JPH0110810Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0110810Y2
JPH0110810Y2 JP14888285U JP14888285U JPH0110810Y2 JP H0110810 Y2 JPH0110810 Y2 JP H0110810Y2 JP 14888285 U JP14888285 U JP 14888285U JP 14888285 U JP14888285 U JP 14888285U JP H0110810 Y2 JPH0110810 Y2 JP H0110810Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
holder
notch
mounting hole
socket holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14888285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6257314U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14888285U priority Critical patent/JPH0110810Y2/ja
Publication of JPS6257314U publication Critical patent/JPS6257314U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0110810Y2 publication Critical patent/JPH0110810Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗面化粧台等の化粧鏡に設けるボー
ルランプをソケツトで支持する取付け構造に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、洗面化粧台のボールランプ取付け構造と
して第7図に示すものが一般に用いられている。
これは、化粧鏡の枠を形成する薄肉合成樹脂性
のシート50の前面にソケツト挿通孔51を開設
し、シート50の背部に一体化した裏板52とこ
のソケツト挿通孔51との間に位置するようにソ
ケツト取付け板53を裏板52に固定し、さらに
このソケツト取付け板53にソケツト54を連結
する構成となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来構造では、ソケツト取付け板53を化
粧鏡の裏側からビス55で裏板52に固定し、さ
らにソケツト54を前面側からこのソケツト取付
け板53にビス56で連結する作業を必要とする
ので、組み立て手順が煩雑で、専用の治具を必要
としたり製品の反転等のために損傷しやすいとい
う問題がある。
さらに、ソケツト54の背面は軸に直交した型
式のものが汎用されているので、この従来構成の
ものの場合には、ソケツト54を裏板52面に対
して略直交するように位置決め挿入する必要があ
る。
従つて、機種に応じてソケツト54の方向を傾
斜させたりするには、ソケツト取付け板53の形
状を変更しなければならず、部品の共通化が出来
ないばかりでなく、製造管理の面でも難点があ
る。
本考案の目的は、化粧鏡へのソケツトの着脱作
業を簡略化するとともに、製品毎に異なる照明具
の傾斜に対しても装着でき、最適な照明条件を得
られ、かつソケツトホルダを強固に確実に取付け
られるようにすることにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は、薄肉の合成樹脂製シートに開設した
ソケツト取付け孔の開口縁部に切欠を設け、同ソ
ケツト取付け孔内にソケツトホルダを挿入し、か
つ同ソケツトホルダにボールランプのソケツトを
連結固定するボールランプ取付け構造において、
ソケツトホルダを、ソケツト下面を受け止める底
部と、この底部に連結片を介して一体化した環状
の鍔部と、底部から鍔部方向に伸延しかつ伸延端
が底部外縁より外側に位置する係合片とから構成
し、さらに鍔部下面との距離がシートの肉厚より
大きな位置の連結片外周に切欠を挿通可能な突起
を設け、切欠と突起の位置を合わせてソケツトホ
ルダをソケツト取付け孔に挿入し、ソケツトホル
ダを回転させて係合片の上端を切欠内に嵌入する
ことによりソケツトホルダをソケツト取付け孔に
固定するものである。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。
第1図は本考案のソケツトホルダとソケツト取
付け孔部分の斜視図、第2図はソケツトホルダの
