JPH01104621A - ポリマーラテックス組成物の製造方法 - Google Patents

ポリマーラテックス組成物の製造方法

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JPH01104621A
JPH01104621A JP22887788A JP22887788A JPH01104621A JP H01104621 A JPH01104621 A JP H01104621A JP 22887788 A JP22887788 A JP 22887788A JP 22887788 A JP22887788 A JP 22887788A JP H01104621 A JPH01104621 A JP H01104621A
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hydrophobe
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Richard C Sutton
リチャード カルビン サットン
Susan B Littlehale
スーザン ブレナン リトルヘイル
Susan J Danielson
スーザン ジーン ダニエルソン
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Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、疎水性物質とポリマーラテックス粒子の両者
を含み、写真、電子写真、臨床化学及び診断を含む多く
の産業上の応用を有する、新規な組成物の製造方法に関
する。
〔従来技術〕
疎水性化合物、特に非ポリマー化合物をポリマーラテッ
クス粒子中に分配するためのいくつかの技術が報告され
使用されている。例えば、固体疎水性物質、水混和性有
機溶剤及びポリマーラテックスを混合することが知られ
ている。このラテックスは特に大量の分散剤(界面活性
剤又は乳化剤としても知られている)を含有している。
米国特許筒4,199.363号には、化合物が水混和
性有機溶剤に溶解している疎水性物質をラテックス粒子
中に[積載(loading) J又は含有させる方法
が記載されている。この方法は、一般に、「積載性(l
oadable) Jラテックス(即ち、疎水性物質を
受は入れるように設計されたもの)を疎水性物質の有機
溶剤溶液に、疎水性物質がラテックス粒子と共に優°勢
的に分配されるような方法で徐々に添加することからな
る。得られる積載されたラテックスは、種々の写真材料
で使用される。積載性ラテックスは、更にラテックス粒
子の凝集を最小にするために界面活性剤を含有する。
〔発明が解決しようとする課題〕
米国特許第4,199.363号には、種々の写真材料
で使用する有用な材料が提供されているが、種々の生物
学的方法及び測定のために生物学的化合物を結合できる
ポリマーラテックス粒子中に疎水性物質を含有させる必
要がある。例えば、ある種のりガントの分析のための、
凝集測定のような種々の測定で使用する不溶性の染色さ
れた試薬を有することが有用である。これらの試薬は、
レセプターが結合した染色された粒子を含有するラテッ
クスを含み得る。レセプターは、対象のリガンドに特異
的に反応又は結合している生物学的又は化学的化合物で
ある。リガンド及びレセプターの例には、アビデイン及
びビオチン並びに対応する抗原に対する抗体が含まれる
このような生物学的試薬を製造する際に、米国特許第4
.199.363号に記載された方法は重大な欠点を有
することが見出された。即ち、積載性ラテックスを疎水
性物質溶液に徐々に添加する上記方法は、添加工程を注
意深く調節しないと凝固する傾向がある。しかしながら
、凝固の可能性はラテックス粒子を保護する界面活性剤
を使用することにより最小にできる。
しかしながら、疎水性物質及び粒子に結合した生物学的
化合物を含有する不溶性生物学的試薬、の製造に於て、
ラテックス中の界面活性剤の存在は、多くの生物学的化
合物の活性に悪い影舌を与える。
例えば、界面活性剤の存在は、しばしば、抗体とその対
応する抗原との反応を妨害する。このような妨害は、重
要な診断及び分析方法に於て種々のリガンドの正確で高
感度の検出を阻害する。しかも、米国特許第4,199
,363号に記載されたラテックス粒子に疎水性物質を
添加する方法の実施に於ては、界面活性剤の存在は必須
であると思われる。
界面活性剤を使用しないで、生物学的試薬の製造に使用
するためにラテックス粒子中に疎水性物質を含有できる
ことが望ましい。
〔課題を解決する手段〕
上記問題点は、 A、連続水性相と、1種又はそれ以上のエチレン性不飽
和重合性モノマーから製造された積載性ポリマー粒子を
含む分散相を含んで成る積載性ラテックスを用意し、 8.1種又はそれ以上の水混和性有機溶剤中に熔解した
疎水性物質の溶液を用意し、 C0該積載性ラテツクスを30〜95℃の温度に加熱し
、そして、 D、溶液中の疎水性物質及び分散したポリマー粒子を保
持しながら、疎水性物質溶液を加熱した積載性ラテック
スに徐々に添加して、ポリマー粒子と疎水性物質とを緊
