスタツト16を埋め
込んで加熱色温度コントロールができるようにした軟磁
性材料よりなる熱板17、及びそれを取り囲むように磁
気回路4を配置した。なお、熱W、17と磁気回路4の
間には、t=0.5mmの断熱スペーサー18を入れ加
熱の効率を上げた。゛継鉄リング2は上コアA5に、押
え板7及び止めネジ8により固定されており上コアA5
は断熱スペーサー18を介して上コアB19につながり
更にその上方に分割回転器9が配置され一極分すング伏
永久磁石1をずらすことが出来るようになっている。ま
た、この下方には下コアA6が上方と同様に断熱スペー
サー18を介して下コアB20につながり自在に回転で
きる様になっている。
今ヒーターをコントロールしてリング状永久磁石1を含
めた部分の温度を100℃に設定した。
なお冷却機能を持たせた上コイル11と下コイル12は
、それぞれ互いに反発する磁場を発生するように結線さ
れており別設の直流電源より着磁電流を流すと上下コイ
ル11.12により発生した磁力8113は、上コアB
、A・19.5及び下ファB、A・20,6を通り継鉄
リング2リング伏永久磁石1を突っ切て着磁ヨーク3の
歯の部分を集中して流れ熱板17磁気回路4フレーム1
0を流れる。これが第1次着磁である0次に分割回転器
9によりリング状永久磁石1を継鉄リング2ごと一極分
ずらしく一極分回転させ)着磁ヨーク3の歯に接してい
た部分が歯の谷の部分に、歯の谷の部分が歯に接するよ
うな位置にする。このとき前記した様にリング状永久磁
石1は、継鉄リング2に接着固定されているため押え仮
7や止めネジ8により上コア5固定し一極分ずらしても
割れや欠けもなく精度良く位置決めができる。このよう
にして再度直流電源より今度は、逆方向に着磁電流を流
して着磁ヨーク3の歯の部分からリング状永久磁石1、
継鉄リング2を突っ切る樟上コアA、B・5,19及び
下コアA、B−8,20に磁力1113を流して第2次
着磁を行なう。
このときの磁力線13の流れる様子を′!J2図に示す
。なおリング状永久磁石1内の矢印は着磁済み極の磁束
の流れ14を示す0以上のようにしてN、S極が交互に
着磁されたリング状永久磁石が得られる。比較例として
従来技術による常温(約20〜24℃)でリング状永久
磁石を単体で多極電磁する方法も行なうたのでその結果
の対比を表1、表2に示す、なお使用した磁石や、その
サイズは本発明方法で述べたものと同じで上コアA5の
サイズのみが、継鉄リングの分大きくなっている。
表1  表面磁束密度のピーク値 ※単位はG(ガウス) サンプル20個の平均ガウスメ
ータ ホールプローブによる測定表2 外観検査結果 ※サンプル100個 目視検査による 本発明によれば保磁力の高い永久磁石も熱による保磁力
の減少を利用して飽和着磁あるいはそれに近い着磁が可
能で高い表面磁束を得ることができ、またリング状永久
磁石に継鉄リングを接着したことにより永久磁石の割れ
、欠けなどの破損も非常に少ない。
なお本実施例では、リング状永久磁石の外周面に着磁す
る方法を述べたが、内周面でも同様に着磁でき、リニア
モータに用いるような短冊伏の永久磁石の多ti@mも
同様にできるものである。
また、永久磁石の材質も希土類(Sm−Coなど)や、
フェライトなどに着磁可能でその成形方法も樹脂結合や
焼結など問わないが、加熱を行なうため熱可−性樹脂を
使用した永久磁石は軟化温度に注意する必要がある。
(発明の効果〕 以上述べたように本発明の多極着磁の方法によれば、磁
性材料よりなる着磁ヨークに歯切り加工を行ないこの歯
の先端部をリング状永久磁石の外周または内周の着磁面
に接触させ強弱のある同極を着磁し、更に前記した着磁
ヨークの歯の先端部を先程まで歯が接していなかった部
分に接触させ前記とは異な、た極を着磁する多極着磁方
法において該リング状永久磁石の着磁面と相対する面に
磁性材料よりなる継鉄リングを密着させ、かつリング状
永久磁石を60〜150℃の範囲内の温度にして着磁を
行なう様にしたことにより保磁力が高く飽和着磁が困難
であった永久磁石でも高い表面磁束を得ることができる
着磁が、割れ、欠けなどの外観上の問題を発生する事な
くできるという効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は多極着磁装置を示す断面図。 第2図は多極着磁装置の主要部を上から見た部分断面図
である。 !・・・リング状永久磁石 2・・・継鉄リング 3・・・着磁ヨーク 4・・・磁気回路 5・・・上コアA 6・・・下コアB 7・・・押え板 8・・・止めネジ 9・・・分割回転器 10・・・フレーム 11・・・上コイル 12・・・下フィル 13・・・磁力線 14・・・@磁流み極の磁束の流れ 15・・・ヒーター 16・・・サーモスタット 17・・・熱板 18・・・断熱スペーサー 19・・・上コアB 20・・・下コアB 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  磁性材料よりなる着磁ヨークに歯切り加工を行ないこ
    の歯の先端部をリング状永久磁石の外周または内周の着
    磁面に接触させ強弱のある同極を着磁し、更に前記した
    着磁ヨークの歯の先端部を先程まで歯が接していなかっ
    た部分に接触させ前記とは異なった極を、着磁する多極
    着磁方法において、該リング状永久磁石の着磁面と相対
    する面に磁性材料よりなる継鉄リングを密着させ、かつ
    リング状永久磁石を60〜150℃の範囲内の温度にし
    て着磁を行なうことを特徴とする多極着磁の方法。
JP26611087A 1987-10-21 1987-10-21 多極着磁の方法 Pending JPH01108712A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106531398A (zh) * 2016-12-30 2017-03-22 江门协立磁业高科技有限公司 一种磁环旋转感应定位的全自动充、消磁设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106531398A (zh) * 2016-12-30 2017-03-22 江门协立磁业高科技有限公司 一种磁环旋转感应定位的全自动充、消磁设备

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