平面図である。
第5図に示すように、洗面化粧台Aはキヤビネ
ツトB、洗面器Cを備えるとともに、洗面器Cの
後部には鏡Dを中央に配置した化粧鏡Eを一体的
に連結している。
化粧鏡Eは第6図で示すように、合成樹脂を素
材とする薄肉のシート1と、このシート1の背面
に一体連結した裏板2とを主要素とし、シート1
の前面には棚部3を形成している。
5はシート1の上部側において左右に開設した
ソケツト取付け孔で、その周囲部分は平面状とな
るようにソケツト取付け座6を形成し、かつこの
ソケツト取付け孔には半径方向の二位置に切欠7
を設けている。
10はソケツト取付け孔5に嵌入固定されるソ
ケツトホルダで、耐熱性を有する例えばABS樹
脂等の合成樹脂を素材とし、内部にボールランプ
F用のソケツトGを固定するためのものである。
ソケツトホルダ10は、内部をソケツト収納部
11とした一端が開放する碗体状で、ソケツトG
の底面を受ける底部12はソケツトG固定用のビ
ス13がタツピンネジとしてねじ込まれる孔14
を開設している。
15は上端に位置する鍔部で、その外径はソケ
ツト取付け孔5より大きくかつ上端に向けて外径
が収縮するテーパを形成している。
この鍔部15と底部12とは半径方向に対向し
て一対設けた連結片16によつて碗体状に一体化
され、さらにこの連結片16の外周面には鍔部1
5の下面との距離がシート1の肉厚より大きくか
つソケツト取付け座6の切欠7に嵌入可能な形状
の突起17を設けている。
18は底部12に下端を一体化されて鍔部15
方向に伸延する係合片で、連結片16の形成位置
と直交し同様に半径方向に対向して一対設けられ
上端外周にはテーパ部19を形成している。この
係合片18の上端外周部分が描く仮想円は第2図
で示すように鍔部15の外径より大きくなるよう
に外側方向へ開いた状態に形成し、弾性変形を利
用してソケツトホルダ10をソケツト取付け孔5
に固定する機能を果たす。尚、20はコード用の
挿通孔である。
上記構成のソケツトホルダ10をシート1に固
定する手順は、まずソケツトホルダ10の連結片
16の上端部分に形成した突起17をソケツト取
付け孔5の切欠7に位置合わせし、この状態で鍔
部15を除く部分を挿入する。
このとき、係合片18の上端外周部分は第3図
に示すようにソケツト取付け孔5の内周に当接
し、内側へ弾性変形した状態となる。
次に、ソケツトホルダ10を左右のいずれかに
略90゜回転させると、係合片18が切欠7部分に
位置するようになり、係合片18はその弾性力に
よつて外方に開くように変形し、上端のテーパ部
19が切欠7内に嵌入するとともにこの切欠7を
挟持し、突起17はシート1を挟持する。
以上により、ソケツトホルダ10はソケツト取
付け孔5内に固定され、鍔部15の背面がソケツ
ト取付け座6に当接した状態で保持される。
さらに、この固定されたソケツトホルダ10に
前面側からソケツトGをソケツト収納部11内に
挿入するとともに、ビス13を孔14にねじ込ん
でこれを固定し、ボールランプFをこのソケツト
Gに螺合することによつて取付けを完了する。
このように、シート1の前面側からのみの作業
でソケツトホルダ10をソケツト取付け孔5内に
簡単に固定でき、また従来例のように取付け板や
これを固定するためのビスも不要なので、製作費
の低減を図ることができる。また、突起17と係
合片18により、ソケツトホルダ10はシート1
にがたつきなく確実に取付けることができる。
さらに、機種によつて照明具の位置が変更する
場合でも、ソケツト取付け孔5の開口方向をこれ
に応じて形成しておけば、上記と同様の手段でソ
ケツトホルダ10を簡単に装着でき、設計の自由
度を大きく向上させることも可能である。
また、ボールランプFの着脱において、これを
ソケツトGに対して回転させるときに発生する回
転作用力がソケツトホルダ10に負荷されるが、
係合片18が切欠7内に嵌入しているため、ソケ
ツトホルダ10は常に静止状態を保つ。従つて、
ボールランプFを抜き出すときに、ソケツトGと
の螺合が完全に解かれていない場合にソケツトG
が前面側に引かれても、ソケツトホルダ10は係
合片18と突起17により脱落することはない。
〔考案の効果〕 本考案は、ソケツトホルダの取付けが化粧鏡本
体の前面側からのみの作業で行えるので生産効率
の向上が図れ、しかも部品点数も従来のものに比
べて少なくできるので製作費を低減できるという
効果を奏する。また、化粧鏡のソケツト取付け座
の位置、方向を任意に変えても簡単に強固かつ確
実に取付けることができ、最適な照明条件を提供
することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のソケツトホルダとソケツト取
付け孔部分を示す斜視図、第2図はソケツトホル