密な会合(association)状態にし、そして
、水混和性溶剤を水で希釈して連続相に於ける疎水性物
質の溶解度を減少させ、それにより疎水性物質の平衡分
配を連続相から分散相のポリマー粒子の方に移動させる ことを含んで成るポリマーラテックス組成物の製造方法
により克服される。
〔実施態様〕
本発明の方法は、その中に導入された1種又はそれ以上
の疎水性化合物を含有するラテックスを製造する手段を
提供する。得られる「積載された」ラテックスは、写真
、電子写真、診断、治療及び臨床材料を含むが、これら
に限定されない種々の製品に於て有用である。好ましく
は、このラテックスは、診断又は他の生物学的及び医学
的用途を有する水不溶性試薬を製造するのに有用である
他の用途は当業者に明らかである。
本発明の実施により製造された積載されたボリマーラテ
ックス組成物は、連続水性相と、1種又はそれ以上のエ
チレン性不飽和重合性モノマーから製造された積載性ポ
リマー粒子(下記に定義する)の少なくとも一部に分配
させた1、[!又はそれ以上の疎水性物質(下記に定義
する)から成る分散相(又は不連続相)とを含むポリマ
ーラテックスである。
ラテックス中にポリマー粒子を積載する方法は、一般に
次の通りである。
積載性ラテックスは凝固を最小にするために適当に撹拌
して用意される。必須では無いが、所望ならば、使用す
る前に、残留する界面活性剤、開始剤、反応副生物(例
えば、開始剤断片)及び未反応モノマーを除くためにラ
テックスを精製することができる。好ましい態様に於て
、ラテックスは界面活性剤の不存在下に製造され、その
場合には、精製をしてもよく、またしなくてもよい。
1種又はそれ以上の水混和性有機溶剤中の1種又はそれ
以上の疎水性物質の溶液も用意される。
もし必要ならば、この溶液はその中の疎水性物質の溶解
度を維持するために連続的に撹拌される。
積載性ラテックスは、一般にラテックスポリマーのガラ
ス転移温度以上である適当な温度に加熱され、積載工程
の間にその中の疎水性物質の分子運動を増強させる。こ
の温度は疎水性物質の本来の親和力と同様にポリマーの
特性に依存する。−船釣に、この温度は30〜95℃の
範囲内である。
積載1(ラテックスを適当に加熱すると、疎水性物質溶
液を、溶液中の疎水性物質を連続相に保持しながら徐々
に添加し、粒子と疎水性物質とを緊密な会合状態にする
。次いで、疎水性物質がその相対溶解度をベースにして
連続相と分散相との間にそれ自身分配することを自由に
する。疎水性物質溶液を徐々に添加することが必要であ
り、それにより溶剤は徐々に水によって希釈されて連続
相に於ける疎水性物質の溶解度を減少し、疎水性物質の
平衡分配を連続相から分散相のポリマー粒子の方にシフ
トさせる。この方法に於いて、疎水性物質の適当な部分
がポリマー粒子中に分散されるか溶解され、該粒子は疎
水性物質で積載される。
疎水性物質の沈澱又はポリマー粒子の凝固は、最小にな
るか完全に避けられる。
更に特に、疎水性物質溶液を添加する前に、積載性ラテ
ックスを30〜95℃の温度、好ましくは40〜90℃
の温度に加熱する。こ・の加熱は、所望により減圧が使
用できるけれども、普通大気圧下に行われる。温度がポ
リマー粒子のガラス転移温度(Tg)又はそれ以上であ
ることが重要である。下記に詳細に記載するコア/シェ
ル粒子の場合に、コアへの疎水性物質の積載を容易にす
るために、温度はコアポリマーのTg又はそれ以上にす
べきである。積載性ラテックスは、凝固を最小にするた
めに、加熱及び積載の間普通連続的に撹拌する。
しかしながら、激しい撹拌は必要ではない。加熱は、ラ
テックスの外部に高温バス又はジャケラI・を、又はラ
テックス内に加熱棒又はコイルを使用することを含むあ
らゆる適当な方法により達成できる。
疎水性物質溶液は、本発明の実施に於て加熱する必要は
ない。常温でそれを使用することが好ましい。しかしな
がら、所望により、適度の加熱(即ち、有機溶剤の沸点
より低い温度まで)を行うことができる。
積載性ラテ・)クスを加熱した後、疎水性物質溶液(加
熱されるか又は加熱されない)を、上記のようにしてラ
テックスに徐々に添加する。その速度は、凝固を最小に
するが、粒子内の疎水性物質分散を容易にするために粒
子のポリマーのTgを下げるために充分な有機溶剤を利
用できる。ようなものである。かくして、添加速度は、
使用されるポリマー、溶剤及び疎水性物質に幾らか依存
している。当業者は、日常の実験で適当な速度を容易に
決定できる。一般に、添加速度は、1〜50−7分の範
囲内であり、2〜30−7分の速度が好ましい。
積載性ラテックスの疎水性物質溶液に対する比率は、一
般に、30:1〜1:1、好ましくは15:1〜1.5
:1の容積比内に維持される。疎水性物質溶液内の疎水
性物質の、ラテックス内のポリマー粒子に対する重量比
は、一般に■:30〜1:l、好ましくは、1:15〜
1:4である。
任意に、追加の水を、疎水性物質溶液の添加と同時にか
又はその後で積載性ラテックスに添加できる。この水は
、積載性ラテックスと同じか又は異なる温度であってよ
い。水による連続相のこの追加の希釈は、凝固の可能性
を更に減少するために有用である。
所望により、使用する前に積載性ラテックスから望まし
くない物質(例えば、界面活性剤及び残留モノマー)を
除くか、又は積載工程の後で残留する溶剤、界面活性剤
及び疎水性物質を除くための精製工程のような、他の任
意の工程を続けることができる。このような工程のため
に必要な装置及び方法は、当業者によく知られている。
もし積載されたラテックスが(本明細書に記載したよう
な)生物学的試薬を製造するために使用されるならば、
ラテックス粒子に生物学的化合物を結合させる前に、残
留する界面活性剤を除去しなければならない。
本発明の実施に於て出発物質として有用な水性積載性ラ
テックスは、水性連続相と分散相としての積載性ポリマ
ー粒子からなる。該ラテックスは、好ましくは本質的に
、ラテックスを凝固から保護するために一般に使用され
る界面活性剤又は他のコロイド又はポリマー分散剤を含
有しない。
本発明で有用な積載性ポリマー粒子は、下記の試験に合
格するものの中から選択できる。
25℃で、試験される積載性ポリマー粒子は、(a)全
ラテックス重量基準で、0.2〜20%の粒子濃度で水
と共にラテックスを形成できねばならず、(b)次いで
ラテックスの試料100 mlを、所望の積載ポリマー
ラテックスを形成する際使用される水混和性有機溶剤の
等容積と混合し、撹拌し、そして10分間放置したとき
、それがポリマー粒子の観察できる凝固を示さない。
該積載性粒子は種々の異なった積載性ポリマーからなり
得ることが理解されるであろう。該粒子は均一である、
即ち、全体が同じポリマーから成るか、又は、コア/シ
ェルポリマー粒子、グラフトコポリマー、及び当業者に
容易に明らかな他の態様のような、IN又はそれ以上の
ポリマーから成る。好ましくは粒子は下記に詳細に記載
するコア/シェルポリマーである。
粒子は、1種又はそれ以上のエチレン性不飽和重合性モ
ノマーから製造されるポリマーから成り、その多数のも
のは公知であり、他のものは当業者により容易に製造さ
れる。一般に、このモノマーには下記のグループのモノ
マーが含まれるが、それらに限定されない。
(i)式: %式% (式中、Rは水素、ハロゲン、又はビニルであり、R1
は水素、ハロゲン置換若しくは非置換の低級アルキル(
例えば、メチル又はエチル)又はRが水素であればシア
ノである) のエテン系モノマー。このようなモノマーの例には、イ
ソプレン、クロロプレン、1,3−ブタジェン、プロペ
ンニトリル、塩化ビニリデン、塩化ビニル、弗化ビニル
、エチレン、プロピレン及びアクリロニトリルが含まれ
る。
(ii )式: %式% [式中、R″及びR4は、独立に、水素又は置換若しく
は非置換の低級アルキル(例えば、メチル、クロロメチ
ル又はエチル)であり、R5は置換若しくは非置換のア
リール基(−殻に、芳香族環に6〜14個の炭素原子、
例えばフェニル、トリール、キシリル又はナフチル)、
置換若しくは非置換のシクロアルキル(一般に5〜8個
の炭素原子、例えばシクロペンチル、シクロヘキシル、
4−メチルシクロヘキシル又はシクロオクチル)又は置
換若しくは非置換の複素環式基(一般に、環中に5〜7
個の炭素原子とへテロ原子、例えばイミダゾリル、ピロ
リドニル、又はピリジル)である]のビニルモノマー。
この式の代表的モノマーには、スチレン、0−ビニルト
ルエン、p−ビニルトルエン、p−クロロスチレン、p
−クロロメチルスチレン、m−クロロメチルスチレン、
α−メチルスチレン、2,5−ジメチルスチレン、2−
エチルスチレン、2−ビニルメシチレン、1−ビニルナ
フタレン、1−ビニルイミダゾール、4−ビニルピリジ
ン及びt−ブチルスチレンが含まれる。
(iii )一般に、式: %式% 1式中、R6は、水素、−COOR”又は置換若しくは
非置換の低級アルキル(例えば、メチル、カルボキシメ
チル、クロロメチル、エチル、プロピル又はt−ブチル
)であり、R7は、水素、ハロゲン又は上記のような置
換若しくは非置換の低級アルキルであり、Raは、水素
、置換若しくは非置換のアルキル又は1〜20個の炭素
原子のハロアルキルである] の、2−アルケノン酸又はそのエステル若しくは無水物
であるモノマー。この式の代表的モノマーには、アクリ
ル酸、メタクリル酸、ブチルアクリレート、メチルメタ
クリレート、エチルメタクリレート、2−エチルへキシ
ルメタクリレート及び2−アセトアセトキシエチルメタ
クリレートが含まれる。
(iv )架橋性モノマー、例えば1個又はそれ以上の
エチレン性不飽和重合性基を有するもの、又は硬化性の
もの。代表的モノマーは、Re5earchDiscl
osure、 publication 19551+
 July、 19ao。
304頁に記載されており、ジビニルベンゼン、エチレ
ンジメタクリレート、N、N’−メチレンビスアクリル
アミド、2,2−ジメチル−1,3−プロピレンジアク
リレート、アリルアクリレート、エチリジントリメタク
リレート及びエチレンジアクリレートを含む。
(v)サルフェート、スルホネート、ホスホネート、カ
ルボキシル、第四級アンモニウム基及び当該技術で公知
の他のもののような、1個又はそれ以上のアニオン性又
はカチオン性成分を有するイオン性モノマー。代表的モ
ノマーには、ナトリウム2−アクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホネート、2−カルボキシエチルアクリ