ダの平面図、第3図は同第2図の−線矢視に
よる断面図、第4図は同−線矢視による断面
図、第5図は化粧鏡ユニツトの正面図、第6図は
同第5図の−線矢視拡大断面図、第7図は従
来のソケツト取付け構造を示す断面図である。 1……シート、2……裏板、3……棚部、5…
…ソケツト取付け孔、6……ソケツト取付け座、
7……切欠、10……ソケツトホルダ、11……
ソケツト収納部、12……底部、13……ビス、
14……孔、15……鍔部、16……連結片、1
7……突起、18……係合片、19……テーパ
部、20……挿通孔、A……洗面化粧台、B……
キヤビネツト、C……洗面器、D……鏡、E……
化粧鏡、F……ボールランプ、G……ソケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄肉の合成樹脂製シートに開設したソケツト取
    付け孔の開口縁部に切欠を設け、同ソケツト取付
    け孔内にソケツトホルダを挿入し、かつ同ソケツ
    トホルダにボールランプのソケツトを連結固定し
    てなり、上記ソケツトホルダは、ソケツト下面を
    受け止める底部と、同底部に連結片を介して一体
    化した環状の鍔部と、同底部から鍔部方向に伸延
    しかつその伸延端が同底部外縁より外側に位置す
    る係合片とを有し、さらに前記鍔部下面との距離
    が前記シートの肉厚より大きな位置の連結片外周
    に前記切欠を挿通可能な突起を設け、前記切欠と
    突起の位置を合わせてソケツトホルダを前記ソケ
    ツト取付け孔に挿入し、さらに同ソケツトホルダ
    の回転により前記係合片の上端を切欠内に嵌入す
    る構成としたことを特徴とするボールランプの取
    付け構造。
JP14888285U 1985-09-28 1985-09-28 Expired JPH0110810Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14888285U JPH0110810Y2 (ja) 1985-09-28 1985-09-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14888285U JPH0110810Y2 (ja) 1985-09-28 1985-09-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6257314U JPS6257314U (ja) 1987-04-09
JPH0110810Y2 true JPH0110810Y2 (ja) 1989-03-29

Family

ID=31063565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14888285U Expired JPH0110810Y2 (ja) 1985-09-28 1985-09-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0110810Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6257314U (ja) 1987-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0110810Y2 (ja)
JPH0450864Y2 (ja)
JPH0952556A (ja) 自動車用ドアミラーのベースとベースカバーの取付構造
JPH02256777A (ja) ドアのヒンジ取付装置
JP2601494Y2 (ja) ネジ固定型ホルダー
JPH0246522Y2 (ja)
JPS645295Y2 (ja)
CN211820921U (zh) 一种出水装置水管的定位结构
JPS6337689Y2 (ja)
JPS5931097Y2 (ja) スピ−カ装置
JPS5825663Y2 (ja) シャ−シ取付装置
JPH0239001Y2 (ja)
JPS5838113Y2 (ja) クレセント錠等の取付け構造
JPH0123346Y2 (ja)
KR200160553Y1 (ko) 도어 록 조립체 고정구조
JP2509764Y2 (ja) ライト取付装置
JP2527758Y2 (ja) 感知器ベースの取付具
JPS5941152Y2 (ja) 自動車用前照灯におけるアジヤストスクリユの支持構造
JPH0223747Y2 (ja)
KR200281177Y1 (ko) 가구용 힌지의 힌지컵
JPS5932374Y2 (ja) 浴槽等の排水栓
JPH0521482Y2 (ja)
JPH0322370Y2 (ja)
JPS5921455Y2 (ja) 照明器具
KR200283727Y1 (ko) 도어용 힌지