レート、スチレンスルホン酸、カリウム塩及び当業者に
公知の他のものが含まれる。
(vi )免疫学的化合物、蛋白質、酵素又は対象とす
る他の化合物のような、生物学的化合物の遊離のアミン
又はスルフヒドリル基と直接的又は間接的に反応する必
要な反応性基を有するモノマー。
このようなモノマーの代表には、活性ハロゲン原子(例
えば、クロロ酢酸ビニル、クロロメチルスチレンのよう
なりロロアルキル化ビニル芳香族化合物又はクロロエチ
ルメタクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート及び3−クロロプロピルアクリレート
のようなりロロアルキルアクリル酸若しくはメタクリル
酸エステル)、1個又は2個以上の側鎖カルボキシル基
又はその官能性均等物を有するモノマー(例えばアクリ
ル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸又はそれ
らの無水物)、エポキシ基を含有するモノマー(例えば
グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、
ビニルグリシジルエーテル又はメタリルグリシジルエー
テル)、イソシアネート基を含有するモノマー(例えば
、イソシアナートエチルアクリレート、イソシアナート
エチルメタクリレート又はα、α−ジメチルメタイソプ
ロペニルベンジルイソシアナ−1−)、アミン含有モノ
マー[例えば、2−アミノエチルメタクリレート、及び
N−(3−アミノプロピル)メタクリルアミド]、アジ
リジン基を含有するモノマー[例えばビニルカルバモイ
ルアジリジン、アクリロイルアジリジン、メタクリロイ
ルアジリジン、N−アクリロイルアジリジン及び2−(
1−アジリジニル)エチルアクリレート]、アルデヒド
基を含有するモノマー(例えばビニルベンズアルデヒド
又はアクロレイン)、2−置換エチルカルボニル含有モ
ノマー(例えば2−クロロエチルアクリレート、2−ク
ロロエチルメタクリレート、2−メチルスルホニルオキ
シエチルメタクリレート及び2−p−)リルスルホニル
オキシエチルアクリレート)又は側鎖活性化2−置換エ
チルスルホニル若しくはビニルスルホニル基を有するモ
ノマー[例えば、米国特許第4,161.407号及び
同第4.548,870号に記載されたもの及び当業者
に公知の他のもの]が含まれるが、それらに限定されな
い。
本発明の実施で有用なポリマーを製造するために使用で
きる好ましいモノマーには、1〜3個の炭素原子の活性
ハロメチル基を有するもの並びに活f’l化2−11Z
tAエチルスルホニル及びビニルスルホニルモノマーが
含まれる。
1〜3個の炭素原子の活性ハロメチル基を有する好まし
いモノマーには、クロロメチルスチレン及びブロモメチ
ルスチレンが含まれる。
好ましい活性化2−置換エチルスルホニル及びビニルス
ルホニルモノマーは、式: %式% 式中、R′は水素又は置換若しくは非置換アルキル(一
般に1〜6個の炭素原子であり、例えばメチル、エチル
、イソプロピル若しくはヘキシル)である、好ましくは
、R′は水素又はメチルである。
Rrrは−CH= CHR”’又は−CIItClhX
  [式中、Xは求核試薬によって置換されるか又は塩
基(例えばハロゲン、アセトキシ、メチルスルボニルオ
キシのようなアルキルスルホニルオキシ、p−トリルス
ルホニルオキシのような了り−ルスルホニルオキシ、ト
リアルキルアンモニオ、例えばトリメチルアンモニオ塩
又はピリジニオ塩)での処理によりHXを形成して除か
れるリービング(leaving)基であるコである。
R″′は、水素、置換又は非置換アルキル(一般にR′
について定義したような1〜6個の炭素原子のもの)又
は置換若しくは非置換のアリール(一般に6〜12個の
核炭素原子のもの、例えばフェニル、ナフチル、キシリ
ル、又はトリル)である。好ましくは、R11は−CI
l□CIl□×である。活性化2−置換エチル基である
この基は、リービング基Xの置換を損なわないあらゆる
基で置換し得る。
Lは、主鎖中に一般に1〜20個の炭素原子及びヘテロ
原子を有する置換又は非置換アルキレンである結合基で
ある。アルキレンについてのこの定義は、オキシ、チオ
、−NR’ −[式中、R9は水素、1〜6個の炭素原
子の置換若しくは非置換アルキル(例えば、メチル、ク
ロロメチル又は2−ヒドロキシエチル)又は6〜lO個
の炭素原子の置換若しくは非置換のアリール(例えば、
フェニル、ナフチル又はキシリル)である1、エステル
(−COO−)  、アミド(−CONH−) 、ウリ
シン(−NIICNO−) 、スルホニル(−5O□−
)カーボネート、スルホンアミド、アゾ、ホスホノ又は
他の同様な基が、中間に入るか又は末端に付いたアルキ
レン基を含むことを意味する。代表的なアルキレン基に
は、メチレン、エチレン、イソブチレン、ヘキサメチレ
ン、カルボニルオキシエトキシカルボニル、メチレンビ
ス(イミノカルボニル)、カルポニルオキシドデシレン
カルボニルオキシェチレン、カルボニルイミノメチレン
イミノカルボニルイミノエチレン、カルボニルイミノメ
チレンイミノカルボニルエチレン並びに米国特許節4.
161,407号及び同第4.548.870号に記載
又は示唆された他の基が含まれる。
また、Lは一般に6〜12個の核炭素原子を有する置換
又は非置換アリーレンであってもよい。
代表的なアリーレン基には、フェニレン、トリレン、ナ
フチレン及び上記特許に記載された他のものが含まれる
。また、Lのこの定義には、上記定義されたアルキレン
又はアリーレン基のそれぞれの1個又は2個以上の組み
合わせである二価の基(例えば、アリーレンアルキレン
、アルキレンアリーレンアルキレン及び当業者によって
容易に決定できる他のもの)が含まれる。好ましくは、
Lは置換若しくは非置換フェニレンアルキレン、1個又
はそれ以上のアルキル基(R’について定義したもの)
、アルコキシ基(一般に1〜6個の炭素原子で、例えば
メトキシ、プロポキシ又はブトキシ)若しくはハロ基で
置換されたフェニレンアルキレン又はカルボニルイミノ
メチレンイミノカルボニルエチレンである。
代表的有用なモノマーには、m&p−(2−クロロエチ
ルスルホニルメチル)スチレン、m&p−[2−(p−
トリルスルホニルオキシ)エチルスルホニルメチル]ス
チレン、m&p−ビニルスルホニルメチルスチレン、N
 −[m&p −(2−クロロエチルスルホニルメチル
)フェニルコアクリルアミド及びN−[2−(2−クロ
ロエチルスルホニル)エチルホルムアミドメチルコアク
リルアミドが含まれる。最初のモノマーが好ましい。
本発明に実施に使用されるポリマー粒子は、0、OII
!m以上、好ましくは0.01〜5殉、更に好ましくは
0.1〜3 unの粒子サイズを有する水不溶性ラテッ
クス粒子である。該粒子は、全ラテックス重IMIで0
.2〜30%の量で積載性ラテックス中に存在する。好
ましくは、この量は0.5〜15重量%である。
好ましい粒子は、例えばコア/シェルポリマー又はグラ
フトコポリマーのような、少なくとも二つの分離された
ポリマーから成る。コア/シェルポリマーは、コアポリ
マーがシェルポリマーに比較して、積載された疎水性物
質に対してより高い親和性を有する場合特に有用である
。更に、シェルポリマーは、上記反応性基を有するモノ
マーから製造されるとき特に有用である。
一般に、有用なコアポリマーは、コアポリマー中の疎水
性物、質の可溶化と固定化を容易にするため比、100
℃未満、好ましくは一25℃〜95℃のガラス転移温度
(T g +で示す)を有する。このT g +は、下
記式[ガラス転移温度値を、容易に℃に転換できる’K
(ケルビン)で示す]を使用して決定される計算値であ
る。
上記式に於て、ml、m2・・・mnは、第一のポリマ
ーが誘導される個々のモノマーを表し且つ各個々のモノ
マーから製造されたホモポリマーのTg(χ)を特定し
、Xl+X2・・・X、は、第一のポリマーを製造する
ために使用されたモノマーの重量分率を表し、nは、第
一のポリマーを製造するために使用されたモノマーの数
を表す。
粒子のコアを形成する代表的ポリマーには、下記の物f
j (Tg値は、いくつかのポリマーについて算出した
)が含まれる。
ポリ (スチレン−共−2−アセトアセトキシエチルメ
タクリレート)(50:’50.70 : 30.85
 : 15及び95:5(モル比)で、それぞれ、27
℃、47℃、69℃及び91℃のT g +を有する)
、ポリ (スチレン−共−m & p−クロロメチルス
チレン−共−2−ヒドロキシエチルアクリレート)(6
’7:30:3モル比)、ポリ (スチレン−共−n−
ブチルアクリレ−1−) C18,1−721,3モル
比、T g 147℃)、及びポリ (スチレン−共−
ベンジルアクリレ・−ト)(90:10モル比)。
粒子のシェルは、生物学的化合物の共有結合のための反
応性サイトと、シェル内での疎水性物質の滞留を助長す
ることなしに粒子のコア内へ疎水性物質を積載するため
に使用されろ水混和性有機溶剤に於ける充分な膨潤性を
与える第二のポリマーから成る。
一般に、第二のポリマーは、値[Tg、 1ess10
℃]と等しいか、又はより大きいT g zを有する。
T g tは、一般にT g tより大きいが、T g
 +と等しいか、又はT g +より10℃低くてもよ
い。
粒子のシェルを形成する代表的ポリマーには、下記の物
質(Tgz値は、いくつかのポリマーについて算出した
)が含まれる。ポリ (m&p−クロロメチルスチレン
)(Tg;82℃)、ポリ (スチレン−共−m&p−
クロロメチルスチレン−共−2−ヒドロキシエチルアク
リレート)(67: 30 : 3モル比)、ポリ (
スチレン−共−m & p−クロロエチルスルホニルメ
チルスチレン)(95,5: 4.5モル比、Tgz1
05℃)、ポリ (スチレン−共−N−[m&p−(2
−クロロエチルスルホニルメチル)フェニルコアクリル
アミド)  (99,3: 0.7モル比)、ポリ (
m&p−クロロメチルスチレン−共−メタクリル酸)(
95: 5.98:2及び99.8 : 0.2モル比
、T g z、それぞれ、85℃、83℃及び82℃)
、ポリ (スチレン−共−m & p−クロロエチルス
ルホニルメチルスチレン−共−メタクリル酸)(93,
5: 4.5 : 2モル比)、ポリ (スチレン−共
−pJ −[m&p −(2−クロロエチルスルホニル
メチル)フェニルコアクリルアミド−共−メタクリル酸
)  (97,3: 0.7 : 2モル比)、ポリ 
(スチレンー共−m&り一ビニルペンズアルデヒド)(
95:5モル比)、ポリ (スチレン−共−m&p−ビ
ニルベンズアルデヒド−共−メタクリル酸)(9375
72モル比)、ポリ (スチレン−共−m&p−クロロ
メチルスチレン]  (TO:30モル比、Tgt96
℃)及びポリ (スチレン−共−メタクリル酸)(90
: 10モル比、Tgzl13℃)。
ポリマー粒子は、エマルジョン(回分、半連続及び連続
を含む)並びに懸濁重合技術、グラフト共重合並びにポ
リマー化学技術の当業者に公知の他の技術を含む適当な
重合技術を使用して製造できる。例えば、米国特許第4
,415.700号及びRe5earch Discl
osure、 publication 15963+
(1977年7月)に記載されたような界面活性剤又は
乳化剤を使用しないで粒子を生成するために使用できる
のでエマルジョン重合が好ましい。上記Re5earc
hDisclosure刊行物に記載されたような、連
続エマルジョン重合が最も好ましい技術である。他の製
造方法の詳細は、米国特許第4,161.407号及び
同第4,548,870号に開示されている。
特に、段階エマルジョン重合が、二つの異なったポリマ
ーから成るコア/シェルポリマーを作るために使用でき
る。コアのエマルジョン重合は、標準状態下に反応容器
に反応剤を連続的に添加することによって実質的に完結
するまで行う。次いで、シェルポリマーを作るために必
要なモノマー及び開始剤を、コアポリマーのラテ・ノク
スを含有する容器に連続的に添加する。この方法に於て
、シェルはコア及びシェルモノマーの混合物であるより
も明確に既知の組成を有する。本発明で有用なコアーシ
ェルポリマー粒子を製造するための代表的な詳細につい
ては、下記実施例1に示す。
粒子のコアポリマーは、一般に、該粒子の30〜80重
量%、好ましくは40〜70重量%から成る。
本明細書で使用される用語の疎水性物質を考慮して、こ
の化合物は25℃で蒸留水中に本質的に不溶性でなくて
はならない。好ましくは、この条件下での水中の疎水性
物質の溶解濃度は、水の重量基準で、25℃で0.5重
量%未満でなくてはならない。1種又はそれ以上の水混
和性有機溶剤からなる液体中に溶解するか、又は溶解し
得るような疎水性物質の何れも、本発明の実施で使用で
きる。好ましくは、該疎水性物質は、液体中に得られる
溶液の全1i量基準で少なくとも0.2%の濃度で溶解
しなくてはならない。
本発明の実施は特定の疎水性物質に限定されないが、種
々の種類の化合物が特に有用である。これらの種類には
、種々の疎水性写真添加物、殺虫剤、除草剤、ダニ駆除
剤、殺鼠剤、ビタミン、酵素、ホルモン及び例えば、米
国特許第4.199,363号に記載されたもののよう
な当該技術で公知の他のものが含まれる。
特に有用な疎水性物質は、生物学的診断及び分析方法で
トレーサー物質と一般に考えられるもの、例えばガンマ
−線を放出するラジオアイソトープ、生物発光化合物、
化学発光化合物、染料及び染料形成体のような色原体、
蛍光化合物又は希土類キレートのような染料である。
本発明の好ましい態様に於て、トレーサー物質は、コア
/シェル粒子のコアポリマーに可溶化される芳香族染料
である。このような染料は、分析で容易に観察される全
ての適当な染料である。−般に、これらの染料は、水混
和性である有機溶剤にそれらを溶解させる1個又はそれ
以上の芳香族成分を含有する。このような染料は水溶性
とは考えられない。好ましい芳香族染料には、Oil 
RedEGN (Aldrich Chemical 
Co、から人手できる)及びKodak Oil Re
d O(Eastman Kodak Co、から入手
できる)のようなアブ染料が含まれる。他の有用な染料
は、日常の実験で、望ましい有機溶剤溶解度及び特別の
コアポリマーへの選択的溶解度を有する染料を見ること
によって、熟線化学者により容易に決定されるであろう
粒子中の疎水性物質の量は、疎水性物質、ポリマー及び
得られる積載性ラテックスの目的とする用途に依存する
。一般に、コア/シェル粒子のために、その量は、一般
に粒子重量基準で0.1〜15%の範囲内である。
本発明の実施で有用な水混和性有機溶剤は、−般に下記
の条件を満足するものである。
(a)蒸留水中に20℃でgo容積部の水中に少なくと
も20容積部の溶剤の範囲で溶解できる(即ち、それら
が混和性である)、 (b)−10℃より高い(大気圧下の)沸点を有する、 (c)本発明の実施で有用である積載性ポリマー粒子を
含有する水性ラテックスと化学的に有害な反応をしない
、そして、 (d)20℃でこのような積載性ポリマー粒子を5重量
%より多く溶解しない。
代表的有用な溶剤には、アルコール(例えばメタノール
、エタノール、イソプロパツール)、ケトン(例えばア
セトン、メチルエチルケトン)、アミド(例えばジメチ
ルホルムアミド)、ニトリル(例えばアセトニトリル)
、テトラヒドロフラン、N−メチル−2−ピロリドン、
ジメチルスルホキシド及びそれらの混合物が含まれるが
、それに限定されない。これらのうち、疎水性物質がそ
れに溶解するとき、アセトン、メタノール及びアセトニ
トリルが好ましい。
疎水性物質溶液中に存在する疎水性物質の量は、その方
法に使用される疎水性物質、溶剤及び積載性ラテックス
に依存して変えられる。一般に、疎水性物質は、全溶液
重量基準で0.05〜5%の量で存在する。
積載されたラテックスの製造は、上記−船釣項に記載さ
れており、好ましい方法の例を下記実施例1に示す。
積載されたラテックスを製造すると、対象とする生物学
的化合物を粒子に結合できる。勿論、該粒子は該化合物
の遊離のアミン又はスルフヒドリル基と反応し得る反応
性基を表面に有することを前提とする。
生物学的試薬を製造する一般的方法には、一般的に公知
の反応を使用して対象の生物学的化合物を粒子に共有結
合で結合することが含まれる。多くの側鎖基、例えばハ
ロアルキル、2−置換活性化エチルスルホニル及びビニ
ルスルホニルによって、該化合物は粒子に直接結合し得
る。一般に、ポリマー粒子は、水性緩衝溶液(一般的に
pH6〜10)中で、0.01〜40重量%(好ましく
は0.01〜10重量%)のポリマー粒子濃度で、化合
物と混合する。化合物の量は、化合物のポリマーに対す
る比がo、 i : tooo〜1:10.好ましくは
1:100〜1:lOである。混合は、5〜50℃、゛
好ましくは5〜40℃の範囲の温度で、0.5〜48時
間行う。
適当な緩衝剤の何れも使用できる。代表的製造方法の詳
細は、下記実施例2に示す。
ある例では、外側表面上の側鎖反応性基を、生物学的化
合物の共有結合を起こさせるために変性又は活性化しな
くてはならない。例えばカルボキシル基は、公知のカル
ボジイミド化学を使用するか、又はカルバモイロニウム
化学を使用して活性化しなくてはならない。
他の例では、外側表面上のエポキシ基は、加水分解して
、生物学的化合物中のアミン基のためのカップリング剤
として作用する臭化シアンと反応し得るジオール化合物
を形成させることができる。
アルデヒドは、直接アミンと反応してシッフ塩基を形成
し、これは続いて還元して共有結合を形成させる。また
、アルデヒドは酸化して酸にし、カルボキシル基につい
て上記に示した化学を使用してアミド結合を形成できる
上記反応方法の条件は当該技術でよく知られており、実
施のために単に日常の実験操作を必要とするだけである
下記の実施例は本発明の実施を示すものであり、本発明
を限定するように解釈すべきではない。
実施例1:  されたラテックスの一1+″本実施例は
、コア/シェルポリマー粒子の積載性ラテックスの製造
と、それへの疎水性物質の積載を示す。
°−−・クスの一1゛1 下記に概要を示す三つの溶液を、脱酸素水の入った13
00m!容器に、80℃で表示の速度で連続的に添加し
た。
溶液l:スチレン(103g) 、2−アセトアセトキ
シエチルメタクリレート (91g)及び1−ドデカン
チオール(1,9g) 、1.08g/分、180分間
溶液2:過硫酸アンモニウム(6,5g)及び脱酸素蒸
留水(651g) 、2.13g/分、300分間。
溶液3:ピロ亜硫酸ナトリウム(3,24g )及び蒸
留水(651g) 、2.17g/分、300分間。
180分後、溶液1を全部使用し、これをm & p−
クロロメチルスチレン(130g )と1−ドデカンチ
オール(1,3g)の溶液で置き換え、それを1.08
g/分の速度で120分間添加した。最終反応器内容物
は、11.45%固体であった。5日間透析した後、ラ
テックスは8.7%固体であり、得られたコア/シェル
粒子の平均サイズは、透過電子顕微鏡で測定して約0.
34−であった。
亡 への     の Kodak Oil Red ODye  (2,5g
)をアセトニトリル(150g )に溶解した。上記透
析した積載性ラテックスの試料60gに、蒸留水(29
0g )を添加し、得られた混合物を撹拌下に70℃に
加熱した。
この熱ラテックス溶液に、染料溶液の30g部分を添加
し、全部を添加するまで、30分毎に1部分を添加した
。得られた分散液を濾過し、減圧下で残留するアセトニ
トリルを除去し、再び濾過して、染料をコアにのみ有す
る凝集していないコア/シェル粒子の4.82%混合物
70gを得た。染料含量を分光光度計で測定したところ
、8.9%(ポリマー重量基準)であった。
実施例’2:1″′がi2≦の’b告 この実施例は、ストレプトコッカスA (Streptococcus A)抗原の分析のため
に有用な生物学的試薬を製造するための本発明の実施を
示す。
ストレプトコッカスA抗原に対するモノクローナル抗体
とカゼインとを、実施例1に記載した積載されたラテッ
クスの粒子上に次のようにして共有結合で固定した。5
0ミリモル濃度の硼酸塩緩衝液(pH8,5) 0.6
 mlに、抗−ストレプA抗体(PBSとして知られて
いる燐酸塩緩衝食塩溶液中2.9mg/−溶液)とカゼ
イン(10+yg / ml水)との10:l混合物か
らなる全蛋白質O01■を添加した。混合した後、ポリ
マーラテックス粒子の5%懸濁液41.5IJ1を添加
しく0.3%固体にする)、得られた溶液を37℃で2
4時間回転(端一端縁回転) (end−over−e
hd) L/て、抗体とカゼインを粒子に共有結合させ
て生物学的試薬を形成させた。
実施例3 : hCG    ご−の1゛この実施例は
、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の分析のため
に有用な生物学的試薬の製造を示す。
Mi載外性ラテックスコア/シェルポリマー粒子に、上
記実施例1に示した方法によってOil RedEGN
染料を吸収させた。粒子コアは、ポリ (゛スチレンー
共−2−アセトアセトキシエチルメタクリレ−))(8
5:15モル比)から成り、粒子シェルはミボリ (m
 & p−クロロメチルスチレン−共−メタクリルrI
I) (99,8: 0.2モル比)から成っていた。
粒子は約0.324の平均径を有していた。
hCGの二つの異なるエビトビツクサイト(epito
pic 5ites)へのモノクローナル抗体を、次の
ようにしてこれらの粒子上に共有結合で固定化した。5
0ミリモル濃度の硼酸塩緩衝液(pllB、5)0.6
艷に、hCG抗体(燐酸塩緩衝食塩溶液中2.9■/−
)とカゼイン(10■/d水)との10:l混合物0.
1■を添加した。混合した後、上記ラテックス粒子の5
%懸濁液41.5μlを添加し、得られた懸濁液を37
℃で24時間回転(端一端縁回転)して、抗体とカゼイ
ンを粒子に共有結合させて生物学的試薬を形成させた。
ス この実施例は、商業的に入手できる疎水性物質、KOD
AK Oil Red O染料を、ポリ (スチレン−
共−m&p−クロロメチルスチレン)(77,3; 2
2.7モル比)のラテックス粒子(平均サイズ0.42
an)から成る積載性ラテックスに積載させることによ
る本発明の実施を示す。
この方法は、水(26g)を上記ラテックスの試料(5
4g、1.87%固体)に添加することによって行った
。次いでラテックスを70℃に加熱し、次いでアセトニ
トリル中の染料(0,1g)から成る疎水性物質溶液(
20g)を5g/分の速度で添加した。得られた分散液
を約1時間混合した後、粗いフィルターを通して濾過し
、アセトニトリルを減圧下に除去した。次いで、積載さ
れたラテックスをReeves Angel 230濾
祇を通して濾過し、染色された粒子の積載されたラテッ
クス(1%固体)54gを得た。
ス この実施例は、積載性ラテックスがポリ (スチレン−
共−m & p−クロロメチルスチレン−共−2−ヒド
ロキシエチルアクリレート)(67: 30 : 3モ
ル比)の粒子(平均サイズ0.77m)から成る他は、
実施例4と同様である。
ラテックスの試料(22g、2.2%固体)に、水68
−を添加した。次いでラテ・7クスを80℃に加熱し、
アセトニトリル中のKODAにOil Red O染料
(0,25g )から成る疎水性物質溶液(30g)を
混合しながら徐々に(6g/分)添加した。得られた分
散液を実施例4に記載したようにして精製し、染色され
た粒子の積載されたラテックス(0,64%固体、粒子
の9.2%染料)24gを得た。
〔発明の効果〕
本発明は、積載されたラテックスを製造する確実な方法
を提供する。「積載されたJは、疎水性物質(即ち、疎
水性化合物)が前形成されたラテックス粒子内に含有さ
れることを意味する。この方法は粒子の凝固の可能性を
避け、所望により粒子内に比較的多量の疎水性物質を早
く効果的に含有させる。
好ましい態様に於°ζ、本発明の方法は本質的に界面活
性剤を含まない積載性ラテックスを使用する。界面活性
剤又は他の安定化物質が無いと欠点があるかも知れない
と予想されるが、本発明で使用されるラテックスは安定
であり、疎水性物質を含有する不溶性の生物学的試薬を
製造する際有利に使用できることが見出された。
これらの利点は、積載性ラテックスを30〜95℃の温
度に加熱し、次いで、水混和性有機溶剤中に溶解した疎
水性物質を徐々に添加することによって達成される。こ
の方法は、米国特許第4,199,363号に記載され
た疎水性物質溶液を界面活性生剤含有積載性ラテックス
に徐々に添加する方法に対向している。本発明の新規な
方法は、積載性ラテ・ノクスが疎水性物質溶液を添加す
る前に30〜95℃に加熱されているために有利に使用
できる。それによって凝固が避けられ、界面活性剤の使
用を所望通り避けることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A、連続水性相と、1種又はそれ以上のエチレン性
    不飽和重合性モノマーから製造された積載性ポリマー粒
    子を含む分散相とを含んで成る積載性ラテックスを用意
    し、 B、1種又はそれ以上の水混和性有機溶剤中に溶解した
    疎水性物質の溶液を用意し、 C、該積載性ラテックスを30〜95℃の温度に加熱し
    、そして、 D、溶液中の疎水性物質及び分散したポリマー粒子を保
    持しながら、疎水性物質溶液を加熱した積載性ラテック
    スに徐々に添加して、ポリマー粒子と疎水性物質とを緊
    密な会合状態にし、そして、水混和性溶剤を水で希釈し
    て連続相に於ける疎水性物質の溶解度を減少させ、それ
    により疎水性物質の平衡分配を連続相から分散相のポリ
    マー粒子の方に移動させる ことを含んでなるポリマーラテックス組成物の製造方法
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